1人でも多くの方が
偏りのない情報に辿り着き
接種するも、しないも
正しい自己判断ができますように。




10月1日に開かれた、厚生労働省の
副反応検討部会で報告されていた
重篤症例(10代)をご紹介します。

接種後に起こった有害事象の1つであり、
ワクチンとの因果関係が
認められたものではありませんが

報告内容から
因果関係の評価が いかに適当か
お分かり頂ける症例の1つです

接種前に、あらゆるリスクを
知っておくこと こそ
後悔のない自己判断に繋がると思い
発信しております。

また

接種済みの方の不安を煽り、
不利益を与えるつもりはありません。

接種後、同じような有害事象で
苦しむ方がいらっしゃった場合に
この情報が何らかの参考となり
正しい診断と治療が届くよう願っています。

内容は全て

の資料に基づきます。直接 確認されたい方は、症例ナンバーをご参照ください。



【性別】女性

【年齢】17歳

【既往歴/アレルギー】なし

【内服】なし

【接種日】2021/8/20 13:30 (2回目)

【副反応発生日】8/20 20:00

【経過】

8/20 20:00 頃
腹痛および両足のしびれを自覚。
しばらく様子を見たが
徐々に悪化し動くことができなくなった。

8/21 4:00 頃
家族に抱えられ自家用車で
救急外来を受診。
両下肢の重度の対麻痺および
排尿障害があり、精査のため入院。

脊髄 MRI 検査の結果
急性散在性脳脊髄炎(ADEM)と診断。

炎症性脱髄が原因と推定される。
運動麻痺および感覚異常から
臨床的に多巣性の中枢神経系障害である。

ステロイド療法が行われたが
改善は わずかだった。

脳脊髄液検査が行われ
細胞数 1/uL、糖 53mg/dL、蛋白 53.3mg/dL
であった。

オリゴクローナル・バンド検査は検査中
自己抗体検査:抗 AQP4 抗体検査は検査中
抗 MOG 抗体検査は検査中

8/26 MRI による再検。
脊髄内の出血を示し、
その後の造影 CT にて
Flow void(血流を示す信号が無信号になる)
が認められた。

脊椎 動静脈奇形(AVM)
が疑われ、9/1 に他院へ転院(予定)。

【医師の報告】

当初はワクチン接種後の急激な多発性脊髄炎の症状で ADEM が疑われたが、その後の検査にてAVM と判明した。ワクチン接種が発症の原因である可能性は否定できないが、因果関係は不明である。

【資料】第69回(資料) No.13195

【症例No.】No.2-2-3-1




なお、この報告の最後には

転帰は未回復であり
事象との因果関係は評価不能。
追跡調査は不要である。
これ以上の追加情報は期待できない。

とありました。


脊髄 動静脈奇形には、

いくつかタイプがあり


タイプによって、原因が

先天的なものであったり

機械的損傷の関与が指摘される

後天的なものであったり

するそうです。


画像引用:日本脊髄外科学会 

今回の報告では、どのタイプなのか

はっきり分かりません。


追加調査を求めれば、

すぐ分かりそうなものですが・・・。


ワクチンによる血管損傷が

原因の可能性はないのか


先天的な奇形だった場合でも、

動静脈奇形の基礎疾患があり

接種後に脳出血を起こして亡くなった

15歳の男の子 と同じように

接種がきっかけ ではないのか


その先を、知ることは できません。


そして、あらゆる検査項目が

検査中のまま、転帰も不明です。


にも関わらず


追跡調査は不要である。


って、どういうことなんでしょうか。


因果関係が評価できないのではなく

評価しようとしていない。


これが副反応検討部会の現実です。

1人でも多くの方が
あらゆるリスクを知って
後悔のない判断をできますように。

↓宜しければこちらもお読みください。





↓その他、副反応の症例をまとめています




フォロワーが1,100名を超えました。

いいね、コメント、リブログ
どうもありがとうございます!

皆さんのおかげで
閲覧数が伸びてランキング入り、
ワクチンのリスクに関心のなかった
たくさんの方の目にとまります。

更新の励みにもなりますので
いいね、コメント、フォロー、リブログ
して頂けると本当にありがたいです!