星詠みの庭 -2ページ目

星詠みの庭

東洋占術を中心にしたブログです

「フライングスター・ラプソディ」

 

こんなふうに記すと、何かジャズの曲名っぽいですね(笑)

 

陽宅風水理気の中で、ここ10年~20年ほど前から

日本でも名を知られるようになった

「玄空飛星法」(フライングスター)。

 

私は13年ほど前でしょうか。

アメリカに活動の拠点を置く一派のセミナーを

数回受けてこの方法を知りました。

 

実は当時、実践してもあまりピンと来ない、

という印象が強かった覚えがあります。

 

しかし、以前もブログに書いたと思いますが、

玄関に活動的な病気の星が入ってた所を

更に活性化する事を実験してみた所、

胃から腹部にかけて謎の痛みが走るようになり、

それが約一ヶ月続いた事がありました。

 

玄関の照明に赤いセロハンを巻き付け、

そのエリアを真っ赤にライティング。

しかもほぼ照明を落とさずに24時間点けっぱなし(笑)

病気の星を活性化させた結果が

見事に発現したのだと思います。

 

恐らく、記憶をたどると、

当時あまり自分の食べ付けなかった

カキフライを珍しく食べて、それに当たったのではないかと

思いますが、それにしてもあの刺すような痛みは

今も忘れません。

 

あんな実験に取り憑かれて、

まさに「狂」詩曲(笑)

 

 

そんな体験を味わったのですが、

ピンと来ない部分はピンと来ないので、

次第に執着しないようになりました。

 

 

その後、いくつかの資料、書籍を渉猟するにつけ、

この玄空飛星法には流派による考え方の違いが

かなりある事を知りました。

 

座向の採り方、運の採り方、部屋の分け方・・・。

 

特に座向の採り方の違いは致命的で、

全く違う飛星図になりますから、

ここが大きく違うのは大問題なのです。

 

ピンと来なかったのはそのせいなのだろうか・・・。

 

去年、引っ越しを行った新居でも

飛星図を作ってみてはいるのですが、

採り方の違いで大きく違いが出てきます。

 

どの飛星図を主体にするか、悩ましい所ですが、

玄関に病気の星とトラブルの星が一緒になる

玄空飛星上、最大最凶の組み合わせが

発生する飛星図があるので、

そこをケアする事を優先にしてみました。

 

さすがに前のような凶星をわざと活性化させる

実験はもうするつもりはないです(笑)

ただ、そこまでしないと玄空飛星の効果を

感じるのは難しいのかもなぁ、と

なんとなく思ったりしています。

 

これは周囲の環境なども含め、マニュアル通りに

行かない風水の難しさなのかも知れませんね。

陽宅理気は他にもたくさんありますから、

フライングスターだけに執着するのも

どうなのかな、という感じはしますね。

 

実際、他の玄空系理気も実践し、

興味深い事象が起こったりしています。

それが風水理気の効果なのかはっきりとは

まだわかりませんが、

今後の経過を観察してみたいと思います。

 

 

ラプソディは終わらない。

 

 

 

さて、また「五行易師弟問答」の占例ですが、

ちょっと珍しいケースを。

 

占例275  「家を出て一週間になる夫を占う」

 

午月 戊辰日 空亡:戌亥

風雷益 不変

 

最初見た時、「おや・・・?」と思いました。

 

世爻の下に夫をあらわす用神と思われる

官鬼が伏している。

 

しかも世爻の辰土と合。

 

一週間、行方不明の夫の事を占っているのに

なんで世爻の下に伏してるんだろう・・・?

 

最初、ただならぬ結末をちょっと思ったのですが、

辰酉の「生合」なのでおかしな所はないかな、と。

 

この用神官鬼酉金には「桃花殺」が付いているので

もしかしたらこの依頼の妻に、何か浮気に関しての

隠し事があり、原因はそれなのかな、と

思ったりしました。

辰酉は生合だけども、別名「暗合」で男女の秘密も

あらわす場合があります。

 

しかし、他に夫を示す要素は何か、という事になります。

応爻?

