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ポッドキャスティング専用音楽番組放送局がサービス開始

有限会社スタジオ・ナチュレーザが、ポッドキャスティングを利用してオリジナル制作の音楽番組を配信する放送局≪ポッドレイディオ・ドット・ジェイピー≫を開始。ポッドレイディオ・ドット・ジェイピー は、現在注目を 集めている新しい音声メディアの形である「ポッドキャスティング」の仕組みを利用した、新しい形の放送局という位置づけだ。
Webサイト上に置かれた番組(音声ファイル)を、RSS(Rich Site Summary)技術を利用して、iPodなどのポータブルオーディオプレイヤーのユーザーに自動的に配信・更新することができる「ポッドキャスティング」は、既存のラジオ局も相次いで配信を開始するなど、新しい音声メディアの形として注目されているが、著作権処理等の課題が未解決なため音楽の利用が進まず、ユーザーサイドの「音楽番組が聴きたい」という要求を満たす番組が少ないのが現状とか。
そこで、スタジオ・ナチュレーザでは、既存のポッドキャスティング番組にはなかった、「普通に聴くことのできる音楽番組」の配信を目指し、ポッドレイディオ・ドット・ジェイピーをスタートすることにしたもの。
これまでに培った、音楽的ネットワークとラジオ番組制作経験、及び自社スタジオによる録音技術を組み合わせて、良質の音楽と良質のトーク、そして高音質な番組を自社制作し、それを配信していくという。(2005.11.8/DoorBoys)

「Yahoo!携帯」登場へ。Googleは新携帯サービス

Yahoo!は来年、SBCと提携して音楽プレーヤー機能を備えた携帯電話を投入する。一方Googleは、携帯電話で地図検索ができるサービスを開始した。

(ウォール・ストリート・ジャーナル)

 大手インターネット企業の米Yahoo!と米Googleが新しいワイヤレスサービスを立ち上げ、高度なネットワークと携帯電話を活用して、コンピュータで利用できるのと似た機能を提供する。

 Yahoo!は間もなく、SBC Communicationsとの提携を通じて携帯電話を発売するとSBC幹部が明らかにした。この携帯電話は、音楽、写真、メールなどの携帯電話サービスを、コンシューマーの既存のYahoo!アカウント、アドレス帳、設定とワイヤレスでリンクさせるのに一歩近づくものとなる。

 一方、Googleは人気の高いインターネットサービスの一部をワイヤレスデバイス向けに調整する。例えば11月7日から、一部の携帯電話モデルの利用者は、衛星地図にワイヤレスにアクセスし、Google Mapsサービスと同じように地図をスクロールできる。

 これらの動きにより、携帯電話は通信デバイスから、通話に加えて電子メールやWeb閲覧、音楽ダウンロード、さらにはテレビ視聴もできるミニコンピュータに向けてまた一歩進化することになる。端末メーカーは既に、携帯電話、Webサーフィン、ワイヤレスメール、MP3プレーヤーを統合したデバイスを製造している。

 「現在PC向けに提供しているYahoo!の重要なサービスを携帯電話などほかのデバイスに拡大するというアイデアは、Yahoo!にとって大きな優先事項だ」とYahoo!の広報担当者は語ったが、Yahoo!携帯の計画についてはコメントを控えた。

 5年以上前から、携帯電話やその他のワイヤレス機器で基本的なインターネットサービスを利用することは可能だった。だがこれらサービスは当初、少数のサイトに限られていたし、携帯電話ネットワークがダイヤルアップ接続よりも低速だったため使いにくかった。

 ネットワークの向上と新デバイスの登場に伴い、近年、ワイヤレスインターネットサービスは人気が高まっている。それと同時に、標準的な携帯電話事業の売上が伸びにくくなってきたワイヤレス企業は、インターネットサービス――たいていは別料金を取る――を強調するようになった。例えばSprint Nextelは第3四半期に、ワイヤレスデータサービスの売上が前年同期よりも60%以上増加して5億5000万ドルになったと報告した。

