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ソフトバンクとマイクロソフト、通信サービスで提携

 ソフトバンクとマイクロソフトは共同で企業向に、割安で効率的な情報通信サービスを来春から始める。マイクロソフトのパソコン用ソフトと、利用者同士の通話が無料となるソフトバンクのIP(インターネットプロトコル)電話を組み合わせたシステムを提供。同じソフトのユーザー同士なら無料で電話が掛け放題となるほか、通話管理や電話転送機能を持つ。ソフトを一定期間貸し出す方式を採用し、主に中堅・中小企業の顧客を開拓する。

 新サービスは企業がソフトの利用料をソフトバンクに払って、パソコンに通話のほか画面上で短文のやり取りを可能にする専用ソフトを組み込む。これにより、パソコンにマイクを取り付けて電話したり、固定電話からかけたりできる。

 同一ソフトを使う企業同士なら、いくらかけても無料。専用ソフトを使っていない相手先との通話は、IP電話並みの料金(全国一律3分約8円)という。(2005.12.27/日本経済新聞)

光利用で番組を一戸建てに NTTとスカパーが新会社



 NTT東日本、西日本とCS放送のスカイパーフェクト・コミュニケーションズ(スカパー)は26日、光ファイバー網を活用した番組配信の販売運営を担う新会社「オプティキャスト・マーケティング」を共同で設立、来春をめどに一戸建て向けの営業を始めると発表した。
 NTTによるインターネットや電話の光ファイバーサービスと、スカパーが提供する多チャンネル放送サービスを組み合わせて販売。利用者は専用アンテナなしでスカパーの番組を見ることができる。マンション向けは既に始めており、一戸建て向けを加えることで顧客増を狙う。
 新会社は、スカパーの100%子会社であるオプティキャストの営業部門を分社化。来年1月下旬に増資を実施した後の資本金は37億円、株式保有はオプティキャストが51%、NTT東日本が34%、NTT西日本が15%となる。
(2005.12.26/共同通信)

半導体大手、年末年始の稼働日拡大・受注が好調

 半導体大手が年末年始の工場稼働日を前年実績より増やす。先端のメモリー工場を無休で稼働させる。昨年末に受注が落ち込んだ携帯電話向けの液晶駆動ICなどの復調を受けて、システムLSI(大規模集積回路)各社も稼働率を上げる。

 東芝はNAND型フラッシュメモリー(電気的に一括消去・再書き込み可能なメモリー)の四日市工場(三重県四日市市)を無休で操業させる。前年末は一部ラインを点検のために休止していた。エルピーダメモリもフル操業を続ける。

 システムLSIではルネサステクノロジが国内7工場の休止期間を前年末の2―7日間から2―5日間に短縮する。NECエレクトロニクスは前年に一部工場が1週間休止したが、今年は最長3日間の休止にとどめる。(2005.12.26/日本経済新聞)

1位キャセイ、2位大韓、ルフトハンザ、航空会社のサイト評価

 JTBの100%出資子会社であるシンクタンク、ツーリズム・マーケティング研究所(東京・中央)は、日本に国際定期旅客便を乗り入れている航空会社全66社(12月5日現在)のウェブサイトを対象に、日本語対応の充実度を調べた実態調査の結果をまとめた。オンライン予約やマイレージ確認などの機能を日本語で提供しているかどうかをチェックした。全社を網羅した日本語サイト調査は初めてだという。日本系を除く60社を23項目で比較した結果、キャセイパシフィック航空が最高の評価を得た。

 66社のうち、日本語サイトを設けていたのは79%に当たる52社だった。地域別に見ると、欧州系15社のうち14社(93%)、北米系7社のうち5社(71%)が日本語サイトを用意していたのに設けていたのに比べ、アジア系(日本系除く)は27社のうち17社(63%)と、日本語対応の遅れが目立った。

 オンライン予約を日本語で受け付けているサイトは45%(66社中の30社)と、半分に満たなかった。利用者のニーズが比較的高いと見られるサービスだが、半数程度が自社サイトでの予約獲得を実質的に放棄しているとも言える。同調査に当たった鶴本浩司主任研究員は「5社に1社が日本語サイトを持っていない。予想外に日本語対応が進んでおらず、驚いた。外国の航空会社が自社サイトを通じて日本で顧客獲得を本当に望むのであれば、サイトの日本語化に本腰を入れるべきだろう」と分析する。