だとしても休囚で、何か動いている気配はなし。

 

うーん・・・。

 

という事で決定打の無いまま、占例の解答へ。

 

すると、

・用神酉金官鬼は世爻の下に伏しており、

 月建から剋を受けるが、日辰から生合され、

 同じく日辰と同じ妻財を持つ世爻飛神辰土からも

 生合される。

 

・酉の日か戌の日には帰って来るであろう、と断じた。

 

ふむふむ・・・。

伏していても生合の良さをシンプルに考えている、と。

 

しかし、まだまだ文章は続きます。

1時間モノの刑事ドラマで言うなら30分くらいで

犯人が捕まって一件落着、めでたしめでたし・・・?

といった所(笑)

 

(どういう事だろう・・・?)

 

読み進めますと、その占断は外れてしまったようです。

 

事件は解決していなかった・・・!

 

行方不明の夫は、

近所の井戸の底で死んでいた、というのです。

 

まさに事件・・・。

 

 

その後、諸口氏らと検討会が行われたのでしょう。

 

・世爻の下に伏しているので、月建からの剋は

 それほど大きい影響はない。

 

・世爻妻財と生合し、伏しているので

 「家の中に居れば安全」

 

・しかし、「応爻」の卯木と冲の形で、その生合は

 「冲開」され、「応爻」のある外卦からの影響、

 つまり外に出て行く。

 

・すると月建の剋がたちまち凶意を取り戻し、

 この夫を剋し来る。

 

・恐らく、卯の日に亡くなったのであろう。

 

・土の日に占うと、過去の事が出やすく、

 生死の占ならばすでに死んでいる可能性が高い。

 

・果たして、この人は酒を飲んで自宅に近い

 井戸に落ちて死んでしまったのであるが、

 後でわかったが、株でかなり損を出していたので

 自殺のおそれもある、という。

 

・世爻の下に伏す、という事は現在や未来の情報ではなく、

 過去の情報である。

 

 

む、難しい・・・。そして事実はドラマより奇なり・・・。

 

このように占断を誤った例は、

「五行易師弟問答」にはたまに収録されています。

 

うーん、外卦応爻からの冲開で

家の中から外に引っ張り出されて

月建の剋を受ける、とは・・・。

思いもよらない(笑)

 

 

しかし、良く考えてみたら

「伏神」というのは、基本的に本卦に出て来なかった

六親を、便宜的に割り当てるものです。

 

一週間行方不明の夫の事を占って

夫を示す用神が本卦に出て来ない、という状態は

何を示しているのか、

なんとなく想像が付きそうです。

一応、白虎も付いてましたね。

この官鬼は夫の事だけではなく、従来の

トラブル、という意味も示していたのかも知れません。

(官鬼と白虎で死を意味する場合も)

 

 

易神はちゃんと示しているんだなぁ、と思います。

 

 

事件は卦の中で起きている!

 

 

 

新年明けましておめでとうございます。

 

今年もよろしくお願いいたします。

 

さて、ツイッターでもつぶやいたのですが、

断易の勉強で使用している

「五行易師弟問答」が後半に差し掛かり、

その難問さに唸っています。

 

ツイッターの載せたのは以下。

253問目「離婚の可否の占」(夫と離婚できるか?)

午火月 甲子水日 空亡戌亥 山沢損不変

 

この卦。私は

 

・応爻官鬼が世爻を剋す情があって夫に嫌われている。

 

・世爻に兄弟勾陳でこの女性にも問題あり。

 

・五爻子水妻財が応爻官鬼を生じていて、

 他の女性の影があり。

 

・日に臨む財と世爻の丑土は合で、金銭関連が

 なにかポイントとなっている。

 

・世爻応爻の関係から離婚は出来るのではないか。

 

と、こう読みました。

応爻は「相手」を示し、そこに「男性」を示す「官鬼」が

付くので、この上爻応爻の寅木が

夫の事を示しているのは間違いなさそうです。

 

 

さぁ、そして実際の鑑定解説。

 

 

・世爻の下に伏する申金子孫が、応爻寅木を

 冲、そして剋しているのが良くない。

 この妻の女性は、夫に別の女が居て自分を

 かえりみてくれない、というが、

 この世爻の下の子孫が良くない。

 

・世爻は日辰子水と合しており、日合する世爻の

 ようでは、この妻もふしだらであり、

 夫の事ばかり責められない。

 (※大海水:日の子孫と合するからか?)

