昨日 開かれたコロナワクチンの

第71回副反応検討部会によると


10月15日までに報告された

ワクチン接種後の死亡者

合計 1312名 になったそうです。


相変わらず99%は

因果関係を評価できていません。 



今回は

厚労省が 副反応として認め、
注意喚起を行いつつも

依然として
ベネフィットが上回る
極稀な 副反応であり 軽症

としている

心筋炎 による死亡症例を
まとめました。

内容は全て 10月22日に開催された

モデルナ → 資料1-3-2) に基づきます。

「心筋炎」と死亡報告が
なされているものは

ファイザー14件
モデルナ 3件

17件 でした。 

持病や服薬がある方は、
たとえ医師が 関係あり と評価しても
国は評価不能 としています。

また

ワクチン以外の発生因子がない
死亡症例も報告されていますが

評価不能(詳細コメント)なし、や
評価中、のものが ほとんどです。

今後、どのような評価が行われるのか
注視していきたいと思います。



症例①

【年齢】72歳

【性別】女性

【接種日】2021/5/31(1回目)

【死亡日】2021/6/2 (接種2日後)

【既往歴】心不全、糖尿病、消化不良、コロナ感染(2021/1)

【服薬等】スピロノラクトン、エクア、ミヤBM、サナクターゼ(2020/9~)

【死因】心筋炎の疑い

【診断に至る検査等】不明

【医師の評価】評価不能

【他因子の可能性】糖尿病で加療中であり、基礎疾患が関連している可能性もある。

【国の評価】評価不能(コメント無し)

【症例No.】ファイザー 188


症例②

【年齢】85歳

【性別】男性

【接種日】2021/6/8 (1回目)

【死亡日】2021/6/19 (接種11日後)

【既往歴】心臓疾患

【服薬等】バイアスピリン

【死因】心筋炎 または 心筋梗塞

【診断に至る検査等】検死、血液検査

【医師の評価】評価不能

【他因子の可能性】心筋梗塞

【国の評価】評価不能(コメント無し)

【症例No.】ファイザー 398


症例③

【年齢】71歳

【性別】男性

【接種日】2021/6/16(1回目)

【死亡日】2021/7/3 (接種17日後)

【既往歴】慢性好中球性白血病(寛解に近い状況)

【服薬等】化学療法ビダーザ(直近の投与は5/25~6/2、第6コース目)

【死因】急性心筋炎

【診断に至る検査等】死亡時画像診断、解剖

【医師の評価】評価不能

【他因子の可能性】直近にビダーザの投与。ただし、5コースまでは異常無し。高圧薬などの内服薬には変更なし。

【国の評価】評価不能(コメント無し)

【症例No.】ファイザー 791


症例④

【年齢】84歳

【性別】男性

【接種日】2021/6/25(1回目)

【死亡日】2021/7/17 (接種22日後)

【既往歴】食道がん、脳梗塞後遺症(2019/3~)

【服薬等】オプジーボにて治療中。バイアスピリン、タケキャブ(2週間以内)

【死因】急性心筋炎

【診断に至る検査等】心電図、経胸壁心エコー、血液検査

【医師の評価】関連あり

【他因子の可能性】オプジーボ投与(6/1、6/15)

【国の評価】評価不能 (時間経過からワクチン接種と心筋炎の因果関係を完全に否定することは難しい。ニボルマブの投与も受けており、その可能性も否定できないが、ウイルス性の可能性も否定できない)

【症例No.】ファイザー  802 


症例⑤

【年齢】61歳

【性別】女性

【接種日】2021/6/19(1回目)

【死亡日】2021/6/30 (接種11日後)

【既往歴】高血圧、一過性の難聴・耳鳴り(6/14~21)

【服薬等】アムロジン、ロサルタン、プレドニン10mg(6/14~6/21)

【死因】ウィルス性心筋炎

【診断に至る検査等】血液検査、心エコー、心筋生検、解剖

【医師の評価】評価不能

【他因子の可能性】なし

【国の評価】評価不能(コメント無し)

【症例No.】ファイザー  814


症例⑥

【年齢】80歳

【性別】女性

【接種日】2021/6/14(2回目)

【死亡日】2021/7/2 (接種11日後)

