2日目
1時起床。
朝ごはんをさっさと済ませて出発です。
荷物は最小限にしてアタックに必要なもののみ。
1時半出発。
思ったほど寒くない!
満月が薄曇りの中で光っている中、出発です。
今回、私たちは迎えのチャーターの車の時間が決まっているので、ご来光を山頂で見ることはできません。なので、それ目当ての方々より一足お先に頂上を目指します。
歩き始めは、まだ樹林帯でしたが、3600m付近で日本でいうハイマツ帯のようになり、その後、森林限界に‥
岩がごろごろ、鎖場あり。そろそろ富士山と同じ標高!超えた!と、高さを確認しながら登ります。空気が薄くて、一歩が辛い!そして、頂上付近は穂高並みの岩場!下りは怖いだろうなぁ。ご来光目当てで登ってくる人との行き違いは、もっと怖いだろうなぁ〜と思っている間に山頂に出ました。
まだ夜は明けていませんが、3952mから見る景色は、空気が澄んでいて吸い込まれそう。いつまでも眺めていれそうでした。が、私たちには、迎えの車が待っています。撮影を済ませると、山荘目指して下山です。さようなら、また来るよーとは簡単に言えないなぁ。
予想通り頂上への登りの方々がたくさんいましたが、一歩ずつ安全第一で下ります。
排雲山荘にて残りの荷物を持ち、8kmの道のりを戻ります。
ありがとう排雲山荘!
写真を撮りなれたスタッフの方にあれこれ指示を出していただいて、完璧な写真が撮れました。
来た道を登山口まで戻ります。
さようなら、玉山。
山を眺めながら歩くと日本とは違う山容。
奥の奥まで山が続く景色。
台湾も日本と同じ山の島国だなぁなどこの2日間の山行を振り返りながら歩きます。
時速2キロで計画通り下山。
昨日通った登山口が「お疲れさま、おかえり」と言ってくれているようです。
今回この山行に向けて、何ヶ月も前から排雲山荘への申し込み、警察への申請、車、飛行機の手配など、全てリーダーとサブリーダーが中心となって準備を進めてくれました。さらに、山行中も2人の的確な判断のおかげで、参加したメンバーが全員無事に元気にもどってくることができました。ありがとうございました。
それだけでなく、参加しなかったけれど応援、気を配ってくれたFACのメンバーの存在も心の大きな支えでした。みなさん、本当にありがとうございました。
参加メンバーの感想
メンバー①
親近感のあるお花や巨木の森、切れた山道、山頂間近の岩場。日本と似ているようで違う道や景色に、味わったことのない小屋での食事。全てがワクワクの連続だった。3952mからの眺望は、今まで見たことのない景色で素晴らしかった。
メンバー②
玉山は、3952m。富士山以上の標高が心配だったが、六甲山での長距離トレーニングや富士山での高地順応トレーニングなど練習したかいがあった。
メンバー③
楽しかった。地図を見て予想できることもたくさんあるが、実際は違うと感じた。だから、初めて挑戦する山は難しいと改めて感じた。頂上付近は穂高並みの厳しさだった。しかし兎にも角にも、楽しかった(^^)
メンバー④
私にとって海外登山は初めてだった。海外での登山なんて、自分1人では絶対できなかったと思う。それが、みんなが協力し合うことで、実現した。人の力ってすごい。そして目標があることは、大切とも感じた。
メンバー⑤
FACでの海外登山は、30年ぶり。今後(海外登山)のきっかけになったのではないか。そういう意味では、すごく意味のある山行だった。
メンバー⑥
この山行は、誰かの思いつきから始まった。自分はリーダーだったが、そもそも台湾の山はもちろん、玉山も知らなかった。降って湧いたような話だったが、「言葉を口に出したら実現する」言葉の力を感じた。行程に関してはアプローチまでが日本のコースにはないような感じでしんどかった。しかし、六甲や富士山でのトレーニングが効いた。目標に向かって1つ1つ積み上げることが楽しかった。
以上。
エピローグ
ん?リーダーは玉山を知らなかったって??
誰や?「台湾の山ぐらいやったら、連れてってあげるで」と言った人???
真相は闇の中。
でも下山した今、
メンバーは次の山行を心待ちにし、リーダーは次の日程を決めようと手帳をめくり、サブリーダーは次の山行の準備をすることを首を長くして待っている。
言葉にすれば実現する。
みなさんもまずは勇気を出して言葉にしてはいかがでしょうか。きっと仲間が手を差し伸べてくれるはずです。
参考文献
山と溪谷「台湾山岳案内」
玉山国家公園管理処「排雲 登山サービスセンター」



























































































































































