擁壁不安解消ブログ「検済無いと絶対やり替え??」 | 擁壁不安解消&日常徒然ブログ

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前回からスタートした、造成・擁壁ブログ「No  造成 No Life」。2回目は「検済無いと絶対やり替え??」です。

前回は仮に検査済があっても、やりかえたほうがいい、やりかえざるをえないという例をお伝えいたしました。

今回は逆に検査済み証が無い場合は全てやりかえないといけないのか、ですが、結論から言えば「そうではない」。

はじめに言ってしまうと、その判断は「施主」にあります。

役所に相談しても、表向きは「検査済み証が無い場合の擁壁はやりかえたほうがいいですよ」としかいいません。住宅の安全上、支障の無いようにしてください、ということです。やりかえは「義務」ではないんですね。

施主様だって、費用の問題があります。建物建築の際の影響がない範囲でなるべく費用を抑えていきたい、皆そう考えるはず。

そこで、既存の擁壁を残したまま、けっして違法ではない形の施工があります。

それは、「杭・深基礎工事」というものです。

つまり、これから建てる家の下の基礎とさらにその下に施工する杭を「擁壁代わり」にするというものです。

ここで重要なのは、擁壁が問題ということではなく、その上に建てる「住宅」に支障が無ければいいということ。つまり、擁壁がどうなろうと、家がちゃんと残っていれば役所としてはOKということなのです。

そこで家の下の地層の硬いところまで基礎や杭を打っていき、家の安全を図るということです。

この方法だと、擁壁やりかえより遥かに費用は安く済みます。当然、新築の建築確認も下りますし、違法でもなんでもありません。

しかし、既存擁壁はそのまま残りますので、擁壁そのものはこれからも劣化していきますし、杭工事をすることで、土圧がかかって、既存擁壁に負荷がかかり何らかの影響を与える可能性も十分あることに留意してください。

そういうことも全て把握したうえで、最後の判断は「施主」になるわけです・・・


次回は、「そうはいっても、これは明らかにやり替えた方がいい!」です。


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