【既往歴】脳梗塞(2016年~)、高脂血症、高血圧、バファリンによりショックを起こしたことあり。

【服薬等】アスピリン、ランソプラゾール(タケルダ)、オルメサルタン、メドキソミル (オルメテック)、ロスバスタチンカルシウム(クレストール)、アセトアミノフェン (カロナール)

【死因】心筋炎、心原性ショック

【診断に至る検査等】心電図、心エコー、冠動脈造影

【医師の評価】評価不能

【他因子の可能性】不明

【国の評価】評価不能(コメント無し)

【症例No.】ファイザー  877


症例⑦

【年齢】67歳

【性別】男性

【接種日】2021/7/10(2回目)

【死亡日】2021/7/11 (接種1日後)

【既往歴】心臓疾患

【服薬等】バイアスピリン、ワルファリン

【死因】心筋炎疑い、心膜炎疑い

【診断に至る検査等】血液検査

【医師の評価】関連あり

【他因子の可能性】不明

【国の評価】評価不能(コメント無し)

【症例No.】ファイザー 900


症例⑧

【年齢】85歳

【性別】女性

【接種日】2021/6/29(2回目)

【死亡日】2021/7/27(接種28日後)

7/24に発熱、胸部不快感が出現し入院。

【既往歴】再発多発性骨髄腫、アミロイドーシス 

【服薬等】ダラキューロ15mL(7/6、13、20)、レナリドミド水和物、デキサメタゾン(7/6)

【死因】劇症型心筋炎

【診断に至る検査等】血液検査、心エコー、冠動脈造影検査

【医師の評価】評価不能

【他因子の可能性】レブラミド、ダラキューロ

【国の評価】評価不能(コメント無し)

【症例No.】ファイザー  991


症例⑨

【年齢】27歳

【性別】男性

【接種日】2021/9/5(1回目)

【死亡日】2021/9/21 (接種16日後)

9/17日より発熱、呼吸苦あり。悪化し、21日に救急搬送。急性心不全による呼吸不全あり。

【既往歴】不明

【服薬等】不明

【死因】劇症型心筋炎

【診断に至る検査等】心エコー、血液検査

【医師の評価】評価不能

【他因子の可能性】ウィルス性心筋炎

【国の評価】評価中

【症例No.】ファイザー 1209


症例⑩

【年齢】48歳

【性別】女性

【接種日】2021/9/10(1回目)

【死亡日】2021/9/24 (接種14日後)

9/24に苦しそうな息づかいでいるところを発見されて救急搬送。搬送時に不整脈が見られたとのことで心筋炎から不整脈の可能性が考えられる。

【既往歴】腹部大動脈解離で手術歴あり

【服薬等】なし

【死因】心筋炎、不整脈

【診断に至る検査等】死亡時画像診断(頭部・胸部CT)頭部CTで異常なし、胸部CTでは両肺の肺水腫を認めた(搬送中の心肺蘇生による影響の可能性)。

【医師の評価】評価不能

【他因子の可能性】大動脈解離で手術歴あり。

【国の評価】評価不能(コメント無し)

【症例No.】ファイザー  1214


症例⑪

【年齢】47歳

【性別】女性

【接種日】2021/8/31(2回目)

【死亡日】2021/9/28 (接種28日後)

予診票での留意点はなし。接種後から発熱あり、9月5日から見当識障害あり、8日(接種8日後)に不穏状態となったため救急搬送。

【既往歴】なし

【服薬等】なし

【死因】急性散在性脳脊髄炎からの劇症型心筋炎併発の疑い

【診断に至る検査等】髄液検査(オリゴ

クローナルバンド・IgGインデックスの上昇なし)、血液検査(自己抗体(抗AQP4抗体

陰性・抗MOG抗体は未実施)

【医師の評価】評価不能

【他因子の可能性】なし

【国の評価】評価不能(コメント無し)

【症例No.】ファイザー  1230


症例⑫

【年齢】71歳

【性別】男性

【接種日】2021/7/8(12回目)

【死亡日】2021/9/28 (接種77日後)

接種当日の夜間に倒れているところを発見されて救急搬送。病院到着時、完全房室ブロックによる心肺停止あり。

【既往歴】糖尿病、高血圧、前立腺肥大

【服薬等】内服加療あり。特に問題なし。

【死因】心不全増悪に伴う多臓器不全、急性心筋炎

【診断に至る検査等】血液検査(CK上

昇、トロポニンT上昇)、心筋生検(心筋炎の診断)、冠動脈造影検査(心筋梗塞を否定)