 

・応爻官鬼が世爻を剋するのは、「利用する」象意で

 日辰の子水妻財が五爻に臨み、五爻は動かないが

 日辰が世爻と合して、更に応爻寅木を生じる。

 これはこの夫婦は財産によってつながっている象である。

 

・世爻伏神の申金が応爻寅木を剋し、

 その応爻寅木は世爻丑土を剋す。

 このお互い剋し合うのは、利用し合う象意であり、

 この夫は別れてくれないであろう。

 

・世爻丑土兄弟は、伏神申金子孫を墓に入れるので、

 この妻は夫と別れたい、と言うものの、

 実は未練を持つ象意である。

 

・この妻も、世爻に兄弟持って勾陳臨むのでは、

 色気がなくて魅力の無い人であり、

 日合の世爻ではふしだらであり、

 世爻の下に子孫が伏すのでは何事も夫のせいにして

 批判的な態度で接するのが根本的原因である。

 

本当に離婚するのであれば、旺相する子孫が

 世爻に臨むべきであり、これはまず自分自身を

 省みて態度を改めるべきである。 

 

 

 

(・・・わ、わからない・・・)

 

 

この妻自身も問題ありそうなのと、金銭がポイントになる

くらいはわかりましたが、

 

「互いに利用しあっているので夫は別れてくれない」

 

そこまでは読めない・・・。

また、伏神にそんな作用があるのかな。と

思ったんですけど、この申金子孫の伏神は

「卦身」なんですね。

見落としガチな要素かも知れません。

 

 

離婚できるかできないか、という占的の答えとしては

「別れられない」

というのが最終的なものだと思いますが、

それにまつわっていろいろな要素が詰まっていました。

 

実際、この妻は薬剤師をしており、

夫は妻の立場を利用してお金を借りて、

それを賭事に使っているのだ、という事のようです。

 

うーん、しかし、この卦を見て、

そこまで事前にわかるものなのか?という

驚きがあると共に、

これは後で検討して出た結論なのかどうかが

気になりますね。

 

ともかく、この占例がまったくの捏造でなければ、

やはり、得た卦には、人智の及ばないほどの

情報が詰まっていて、

人間の方が読めるか読めないか、という事なのだ、

と痛感させられます。

 

「五行易師弟問答」にはこんな難問がゴロゴロしており、

これらを事前に的確に把握せしめるのが

一流であるのなら、私には到底叶わぬ次元・・・。

 

この師弟問答の占例は、昭和30年を下った

辺りのようで、時代が時代だけに、例えば病占では

いくつかが「先祖の祟り」などでくくられていたり

するので、今の現代に通用しない部分も

若干ありますが、

断易を究明し尽くそうとした先達、先輩の

まとめられた貴重な占例集と言えると思います。

 

 

・・・しかし、占例を解いて行くうえで、

卦を見て少ない情報から、占おうとする事の

実情を暴くことに楽しみを見出す、

推理小説の楽しみ方に通ずるものがあると思いますが、

その根底にはエスパー、超能力者になって

見えないものを見たい、正確な先の事を知りたい、

という欲求があるのかも知れませんね。

 

私はエスパーになりたいのだろうか。

 

 

 

 

今年一年、ありがとうございました!

 

今年は突然の引っ越し案件で

かなりバタバタしましたね・・・。

 

占術的に自分の出来うる対策を施したつもりですが、

今後の経過を見守りたいと思います。

 

来年はもっとお金を稼ぎたい(笑)

 

やっぱりきちんと占術を勉強をしたいんですが、

薄給の身でいつまで経っても

本による独学しかできない状態。

 

四柱推命、六壬神課、奇門遁甲、欽天四化紫微斗数

 

などなど・・・。

 

本だけじゃなく、確かなものを掴みたい。

命占は、この年には、この月には何が起こりそうか、

はっきりと現象がつかめるような占術を身に付けたい。

なんとなく良さそう、なんとなく悪そう、

とかではなくはっきりと象意を掴みたい。

 

卜占はだまって座ってピタリと当てたい(笑)

(無理だけど(笑))

がしがしと占例を解いたり、実占して行って

武術のように巧夫を練りたい。

 

占術への興味は尽きません。

 

 

あらためて今年一年、ブログにお付き合いいただき、

ありがとうございました。

占いを通してご縁いただいている皆様方、

ありがとうございました。

また来年、よろしくお願いいたします。

 

良いお年を!

