説明不要な Michael Jackson の大ヒットで、1983年全米1位(Dexy's Midnight Runners の "Come On Eileen" を蹴落としてトップの座に着き、David Bowie の "Let's Dance" に取って代わられた。なお、ブラックチャートでも1位となり、400万枚を超えるセールスを記録)、全英3位。さらに、オランダ、ベルギー、カナダ、ニュージーランドでも1位、アイルランド、フランス、西ドイツ、スイス、オーストラリアで2位。Quincy Jones によると、MJ のニューアルバム(後の "Thriller")には "My Sharona" のようなロックンロールナンバーが1曲ほしいと思っていたら、Michael が(その話を聞きつけたわけでもないのに)この曲のデモテープを持ってきたそうです(阿吽の呼吸ってヤツ?)。で、聴いてみたらお誂え向きだったので、「マイケル、こういうのを探していたんだよ!」となって、Eddie Van Halen に直に電話をして手を貸してほしいと依頼しました。Eddie はその電話を受けたときはてっきりイタ電だと思ったそうですが、そうでないことがわかるとノーギャラで引き受けました。この点について彼は「バンドのメンバーをはじめ周囲の連中に言わせるとおれは完璧にアホだということだけど、利用されたわけじゃない。自分が何をしてるかぐらいちゃんとわかってたよ。やりたくなかったらやってないぜ」と全く意に介さなかったということです。この曲はポップチャートとブラックチャートで1位となったのですが、Eddie が参加したことで、基本的にブラックミュージックはオンエアしないロック専門のラジオ局もこの曲をガンガンかけ、その結果メインストリームロックチャートにもランクインし最高位14位を記録しました。なお、Eddie のギターソロばかりがクロ―ズアップされがちですが、参加ミュージシャンには彼の他に Steve Lukather、Steve Porcaro、Jeff Porcaro といった Toto のメンバーも顔を揃えていたことを忘れてはいけません(なげーぞ! 説明不要じゃなかったのか(笑))。

 

 

なんで「今夜は」とかいらない言葉をつけるんだろう?(怒) なお、出典はこちら

 

Eddie Van Halen は Jacksons の1984年の Victory ツアーに飛び入り参加してこの曲をプレイしました。

 

 

画質・音質ともに良くないのが残念です。

 

そしてこの有名なパロディ。

 

 

ギターソロは Rick Derringer(プロデュースも)。1984年全米12位のヒットとなり、Weird Al Yankovic は同年のグラミー賞の最優秀コメディレコード賞を受賞しました。なお、オーストラリアでは "Beat It"(最高位2位)を差し置いて No.1 になったとか。ちなみに、Michael は Yankovic の大ファンだったそうで、Michael がパロディ化をOKしてくれた(でも印税はしっかり受け取っていることはいうまでもない)おかげで、Yankovic は他のアーティストの曲をパロる際に許可をもらいやすくなったということです。

 

出典はこちら

 

となると、こちらも負けてはいられません。

 

 

グッチさん、Yankovic とは違って、マイコーに負けないキレのあるダンスですね(笑)。