お盆の時期には戦争当時に関係するドラマがよくあります。8月15日は終戦の日であり、決して忘れてはならない日。戦後育ちの人間にとっては戦争の悲惨さをしっかりと分かっておかないといけないことです。

タイトルは、戦時下にB29の搭乗者に対する生体解剖に関わった一人の医者が遺したもの。
戦後の裁判で手術実施者の一人として裁かれたことのドラマでした。

B29による空襲で多くの日本人が亡くなり、撃墜され捕虜となった搭乗者に対する処刑としてなされた行為であったようです。

戦争という異常事態では非人間的なことも普通に行われ、エスカレート化していったようです。

軍の命令が全てであったような状況下では、命令に逆らうことは不可能であったとも。

しかし、死刑囚として裁かれる立場になった当の医者は深く悩み苦しんだ結果、医者は人を治すことが使命であり、どんな状況であったとしても人を殺すことではないと自責の念にさいなまれることに。

最終的には首謀者ではなかったことから大きく減刑され、刑期後は終生を医者として過ごすことになりちょっとホッとしました。

しかしながら、当時のことについて「あんな状況では仕方なかった」と周りの人が言っても、
「しかたなかった」と言うてはいかんのです!と
話す姿が印象的でした。

戦争体験者の方々には心に秘めた当時の苦悩の日々が深く刻まれているのだと思います。

戦争を知らない世代がまた誤った方向に行かないように戦争の悲惨さを知る努力が必要と思います。

また、当の医者が示した職務に対する矜持には、今の世の中においても、いわゆる同調圧力ということに対する身の処し方を考えさせられます。

今日、例年通りお寺さんにお盆のお経を上げてもらいました。毎年、11日と決まってはいるのですが、コロナ感染が収まらない中、どうなのかなぁーと思いつつ待っていると、玄関のチャイムが鳴り来ていただきました。

やはり、マスク着用で。
お経を上げているときもマスクは着用。
今回は結構ですというと檀家さんもあるのだと。

時間にするとほんの数分の行事?ですが、
まずはひと段落。
お盆の入りはこれからなんですがねー(笑)

やるべきことで、今やれることは
ちゃんとやっていかないと。
コロナで試されている感も・・・

1945年(昭和20年)8月9日(木)午前11時02分
長崎に原爆が投下されました。
広島に次ぎ2発目のもの。

人類史上初めてとなる原子爆弾の投下は、戦争終結のためとはいえ、新爆弾の効果測定の実験でもあったようで、結果は悲惨極まりないもの。

オリンピックが閉幕し、新聞紙上もその様子や
アスリートの活躍ぶりを伝えています。

多くの感動と勇気をもらいました。
しかし、同時に過去の犠牲についての想いを忘れてはならないでしょう。

76年目の原爆忌
11時02分には黙祷を捧げたいと思います。



何かと問題があり開催すら危ぶまれた
オリンピックも今日、閉幕となりました。

無観客での開催など異例な状況ではありましたが
アスリートたちの勝利に向けての姿には
感動がありました。

応援団の声援があれば、また違った世界が
みられたかもしれません。
その意味でサポーターの存在は大きいなぁーとも。

とにかく、自分にできることで
もっともっと頑張らないと!と
いいエネルギーをもらいました。



八月や、六日、九日、十五日
戦争の愚かさ、悲惨さ、無情の想いを吐いた句
決して忘れてはならない日

今日はその6日、広島原爆忌です。
コロナ感染、ワクチン接種、熱中症・・・
今も大変な日々ではあります。

でも、戦争の痛ましさは想像を絶するもの
でしょう。戦後の76年ともなると戦争を経験された人は極めて少なくなっています。

意識しないとスルッと過ぎ去ってしまいます。
平和の祭典であるオリンピックとともに
日本から発信していかないといけないですね。

日本人としてしっかりと心していかないと!