 

 

大海水 拝

 

 

先日、12月22日は冬至でした。

 

東洋占術、特に易占の世界では

次の歳の運勢をこの日に占うのが昔からのならわしに

なっていますね。

ずっと昔に冬至が一年の始まりだった頃の

名残なんでしょうか。

地雷復の卦の「一陽来復」の言葉の通り、

かすかに陽の気が復活の兆しを見せるこの日に

次の歳の運勢を占うのは面白いと思います。

 

さて、自分も周易、断易で卦を立てました。

 

しかし、断易を立てた所、ふと気付いたんですよね。

占った時刻午刻は、今日の空亡と同じ時刻だと・・・。

 

普段、あまり気にしないのですが、

重要な占断なので、空亡を抜け、酉刻に

再度占ってみました。

 

世爻に卯木官鬼・・・。しかも月と日の両方の子水に

生じられて強いですね。

 

うーん。病気なのかトラブルなのか、

仕事運が良い、とかだといいんですけどね(笑)

 

上爻、子孫が動いて、五爻の財爻を生じています。

その五爻亥水財爻は月と日と同じ五行で

かなり強い状態ですね。

強すぎる感がしないでもないですが、

財が強まるのは悪い気がしない(笑)

 

その財の忌神あたる丑土兄弟が

多現して、これまた月日から合を受けて強い。

世爻と応爻の間の二つの爻なので

無視はできないのですが、子孫爻動いているので

そこまで最悪ではないかな・・・。

 

ただし、その子孫爻は世爻官鬼爻の忌神で、

独発爻に世爻が剋されるのは

なんか嫌な感じはします。

 

まぁ、その独発子孫爻が官鬼爻に化しています。

子孫は財爻を生じているので、

仕事が忙しくなってお金になる、という流れなら

嬉しいですが・・・。

それが原因で病気になったりとかね。

 

この五爻亥水も動いて欲しい所ではありました・・・。

 

 

さて、この卦は酉刻に占ったものでした。

 

そして、最初の空亡だった午刻。空亡と気が付かずに

出した卦がこちら

 

赤で囲んだ部分を見てください。

 

世爻に卯木官鬼・・・。

 

酉刻占とまったく同じ・・・。

 

地沢臨も水地比も坤土宮の卦なので

六親が同じになるのはわかるのですが、

世爻も同じになるとは・・・。

 

確率的にどうなんでしょうね。

 

明らかに易の神様は

「おぬしの来年の身の上は絶対コレ。間違いない」

って

おっしゃってますよね。

師、のたまわってますよね。

 

無慈悲な宣告やめてください(笑)

 

 

なんだろうなぁ。来年は病気、トラブル・・・。

 

覚悟して事にあたり、なんとか大難を小難にとどめたい。

 

 

・・・しかし、つくづく易とは不思議なものです。

 

 

三年前に太玄社より復刻された藤田善三郎氏による

「五行易師弟問答」。

 

ずっと断続的に占例から勉強を続けているのですが、

いつも自分の読みの甘さと断易の奥深さを

痛感しています。

三年経ってやっと243問目。

 

 

第243 「売家の占」

買ったばかりの家を損しないで売れるかどうか。

 

 

私は最初、お金の利益などの妻財を見ていました。

四爻自分を示す世爻に伏神として出ていて

この酉金は月と日の両方の火から剋を受けて弱い。

また、その財を剋する忌神はとても強い状態です。

 

また、初爻の寅木が動き、自分を示す世爻を

剋しています。

寅木には父母が付いて、これが自分を剋するので、

その売り家の事で心配事、苦労させられるのでしょう。

 