 さらにSprintは先週、米国の大手CATV会社4社とともに、新しいワイヤレスサービスを発表した。来年前半に開始されるこのサービスは、現在どのキャリアが提供しているよりも多くのテレビ機能を提供する。

 SBCとYahoo!は2001年から提携しており、この提携を従来の通信・オンラインサービスからビデオ、ワイヤレス、電話サービスの統合へと着実に拡大 してきた。SBC幹部は、同社とYahoo!の携帯電話はNokiaが製造に当たり、早ければ来年にも200~300ドルで発売されるとしている。この携帯電話はSBCとBellSouthが出資するCingular Wirelessのネットワークで動作し、MP3プレーヤー機能、1.3メガピクセルカメラ、リムーバブルメモリカードを備える。

 Googleは米国で昨年、携帯電話からテキストメッセージを送信することで検索結果を得られるサービス を開始した。6月には、携帯電話向けに最適化されたインデックスから検索結果を得られるサービスを始めた。

 7日から、Java対応携帯電話を持つユーザーは、Google Localアプリケーションを携帯にダウンロードできる。ユーザーはこのアプリケーションから、特定地域の企業やサービスを検索し、地図上に表示された検索結果を見ることができる。

 PCからアクセスできるGoogle Mapsと同様に、ユーザーは表示されている地域の詳細な衛星写真を見ることができる。ある地点から別の地点への道順を表示したり、検索結果内の企業の電話番号に自動的に電話をかけることも可能だ。

 携帯電話サービスの拡大を後押ししているのは、世界の幾つもの地域で携帯電話普及率がPCのそれを上回っているという事実だとGoogle幹部は話す。さらに「われわれのユーザーはもっと――彼らの間ではPCからのWeb接続が非常に普及しているのに――携帯電話を使っている」とGoogle Mobileの製品管理ディレクター、ディープ・ニシャー氏は語る。

 Googleによると、この新サービスは初め、100機種以上の携帯電話に対応するという。同社は対応モデルを増やす計画だ。このサービスは無料だが、ユーザーは携帯キャリアのワイヤレスデータサービスの利用料を払わなくてはならない。(2005.11.8/日本経済新聞)

全米の新聞発行部数、2.6%減・4―9月――ネット閲覧は増加

米国の新聞発行部数の減少に歯止めがかからない。業界団体がまとめた最新調査によると、4―9月の平均発行部数は前年同期比2.6%減少。減少率は過去10年で最大と言われた2004年10月―3月の1.9%を上回った。インターネットに購読者を奪われているためで、巻き返しを狙った新聞各社のネット戦略も加速している。

 新聞789紙が7日までに新聞雑誌部数公査機構(ABC)へ届け出た発行部数を、業界団体の米国新聞協会が独自に集計して公表した。平均発行部数は4515万3192部と2.6%減少。日曜版に限ると同3.1%減の4939万4406部だった。

 新聞協会は通年見通しを明らかにしなかったが、過去20年で最大の落ち込みとなった1991年の前年比2.6%減には達しないという。ただ、過去20年で前年実績を上回ったのは87年だけで、発行部数の長期低迷は鮮明だ。(2005.11.8/日本経済新聞)

NTTドコモの夏野氏、音楽配信の開始は明言せず

7日の記者会見でNTTドコモの夏野剛執行役員・マルチメディアサービス部長は、タワーレコードとの資本提携について、「おサイフケータイの利用促進が当面の目的」と強調した。決済や情報配信を組み合わせたサービス導入を進めることで「目に見える形での便利さを提供できる」としており、他の小売業と提携を進める考えもにじませた。

 一方で、タワーレコードが来春の開始を予定している音楽配信サービス「ナップスター」との連携については「サービスが始まってもいないのだから何ともいえない」と語るに留まった。携帯電話への音楽配信導入で、ドコモはKDDIやボーダフォンに大きく水を開けられているが、「他社の事例を分析している段階」と、具体的な開始時期やサービス内容は明言を避けた。

