悲しみよ こんにちは(サガン)


これはヤバいくらい良い!!!!

☆☆☆☆☆

ラジオで、夏の終わりに読むべき本であるって薦めてたけど、

本当にそうだよ!!!

うだるように暑い今だからこそ、この狂ったようで羨ましくて危ない物語は輝くのだ!!!


本の紹介文であらすじを→【太陽がきらめく、美しい南仏の海岸を舞台に、青春期特有の残酷さをもつ少女の感傷にみちた好奇心、愛情の独占欲、完璧なものへの反撥などの微妙な心理を描く】。


登場人物が、すでに興味をそそるんだ。

女たらしの父親、娼婦のような愛人、その暮らしに入り込む美しい熟女、大人になりかけの主人公の少女、そしてその少女を女にする男性。。。


この登場人物たちが、暑い暑い海岸を舞台に話を進めていくんだよ。危険なんです。


さらに、18歳でこの小説を書いた天才、サガンの文章力に陶酔してしまいます。主人公の少女が、女になって家に戻り、母になる予定の熟女と対峙する時は、少女が熟女に見つめられながらマッチをする、その沈黙の場面に、少女の後ろめたさや恥ずかしさなどを見事に書ききっていて、驚愕です。



二人がここにいる不思議(レイ・ブラッドベリ)1


ブラッドベリって有名な作家だから、一冊は押さえておこうと思って手に取りました。

短編集だったので、とりあえず「生涯に一度の夜」「トインビー・コンベクター」というのを読みました。


うーん・・・。

「トインビー・コンベクター」は、けっこうがっかりした。

男が、タイムマシンで未来に行ったの。そしたら、未来は、都市が再建され、海や川はきれいになり、空気が新鮮になっていたんだって。

そして時は流れ、男がタイムマシンで行った時代になる。その時代で、過去から来る男を待ち受けるんだけど、男が来ない。なぜか???実は、男は未来になど行っていなかったんだ。

男は、絶望が支配していた時代に、未来は明るいという希望をもらせたんだ、という話。


よくありげな話だよね??

ちょっとがっかり。

けど、この本に納められている他の作品は、おもしろいのかも??

本の紹介には、【太めと痩せのカップルの、出会いと別れと再会の物語「ローレル・アンド・ハーディ恋愛騒動」】などが書いてあり、ちょっと興味がそそられたので、読むかもです。




ライ麦畑でつかまえて(J.D.サリンジャー)1


これも、弟お勧めの本なので読んでます。

弟は、かなりお気に入りらしく、一週間で四回も読み返したそうな!!!

私は、、

最後まで読めるかな(^o^;)


主人公が、かんなり変わったヤツ。

ライ麦畑のrye(ライ)が、嘘のlie(ライ)と掛けてある、という噂どおり、

主人公が嘘つき。正確には、大袈裟なのかな??

人を騙してやろうっていうのではなく、ついつい嘘八百で語ってしまう性質みたい。


そんな主人公なのに、「僕はさ・・・」という一人称だから、

読者は、自分と主人公と重ね合わさざるを得ない。

それが不思議な感覚です!


今、半分くらい読んだところです。