世爻自身は妻財を生じる原神であり、これが

伏している妻財を生じるので

メンテナンスなどで家を維持しようとする様子。

 

以上の事から、売れないので損失は免れない、

と読みました。

 

 

しかし、この占例の解説では、

 

・応爻に用神の父母爻付いて、まずは買い手が現われる。

・この応爻は動いているし、動いた先の巳火が

 月建に臨み、日辰に旺じるので、今月の巳月中に

 すぐ買い手が現われる。

 

・しかしこの応爻寅木父母は休囚し、

 売り家としては時期が過ぎている。

 (父母→家の意味)

 (築年数がけっこう経っているのだろうか)

 動いて「損失」の「兄弟」に化して、動くことによって

 自分自身の世爻を寅木→戌土で剋す。

 これは所有していれば所有するほど

 自分が苦労(父母の意味)する象である。

 (化爻→これから先、未来の事)

 

・だから、利益は考えずに、今月中に買い手が現われたら

 すぐさま売ってしまうのが良い。

 

 

・・・うーん、この初爻の独発に、このように

買い手がすぐ現われる事と、

持ち続けると損が広がる事、

その二つの流れが秘められているとは思いませんでした。

 

自分自身の世爻に伏しているが休囚している

財爻を、一生懸命その世爻が生じているので

維持が大変そうな予感はありましたが、

買い手がすぐ付くから、

儲けはなくてもすぐ手放すべき、という占断になるとは・・・。

 

結果、大した損は出ずに、家を手放せたようです。

 

 

私は、「利益が出ない」から「家は売れない」

と判断していましたが、

 

「家は売れる」けれども「利益は出ない」

 

と、そんな流れは予想しませんでした。

 

 

以前も書きましたが

「独発爻は神機を宿す」と言われますが、

二つのストーリーを内包するとは・・・。

 

・・・難しい、そして奥深い。

 

ポンコツの私の眼前には茫洋とした断易の海が

どこまでも広がっています。

 

 

※今回は毒を吐きますので、

不快にさせてしまう可能性があります。

ご注意ください。

 

 

もうあまり触れないつもりでいたのだけど、

縁を切ったスピ系の年配の女性の事。

 

今月になにやらイベントを企画していたようだが、

また中止になったようだ。

 

「また」と書いたのは、数ヶ月前にも

何かお茶会のようなものを企画していて、

まなしにポシャッた事があったようだったからだ。

 

(また同じような事繰り返しているな・・・)

 

まだ縁があった頃も、似たような事を繰り返していた。

 

なにか気に食わない事や、思い通りにならないと

すぐに投げ出してしまう。

 

イベント当日、会場のお店に現われるや否や、

彼女の意向を受けてイベントの切り回しなどの

手伝いをしていた女性に対して

ヒステリーを起こす事もあった。

 

彼女は、「引き寄せ」がどうのこうの発言してる所を

良く見かけるが、

上記の通りの様子なので、

「上手く行かない事」を「引き寄せている」ようにしか

見えないのである。

 

占術的に彼女は、四柱推命で言う所の

「財」が悪い働きをしていたり、

紫微斗数では「命宮」に「破軍星」ひとつしか

入っていなかったり、などの要素から

推察できるけれども、

それよりもなによりも、

つらつら考えるに、やはり「理想」と「現実」の

ギャップの大きさが問題なんだろうな、と思う。

 

ひと言で理想と現実のギャップ、と

書いてしまえば簡単な事だけども、

実は人生を左右すると言っても過言ではないくらいに

非常に重大な問題かも知れない。

 

恐らく、イベントを企画する事が心底楽しい、

自分の欲求を叶えるために思い描く所までは

非常に気分も高揚し、あれこれ想像して

さぞ楽しいのだと思う。

 

あるいは、「財」の働きのように、

「あんなイベントを自分でもやり遂げたい」

と、自分のものにしたい、という「所有力」の発現。

 

それ自体は悪い事ではなく、

むしろ人と人の縁をつなぐ役目を果たす意味合いが

大きいので推奨されるべきだと思うが、

問題はその理想の高さだ。

 