 記者会見での一問一答は以下の通り。

――タワーレコードとの提携の目的は

 「おサイフケータイ」の利用促進が目的だ。今回の提携によりタワーレコードの系列全店でおサイフケータイによる決済を導入し、「トルカ」を使った情報配信にも取り組む。特に若い人たちに向けて、目に見える形での便利さを提供できると考えた。

――単なる業務提携だけではなく、資本提携にまで踏み込む理由は

 iモードでは「通信料」という目に見える収益が期待できたが、おサイフケータイはドコモにとってどこにメリットがあるのか見えづらくなる。資本提携によって小売側の収益が自社のリターンに結びつくようになれば、ドコモにとってもおサイフケータイの導入を支援する意義が見出しやすくなると考えた。

――「タワーレコード」という音楽小売り大手と提携した理由は

 ドコモにとって音楽は無視できない存在だ。着メロ・着うたや新譜情報など、音楽関連のコンテンツはiモードの課金収入の半分以上を占める。音楽そのもののダウンロードだけでなく、音楽情報を含めたサービスに可能性を感じており、その点でタワーレコードのビジネスモデルと適合すると考えた。

――「ナップスター」による音楽配信を携帯にも導入するのか

 まだ「ナップスター」はサービスが始まっていない段階なのだから、iモードに導入するかどうかについては何ともいえない。音楽事業を積極的に進めていく考えはあるが、自社でシステムを構築するつもりはない。可能性があればいろいろやっていきたいとは考えている。

――今後の音楽配信導入の予定は

 音楽配信を始める際にどの程度の売り上げが見込めるのか、他社の事例を見ながら分析している段階だ。ただ、単に楽曲のダウンロードだけではなく、アーティストやランキング情報の配信や、CDの携帯通販を含めたサービスの方が携帯電話のメリットを生かせると考えている。

――他の小売業との資本提携の可能性は

 おサイフケータイの開始により、ドコモと小売業との関係は以前より密接になっている。あくまで一般論ではあるが、互いにメリットがあれば、他の事業者に出資する可能性はあるだろう。(2005.11.7/日本経済新聞)

NTT、ネット事業などを「コム」に統合

NTTは7日、これまでグループ内の複数の企業が行っていたインターネット関連事業と法人向けのサービスを、来年をメドに長距離通信などを担うNTTコミュニケーションズ(NTTコム)に統合・一本化する方針を固めた。

 9日に発表する新たな中期経営戦略の柱とする。光ファイバーを通じた通信サービス展開を効率よく進めるために重複部門を解消し、競争力を強化する。利用者にとっては素早くサービスが受けられるなどの効果が期待できる。「固定と携帯の融合」をにらみ、NTTドコモを含めたグループ各社で料金請求サービスなどの統一も検討する。

 ネット関連事業では、NTTの子会社でネット検索サイト「goo(グー)」を運営するNTTレゾナントを、2006年夏をめどにネット接続サービス「OCN」を運営するNTTコムに統合する。NTT東日本などが出資するネット接続サービス会社「ぷららネットワークス」についても、グループ外の株主から理解が得られれば、統合する方向で調整する。

 法人向けサービスはNTT東日本、西日本、コムがばらばらに行い、営業で競合するケースが出ていたが、2006年中には通信システムの構築を含めてコムに統合する。

 中期経営戦略にはこのほか、光ファイバー回線を使って通信衛星(CS)放送などの多チャンネル放送の配信を進めることも盛り込む。
(2005.11.7/読売新聞)

「Web2.0」合弁会社、デジタルガレージとぴあが設立

デジタルガレージは11月7日、同社傘下のカカクコム、ぴあの3社で合弁会社「WEB2.0」(ウェブツーポイントオー、仮称)を設立すると発表した。各社のノウハウとコンテンツを持ち寄り、ブログに代表される次世代ネット技術「Web2.0」による新サービスを展開する。

 11月15日に設立を予定し、資本金5000万円のうちデジタルガレージが76%、デジタルガレージ傘下のカカクコムが10%、ぴあが14%を出資する。社長はデジタルガレージの林郁CEOが兼任する。

