先月の振り返りで「7月は『けェスin小樽』に向けた動画が増えるのは必然だろう」と述べたが、実際のところは『けェスin小樽』告知関連の動画が多い中でも、結構新鮮な動画が多かった。4月から続くチャンネル登録者数減少傾向はいまだに止まらず、これについてはもはや処置無しだろう。別にこんなにも減少しなければならないほど駄目な運営だとも思わないので、逆に52万人が多すぎたというのが実情だろう。本来は52万もチャンネル登録者数がいるレベルのチャンネルではないということだ。「けいちょんチャンネル登録者数100万人は如何にして可能か」でも述べた通り、けいちょんの登録者数はWinWinWiiinで伸びたという傾向がある。そのWinWinWiiinがどうやら更新されなさそうな空気であれば、そのためだけにけいちょんチャンネルを登録していた人からすると用無しになったということも考えられるだろう。それでは、2023年7月配信の動画一覧を振り返ってみよう。
【過酷】灼熱の商店街で歌詞覚えるまで帰れないロケ!【猛暑】 4万回視聴
概要:戸越銀座商店街でkjと「めでてーな」歌唱
【初公開】マッコイのガレージで久々の大暴れ!マー坊もいるよ【バイク】 22万回視聴
概要:マッコイ斉藤のガレージに凸
【対決】マッコイ&マー坊とビリヤードバトル!敗者には最悪の罰ゲーム【マッコイのガレージ】 11万回視聴
概要:ビリヤード対決 マッコイ、けいちょんの歌をディスる
【危機】藤森に突撃したらとんでもない事実がわかりました【降板】 22万回視聴
概要:『けェスin小樽』出演者凸 Billy Joel "Honesty"をピアノで弾き語る企画の発表
【お仕置き】トラブル連発のスタッフを懲らしめました【美女】【600回記念】 8.1万回視聴
概要:マッキー飯塚Dドッキリ 大原がおり、森のんの出演
【ピアノ】Billy Joel - Honesty を弾き語ろうと思ってたのに挫折しました【大失敗】 5.8万回視聴
概要:け'z サエコの指導によるピアノ練習
【泥酔】佐田と久々に飲んだら痛烈なダメ出しされた【けェス来てね】 23万回視聴
概要:ふじやで『けェスin小樽』会議 バッドボーイズ佐田登場
【痛烈】妻 西野未姫からも重い一言いただきました【約束だよ】 10万回視聴
概要:けいちょんピアノ練習 西野未姫訪問ドッキリ
【自宅凸】レインボーと撮影中、ある人の家が近かったので突撃【ノープランドライブ】 8.6万回視聴
概要:レインボー呼び出し ジャンボ宅凸
【裏話】東国原さんと初コラボ!当時の㊙︎エピソード連発!【知られざる共通点もたくさんありました】 7.5万回視聴
概要:東国原英夫と対談
【中間発表】誰もが無理だと思ったピアノ弾き語りが想像以上の仕上がりに【本番まで一週間】 5.9万回視聴
概要:武田真治、コアラモード.がリンガスに凸
【1年ぶり】鈴木紗理奈と武田真治、久しぶりに3人揃ったのに大ゲンカ【再会】 5.6万回視聴
概要:『けェスin小樽』リハーサルにて鈴木紗理奈、武田真治と雑談
【激痩せ】お騒がせダイエットがついに完結!めちゃくちゃ痩せました!【マジです】 9.1万回視聴
概要:80キロ台ダイエット企画 完結編
以前「平均再生回数=信頼の値」と述べたが、今月の総再生回数を動画本数でざっくり割ってみると、約10.9万になった。そして先月の平均も取ってみると、約9.1万ということで、平均再生回数は上がっている。これは前向きに考えて良いのではないだろうか。もちろん微増に過ぎないので、ここで満足していては意味がないのだが、そこまで悲観するような状況ではないということだ。そして平均再生回数を更に上げるべく、8月は平均で約15万を目指してほしい。
さて、内容について振り返ると、個人的にはマッキー飯塚Dドッキリの回が大当たりだった。けいちょんチャンネルの真骨頂とも言うべき内容、面白さで、こういう動画が多発すれば良いのにとは思う。再生回数の多い動画を見てみると、これは内容というよりはマッコイや佐田、藤森などのゲスト側に引きがあったというのが実情だろう。
新鮮さがあったところで言うと、レインボーとの回、東国原英夫との回になるが、良かったのは「新鮮だった」というところで、内容に関しては弱かったと思う。東国原英夫と”対談”でも良いのだが、トークが弱いけいちょんなので、もう少しトークテーマを予め用意するなどの準備があってほしかった。けいちょんは、たとえば「『けェス』ってどんなイベントか?」と聞かれたら「俺は歌うことが好きだから、今回はBilly Joelの"Honesty"をピアノで弾き語ることにしました」というような質問と回答が微妙にズレるようなことを天然で言う。話しながら質問の内容をケロッと忘れて、思いのままに喋ってしまうのだ。なので、「いま、なにについて話しているのか」というのを可視化すべきだということだ。それほどまでにおじいちゃん化が進んでいるのか、小学生レベルからトーク力が上がっていないのかどちらかなのだが、そこは周囲の人間が考慮する必要がある。レインボーに至っては完全ノープランなので、レインボーがうまく立ち回ったおかげでなんとかなった。けいちょんチャンネルの面白さをレインボーに任せるではさすがに駄目だろう。いくら他力本願で生きているとはいえ、だいぶ若手の後輩に任せっきりではダサすぎる。せめてチャバネ松本に事前に報告連絡相談をし、内容を考えてもらうようにするということぐらいやるべきだろう。
もうひとつ目立ったものでいうとやはり「『けェスin小樽』でBilly Joelの"Honesty"をピアノで弾き語る」関連だろう。途中経過を見せるのは良いのだが、ちゃんとゴールを考えているのだろうか。『けェスin小樽』で披露した結果、笑いもなく、感動もなく、成功でも失敗でもない中途半端な結果で終わらないことを願うがどうだろうか。
けいちょんチャンネルの登録者数が増えない理由のひとつに「ワクワクしない」があると思う。けいちょんチャンネルファンも外部の人間も巻き込んだ超絶ワクワクする企画というのが全く出てこない。例えば中田敦彦なんかはそういう戦略でもってワクワク感を増幅させる新企画を打ち出す才能がある。けいちょんに戦略を求めるのは酷だが、ならばよそのチャンネルと合同で新企画を会議するということがあってもいい。なにも中田敦彦にだけ頼らなくてもいい。なにかとてもワクワクする新企画、新番組を考えられそうな芸人やタレントと手を組み、新作が出なさそうなWinWinWiiinに代わる新しい核を作るべきだろう。
7月も100万再生回数は出せなかった。なかなか難しいことだろう。だけど、けいちょんチャンネルだけでは無理ならば、他の誰かと協力するという方向に向かったほうが良い。8月も本日2日に開催される『けェスin小樽』のレポートに加え、27日に開催される『けェスin女川』に向けた動画が多くを占めるだろう。その中でも7月のように『けェス』に囚われすぎないようにしてほしいし、超絶ワクワクする展開を作るために新たにタッグを組めそうな芸人を見つけ出し、そしてその超絶ワクワクさせるにはどうすべきか会議を合同で配信すべきだろう。最後に厳しいことを言うと、『けェス』は全くワクワクしない。けいちょんチャンネルファンからしてもワクワクしないということは部外者には全く刺さっていないだろう。なので、歌や音楽を続けるにしてもそろそろ別のスタイルにしたほうが良いのではないだろうか。