結論から言うと、それは違います。

今回(26年4月)の改正で、
口約束レベルの合意でも
養育費は回収しやすくなりました。

たしかに前よりは進歩です。


でも――

「払われなくなった時」の現実は変わっていません。

養育費は、
途中で止まることが普通にあります。

そのときに差が出るのが、
公正証書があるかどうか。

公正証書があれば、
すぐ差押えにいける。

なければ、
もう一度手続きが必要になる。

この差は大きいです。

 

今回の改正は、言ってしまえば

素手でも戦えるようになった

という話。

でも、公正証書があれば

最初から武器を持って戦える。

 

「決めたから大丈夫」ではなく
「守られなかった時にどうするか」

ここまで考えておくのが、
本当の準備です。

 

養育費は、
親の問題じゃなくて
子どもの未来のお金です。

だからこそ、
ちゃんと守れる形で残しておく。

それが大人の責任だと思います。

うつ病の人が増えてるってよく言われる。
でも正直、増えたというより、見えるようになっただけなんじゃないかとも思う。

 

昔は苦しくても言えなかったし、我慢するしかなかった。
今は「うつ病」と言葉にできるようになって、助けを求められるようになった。
それはすごくいいことだと思う。

 

ただ、ずっと引っかかってることがある。

診断を受けて、薬を飲んで、楽になる。
でも薬をやめるとまた戻る。
もしそれが続いているなら、それって本当に解決なのかなって。

薬が悪いと言いたいわけじゃない。
必要な人には絶対に必要だと思う。

 

でも、それだけで心の奥までは変わらない気がする。

結局、人が立ち直るときって、
自分を少し認められたときとか、
誰かに大丈夫って思えたときとか、
そんなところから始まるんじゃないかと思う。

 

だから、いちばん大事なのは、
自己肯定とか、感謝できる気持ちとか、
そういう心の土台なんじゃないかと思ってる。

自分で自分を少しずつ取り戻していくこと。
それが本当の回復なんじゃないかって。

 

僕は司法書士をやってるけど、
ただ書類を作ってるだけじゃないと思ってる。

相続の現場で、しんどくなってる人もたくさん見てきた。


逆に、少しのきっかけで前を向ける人も見てきた。

だからこそ、思う。
手続きだけじゃなくて、その人の気持ちが少し軽くなるような関わり方をしたい。

薬じゃなくて、心のほうが少しずつ回復していく。
そんなきっかけを渡せる人でいたい。

 

もし今つらい人がいたら、
大きく変わろうとしなくていい。

ほんの少しでいいから、
今日の自分を認めてあげてほしい。

それが、ちゃんと回復の一歩になると思う。

母の母は、自ら命を絶った。
私にとっては、おばあちゃんだ。

「自分で人生にさよならをする人って、どんな気持ちなんだろう」
ふと考えることがある。

 

私は、今は死にたいとは思わない。
むしろ、もっと生きたいと思っている。

だから正直に言うと、
その気持ちは、分からない。

 

どれだけ追い詰められたのか。
どれだけ孤独だったのか。
想像はする。でも、理解はできない。

ただ一つ、思うことがある。

「救いたい」

 

軽々しく「あなたには価値がある」なんて言えない。
そんな言葉で救われるほど、人は単純じゃない。

でも、これだけは思う。

 

あなたの経験は、きっと誰かの役にたつ。

あなたの存在で、救われている人は必ずいる。

それは、気づいていないだけで。

 

勝手にいなくなってはいけない。

 

 

宝くじで1億円当たった人の多くは、数年でお金を失うと言われています。

実はこれ、相続でも同じです。
とくに「突然入ってきたお金」は、驚くほど簡単に消えます。

 

なぜか。

答えはシンプルで、
自分で稼いでいないお金だからです。

 

人は、時間をかけて築いたものには慎重になります。
でも、苦労せず手に入れたお金には、驚くほど無防備です。

 

気づいたときには、ほとんど残っていない。

 

相続の現場でも、同じ光景を何度も見てきました。
「ありがたいはずのお金」が、家族関係まで壊して終わるケースも少なくありません。

だから大事なのは、
もらい方ではなく、扱い方です。

 

相続はゴールじゃない。
スタートです。

どう守るか、どう活かすか。
ここを間違えると、お金も家族も両方失います。

逆に言えば、
ここをちゃんと考えた人だけが、
「本当の意味での財産」を残せる。

お金は、持っているだけでは守れない。
使い方で、人生が変わる。そんな風に思います

 

 

最近よく聞かれるのが、
「円安って結局どう考えればいいんですか?」という相談です。

結論から言います。

円安は、何もしない人から静かにお金が減っていく構造。

 

円安になるとどうなるか。

ガソリン、食料、電気代…
生活コストはじわじわ上がります。

でも給料はすぐには上がらない。

 

 

ただ、ここで重要なのは
円安=悪ではないということ。

実際には、

・海外で稼ぐ企業は利益が出る
・外貨を持っている人は資産が増える

というように、
立ち位置によって結果が変わります。

 

ここで、司法書士として強く感じることがあります。

相続の現場でも同じですが、
「何も考えずに現金だけ持っている人」が一番ダメージを受けます。

 

ではどうするか。

答えはシンプルです。

・円だけに依存しない
・資産を分散する(NISAなどでもOK)
・収入の取り方を見直す

特別なことは必要ありません。

 

為替は国がコントロールしてくれるものではありません。
介入があっても一時的です。

だからこそ、

自分の資産は自分で守る時代です。

 

静かに差がつく今、
動いた人から守られていきます。