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半導体・電子部品景気、企業の8割「来年も拡大」

 半導体・電子部品業界で来年にかけて一段の受注拡大に期待がかかっている。日本経済新聞社が大手メーカーを対象に実施した景況調査で、8割近くの企業が「2006年の景気は05年より良くなる」と予測した。部品業界は夏以降、薄型テレビ向けなどに需要が拡大、足元はフル生産が続く。来年はサッカーワールドカップ(W杯)ドイツ大会など大型イベントにも期待がかかる。ただ価格下落圧力は強く、価格動向に弱気の見方が多かった。

 電子部品産業は景気の先行きを占う上で重要な分野。各社は春先まで、需要の伸び悩みと供給過剰による価格急落に苦しんでいた。夏ごろから携帯電話や薄型テレビなどデジタル製品の市場拡大に勢いがつき、部品の受注・出荷が増勢に転じた。調査では、10―12月期の景気について「緩やかに上昇している」と答えた企業が最も多く66.7%を占めた。(2005.12.23/日本経済新聞)

コロムビアミュージック、「着うたフル」サービスに参入

 コロムビアミュージックエンタテインメントは携帯電話に丸ごと楽曲が取り込める「着うたフル」サービスに参入する。22日からKDDI(au)の携帯電話向けにサイトを新設し、ネット事業を拡大する。

 新サイト名は「モバイルコロムビアフル」。木村カエラや一青窈ら、同社の所属アーティストの曲を有料配信する。当初J―POPと演歌・歌謡曲など約400曲を用意。楽曲は順次追加する。価格は1曲315円。(2005.12.22/日本経済新聞)

欧州委、競争法順守へマイクロソフトに新たな制裁金警告

欧州委員会は22日、米マイクロソフトに対して、欧州連合(EU)競争法の是正命令を完全に順守しなければ新たな制裁金を科すと警告した。制裁金は1日あたり最大200万ユーロ(約2億8000万円)となる。欧州委は同社の基本ソフト「ウィンドウズ」と他社のソフトの互換性が完全に確保される情報開示を求めており、来月25日を回答期限とした。

 欧州委は同社が「ウィンドウズ」の独占的な地位を乱用したとし、昨年3月に技術情報開示などを求める是正命令を出した。同社は情報開示などを盛り込んだ案を提示しているが、欧州委は検証作業を進めた結果、開示内容が不十分とみている。(2005.12.23/日本経済新聞)

NTT西、グリッド技術活用で計算業務の受託開始

NTT西日本は、複数のパソコンをネットワークでつなぎ、仮想的に高性能コンピューターの環境をつくる技術「グリッドコンピューティング」を利用し、企業や研究機関から計算処理業務を受託するサービスを始めた。光ファイバー接続サービス「Bフレッツ」加入者のパソコンの余剰能力を活用する。

 企業側の利用料金の目安は、パソコン100台の能力を1カ月間活用した場合が130万円程度。自前で数十億円規模のスーパーコンピューターを用意するのに比べ、費用を安く抑えられる。遺伝子の構造解析など膨大な計算処理の受託を狙う。

 利用の手順は、NTT西日本が企業から計算処理に必要なデータを預かり、これをファイルに分割したうえで、ネットワークを通じフレッツ加入者に配信する。各端末による計算処理の実行後、NTT西日本が分割ファイルを回収し、依頼企業に返却する。

 サービス開始の22日から、「グリッド」に参加するフレッツ加入者を募る。応募資格は次世代通信規格「IPv6」の対応が必要。(2005.12.23/日刊工業新聞)

PCディスプレイ用の新インタフェース規格開発へ

Apple、Intelなどが参加して、次世代デジタルディスプレイ用の新しいインタフェース規格「UDI」の開発を目指す業界団体が結成された。

 次世代デジタルディスプレイ用の新しいインタフェース規格「unified display interface」(UDI)の開発を目指し、PCと家電大手がSpecial Interest Group(SIG)を結成した。

 SIGにはApple、Intel、Samsung Electronicsなどの大手が参加。現行のアナログ規格VGAの後継となる、PC用の新しいディスプレイインタフェースUDIの開発に当たる。

