「モチベーションが下がり気味なんだよね」
とつぶやいたところ、
別室で、ゆっくりお話しを聞いていただきました。
途中から「Aさん」も加わり、かなり長時間お話しをさせていただきました。
みなさんが、私が働き続けられるようにと考えて
根回しもしてくださったのも解っていたので、
喜んでお引き受けさせていただきますと、
和やかに終わりかけていたところに
水を差されたこと、
何を言われたか、どんな口調だったか、
お話しをさせていただきました。
一番驚いて、ショックを受けていたのは「Aさん」でした。
Aさんが言うには、
現在の状況を変えるために、
新任上司・ベテラン上司とAさんがまとめ役ということで
新体制が始まった。
それぞれが足りないところを補うという役目で、
Aさん・新任上司・ベテラン上司が社員の教育を担当し、
職場の改善も行なっていくという話になっているのだそうです。
Aさんが新任上司が私に新しい業務について伝える際に頼んだことは、
「新しい業務になったからといって、楽になった、これまでのことを何もしなくて良いんだと
誤解されないようにしてくださいね」
ということだったと言います。
しかも、赴任して来て全員の様子を尋ね
私のことを、どうすれば良いのかを考えようと言い出したのは
新任上司だったとのこと。
つまり、私が働き続けやすい環境を整えましょうと
言い出したのは、新任上司自身だったにも関わらず、
頼んだことが伝わっていない、
そんな人と、これから職場の改善が可能なのか?
お願いしますねと言って、安心して託せない。
とショックを受けているとおっしゃっていました。
新任上司が赴任してくる前にも、
いろんな噂があり、お客と喧嘩してくるなどの噂も聞いていた。
しかし実際、赴任して来て話してみたら、そんな人でもない。
直接話してみなければ、噂だけではわからないものだなと思っていた。
と、Aさんは言いました。
「そういう、新任上司の良いところを私に伝えてくれれば、
私も気持ちが楽になるかも」
私はAさんにそう伝えました。
そこまでスピードが遅いことが気になって、
言わずにいられなくて、
「みんなあなたの遅さには気付いている!」と言われる
だから何なのかは解らないけれど、
他の人のモチベーションが下がるなどの
そういう影響があると言う話であるのなら、
私自身が進退を考えなくてはならないのかなと思う。
というようなことを伝えました。
今までは、首を言い渡されるまでは精一杯頑張ろう。
落ち込んでくよくよする前に、出来ることをしようと思って続けて来ました。
結局、私は50mを10秒かかって走ることしかできない。
それを8秒にしてくださいと言われているのであれば、それは難しいんです。
慣れて来て、ミスも少なくなってくれば、
もう少し、処理できる案件も増えるかもしれないと思って続けているけれど、
生来ののんびりさが困るんだと言われてもどうしようもない。
と、私が言うと、
いつも気にかけてくださる方が、
「そんなこと言ったら、あんなキツイ人とは仕事できないわって言う人もいるわよ。
そんなの、それぞれじゃない。気にすることないわよ」
とおっしゃいました。
「結局、新任上司を除いた、この職場について、
あなた自身がどう思っているのか、
これからどうしたいのかを考えて来て」
と言われたので、
「こうして、時間を割いていただいて、
お話を聞いてくださる、この職場は本当に良い職場だと思うんです。
ただ、向かないと思って判断を下すのは、他の人はもっと早いのかもしれない。
私は、それすらもゆっくりだったのかもしれないとも思う。
今までは、首にされるまでは頑張ろうと思っていたけれど、
そろそろ、自分で決めなくてはいけないのかなと今回のことで感じてる。
でも、こうして聞いてくださる。続けて欲しいと思ってくださってるからこその
業務変更だったとも解ってる。
本当に、良い職場だと思うんです。
私は来年50歳になります。
こんな仕事がしたいとかそういう希望はないんです。
会社がしてくださいという仕事をさせていただければ良いんです。
働かせていただけるだけでありがたいと思うんです。」
と伝えて来ました。
私は、今まで通り
「首になるまでは頑張ろう」
そう決心するのか、
もう少し考えてみようと思います。