1977年全米1位(Barbra Streisand の "Love Theme From 'A Star Is Born' (Evergreen)" を蹴落として1位となり、ABBA の "Dancing Queen" にその座を奪われたが、ミリオンセラーを記録)、カナダで5位、オーストラリアで6位。Hall & Oates にとって初の全米 No.1 となったこの曲は、Daryl Hall の私生活と曲作りの双方において長年の間パートナーだった Sara Allen の大学時代のボーイフレンドをモデルにしたもの。その元カレは、リッチなファーストフードチェーンの経営者の息子で、パパのおカネでやりたいことは何でもできたそうで、Daryl は Sara からその話を聞いてこの曲を書きました。ただ、最初の歌詞は「He can rely on the old man's money, he can rely on the old man's money. He's a rich guy.」というものでしたが、「違うな」と思って「Rich Girl」に改めたとのことです。なお、件の「元カレ」氏は、この曲が自分のことを歌ったものであることを承知しているのだとか。

 

 

こちらは最近のパフォーマンス。

 

 

そして、Daryl Hall が、Hall & Oates の曲のカバーの中で、Paul Young の "Everytime You Go Away" と並んで最も気に入っているという、The Bird And The Bee によるカバー。