憩室炎 その5 | fandoraのブログ (タマには泣いたって良いじゃない)

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子育て、絵日記です。
拙い絵ですが、お楽しみ下さい。
毎朝8時に更新中です。

さて、憩室炎とは、
大腸の腸壁に出来た窪みを憩室を呼びます。

そこに、何かしらの老廃物が入り込み、
そこに雑菌が繁殖し、腫れると憩室炎になります。

また、入り込んだ老廃物が固まり、脱落するとき
腸壁を傷つけて出血をするという場合もあります。

炎症を起こした箇所が悪化し、
腸壁に穴が空き、腹膜側に老廃物が流れ出し、
腹膜炎を起こすこともあります。

私の場合は、背中側への憩室だったので、
この腹膜炎になる可能性は低いのだけど、
点滴で抗生物質を入れているにも関わらず、
痛みがしばらくとれなかったので、
穿孔(腸壁に穴が開くこと)の可能性もあるかも
と少し疑っていたようです。

背中側の場合、腹膜炎のようにはならず、
背中の一部で留まる可能性もあって、
ただ、その場合も、腸壁の穴が塞がり、
漏れ出した老廃物が体内に吸収されるまでは
入院することになるそうです。

ちゃんと抗生物質を飲んで、絶食することが出来る人は、
炎症が軽い場合は通院で済むそうです。

私の場合は、盲腸の破裂かもと、
先に行った、病院で診断されるほど腫れていたようなので、
即入院となりました。

ちなみに、盲腸の場合も、
最初は胃の痛みから受診する人も少なくないそうです。

胃が痛くて病院に行ったら、盲腸だったということもあるらしく、
私の憩室はその盲腸の近くにあったため、
CT検査をしなくては、盲腸かどうかの判別が出来ませんでした。

この憩室は40歳をこえると、
大抵の人の腸壁には出来ているそうです。
私の場合は多発性ではないので、
3〜4個程度、大きいので直径1cmくらいのものだとのことでした。

その憩室に入り込んだ老廃物は、
場合によっては自然に脱落するので、
それほど、気にすることはないとのこと。

ただし、痛みが出たらすぐに病院に行って、
抗生物質で雑菌を殺し、
炎症部分を刺激しないように、
腸の動きを止めるため絶食。

が、基本の措置のようです。

ただし、水分補給は必要、
栄養は、固形物のないスープがベスト。

痛みが治まったら、五分粥から食事を再開、
痛みが出ないかどうかを確認しながら、
普通の食事に戻していく。

というプロセスを踏んでいくようです。

ちなみに、先生が出した、
私の場合の1200キロの栄養素の内訳は
1日摂取量 1200kcal

炭水化物 五分粥 150g×3食
魚介類 45g (魚の切り身はだいたい60〜70gなので、一回り小さいサイズ)
肉類 40g (薄切り1枚30g)
卵類 30g (卵は1個60g程度なので、2日に1個の割合で摂取)
大豆・大豆製品 30g (味噌汁3杯程度)
緑黄色野菜 100g
その他の野菜 150g
海藻類 (憩室炎の場合は、痛みが取れるまでは摂取しないほうが良い)
芋類 30g
果物類 缶詰60g
乳類 300g (整腸作用のため)
油脂 3g
砂糖 6g
みそ 6g (食塩量)

以上 1200kcalの1日の食事量の目安です。
嗜好品は0です。(^▽^;)

木曜の午後から絶食、月曜日退院。
退院後の食事制限金曜日までで、
だいたい、3kgくらい減りました。

食事を元に戻したら、1キロ増えましたけどね。^^;;

実際のところ・・この食事量って私の一食分がこれくらいだよなぁ
って感じなんです。
これを日に2回の食事で2400kcalくらい摂取してるのかも。
なので、徐々に体重が増えていくって感じですかね。

退院後の食事は、この1200kcalの食事量を
1日5回くらいに分けて摂取するのが理想的だと、
管理栄養士さんは言っていました。

空腹時が長く、どか食いをするくらいなら、
この1/5の食事量を、5回に分けて摂取する方が、
腸には優しいらしく、

実際、月曜日から金曜日まで、

朝、150gのおかゆ(白菜、豆腐など一緒に煮込む)
カステラ 2切れ
昼、150gのおかゆ(白菜、豆腐など一緒に煮込む)
夕方 カステラ2切れ
夜、150gのおかゆ(白菜、豆腐など一緒に煮込む)

朝、300gのフルーツヨーグルト
カステラ2切れ
昼、150gのおかゆ(シャケなどを一緒に煮込む)
夕方 カステラ2切れ
夜、150gのおかゆ(シャケなどを一緒に煮込む)

のような生活をしていたら、
お腹いっぱい食べるということはないのだけど、
大きくお腹が空くということはなく、
小腹が空いたから、ちょっとつまもう。
くらいの感覚になって、
それほど、空腹に関しては苦痛ではなかったかも。

とはいえ、何か、ずっと気持ちが悪かったので、
金曜日の診察以降は、通常食に戻しました。

でも、少しずつ、量には気をつけていこうかなと思います。^^

今のままじゃ、何かあっても、外科手術をしてくれないらしいので。。^^;;