「地球探検隊」中村隊長の公式ブログ【ビタミンT】 -277ページ目

「地球探検隊9周年特別イベント(3)」

「地球探検隊」9周年を共に祝ってくれた隊員は約40名。
全国から駆けつけてくれた。本当にありがとう!

ガイドとスタッフを入れて総勢約50名の団体になった・・・。

国内アウトドアの日帰りイベント・・・
ここまでと思ったら、それで終わってしまう。

4/1(金)から旅行業法令・約款が改正される。
今後は受注型企画手配旅行、国内の募集型企画旅行ができるようにするつもりだ。

うちとかかわる全ての人を元気にしたい・・・。


    今どこにいるかではなく どこに向かって進んでいるか
    それが大事です
    何をしたかではなく なぜそれをやっているのか
    それが重要なのです

    ― 射手園達一 ―



ps.菅野さん、素敵な画像、ありがとう!

「地球探検隊9周年特別イベント(2)」

相変わらず天気に恵まれ、高校時代に登った谷川岳は、くっきりと姿を見せてくれた。最近は旅もイベントも、快晴!

最高のプレゼントをありがとう!





   「『いま、この瞬間を生きる』という言葉が
   僕の一番好きな言葉なんですけど、
   やっぱり<いま>しかないな、と。

   いま・いま・いま・・・
   人生はこの点のつながりでしかないな、と」
                   
          ─ おちまさと(放送作家)─

「地球探検隊9周年特別イベント(1)」


初めてのスノーシュー体験。

飲んで遅く寝たにもかかわらず、05:30amには自然と目が覚めた。すっかり遠足気分でターボがかかる。

新雪を歩くというより、かなり踏みしめられた道を歩く感じだったが、それでも楽しめた。隊員たちと食べる料理は旨かった。ボリュームのあるチキンサンド、温かいパスタ入りパンプキンスープ、美味しいデザート・・・。それに、この雪景色・・・。

美味しくてスープもデザートもお代わりをした。こんな場所までダッチオーブンを運んでくれたガイドさんたちに感謝。

雪の斜面を利用した滑り台では思いっきりケツを打ってしまった。ズシンと腹にきた・・・。隊員たちと一緒に雪原を駆けた・・・。

オレは一日、少年になった・・・。

スノーシューの後の天然温泉に、冷えたビール・・・くぅ~幸せ。


   あんた、生きるいうのは苦しいとか何とか言うけれど、

   それは人間の気どりでね。

   正直、生きてるのはいいもんだよ

    ─黒澤明 映画『夢』─

「明日は9周年特別イベント」

明日は「地球探検隊」 9周年特別イベント、群馬県、水上でスノーシュー。

今回のアラスカの旅でも9周年の誕生日をみんなで祝ってくれた。我らTeam Slow Life。

3月のオーロラ隊、Team Slow Lifeの
けんごより

    それにしてもSLOW LIFEっていうチーム名、
    最高ですね。
    乗り遅れが多かったツアーでしたが、
    それは即ち僕たちを取り巻く環境が、
    時間に追われていつも切羽詰った状況に
    あるからなんでしょうね。
    乗り遅れたってぜんぜん困らないような
    ゆったりとした生活を送りたいものです。
   
    SLOW LIFEは生涯の目標です。

    けんご



9周年を迎えて、神田昌典さんの言葉が目にとまった。本気は必ず人に伝わる。本気でやってると必ず応援してくれる人が現れる・・・。

明日のスノーシューに参加して9周年を共に祝ってくれる隊員たちが続々オフィスに集まってきた・・・。すべての出会いに感謝!