 空席照会やキャンペーン情報提供、携帯電話向けサイト開設などの23項目に日本語対応しているかどうかを、外国系に絞って比較した結果、キャセイが最多の19項目で対応を済ませており、総合トップの評価を受けた。日本語でのオンライン・チェックインと携帯電話向けサイト開設の両方を済ませている外国系航空会社は同社だけだった。1項目差で大韓航空とルフトハンザ・ドイツ航空が並んだ。平均は8.5項目だった。

 サイトの新着・更新情報を配信する規格「RSS」や、進化したネット言語「XML」(拡張可能なマーク付け言語)に対応したサイトはゼロだった。鶴本氏は「インターネットの新技術の取り込みは航空会社サイトでは遅れ気味だ。使い勝手に課題を抱えるサイトもかなりあり、改良の余地が大きい」と見る。今後、同研究所は引き続き、航空会社サイトを対象にサービスの使いやすさや表示の読みやすさなど、内容面を比較できるような調査を続ける予定だ。

 同研究所は旅行・観光分野を専門にマーケティングや調査に携わる研究所だ。JTBが2001年、全額出資で設立した。政府や自治体から依頼された調査、観光事業のコンサルティングなどを手がけている。(2005.12.26/日本経済新聞)

特許庁、実用新案をネットで無料公開

 特許庁は登録された実用新案の内容をインターネットを通じて提供するサービスを2006年1月5日に始めると発表した。これまではDVD―ROMなどにして販売してきたが、ネット経由で迅速に情報公開する。利用者の負担を減らしながら、使い勝手を向上する。

 特許庁のホームページにサイトを設け、登録された実用新案の登録者名や発明の内容などを公開する。商品を説明した画像もネットから入手できる。ネットが使える端末であれば、利用料は無料。原則として1日中いつでも閲覧できるようにする。(2005.12.26/日本経済新聞)

ニンテンドーDS本体は500万台を突破――ソフトは4本がミリオンセラー

任天堂は12月26日、都内の会場で「ニンテンドーDS Touch! Generations新作ソフト記者発表会」を開催。ニンテンドーDS本体の販売台数が500万台を突破するとともに、「nintendogs」、「東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング」(以下、脳を鍛える大人のDSトレーニング)、「やわらかあたま塾」、「おいでよ どうぶつの森」の4本がともに100万本を越える販売本数となったことを明らかにした。

 席上、任天堂の岩田聡社長は「ニンテンドーDSを開発したきっかけは、『最近のゲームは難しすぎる』、『ゲームに時間とエネルギーが割けない』といったゲーム離れ現象が表面化するとともに、日本のゲーム市場が縮小している。任天堂としては、年齢・性別・ゲーム経験の有無を問わずに、だれにも楽しめるよう、ゲーム人口を拡大していくのが戦略」と話す。

 「ゲームといえば、両手でボタンを器用に操作するものと決まっていたインタフェースを全面的に考え直すことから始めた。2画面、タッチスクリーン、マイク入力、ワイヤレス機能など、人とゲームの関係を大きく変える仕掛けを満載して、全くのゲーム初心者も含めて、だれでも直感的に、新しい遊びができることを目指して、ニンテンドーDSは開発された」(岩田氏)

 ニンテンドーDSは、ゲーム熟練者も初心者も、同じスタートラインから楽しめるようにすることが目的だったそうだが、先週末までの出荷台数は544万台に達したとのこと。「14カ月を待たずして実売500万台を達成したのは、いままで登場したあらゆるゲーム機の中で最速」(岩田氏)となる。ちなみに、これまでの最速はゲームボーイアドバンスの14カ月強。プレイステーション 2は17カ月だそうだ。

 このように急速的な普及を達成するためには、これまでゲームを楽しんでいたユーザーだけでなく、ゲームから離れていた人を呼び戻すとともに、新規のユーザーを取り込むことが大事だった、と岩田氏。そのための戦略として投入したのが「Touch! Generations」と呼ばれたソフト群だ。中でも大きな役割を果たしたのが、「nintendogs」、「脳を鍛える大人のDSトレーニング」、「やわらかあたま塾」だったという。「これらのソフトはゲームの定義を広げ、ゲームの熟練者も初心者も、同じスタートラインから楽しめる全く新しいソフトだった」(岩田氏)。

