1983年全英1位(Bonnie Tyler の "Total Eclipse Of The Heart" から王座を奪取し、David Bowie の "Let's Dance" にその座から引きずり下ろされた)、全米4位(ミリオンセラー)。さらに、アイルランドとフィンランドで2位、カナダで3位、スイス、ノルウェー、オーストラリア、ニュージーランドでトップ10入り(日本ではオールジャパンポップ20で1位)。この曲は、Nick Rhodes がプロデュースを手掛けた「無名の新人」(当時) Kajagoogoo の "Too Shy" が全英 No.1 を獲得したことで、当時未だ No.1 がなかった Duran Duran の残りのメンバーが「くそ、おれたちも」、と奮起したことから生まれたと言われています。ただ、彼らはAOR(といっても、「アルバム・オリエンテッド・ロック」ね)のバンドとして認知されることを望んでいたため、シングルチャートの制覇というのはこれと相反することになるのではないかと懸念して、アルバムから独立した単発のシングルとしてこの曲をリリースし、見事初登場1位に輝きました(アメリカでは、アルバム "Rio" のヒットを受けて再発されたデビューアルバム "Duran Duran" にこの曲も収録された)。

 

 

私は常々邦題は無視するかこき下ろすかのどちらかなのですが、この曲に関する限り、邦題の方が正しいタイトルです(笑)。

 

こちらは1984年のカリフォルニア州オークランドでのライヴ。

 

 

同年1月の日本公演でもオープニングナンバーで、こんな感じでした。以前にも書きましたが、開演前から武道館は異様な雰囲気で、照明が落とされて "Tiger Tiger" が会場に流れたときは鳥肌が。そしていざメンバーが登場してこの曲が始まると武道館は興奮の坩堝(笑)と化しました。とにかく、コンサートで「異様な」雰囲気を味わったのは後にも先にもこのときだけです。

 

さらに12インチシングルバージョンも。

 

 

当時は Duran ×2に限らず、「ナントカ」ミックスと銘打った12インチシングルが大流行り。いちいちつき合っていられないというのが正直なところでしたが、これは持ってました。それにしても、「Please, please tell me now」というコーラスが繰り返しリフレインされるのを聴くにつけ、やっぱりタイトルは "Please Tell Me Now" なんじゃね?との思いを強くします(笑)。

 

[追記]

 

本記事の tweet が、Duran Duran の認証済みアカウントによって「いいね」されてしまいました。身に余る光栄であります。