 UDIは、高精細テレビ(HDTV)向けの標準インタフェースであるHDMI(High-Definition Multimedia Interface) と完全な互換性を持たせ、コピー防止技術のHDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)を利用できるようにする。

 エンドユーザーにとっては、UDIによってホストコンピュータからディスプレイ、HDTV、プロジェクターへの統合的なビデオ接続が提供されるとしている。

 SIGでは業界からの協力を募り、2006年4~6月期中に規格を完成させる計画。(2005.12.23/IT Media)

KDDI、クアルコムと携帯向け番組配信会社

 KDDIはクアルコムジャパン(東京・港)と組み、携帯電話への番組配信を目指すメディアフロージャパン企画(東京・千代田)を27日に設立すると発表した。資本金は1000万円で、KDDIの増田和彦au海外事業企画部長が社長に就く。今後、事業化に向けてサービスの中身や提供時期などを検討する。(2005.12.23/日本経済新聞)

ソニー、液晶で世界最大の82型テレビを開発

 ソニーは液晶で世界最大となる82型テレビを開発した。年明けに公開する。韓国サムスン電子との合弁会社でパネル生産を始めたのを機に、大画面、高精細を武器にした商品を拡充し、シェア争いで先行するシャープを追い上げる考えだ。

 82型液晶テレビは、来年1月初旬に米ラスベガスで開幕する世界最大の家電見本市「CES」で展示する。ハイビジョン放送の信号を一切間引かない「フルハイビジョン」方式で映像を表示できる。新開発の発色機能も搭載、深い赤などを鮮明に映し出せる。(2005.12.23/日本経済新聞)

三井物産など、タイ民放大手と携帯向け広告で提携

 三井物産とサイバーエージェント系の携帯向け広告会社、シーエー・モバイル(東京・渋谷、外川穣社長)はタイの大手民放テレビ局ITV(本社バンコク)と携帯向け広告事業で提携した。3社は来年1月中旬にも合弁会社を設立する。携帯電話を使った視聴者参加型番組で消費者データベースをつくり、番組スポンサーなどの広告を配信する。将来は物販にもつなげる計画。2009年に10億円の売り上げを目指す。(2005.12.23/日本経済新聞)

Red Hat、大幅な増収増益

米Red Hatは12月21日、同社第3四半期(9~11月)の決算を発表、売上高を前年同期比44%増の7310万ドルとして大幅な増収となった。
2005年12月22日 13時47分 更新

 Linuxベンダーの米Red Hatは12月21日、同社第3四半期(9~11月)の決算を発表した。

 同四半期の売上高は前年同期比44%増の7310万ドルだった。そのうちサブスクリプション売り上げは6020万ドルで、前年同期よりも54%増加した。純利益は前年同期比114%増の2320万ドル(1株当たり12セント)だった。

 また粗利率が84%に向上し、従業員1人あたりの売上高は年換算で27万ドルになったという。

 「第3四半期の業績は、それまでの人員とインフラへの投資に対するリターンを反映している」と同社上級副社長兼CFO(最高財務責任者)チャーリー・ピータース氏は発表文で述べている。(2005.12.22/IT Media)

Microsoft、SUSの問題を修正

米Microsoftは12月20日、Software Update Services(SUS)の問題を解決するスクリプトをリリースした。このスクリプトは、ステータスを以前の状態に戻すためのもの。
2005年12月22日 10時38分 更新

 米Microsoftは12月20日、Software Update Services(SUS)の問題を解決するスクリプトをリリースした。同社セキュリティ対策チームが公式ブログで明らかにした。

 同社は先週、12月13日にリリースした最新セキュリティパッチの不具合により、SUSを使っている管理者が過去に承認済みだったソフトウェアアップデートのステータスが変更されてしまう可能性があると報告した(12月13日の記事参照)

 20日にリリースされたスクリプトは、ステータスを以前の状態に戻すためのもの。Microsoftのダウンロードセンター から入手できる。(2005.12.22/IT Media)