 新会社はカカクコムとぴあの既存コンテンツや、デジタルガレージ100%子会社・テクノラティジャパンのブログ検索技術などを活用。新ポータル「Ping King」(仮称)などを展開。ブログとの親和性が高いエンターテイメント分野やPC・家電分野のコンテンツを持ち寄り、ブログマーケティングデータの提供なども行う。

(2005.11.7/ITmediaニュース)

ネットライターを逮捕 「ワンクリック詐欺」で

 岩手県警捜査2課と北上署は7日までに、携帯電話のサイトを利用した「ワンクリック詐欺」で現金を詐取したとして、詐欺の疑いで東京都中野区新井、インターネットジャーナリスト森一矢容疑者(35)ら計5人を逮捕した。
 森容疑者はネット犯罪に詳しいライターで、ネット関連の著作があり、現在はネット詐欺などの困り事相談に応じるサイトを主宰している。
 調べでは、森容疑者らは昨年11月、神奈川県内の女性(33)に携帯電話会社から発信されたように装ったメールを送信し、偽のサイトに接続させた上で「有料の契約が登録された」「(未納分を)支払わなければ裁判にする」と表示させるなどして、現金数万円をだまし取った疑い。
(2005.11.7/共同通信)

任天堂「MOTHER3」公式発表――2006年春発売、価格は4800円

 任天堂は公式サイトにて、1989年にファミコン用ソフトとして発売された「MOTHER」、1994年にスーパーファミコン用ソフトとして発売された「MOTHER2 ~ギーグの逆襲~」の続編として開発されているゲームボーイアドバンス用ソフト「MOTHER3」の発売時期を2006年春と発表。価格は4800円(税込)。(2005.11.7/ITmedia)

イーヤマが民事再生申し立て

 帝国データバンクによると、PC用ディスプレイ製造販売のイーヤマ(長野市)が11月7日、民事再生手続きの開始を東京地裁に申し立て、保全命令を受けた。負債総額は178億7800万円。PCメーカーのMCJがスポンサーとして名乗りをあげ、支援の協議に入った。

 イーヤマは1953年創業。「iiyama」ブランドでPC用ディスプレイの製造販売を手掛け、欧州など海外にも進出。2000年2月にはPC本体の生産にも乗り出し、2001年3月期には約614億円のの売上高があった。

 だが最近はPC周辺機器市場の競争激化と低価格化で事業環境が悪化。新ブランド「e-yama」を立ち上げた上、固定費圧縮などの経営改善を進めたが、競争激化で販売力・利益率とも低下。2005年3月期の売上高は約120億円にまで落ち込んでいた。

(2005.11.7/ITmediaニュース)

サッカー:J2 コンサドーレが「ブログ」サービス 広告獲得で増収狙う /北海道

 ◇プロスポーツ界初の試み--自由な意見で、選手と親近感も
 サッカーJリーグ2部(J2)のコンサドーレ札幌を運営する北海道フットボールクラブ(児玉芳明社長)は、「オフィシャルブログサービス」を始めた。選手やスタッフ、サポーターらが自由に意見を述べ合ってチームに親近感を持ってもらう一方、広告獲得で増収に結びつけようという狙い。「プロスポーツ界では初めての試み」(児玉社長)という。
 ◇早くも書き込み
 ブログは日記風の簡易ホームページ。今年6月に業務提携したインターネット広告などを扱う「ウェボス社」(札幌市、吉和隆社長)がシステムを運営する。4日午後から開設されたが、選手ではMFの和波智広選手やDF曽田雄志選手ら、このほか児玉社長が個別に開設した。サポーター向けのブログにも数人が早くも書き込みをした。
 ブログを作成するには、クラブの公式ホームページ(http://www.consadole-sapporo.jp/)を開き、「ブログ」をクリックする。ウェボス社がつくった20種類の枠組み(テンプレート)の中から気に入ったものを選び、必要事項を記入するだけでOK。以後の更新はそれぞれが行う仕組み。
 児玉社長は「ホームページ以上の利用者を見込んでいる」と期待する。ウェボス社の吉和社長は「それぞれのブログに広告を獲得することで年間1億円程度の収益を見込んでいる」と話している。
(2005.11.7/毎日新聞)