視聴者の反応としては過去最悪の月だったのではないだろうか。コメント欄が荒れるということ自体は別に初めてのことではなかったのだが、「荒れ続ける」というのはこれまで見たことがない。当方も「『けェス』はやり過ぎである」ということを兼ねてから述べていたし(「平均再生回数=信頼の値」参照)、そういう注意はいろんな人からされていた。しかしその注意を全く聞き入れなかったのがけいちょんでありけいちょんチャンネルであった。それがいまこういう形で視聴者のフラストレーションとなって爆発し、ついには謎の「夏休み」期間に突入してしまった。そんな『けェス』だらけの地獄の8月を振り返ってみよう。
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非公開になったものを含めても、8月は7本しか配信されなかった。そして7本のうち5本が『けェス』関連であり、まさに「けいちょんチャンネルのリソースの多くが『けェス』に注ぎ込まれ、それ以外のことに使う時間や気力、体力、認知資源の余裕を失くしていっている」という状態が極まった月でもあった(「平均再生回数=信頼の値」参照)。
先月の振り返りで、「8月は平均で約15万を目指してほしい」と期待を込めて述べたが、今月は平均4.75万まで下がってしまった。先月の10.9万の半分以下である。けいちょんもチャバネも「数字のことを気にしていてもしょうがない」みたいなことをよく言うのでどうでもいいことなのかもしれないが、ファンとしてはそれで収益が下がってけいちょんチャンネルが弱体化してしまうことを懸念しているところもあるのだ。
けいちょんチャンネルはグッズ展開などにも精力的で、それで収益をあげようとしているのもわかる。しかし、基本路線はやはり動画の再生回数で収益をあげ、その収益によって予算を増やし、更に面白いことをやってほしいと思うのが視聴者の心理だ。面白いコンテンツを作ることにストイックであってほしいのだが、けいちょんとけいちょんチャンネルの自己満足(=けいちょんがやりたいこと)に収益及び活動が向かうのであれば、当然ファンは離れていくだろう(「潜在能力を生かしてほしいだけ」参照)。
芸能人の中には「自己満足」がコンテンツになる人も確かにいる。それはその人のありのままの姿が魅力的だからだ。しかし残念ながらけいちょんはそれではない。けいちょんがただただ歌いたい欲望を満たしている映像を見て楽しいと思う人は多少はいるのかもしれないが、それでは成り立たないのは再生回数に表れている。
今回のコメント欄炎上で、「けいちょんフェス」が終わると思っている人もいると思うが、おそらくけいちょんは炎上したからこそ続けたいと心と体が反応するようなあまのじゃくである。なので、私はけいちょんフェスが続くと思っている。「けいちょんフェス」にうんざりな視聴者はどうするべきか?それはもうけいちょんが言っていたように、「嫌なら見るな」である。「けいちょんフェス」関連の動画の再生回数が5,000回レベルまで落ち込んだ時、ようやくけいちょんチャンネル側もけいちょんフェスの存続について本気で考え出すだろう。
さて、謎の「夏休み」期間に突入してしまったことで、いつ再開するのかはわからないが、ようやく『けェス』期間が終わって通常営業が始まると思っていただけにこの休止は少し残念だ。9月24日には女川で「ユーチューバー対抗 草野球ナンバーワン決定戦」を開催するという話もあるので、10月ぐらいに再開だろうか。ただ、1つ引っかかっているのはやはりチャバネの「無言」だ(「チャバネ松本の笑い声を取り戻せ」参照)。急速にやる気を失ったようにも見えて、本当にけいちょんにベットする額を減らし始めたのではないか、それがこの謎の「夏休み」に表れているのではないかという印象もある(「なんでけいちょんにベットするんだ」参照)。11月には結婚1周年、12月には結婚式を予定しているだけに、けいちょんも西野未姫もチャバネ松本もマッキー飯塚Dもファンもみんなが笑顔でいられるような年末に向かっていって欲しいものだ。