ソーシャルメディアがマーケティングにどういう影響を及ぼしているか。
目に見えないところで、確実に大きな影響を与えていますよね。
友達のFacebookの投稿で夕食の店を決めたり、知人のTwitterで知った音楽を買ったり、そういう機会がものすごく多くなってきました。
マーケティングはソーシャルメディア抜きには考えられない時代になりました。
にもかかわらず、ソーシャルメディアに取り組まない企業もあります。
あんなものは時間の無駄と言っている経営者もいます。
うちは高齢の人がターゲットだから、リアルのほうがいいと、言っている人もいます。
俺がやらないから、うちの会社はやらないっていう経営者もいます(笑)。
パソコンの前で仕事をしていると、何遊んでいるだ! と怒りだす経営者もいます。
そういう会社はかなり危険な領域に入っている
今のビジネスが順調でこの先も安泰といえるのであれば、すぐに効果がでるかどうかもわからならないソーシャルメディアの世界に足を踏み入れる必要はないかもしれません。
(ホントはすべての業種すべての会社がやることになるんですけどね)
でもね、あらゆる分野において世の中が激変している現代、そう言い切れる人はいるでしょうか?
ほとんどの経営者は、危機感をもっていることでしょう。
インターネット上で、消費者がどのように行動しているのか、どういう会話をしているのか、何を求めているのか、それがわからないままでいるのは、まさに「はだかの王様」になっている状態です。
今や、世界中にソーシャルグラフ(ソーシャルグラフとは、Web上での人間の相関関係や、そのつながり、結びつきを意味する概念)が張り巡らされ、企業が消費者の言動によって突き動かされる状況も増えてきています。
(たとえば、Twitterのつぶやきから商品化されたネコのiPhoneアクセサリーとかね)
さらに、スマートフォンがこれだけ普及すると、ソーシャルメディアはもっとさかんになる。
日本でもTwitterやFacebookの登録者がうなぎのぼり。
スマホの普及が原因です。
ソーシャルメディアに取り組まないと、お客さまがライバルの会社に乗りかえてしまうかもしれない。
もはや、ソーシャルメディアマーケティング は、どんな企業にも必要なマーケティングになってきているのです。
大企業など、会社名を出すのは準備段階として控えるのはアリとしても、個人の顔でSNSをやることをよしとしないのはかなりのリスクでしょう。
まずのその世界に入り、企業について言及されている声などは積極的に知る姿勢を取るべき時期にきているのです。
まだ、遅くありません。
今が最後のチャンスかもしれませんけど・・・。