    自分の人生に向き合って生きる人を、
    成功者という。
 
    世間ではお金持ちであったり、
    名声があったりする人を成功者と呼ぶ。
    しかし、その両方をもっていても、
    自分の人生を生きていない人は悲しい。

    自分の人生に真剣に向き合って生きている、
    理由がわからなくても、
    とにかく生きている、それを成功という。
 
     ― 神田昌典 ―

「すんごいのを見ちゃいました!」

ひとりアラスカに延泊していた3月のオーロラ隊、Team Slow Lifeの
けんごより

  オーロラ、独りで見るのは楽しくなかったので、
  あまり見る気がしませんでした。
  出るか出るかと皆で待つ時間が楽しかったなぁ。 
 
  でも、ある晩、たまたま夜中に
  外気を吸いに出たときに、すんごいのを見ちゃいました。
  凄すぎて、Tシャツのまま見とれてました。
  ひょっとしたら呼吸すら忘れるぐらい
  見とれてたかもしれません。

  我に返ったあと、しっかり防寒具を装着し、
  みんなに見せるために写真取りまくりました。
  その晩の2時間で単三電池12本消耗しちゃいました。
  写真楽しみにしててくださいな。

  けんご


<呼吸するのを忘れるぐらい見とれた・・・>情景が浮かぶ。来月の写真交換会が楽しみだ。そう、みんなで待つ時間が楽しかった・・・。あぁ、しばらくアラスカ熱が冷めそうにない。重症・・・。


     未来は
     明日ではなく
     今日やっていることで作られる

      ― ロバート・キヨサキ ―

「オーロラを見ながら星野道夫を語る会(3)」

3月のオーロラ隊、Team Slow Life
なぐの報告(3)

    ■必要のないもの

    新聞もテレビもコンピュータも電話もない。
    旅に出ると、そんなものは必要ないって思う。
    というか、欲しいと考えなかった。
    今回もそのことをものすごく実感した。
    自然を感じて、みんなと言葉を交わして、
    飲んで、食べて、遊んで、眠って、泣いて、笑って・・・

    日本に帰ってきて、テレビをつけて、
    コンピュータに向かい、携帯電話を使って・・・
    情報がありふれている生活がつまらないって感じてしまう。
    こんな生活にまたすぐに慣れてしまうんだけど、
    あの生活は心の片隅に残っている。

    ほぼ24時間をともに行動した仲間。
    これからも再会することはあるけど、
    11人がこれだけいっしに行動することって、
    二度とないだろうなあって思う。
    すでになつかしく感じている。


ツアー報告と一緒に送られた写真。オレもすでに懐かしく感じる。他に何もいらないシンプルな日々。最高の仲間と過ごした愛しい時間がそこにあった。

   結果が、最初の思惑通りにならなくとも、
   そこで過ごした時間は確実に存在する。
   そして最後に意味をもつのは、
   結果ではなく、
   過ごしてしまった、かけがえのないその時間である。


   ─ 星野道夫著 『オーロラの彼方へ』─

「オーロラを見ながら星野道夫を語る会(2)」

3月のオーロラ隊、Team Slow Life
なぐの報告(2)

    ■森

    森の中を歩くと、気持ちが落ち着く。
    澄み切った空気と、ただそこで息づいている木々。
    自然の中にいるだけで、素直にうれしくなる。

    春が近づいているんだろう・・・リスの姿、足跡をみかける。
    時々聞こえてくるみんなの笑い声。ブルースハープの音色。
    フラッシュバックのようにこの何日間のことを思う・・・
    最終日の午後のひととき。


初めてのクロスカントリー体験。し~んとした森の中を歩くのは気持ちいい。昨年よりも、さらに暖かい。ここで休憩のとき、「とも」がアラスカン・アンバー(ビール)をデイパックから取り出した。彼の温かい気遣いに感謝!

    愛と笑いのないところには、
    楽しみもないはずだ。
    愛と笑いの中に生きよ。

    ─ホラティウス(ローマ 詩人)

「オーロラを見ながら星野道夫を語る会(1)」

3月のオーロラ隊、Team Slow Life
なぐの報告(1)

    ■表現すること ~大人のカタリ場(隊長の言葉)~

    アラスカで、星野道夫さんのことを語ることは
    少なかったけど、帰国後に思った。
    「オーロラを見ながら星野道夫を語る会」は、
    「オーロラを見ながら自分を語る会」だったんだって。