そしてもうひとつの問題は、その「理想」が

他人の為ではなく、

自分のわがままを果たす欲求がスタートになっている事。

 

だから、そのわがままの通らない状況になると

嫌気が差し、時にはヒステリーを起こして

主催者なのに自ら潰してしまうのだ。

それが、人に頼って協力を得ている状況なので

周囲の人々は少なからずダメージを負う事になる。

 

また極めつけに、そんな自分のわがままが

通らない状況に陥った時に、

協力してくれている人に対して影で

罵詈雑言を放つのである。

 

何度かそういう事を目の当たりにして

さすがに私も我慢の限界を迎え、

縁を切る事を決心した。

 

 

また、そうやって自分のわがままを実現しようとして

イベントを企画するだろうが、

恐らく成就しないだろう。

 

ずっとハムスターがぐるぐるまわるように

達成しない理想と現実の埋められないギャップを

ぐるぐると繰り返す人生。

 

わがままから来る理想さえ手放せれば

悩むこともなくなるのだろうが、

それは無理な事と思う。

 

「新しい始まりです!」「新しい自分のスタートです!」

 

と自分をごまかし続け、なんにも変わらない、

なんにも進んでない。

そんな人生。

 

「輪廻転生」という言葉を思い浮かべると、

どうしても壮大、遠大なイメージがあるが、

そんな身近だった人間に

延々と抜け出せない宿命の哀れさを見出す事が出来た。

 

良い勉強になった。

もう関わるつもりは一切無いが、

これはこれで、彼女は私にとって

人生の教師だったのだろう。

 

 

ずいぶんと久し振りの更新です。

 

実は引っ越しでいろいろと忙しくしておりました。

 

ブログネタはいろいろあると言えばあるのですが、

軽いところから再開してみます。

 

洗って乾かし、取り込んだはずの

枕カバーをどこにやったのか覚えがなく、

久し振りに失せ物占をやってみました。

洗濯物を取り込んで置いておく場所は

ほぼ決まっていて、そこを探せば出てくるだろうと

思いましたが、見当たりません。

 

 

断易

 

布なので父母が用神です。多現していますけど、

月建と合なので、見つかる可能性はありそうです。

 

 

 

父母爻は巳火なので、東南方向の可能性も。

 

という事で東南方向を探そうと思ったのですが、

生活の動線上、東南に布を放置する事は考えられません。

そんな記憶もないし、現にありませんでした。

 

で、ふと気付いたのですが、失せ物占の方法で

正しいのかわかりませんが、

この父母爻巳火は、月建の申金と合の関係。

 

ひょっとしたら申の南西方向の可能性もあるのかな、と。

 

南西は、一番心当たりのある場所なので、

やはりそこにあるのかな。

 

 

で、たまには、と、奇門遁甲の盤を出してみました。

時盤の出し方は十時一局ではなく、六十時一局。

 

ちょうどお昼過ぎ、13時から15時までの未刻です。

そして未刻の時干は「丁火」。

地盤では「坤宮」にありますね。

 

遁甲の失せ物占をマスターしているわけではないので、

単純な看方しかできませんが、

とりあえず時干の落ちている

地盤、坤宮の南西方向があやしい。

 

断易との兼ね合いで、やはり南西と出ましたね。

 

 

坤宮は「地網」となっているので、もしや、と思い、

下着や靴下を入れている引き出しを開けてみた所、

そこに枕カバーが一緒に入っていました。

 

なんで一緒に入れたのか記憶がありませんが、

何も考えず、あるいは何か考え事しながら

靴下と一緒に放り込んだのでしょう(笑)

 

「地網」の象意は、

「捕まっている」「身動きが取れない」というものなので

他の衣類と一緒に収まっている、と気が付きました。

 

 

で、その引き出しは下から二番目の引き出し。

 

断易の卦中、唯一動いて独発しているのが

二爻でした。

なるほど、下から二番目の引き出しを

示していたのか、と。

まぁこれは引き出しの数が爻の六つと合ってないし、

(引き出しの数は五段)

こじつけっぽいですけど(笑)。

 

「独発爻は神機を宿す」という言葉もありますからね。

 