【医師の評価】評価不能

【他因子の可能性】なし

【国の評価】評価不能(コメント無し)

【症例No.】ファイザー  1234


症例⑬

【年齢】72歳

【性別】女性

【接種日】2021/8/25(1回目)

【死亡日】2021/8/25 (接種当日)

【既往歴】抗生剤アレルギー

【服薬等】

【死因】急性心筋炎

【診断に至る検査等】解剖

解剖(心臓に微小血栓を伴う高度かつ急性心筋炎。細菌等の一般的に心筋炎を起こす基礎疾患、その他死因となり得る疾患や外傷は認められなかった)

【医師の評価】関連あり

【他因子の可能性】なし

【国の評価】評価中

【症例No.】ファイザー  1247


症例⑭

【年齢】43歳

【性別】男性

【接種日】2021/8/30(2回目)

【死亡日】2021/9/8 (接種9日後)

朝、突然の心停止。

【既往歴】急性白血病

治療中。回復傾向であった

【服薬等】

【死因】急性心筋炎

【診断に至る検査等】解剖

(心嚢水を多量に認めた)

【医師の評価】関連あり

【他因子の可能性】なし

【国の評価】評価中

【症例No.】ファイザー 1260


症例⑮

【年齢】45歳

【性別】男性

【接種日】2021/8/29(?回目)

【死亡日】2021/9/12 (接種14日後)

【既往歴】不明

【服薬等】不明

【死因】心筋炎

【診断に至る検査等】不明

【医師の評価】不明

【他因子の可能性】不明

【国の評価】評価中

【症例No.】 モデルナ43


症例⑯

【年齢】24歳

【性別】男性

【接種日】2021/8/14(2回目)

【死亡日】2021/8/17 (接種3日後)

接種翌日38度台の発熱あり。接種2日後、解熱するも頭痛を訴えていた。接種3日後、出勤していなかったことを契機として自宅で死亡しているのを発見された。

【既往歴】

【服薬等】

【死因】急性心筋炎

【診断に至る検査等】解剖

心筋細動脈周囲にリンパ球主体の炎症細胞浸

潤。心筋の壊死、線維化散在。冠動脈周囲脂肪組織の軽度リンパ球浸潤あり、他に致死的な内因性病変の損傷を認めないことにより死因を急性心筋炎と診断。

【医師の評価】評価不能

【他因子の可能性】不明

【国の評価】評価中

【症例No.】モデルナ  44


症例⑰

【年齢】43歳

【性別】男性

【接種日】2021/8/19(2回目)

【死亡日】2021/10/14 (接種56日後)

9/30日より微熱。関節痛症状あり。10/2日に近医救急搬送。高次医療機関に転院され劇症型心筋炎の診断。

【既往歴】予診票での留意点はなし

【服薬等】

【死因】劇症型心筋炎

【診断に至る検査等】不明

【医師の評価】評価不能

【他因子の可能性】あり(詳細不明)

【国の評価】評価中

【症例No.】モデルナ  45




以下


死因が「心筋炎」ではないものの

報告内に「心筋炎」という

記述があった症例も掲載しておきます。


解剖等が されていない
心不全や不整脈の報告中には
心筋炎が隠れている可能性
あることも忘れてはなりません。


症例A

【年齢】23歳

【性別】男性

【接種日】2021/8/27(12回目)

【死亡日】2021/8/30 (接種3日後)

【既往歴】なし

【服薬等】なし

【死因】急性循環不全

【診断に至る検査等】解剖

【医師の評価】評価不能

【他因子の可能性】接種と無関係な不整脈発作、あるいは心筋炎などの可能性が否定できない。

【国の評価】評価不能(コメント無し)

【症例No.】ファイザー  1137


症例B

【年齢】41歳

【性別】男性

【接種日】2021/8/23(2回目)

【死亡日】2021/8/26 (接種3日後)