    星野さんは星野さん自身の言葉と写真で、
    僕達に語りかけてくれたように、
    今回の旅では、みんな自分の言葉で
    自分のことを語っていた。

    多くを語らないヤツも、
    その表情やしぐさがたくさん語っていた。
 
    みんな、素直に自分自身を表現して、旅を楽しんだ。


ホントに良く語り、良く食べ、良く笑い、良く泣いた。朝の07:00まで、ほとんど全員が起きていた日もあった。その日は13:00までリビングに集まらなかった、Team Slow Life。ひとりがOPENになると、みんながOPENになっていった。


    “魂”は撮れるものではなく、

     撮らされてしまうものであり、

     語れるものではなく、

     語らされてしまうものなのだ


    龍村仁著『地球をつつむ風のように』


「大人の給食会・・・1969±1年給食会」

1969±1年給食会を開催

始まって、すぐに、「またやってくださいね!」って・・・。

もう、次の話をするほど、最初から盛り上がっていた。
男性4名、女性21名が集結。この年代は女性ばかりが集まった。

本当に初対面???
みんな実にいい顔をしてる。

気づいたこと。

「地球探検隊」メルマガ ・ファンが多かった。

「大人の修学旅行」 アラスカ、メキシコ、ハワイに興味のある人が多かった。

・国内のアウトドアな旅、1泊2日、2泊3日希望者が多かった。

「多国籍冒険ツアーを知る夕べ」 参加者が多かった。

「多国籍冒険ツアーを知る夕べ」(無料)参加者募集中!
3月29日(火) 19~21時
4月23日(土) 15~17時

話すのに夢中になっていたら、終電に乗り遅れた(笑)。オフィスで寝袋にくるまる。どうもアラスカへ行ってから、乗り遅れることが多くなった。リズムが東京に戻らない。ゆっくり行きますかね。


     スランプの最上の特効薬は“笑い”である。 

      ─米長邦雄(棋士)

「理想のオヤジ像・・・」


リアルでは、新田次郎著『アラスカ物語』 の主人公、フランク安田がオレの理想のオヤジ像かもしれない。背筋がピンと伸びてくる凛とした男。

でも、フィクションの世界で言うと、五木寛之著「青春の門 第1部 筑豊篇 」に登場する「のぼり蜘蛛の重」こと伊吹重蔵。主人公、伊吹信介の父だ。

中学・高校時代に筑豊篇と自立篇は、なんども読んで、かなりの影響を受けた。オレの中で「男の中の男」は伊吹重蔵・・・。

最近、ほとんどテレビを見なくなった。でも、久しぶりにビデオに録ってTBSテレビ放送50周年スペシャルドラマ「青春の門(筑豊篇)」を見た。気がついたら深夜03:00amをまわっていた。ドラマや映画化されて、いろんな役者が重蔵役を演じたが、一番イメージに近いのは 北大路欣也かな。今回のドラマでは豊川悦司が重蔵の役をやっていたが、思ったよりも違和感はなかった。

なぜ、あの頃あんなに夢中になって読んだのだろう・・・。最近、モーニングにも掲載されて漫画化された。思わずコミックを購入。そこに原作者の五木寛之のこんな言葉が掲載されていた。

   筑豊篇は、人間の「情」がテーマ。
   今の時代は友は多いが友「情 」は成り立ちにくく、
   恋愛はあっても愛「情」に欠け、
   感覚は新しくなっても感「情」に乏しい。(中略)

   斎藤茂吉がその「情」という言葉を「こころ」と
   読んだように、万葉人にとって「情」は「こころ」。
  
   今の時代にはそれが欠けているからこそ、なおさら
   筑豊篇を読み、見ていただく価値があるのかもしれません。

   ─ 原作 五木寛之



オレは今の時代に欠けているものを取り戻すために、この旅を勧めているのかもしれない。

オレのオヤジは長崎生まれの九州男児。おふくろを泣かす親父とはケンカばかりしていたが、親父も九州弁も・・・どちらも好きだ。

えーか信介
理屈じゃなか
裸一貫 男ば命ば張って生きったい

バカも利口も命はひとつたい

─伊吹重蔵 五木寛之著「青春の門 第1部 筑豊篇 」より