 

まぁ、枕カバーを真剣に探していたわけではなく、

気軽に卜占に尋ねてみたわけですが、

なかなか面白いものです。

 

 

 

突如、「ルノルマンカード」に興味が湧きました。

 

ちらほら噂は聞いていたのですが、

知り合いの先生が使っているのと、

ふと何気なくYouTubeで見たルノルマンを扱ってる

動画を見て興味が沸いたのでした。

 

カードも入手。解説本なども買い、

あれやこれや占う中、

先日、シモン先生のタロット講義に参加の際に、

事前に講義についてカードにお伺いを立てたのです。

 

まだカードの意味さえおぼつかない初心者なので

三枚引き。

 

すると「十字架」「淑女」「雲」。

 

 

 

単純に「運命」「女性」「憂鬱、不安、困惑」と読みました。

 

(なになに?運命の女性?でも憂鬱?)

 

「運命の女性」というパワーワードにときめくおっさん(笑)

 

我ながら苦笑ものですが、「雲」が問題。

 

(なんだろうなぁ?運命の女性に出会って憂鬱?)

 

そんな事を頭の片隅に残しつつ、

講義に出向いたのでした。

 

講義といえどもシモン先生の自由な講義。

下北沢の雰囲気ある酒場でお酒をたしなみながら

談笑も交えて進んでいきます。

 

密かな期待をよそに、その日の生徒さんは

全 員 男 性。

 

アウトレイジ。

 

「ラヴァ~ズの逆じゃボケぇっ!」

 

「相手の気持ちんとこに星が出とんのじゃワレぇ!」

 

いやいやそんな怒号が飛び交う事は全くなく(笑)

 

生徒さんの実例をもとに

あーでもないこーでもない、と

カードを読み合って行きます。

 

なごやかにひと通りの講義終了の後、

河岸を変えて占術談義に花が咲きます。

 

お酒も割と入って「運命の女性」の事は

すっかりどうでも良い事に(笑)

 

しかし、

事件はそこで発生しました。

 

 

参加したAさんがひと言

 

「○○っていう女性の占い師のカルチャースクールに

一度参加しまして」

 

私(・・・・・・っ!!)

 

どういう話の流れでそうなったのかは

記憶が定かではありませんが、

その流れが頭に残らない程、

Aさんの言った「○○さん」の名前が鮮烈に

脳みそを揺さぶりました。

 

実は「○○さん」という女性占い師は

昔、私がいた会社の同僚の女性の事だったのです。

 

びっくりしました。

 

遡ることかれこれ25年。

 

私はまだ20代。

その彼女は私よりも年上でしたが

一年後に入社して来た後輩。

 

当時は未熟ながらも東洋の占術に興味を持ち始めた頃で、

彼女もすでに西洋占星術やタロットを操る存在。

 

入社一年前後しか離れてないので

何かのきっかけで面識が出来たのですが、

まぁ、端的に言ってしまえば多少の恋心が発生しました。

 

「占いが趣味」なんていう男は

馬鹿にされるものだと思い込んでいたので、

共通言語のあるその女性の存在は

燦然と輝いて見えたのでしょう。

 

 

・・・いや、しかし、結論からすると

あまり良い関係を築く事は出来ませんでした。

 

むしろ痛い思い出・・・。

 

 

カードの言うとおり、「運命の女性」だったのか、と、

言うと果たして?と思います。

十字架には他の意味も多数ありますし。

「苦い思い出の女性」

の方がしっくり来るのかも(笑)

 

しかし、まったく予期せぬ出来事で、

まさか講義に参加してるAさんから彼女の名前が

出てくるとは夢にも思わなかったのです。

 

帰りの電車の中、思わず開かれた記憶の断片に、

やや憂鬱な気分に陥りました。

いやまぁ、なつかしくもあり、憂鬱でもあり、

なんとも奇妙な心持ち。

 

 

(タロットも凄いけど、ルノルマンカードも凄いな・・・。)

 

 

まさに「雲」の中を漂うような気分に。

まぁ、でもその女性も占い師として頑張って活動している

様子が伺えたのは良かったかな。

 

