昨日、瀬戸内寂聴さんが99歳で亡くなられたと報じられました。

 

尼僧になられた作家として、著作業もさることながら

各界の方々との懇談や法話や人生相談を通じての多くの人との交流、

年の差60歳以上の若い秘書とともの行動もあって

その活躍ぶりには驚かされていました。

 

少し前でしょうか、テレビ番組に出演されて

『やりたいことはやり、行きたいところへは行き、食べたいものは食べ、

私の人生に悔いはありません。後は自然に任せて生きていくだけ。』

とのコメントに、すごいなぁ~~と感じ入ったものでした。

 

新聞記事によると、すべては『書くこと』を続けるためのものだったとか。

『書くこと』にこだわった人生であったともありました。

しっかりとした軸が1本貫かれていることに、改めて生き方を考えさせられます。

わが人生に悔いはない!と言い切れる生き方をしていかなければ!とも。

 

ご冥福をお祈りいたします。

黙とう

 

 

大リーガー大谷翔平選手の大活躍で大盛り上がり中ですが、今度は真鍋淑朗氏がノーベル物理学賞を受賞したことが報じられました。

全く日本人として誇らしいことです。
コロナ禍で停滞気味の世の中に心地よい風が吹き込んできたようです。

ちょっと思うのは90歳という年齢でしょうか。
もう少し早く評価されても良かったのではと。
まあ、研究テーマとしては今がその時であったということなのかもしれませんが。

こういった研究が認められるには地道な積み重ねが必要なだけに、研究者の層の厚さも重要と思いますね。日本が科学立国として存在していくための支援体制の強化が課題となります。


コロナ禍での行動制限の中、自民党総裁の選挙が行われました。

結果は下馬評を覆し、1回目の投票から1票差ではあるものの岸田氏がトップ。

決選投票でも257票/427票を獲得し、2位の河野氏とは87票差。

 

この数日は4人の候補者が連日、討論会に登場し、お茶の間でも各候補者を

見比べる機会は多かったです。

実質的な次期総理となる人選びなんですよね・・・・

 

それにしても組織の論理というか、組織の動かし方といいますか

なかなかのドラマがあったように思います。

組織のトップにはなりたくてなれるものではないことがよくわかります。

 

自民党はいろんな考え方の人が集まっていて層が厚いだけに面白いですが

その分、変化への対応には時間がかかるようです。

尖がるだけではダメで人を抱え込む度量というか人間力が必要だとつくづく思いますね。

 

結果を出すことが大事ですが、一人ではできないこと。

如何にして組織をまとめていくかが問われます。

 

緊急事態宣言等も解除されることが決まっています。

今年も残すところ3カ月

コロナに負けず、頑張っていきましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

駅に向かう途中で見上げると
綺麗な十六夜の月でした。