 そして、これらのTouch! Generationsソフトによって、女性のユーザーが増えるとともに、年齢別では25歳以上のユーザー、中でも45歳以上の割合が倍増しているとのこと。また、先ほど挙げた3本のソフトは、ニンテンドーDS本体と同時に購入される割合が、通常よりかなり高いのが特徴となっている。

 また、ソフトウェアの販売本数も、通常のソフトでは発売日以降3カ月たつとほとんど動きがなくなるのに対し、Touch! Generationsソフトは、発売日以降も順調な推移を見せるのが特徴のようだ。「脳を鍛える大人のDSトレーニングに至っては、発売後18週、19週目の9月中旬に“敬老の日需要”を起こしたという、驚くべき値が出た」(岩田氏)。そして年末にいたってまた、発売週以上に販売本数を伸ばしているという。

 「あとになればなるほどハードウェア牽引率が上がるのは、これらのソフトがどんどん新しい人を呼び込んでいる証明だ」(岩田氏)

 そして現在、nintendogは国内だけで108万本(北米でもミリオンセラー)、脳を鍛える大人のDSトレーニングは138万本、やわらかあたま塾も108万本となった。また、Touch! Generationsには含まれないが、「おいでよ どうぶつの森」も127万本を達成したとのことだ。「おいでよ どうぶつの森はニンテンドーDSソフトで最速の100万本突破となった。想定以上の爆発的な売れ方のため、多くの店舗で品切れを出してしまったことをお詫びしたい」(岩田氏)。

 このように、これまでのゲーム機史上で最速の500万台達成となっただけでなく、発売1年以内で4本のミリオンセラーを出したことに対して岩田氏は、「これまで、売れていたソフトの続編以外ではヒットが生まれにくいと言われていた環境の中で、4本のうち3本が新作ソフトだということに価値がある。このほかにも100万本達成まであとわずか、というタイトルも複数控えており、まさにミリオンセラー連発と言える状況」と自信を見せた。

 このほか、情報センター出版局が出版する「旅の指さし会話帳」のニンテンドーDS化も発表された。ニンテンドーDSのタッチスクリーンを指さして会話するようになる。2006年3月の発売予定。

 最後に、もっと脳を鍛える大人のDSトレーニングのTVCMに起用された女優の松嶋奈々子さんも登場。TVCMでの映像は、実際に試しているところをそのまま撮影したそうだ。果たして彼女の脳年齢は何歳?

(2005.12.26/+D Games)

金貨のネットオークション、来年2月に・財務省

 財務省は26日、明治時代から昭和初期に発行した近代金貨のインターネット上でのオークションを2006年2月3日―19日に実施すると発表した。売却枚数は2445枚。オークション開催前の2月1日から4日間、東京・銀座のシンワアートミュージアムで下見会を開く。

 インターネットオークションに参加するには、ヤフーが開設する近代金貨インターネットオークション専用のページ。オークション参加にあたっては、1月12日から31日までの間に申し込み、本人確認ができる書類を郵送する必要がある。

 財務省は10月10日に都内の会場で行う金貨の公開オークションを実施、1105枚を販売している。2006年も公開オークションとインターネットオークションを順次開催する予定(2005.12.26/日本経済新聞)

さくら、白馬の騎士はホリエモン…ブログを電撃移籍


 さくら、ライブドアに“電撃移籍”-。女子ゴルフの横峯さくらが今季、「日刊スポーツ」のホームページ上で書きつづっていたブログ(日記)を終了し、来季からはあの堀江貴文社長率いる「ライブドア」で、装いも新たに再開することが25日、わかった。

 日刊スポーツの「横峯さくらブログ」は、22日に同社から「年内をもってクローズとさせていただきます」と告知され、終了した。

 関係者によると、「最初から試合のある間だけという約束だった」といい、来季は同社と契約を更新せず、「新年の三が日明けからライブドアにサイトを移し、新たなスタートを切る」という。

 女子ゴルフのトップ選手としては初の試みとして今年3月3日にスタートしたさくらブログは、今季初めてフル参戦した横峯が試行錯誤の戦いの日々を、自分の言葉でファンに向け発信。今季2勝目を挙げた「ミヤギテレビ杯」の直後、9月25日の日記には574件もの書き込みがあるほどの人気ページだった。

