更新が遅くなってごめんなさい!

先程はLAST MAY JAGUARのツイキャスへお邪魔して来ましたが、

見てくれたみんな、コメントくれたみんなありがとうね!

終始笑ってばかりで楽しんじゃいました。

29日のイベントは更に楽しい予感しかないので、必ず遊びに来てほしいな。

この日はちょいと新しいトライをとある曲にさせちゃおうと思います!






そして本日の「Connect to my EXIST†TRACE」は、

実は別の内容で書いていたものがあったんだけど、

あんなライブ見ちゃったら書かずにはいられない。

ということで、私達が大好きで大好きで仕方なかった、Take ambulanceというバンドのこと、に変更です。

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今日はリハーサルからツイキャスまでの間に渋谷CYCLONEに行ってきたんだけど、

この日のCYCLONEはA GHOST OF FLAREというバンドのギタリストYu-yaくんのラストライブ。

彼の前のバンドTake ambulanceも一日限りの復活ライブを行いました。






Take ambulanceとexist†traceは、以前共にツアーを回って切磋琢磨した仲で、

お互いリスペクトし合えた本当に大切な仲間だったんだ。

現状打破をしたい、この音楽を多くの人に届けたい、お互いの想いはとても似ていて、

ツアーを回りながらも色々な発見や勉強、そして出会いもあった。

それでもバンドって簡単には上手くいかないもので、テイクはイグを置いて3年前に解散してしまったんだ。

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その後Yu-yaくんはAGOFに入り、ドラムのSHINGOくんはTHE MUSMUSで活躍。

ハナちゃんも新しいバンドme;usが始まって、どんちゃんもyuukiくんも日々頑張っている話を聞いていたけれど、

まさかYu-yaくんがバンドを辞める、その日にテイクをもう一度観れる、なんて

喜ぶに喜べない日が来るだなんて。






でも今日、3年越しに観た彼らは何も変わっていなくて、

むしろこの時間でミュージシャンとしてもそうだけど、

人間的な成長もきっと物凄くあったんだろうなって事をスリリングな音で感じさせる、

5人で作るTake ambulanceがそこにいた。

転んでも何度も立ち上がろうとする「awakening」が、背中を押す「awakening」に聴こえた。



彼らの"存在の痕跡"は音楽に、私達の中に、そして本人達の心の中に、確かに刻まれていたんだ。






その未来がもっと長く、もっと明るく、そうであったらよかったと思うけれど、

彼らの刻んだ音と感情を胸に、Yu-yaくんの新たな一歩にエールを贈りたいと思う。



新生AGOFにも期待を寄せながら、exist†traceはまだまだ走ります。

あの時私達に出会ってくれてありがとう。

私達の"存在の痕跡"は、まだ到底刻みきれないけど、

深い深い爪痕をきっと、あの場所にも、みんなの心の底にも、残してしまいたいんだ。
一段と寒くなってきたような気がします。

みんな体調崩したりしていないかな?

私は全然元気いっぱいで、ちょい筋トレに励んでいます。

ちょっとの隙間時間にスクワット、とか。

鍛えながらも体あたたまっていい感じです。






さてさて1/19のワンマンライブ「EXIST†TRACE」に向けて

私にとっての「EXIST†TRACE」のかけらを綴るブログシリーズ

「Connect to my EXIST†TRACE」

今日はちょこちょこ話に出てきている、アメリカ時代について。






父の転勤でアメリカに渡ったのは小学生の頃。

たった約3年間のアメリカ生活が私の根性を鍛えてくれました。

住んでいたのはアメリカ南部にあるテキサス州のダラスという街。

ダウンタウンを抜けると一気に荒野が広がり、あちらこちらに大きな住宅街がある…

そんな広々とした場所です。

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憧れの異国にたどり着いたはいいけれど、英語をほぼ何も知らない状態の私。