【既往歴】セロイドリポフスチン症(1990年直腸粘膜生検で電子顕微鏡的検索で診断)、重症心身障害(1999年より入院中)、てんかん、脳性まひ、肥大型心筋症

【服薬等】イーケプラ、リボトリール、デパケン、シロスタゾール、メインテート、アルダクトンA、チラーヂンS、アルファロール、タケプロン、酸化マグネシウム、クリアナール、ムコダイン、ムコソルバン、カロナール

【死因】心室性頻拍

【診断に至る検査等】心電図

【医師の評価】関連あり

【他因子の可能性】セロイドリポフスチン症による急変は否定できないが、ワクチン接種までは状態は安定していた

【国の評価】評価不能(発熱はワクチンによる副反応の頻度が高い時期に出現した。その後の心肺停止に至った原因について、現状の情報からワクチンの関与あるいは基礎疾患の影響について判断することは困難である。mRNAワクチン接種後の本時期に心筋炎/心膜炎を発症する可能性がある一方、本患者はセロイドリポフスチン症や肥大型心筋症の基礎疾患があり、双方とも関連要因として考慮する必要がある。)

【症例No.】ファイザー  1139


症例C

【年齢】66歳

【性別】女性

【接種日】2021/7/10(1回目)

【死亡日】2021/7/12 (接種2日後)

【既往歴】肺高血圧(2020/1~)、強皮症(2008~)、シェーグレン症候群、脳皮質下出血(2018/3/21~5/15)、心筋炎(2018/3/7~5/15)、左上腕骨骨折(6/17)、血液検査(6/23、BNP 57.4、HbA1c 6.1%、血糖285、AST 32、γGTP 65)

【服薬等】(6/23)フェブキソスタット、タダラフィル、アスパラギン酸カリウム、アゾセミド、ピタバスタチン、ウルソデオキシコール、ビソプロロール・フマル酸塩、スピロノラクトン、ファモチジン、シロスタゾール、マシテンタン、デュラグルチド皮下注(抗糖尿病薬)

【死因】心室性頻拍

7/12日に調子が悪く、受診。体温37.7℃、血圧98/74、脈120、SpO290-91%(HOT 3L)、グルコース453、血清カリウム2.7で、全身痛あり入

院。ヒューマリンRとカリウム補填開始も改善せず。

【診断に至る検査等】血液検査、心電

図、心エコー(心室頻拍治療中、心尖部のみ収縮)いずれにおいても心筋炎を示唆するデータは乏しかった。

【医師の評価】関連あり

【他因子の可能性】突然に大きな心臓へのダ

メージが生じて急死したので、強皮症あるいは

ワクチン接種の副作用が心筋炎をひき起こした可能性が高い。

【国の評価】評価不能(コメント無し)

【症例No.】ファイザー  1217


症例D

【年齢】60歳

【性別】女性

【接種日】2021/7/29(12回目)

【死亡日】2021/8/2 (接種4日後)

【既往歴】関節リウマチ、甲状腺機能低下症、2型糖尿病もしくはステロイド糖尿病

7/8に1回目接種。7/19日に胸部不快感で入院し、急性冠症候群及び心筋炎は否定され、たこつぼ型心筋症の疑いで治療を受けて退院。

【服薬等】メドロール2mg、チラーヂンS75㎍、

【死因】不整脈疑い

【診断に至る検査等】血液検査、心電図、心筋生検

【医師の評価】評価不能

【他因子の可能性】不整脈

【国の評価】評価不能 (2回目のワクチン接種4日後に急な経過で死に至った。死亡原因として致死性不整脈の可能性が高いと考えるが、前駆症状として胸痛や呼吸困難があった。検査所見(1回目接種後の検査?)では急性冠動脈症候群、心筋炎ともに積極的に示唆する所見は乏しい。したがって、一連の症状の原因は確定できない。)

【症例No.】ファイザー  1002




以上になります。


なお、死亡症例ではありませんが


接種80日経過後の劇症型心筋炎で

因果関係を否定できないと

評価している医師もいること


を 知っておいてください。


決して心筋炎のリスクを

軽視しないで欲しいのです。


軽症な心筋炎が劇症化するリスクや
疑い段階でも入院が必要なことなどが
書かれていますので参考に↓


接種された方は

中長期的な副反応にご注意ください。


胸の痛み や 息切れなどの

兆候を軽視せず、

早めに受診してくださいね。


↓宜しければこちらもお読みください。







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