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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
先日更新「金取組、ようやく『上がって増えた』」にて、なかなか買わなかった個人投資家がようやく買い始めましたとお伝えいたしました。
これまでは「降りる」だけだった個人買い玉が、先限へ「乗り換える」動きも出てきました。
乗り換えにより、取組が増えてきたことを確認しました。
個人投資家は金について弱気スタンス継続ですが、6,8月限の高値買い玉が残っていますので、その分買い越しです(4月16日時点10,724枚)。
限月ごとの個人投資家建玉(推定)
ざっとこんなかんじでしょう。
個人投資家が大きく買い越しに転じるには、2月限の売り玉が助からない限り難しいと考えます。
しかし今回、「やむを得ず」の買いが増え始めています。
ここから下がると徐々に買いを増やし、6,000円以下の売り玉が助かると買い越しを広げるでしょう。
下値を取りに来るかどうかの試金石として注目されるのは、主に二点。
一点目、来週月曜日(26日)に納会、火曜日に発会を迎えます。
よく「新ポ天井」なんて言葉を聞くこともあるでしょうが、新ポで先限へ乗り換えられた場合、高値の玉が残ってしまうことがあります。
当然ですが、多ければ多いほど残りやすいです。
この傾向は、特に白金に見られます。
新ポにどれだけ玉が集まるか、連休明け相場を占う一つです。
二点目は、「連休」です。
日本時間29日早朝、FOMCが政策金利を発表します。
同じ日に、バイデン氏による演説が予定されています。
FOMCに関しては後日触れますが、個人による買いが入りやすいスケジュールであることは間違いないでしょう。
安ければ、なおさらです。
来週に至る相場動向によりますが、基本的には横ばい推移予想。
6,100円台後半から6,200円台前半でしたら2月限買い玉が助かり、4月限へ無理なく乗り換えられる値段でしょう。
つまり「納会新ポまではヨコヨコで推移」し、「乗り換えにより4月限にもそこそこ玉が建てられ」るような状況となれば、連休明けが楽しみになります。
連休明け下落条件を一つずつ確認し、条件に合わない場合はポジションを軽くしましょう。
直前にまた確認しましょう。
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谷本 憲彦
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