 

マドモアゼル・ルノルマンよ、我が心乱し給うな。

 

 

 

ちょっと前に

「五行易の要点」(佐藤六龍著 香草社刊)という

本を買いました。

本、と言っても全部で70ページに満たない冊子です。

 

その中で気になる記述がありました。

 

ざっと要約してみます。

 

古典、「卜筮正宗」の「十八問答」の中の

ある占例について

 

「商売の事を占って世爻を用神にしていた」

 

「商売占としては凶である」

 

「しかし、その依頼人は、後日、乗っていた舟が

ひっくり返って亡くなってしまった」

 

「商売を占ったが、易は生命の危険を示していた」

 

「これを軽きを占い(商売)、重きに応ず(舟の転覆)

と言う」

 

 

以上の事に対して、著者は疑問を感じて

こう言っています。

 

「商売の吉凶を占ったのに、

生死の吉凶が出る事は絶対にない。」

 

「おそらく読者を惑わす一つの手段であると

小生は考えます」

 

このように書かれています。

 

・・・確かに、質問した事に対する答え以外の要素が

はたして含まっているものなのか、

判断の難しい部分ではないかと思います。

 

無理矢理、拡大解釈をしてゆけばいくらでも

こじつけができてしまう、という

卜占の怖さがありますよね。

 

「五行易師弟問答」(藤田善三郎著 太玄社刊)

の第229 「再婚の可否の占」(依頼者男性)。

以下の卦です。

 

ある60代男性の再婚に関する占です。

諸口流納甲易を創始した諸口悦久氏の

解釈はこのようなものでした。

 

「世爻に兄弟を持つといえども、空亡なので

再婚する事はできる」

 

「しかし空亡が終わると妻財を剋す兄弟なので

長続きはしない」

 

「用神午火妻財は忌神の下に伏しており、

日の冲剋を受けている。

しかも応爻原神卯木子孫動いて辰土官鬼に化す。

これでは心身共に薄弱な奥さんをもらう事になるだろう」

 

「空亡だが世爻に兄弟を持つのは

あまり女性に縁のない人である」

 

「また、世爻に空亡では、この人の寿命も

さして永くはない事をあらわすのである」

 

そして、結果、

この男性は再婚はしなかったようですが、

三年後に亡くなってしまったのだそうです。

 

月日に旺じていても、空亡の要素をしっかり考えるのが

諸口流の特徴のひとつ、とも言えそうですが、

 

「再婚するとしたら心身ともに弱い女性をもらう」

「世爻に空亡で寿命も永くない」

 

この二つを言い切るのは普通は

難しいと思います。さすがは一派の創始者、と

いった所でしょう。

 

ここで、最初に挙げた「五行易の要点」著者

佐藤氏の言葉を反芻してみます。

 

「質問以外の答えが出る事はない」

 

これに対して真逆の占断を

諸口氏は下した事になりますね。

 

まぁしかし、三年後に亡くなる事が本当に

この卦に出ていたのだろうか、と思うと

ちょっと時間が経ち過ぎではないかな、という

気がしないでもないですが・・・。

 

また、おそらく、この占断は諸口氏自身が

依頼者と面と向かって下した占断ではないと思います。

(恐らく研究会などで挙がった事例)

 

 

さすがに再婚を占いに来た人に

 

「あなたはもう寿命そんなに永くないですね」

 

などとは言えない事でしょう(笑)

 

依頼者の帰りしなに、ひとこと

 

「ちょっと身体の事を注意してみては」

 

くらいな事なら大丈夫かも知れませんが。

 

 

まぁ、しかし、以上のように

ひとつの卦からどこまで読み取るのか、

難しい所ではあると思います。

出ている要素すべての可能性を追ってしまうと

先程も書いた通り、単にこじつけであったり、

根拠不明の占断になりかねません。

 

とはいえ本当は、そのひとつの卦の中に

依頼者にまつわる様々な情報が内包されているのだと

思いますけどね。

(というかそうであってほしい、という願望)

 

それら全てを正しく、間違わずに

読み解く事ができれば、まさに名人なのでしょうね。

 

まったく奥が深い。