それでも学校には行かなきゃいけない。

英和と和英の辞書2つだけを頼りに、アメリカ人達の通う現地校に乗り込んだ。



最初はまっっっったく何言ってるのかわからないから、

半べそかきながらも英和辞書を相手に手渡す。

すると察した相手が言いたいことを辞書を引いてくれて、

「lunch=お昼」「eat=食べる」とようやく私も理解出来た。

授業どころか今やっている科目が何なのかすらわからないから、最初はずっと辞書を眺めていたっけ。



一番大変だったのが国語の朗読の授業。勿論先生は私に読ませることはさせないけれど、

まずそもそも「◯◯ページを開いて」からわからない。

みんなが開いたページの挿絵を見て、私もなんとかそのページを見つける。

その頃には朗読が始まっていて、やっぱりわけがわからないので、

ページの最後の辺りを見て、なんとか読めて聞き取りもできる単語を探し、

その単語が読まれるまでじっと待つ。

奇跡的にその言葉を聞き取れたら、「きっとこんな速度で進んでいるだろう」と雰囲気だけで文字を追っていく。

そりゃあそれじゃまた行方不明になるから、また先の方のわかる単語を探してひたすら待つ。

なんて、よくわからない修行をして。



外国から来た子供に英語を教えてくれるクラスで一日一時間ほど簡単な英語を習えるんだけど、

そのクラスから帰ってくると教室が施錠されて誰もいないこともよくあって、

そんな時は体育館か美術室は図書室か音楽室かその辺りにいるはずだから、

学校中をウロウロと、クラスメイトを探してさまよった。

ある時は同じようにクラスメイトを探してさまよっている弟と遭遇したこともあって、

今思うと笑えるけど、その時はほんとに毎日泣きたかったな。






でも、言葉も文化もわからなくても、時に英語が話せなくて嫌われても、

どうにかなった。笑

必死に食らいついて、悔しい事があっても踏ん張って、

楽しい時は思いっきり笑って。

今困ったことがあっても、あの時もどうにかなったんだし、と思うと、

割とどんな事もどうにかできちゃう。






そんな異国に鍛えられた子供時代。

大人になってからは音楽を通じて自分自身と戦って鍛えて。

それでもまだまだ甘い甘い私だから、

きっと運命はまた私に試練を与えてくると思う。

でも決して逃げずに受け止めたい。

その先の自分を、見てみたい。
昨日は来年2019年のイグの日、

1/9にConnect to EXIST†TRACEのファイナルを発表しました。

去年マンスリーワンマンを行ってきた会場で、

今年の1/9もここからリスタートしたから、

まる1年後のこの日、またここでみんなともう一度、

「1年後ここで必ず会おう」って

約束できることを嬉しく思います。



コアなみんなには是非観て感じてもらいたい1/19の前哨戦なライブになるので、

一緒に濃厚な時間を楽しもうね。

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そんな来年に向け毎日想いを綴っていくブログシリーズ、

「Connect to my EXIST†TRACE」

今日は私たちexist†traceが色々な角度から歌い、

考え、これからも向き合っていきたい、「死」について。

それに初めて触れた時のことを。






私が死というものに初めてリアルに触れたのは、

たしか小学3年生だったかな。

数年入院していた父方の祖父が亡くなった時。

私の祖父像はお見舞いに行った時の記憶がほとんどで、

厳格で、口数は少ないけれど優しい一面もある、

そんなイメージだった。



その日私は母方の祖母と家にいて、祖母が電話で何やら話した後、私にそっと言った。

「おじいちゃん、おめめを閉じちゃったんだって。」

一瞬頭の中でぐるりと考えたあと、

おじいちゃん死んじゃったんだ、って理解した。

そして祖母が台所へ戻った後、じんわりと悲しみがやってきた。



祖父と沢山話したことがあるわけでもない、

祖父のことを色々知っているわけでもない、

でも私にとって大切な人の中の一人が永遠に失われた、

その意味が理解しきれないのにとても重たく感じられた。



そしてそれから、「死」に恐怖するようになった。

最初は「お母さんが死んじゃったらどうしよう」

って子供らしい恐怖から、

「私が死んだらどうなるんだろう」に。

胸が焼けるほどの恐怖と、叫びだしたくなる衝動。

でもどうにもならなくて、他の何かで気を紛らわせるしかない。

とにかく考えないように考えないようにして生きたかった。

色々な考え方を持てる今も、やっぱりそれは気分の良いものではないんだよね。






誰にとっても死は遠い存在じゃなく、

当たり前に大切な人たちが順に旅立っていくし、

道端で、家で、職場で、

どんな場所もそこが最期の場所になり得る。

でも私たちの脳は、恐怖や悲しみを和らげようと頑張ってしまうみたいで、

隣にいる死をすぐに忘れてしまう。

そこに向き合いたい。抉ってでもちゃんと見つめたい。

死に向かって生きるんじゃなく、今を大切にするために。



まだまだ向き合いきれていないし、

わかったと思っていたことも、あっという間にわからなくなったりするけれど、

今の自分の答え、は常に、持ちながら生きたいと思う。

残り2カ月で一度、今の答えにたどり着きたい。