 しかし、忙しいツアーの合間、主に携帯電話からの更新となったこともあり、内容は「頑張ります」と「頑張りました」の連続でワンパターン化。文字数も少ないため、いらぬ誤解を生じ、シーズン途中には本人が、「正直、ヘコむ書き込みもある」と漏らす一幕もあった。

 先輩プロの藤井かすみや同世代の宮里藍が、パソコンを駆使してきちんと自分の言葉でメッセージを発信し始めたことや、ヤクルト古田敦也監督の『古田のブログ』をはじめとするブログ発の出版が活況を呈している現状と比較すると、肝心の本業に支障が出かねないマイナス面が目立つ中途半端なさくらブログには賛否両論が出ていた。

 そこに目をつけたのが、今季女子ゴルフの全試合に記者を派遣していたライブドア。ポータルサイトとしてブログに力を入れており、今回ばかりは「資金力」ではなく、「本業ITのサポート力」をセールスポイントに、堀江社長の「社長日記」に続く看板ブログとして移籍を打診していたという。

 横峯の関係者は、「メッセージがファンにより良く伝わるようになれば…」と話す。来季の横峯は、ゴルフで賞金女王を目指す一方、ホリエモンとともにブログの女王も目指す!?(2005.12.26/夕刊フジ)

サムライワークス、ウインドウズカスタマイズソフトを発売



 サムライワークスは12月22日、コンシューマー向けウインドウズカスタマイズソフト「WindowsBlinds」「ObjectDock Plus」「IconPackager」の3タイトルを発売開始した。パソコン用パッケージソフトの企画販売を手がけるトリスターとの協業の下、トリスターよりパッケージ版にて提供される。

 今回発売した3タイトルは、米Stardockが提供する製品をサムライワークスが日本向けに開発したものだ。サムライワークスは、これら3タイトルの日本国内での独占販売権を取得している。

 WindowBlindsは、Windowsのスタートメニューやタスクバーなどのスキンを自由に変更するためのプログラムだ。現在全世界でのダウンロード数は800万以上で、選べるスキンの数は2800を超えている。

 ObjectDock Plusは、プログラムや実行中のタスクをデスクトップ上でランチャーによって整理するためのプログラム。IconPackagerは、Windowsのアイコンが自由にカスタマイズできるプログラムだ。

 価格は3タイトルともすべて税込みで3480円となっている。(2005.12.26/CNet)

YOZAN、国内初のWiMAXサービスを開始--通信速度は上下9Mbps



 YOZANは12月25日、高速無線通信規格のWiMAXを使ったサービス「YOZAN WiMAX 」を開始した。通信速度は上り下りともに9Mbpsとなっている。

 WiMAXを利用したサービスは国内で初めて。周波数帯は4.9GHz~5GHzを利用している。

 公衆無線LANサービスのバックボーンとしてWiMAXを利用する個人向けサービス「BitStand 」と、WiMAXをそのまま利用する法人向けサービス「WiMAXダイレクト 」の2種類がある。

 BitStandはIEEE 802.11b/gに対応した公衆無線LANサービス。サービス開始当初の利用可能エリアは東京都内の丸の内、池袋、一ツ橋、五反田、下北沢だが、2006年6月までに東京23区内に8000カ所のアクセスポイントを設置する計画だ。利用料金は年間契約で7560円となっている。

 また、「Web Distributor」という専用の無線LANルータを使えば、屋内でもこのサービスを利用できる。Web DistributorのレンタルとBitStandを合わせた料金は年間契約で1万1340円となっている。

 WiMAXダイレクトは卓上型のWiMAXルーター「EasyST」を利用する。EasySTとPCなどの端末を接続するにはイーサネットケーブルを利用する。YOZANでは「ADSLやFTTHなどの有線回線を設置できないような場所にでも、大画面サイズのディスプレイ鑑賞に耐え得るレベルの映像配信が可能となる」としており、街頭などでの広告配信や遠隔監視、医療分野などでの利用を見込んでいる。利用料金は個別見積もりとしている。

 YOZANは当初、音声通話、データ通信、メールが使い放題で月額3000円というサービスを提供するという計画を発表していた。今回のサービスはデータ通信のみとなるが、音声通話サービスの展開については「現在検討中」(YOZAN)としている。 (2005.12.26/CNet)