今日は久しぶりにセミナーを実施することに。

お陰様で大阪商工会議所主催のセミナーとして20年近くになります。

 

コロナ感染が気になる時期での開催となったため募集人員を絞って

ソーシャルディスタンシングの確保、マスク着用、検温実施など

十分な注意を払ったうえでの開催となりました。

 

少し前までは完全に自粛モードだったのですが

参加者の方もコロナ対策にだいぶ慣れてきたようです。

 

新型コロナの感染は怖いですが、正しく怖がることで大事で

対応をしっかりやって少しずつでも活動を再開していくことが必要だと

皆、感じ始めているようです。

 

コロナ禍の時だからこそやるべきことがあります。

環境の変化に対応できるものが生き残ってきた歴史があります。

大胆に変えていくチャンスでもあります。

 

また、コロナ禍でもできることを考えていく必要もあります。

少しずつでも、どうやるか!をトライしていくことが大事です。

まずは、目の前のできることから着実に!ということでしょう。

7月31日、気象庁は近畿地方が梅雨明けしたと報じました。

例年より7~10日遅いようですが、まずはやれやれといった感じでしょうか。

 

でも、今年も長雨、豪雨で被災された多くの方々にとっては

まだまだ厳しい状況が続いていて本当にお気の毒です。

 

そして、不気味なのが新型コロナウイルス感染者の拡大傾向です。

経済の回復を狙っての政府の「GO TO キャンペーン」ではありますが

かえって、感染を助長する施策となっている側面も否めません。

 

確かに感染で重篤化するリスクがあることを考えると動きは鈍くなりますが、

経済活動を止めてしまっては生活が成り立たなもくなります。

まさにジレンマです!

 

しかしながら、企業が業績不振の理由をコロナのせいにするのも

限界があるのでしょう(いつまで言ってるの?といった感じ)。

 

ワクチンができていない状況下ではコロナとの共存しかなく、

対応策を見つけ出していかないと取り残されてしまうことにもなります。

 

知恵を出して行動していかないといけないのでしょう。

変化していかないといけないのでしょう。

言うは易し行うは難しですが、それしか生き残る道はないようです。

 

梅雨が明けて夏になりました。

しっかりと(身体に、頭に)汗をかいていかないと!

 

 

 

 

 

 

KPIという言葉をよく聞きます。

Key Performance Indicator の略で重要業績評価指標のこと。

財務諸表を読み解くうえで参考となるものである。

 

コロナ禍で業績が悪化し、将来の見通しも立てにくくなってきている時期

企業にとっての重要な課題の一つがは生産性の向上にあります。

多くの企業は改善活動の優等生ではありますが生産性については疑問符が付きます。

 

コロナ禍で苦しむ自動車業界の企業価値評価についての記事が出ていました。

PSR(Price to Sales ratioの略)で見る評価の差。

PSR=時価総額÷売上高で示される成長期待の度合い。

トヨタ自動車をはじめとする各社が1未満なのにテスラ社は10倍超だとか。

 

また、今後の方向性を考えていくうえで重要な指標はARPUだとも。

ARPU(Average Revenue Per User)の略で、ユーザー一人当たり売上高のこと。

売り切りでなく継続的に課金できるような取り組みでこの数値は高めていくことができ、

GAFAのようなIT業界が好例であるとも。

 

それにしても横文字多すぎて困りますねーー(笑)

 

 

 

 

 

新型コロナ感染症対策では、新しい生活様式の実践を進めていくことになるのでしょうが、

政府が対策検討を行ってきた専門家会議の議事録が作成されていなかったことが

問題となっています。

 

過去にも何かと政府の記録不備が問題にされてきていますが

一般企業いついても同様のことがよくあるように思います。

 

上場しているような会社が問題になるくらいですから非上場の会社については

ほとんど整備されていないと言ってもいいかもしれません。

 

会社が上場を目指す場合に内部統制の整備が求められますが

基本は検証可能な状況の確保、すなわち記録の整備にあります。

 

会社によっては結構、色々な会議か行われていて

それらの準備資料の作成に追われていることもあるようです。

そもそも会議が多いことが問題とも言えますが(笑)

 

さらに、その場合でも議事録が作成されていることは

ほとんどないのではないでしょうか・・・・。

 

議事録の作成は、決議の内容を共有することと

議論の過程について検証できるようにすることが目的になりますが、

記録を残す文化が大事だと考えます。

 

コロナ禍で在宅、リモート作業が一気に普及しており

会議もリモートで行われることが普通になってきています。

 

会議の質を高めて成果につなげていくためにも

議事録の重要性が高まってきていると思います。

 

 

 

新型コロナウイルスの感染予防対策に各社苦労しながらの株主総会が行われています。
改めて思いますのは、企業、特に上場企業は“成長性”が求められるということ。

かつて、IPO支援業務に関わっていた頃、
上場準備会社の社長さんに、上場に求められるのは『成長性です』とよく言っていたのを思い出します。

外食業界、大江戸ホールディングスの株主総会はいい勉強になります。

大株主のコロライドによる役員選任を巡る株主提案(最終的には否決せれた)のカタチをとった成長性の問題提起です。

創業者である故三森久実氏の『日本一の定食屋にする』という理念をどう実現して行くか。

『町のごはん屋VS.工場』と対比されるように、両社には運営方針に違いがあります。

創業精神の継承しながら企業の成長を追求するためにはどういう取り組みが必要なのか?

店内調理にこだわることでそれぞれの店舗で醸成されてくるブランド重視の戦略。

セントラルキッチン方式によるコスト削減と店舗運営の標準化戦略。

経営者として“成長性”のキーワードをどう実現していくかが求められています。