色即是空.空即是色
私たちが今生きている見ている、この世界。
これは思考と言語の世界で、
いわゆる【色】という世界です。
この世界は【色】でもあり、【空】でもある。
【空】であり、【色】でもある。
でも多くの方々が、【空】を忘れて生きているんですね。
そう、多くの人がこだわっていることがあります。
例えば、〇〇でなければいけないって考えていること、
〇〇であるべきだって考えていること。
そのように生きていこうと頑張ってしまうこと。
でもね、これは、簡単に言うと
《単なる思い込み》なんですね。
それは《ストーリー》なんです。
【色】の世界で生きるために与えられた人間の機能として働いている、そういうものに組み込まれた思い込みであり、ストーリーなんです。
もっと言うと、自分は〇〇な人間だ〜とか
自分は〇〇であるっていう自分にたいするイメージとか
これが自分だ〜と思っていること、いわゆる自己像など。
これら自分が思っている“自分”すらも
すべて思い込みなんです。
すべては思考の世界で起きていて、すべては思考の寄せ集めでできているということなんです。
急にこんなこと言われても大混乱すると思うんですけど、
だったら本当の自分ってどれ?なに?どこ?…
って思いますよね。
本当の私。はどこに・・・?
これに答えようとするならば、非二元的な観点からになります。
そうです、
《私ってものはいません》
これが答えです。
そしてもっと科学的な言い方をすると
私っていうのは
《やって来ては去っていくあるエネルギーの流れをじっと観ているもの》です。
宇宙にとどまるものはないし、永久に続くものは何にもないんですよ。
すべては過ぎ去っていきます。
そのあらゆるものの流れを観ている存在、
それが“私”です。
もうちょっと分かりやすく“私”っていうものがどこにあるのかっていうのを表そうとすると
そうですね、例え話になってしまうんですね。
アクセプタンス・コミットメント・セラピー“通称ACT”
その中にチェスボードのメタファーというものがあります。
すべてを観ている、観察している私たちっていうのは
チェス・ボードは、チェスの駒がゲームする、戦いを繰り広げていく、そういった場所の土台であって、盤のことですよね。
オセロでいうと、緑の地面の盤のところ。
このチェスの駒ではなくチェス盤、チェス・ボード、
盤の上で繰り広げられているチェスの戦い。
どういうふうに動かしたらいいか、どのようにすれば対応できるかとか、これは苦しいとか、あれは嬉しいとか。
盤の上で動きまわっているチェスの駒、
私たちは普段どうしてもチェスの駒、チェスの動きの方に気を取られていて、それを自分だと思い込んでいます。
どう戦うかとか、どうすべきか、何が正しいか。
他にもあの人が嫌だ、病気が辛い、私は運が悪い、とかね。
苦しみや歓び、時に深く傷ついたりして、いろんなことを感じて生きています。
この動きまわっているチェスの方を自分だ、と勘違いしているけれど
実は、チェス盤・ボードの方、土台の方が私たちなんですよね。
ある意味、この土台の方は、何が起ころうとも傷つかないし、変わらないんですよ。
戦いが繰り広げられているのは土台の上であって、
なので、それによってチェス盤が傷つくことはありません。
チェス盤の上では、いろんなことが起こっています。
それを観ているものが私たちであり、それをACTで科学的にいうと
《観察する自己》として学ぶことができます。
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