大手企業が参入している関連分野から自社に合った「スキマ」を見つけよう! | 通販プロデューサー

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通信販売に魔法をかける専門家

通販業界の全体像を把握し
自社に合った「スキマ」を見つけよう!

それでは、あなたの会社のネット通販ビジネスに
合致したスキマは、どのようにして見つければいいのでしょうか?

 



本題へ

まずは大きな全体像から、1つずつ分解していき、
どこにスキマがあるのかを探し出していきましょう。

例えば、トレンドを見て何が流行ってきているかを
把握する必要もあります。

大手の決算情報などのIRも有効な情報収集元になります。

昨日、シャープが化粧品に参入してきました。
こんな記事も参考になります。

シャープは15日、化粧品事業に参入すると発表した。
コロナ禍を受けて経営環境が大きく変わる中、
事業の多角化を推し進めて収益力の強化を図る。

同日発表した医薬部外品の薬用保湿クリーム
など3商品は、22日から直販サイトで順次発売し、
それぞれ月間売り上げ5000個を目標とする。

オンラインで記者会見したシャープの
事業子会社「シャープココロライフ」の大山貞社長は、
今後は美容家電との親和性も含めて展開していきたい
と記載されています。

このように規模感やどんなシナジーを目指しているのかも
分かります。

シャープさんは美容家電との親和性ですよね!

通販ビジネスのモデルは大きく2つ

通販のビジネスモデルは、大きく分けると
企業が行う「大手通販」と、「それ以外」、

つまりせどり、転売、輸入などの
個人副業ビジネスに分けられます。

そして、企業が行う「大手通販」も、
以下の2種類に大別されます。

単品リピート通販:
お試し商品から、定期購入へと引き上げていく
ビジネスモデル。自社商品の場合が多い

総合通販:
単品リピート通販型の商品もありますが、
それ以外の商品も幅広く取り揃え、

単品の商品にこだわらずに、
総合的に個々のお客さまからの売上を
引き上げていくビジネスモデル。

総合通販モデルでは
3つの壁を意識しなくていい

このうち、大手通販企業が採用していることが
多い「総合通販」のビジネスモデルでは、

販売するのは多くの場合、すでに知名度が
ある仕入れ販売の他社商品です。

お客さまのほうから、特定の商品を検索して
サイトにやってきてくれますから、
特殊な販売テクニックは必要ありません。

大手の関連分野で需要と供給のバランスが崩れて
いる製品やサービスに目を光らせてみてください。

ひたすら、使いやすさをを紹介する
比較サイトをつくり込んだり、

SEOで検索結果の上位に表示されるよう
関連キーワードで上位表示に
努めたりすることが求められます。

一般に、マーケティングではお客さまが
実際の購入に至るまでに、3つの壁が存在すると言われます。
「見ない」「信じない」「行動しない」
という3つの壁です。

・見ない→わざわざLP(販売サイト)を開いて見てくれない
・信じない→セールスコピーをなかなか信じてくれない
・行動しない→多少ほしいと思っても、実際の購入になかなか移ってくれない

しかし、お客さまのほうから商品を探して
LPにやってきてくれた場合には、
最初からこの3つの壁を飛び越えています。

たとえばポカリスエットをほしいと思って
販売サイトに飛んできたお客さまの場合なら、
次のようになります。

・見ない
 →そもそも向こうから、販売サイトを
  検索して飛んできている
・信じない
 →ポカリスエットがほしいと考えている時点で、
  商品を信頼しているためセールスコピーも信じてくれる
・行動しない
 →「ポカリスエットがほしい」と
  すでに思っているため、ためらいなく購入する

このように3つの壁を突破しやすく、
購入につながりやすいのです。

まずは、あなたの発信を見てくれるようにするために
事前にファンを作っておく必要があります。