銀座の事務所にて
中国の電子商取引(EC)大手アリババは
同国で「独身の日(Singles Day)」とされる11日
恒例のネット通販セールを実施しました!
なんと、
開始から1時間余りで1000億元(約1兆6000億円)
の売り上げを記録したそうです。
売上高は、昨年の記録よりも43分早い63分59秒の時点で、
1000億元(約1兆6000億円)に達したそうです。
そんなおいしい市場ですが、落とし穴が
日本にはあります。
本題へ
インターネットを活用してあなたの会社の商品
やサービスに価値をつける方法についてお伝えします。
なぜお伝えするかと言いますとこんな相談を頂いたからです。
ここ数日、転売業者と思われる注文が特に増えた気がして、
気になってフリマアプリを数か所調べてみると、
かなりの数が出品されていました。
メルカリとラクマでここ1~2か月の
ロットの物が80個は出ています。
そうすると他の転売も含め、自社サイトの
初回購入の半分以上が
転売目的で購入されている事になります。
先日MRも計算して提出しましたが、
その数値も怪しく思えてきました。
正直ここまでとは思いませんでしたが、
何か対処方法はありますでしょうか。
それか、とりあえず転売業者には
目を瞑って億超えの施策を進めた方が良いでしょうか。
アマゾンなどのプラットフォームで
販売するとこのスパイラルから抜けることができません。
では、なぜプラットフォームに依存することに
なるかと言いますと、価値を作り出せないからです。
ネット通販は、どんなに良い商品やサービス
でもその価値が伝わらなければ売れません。
逆に価値の伝え方をマスターすれば、
書籍のタイトルのある本のように100円のコーヒーを1000円で販売したり
更には、1万円で販売することもできるようになります。
伝え方で私たちの価値は変わります。
例えば、サブスクリプションモデルの
お水のサーバーの事例でお話しをいたします。
A:カルキ臭くないお水のウォーターサーバーが1万円です
B:1日たった7円で健康維持ができるウォーターサーバーです
どちらが安く感じますか?
実は伝え方を変えただけで同じサーバーレンタル費用です。
一般的には悩み系を明確にした方が
ネット通販では売れると言われています。
しかしながら、過剰な煽り系は不快な印象を
与えるだけではなく事前期待を超えないのでLTVがあがりません。
時代の流れは早くなっているのはあなたも感じているはずです。
更に令和時代になって、価値の基準も価値そのものも変わってきています。
あの渋澤栄一さんの5代目のお孫さんの渋澤健さんが
オーストラリアの基調講演でこれからの時代は
空間と時間を結びつける創造力の重要性についての気づき頂きました。
まとめるとこうなります。
共感
↓
共助(足し算)
↓
共創(掛け算)
共創は、モノの原価が安いのに掛け算を組み合わせることで、
高価格で販売できるようにすることがとても重要です。
ネット通販の水でできている化粧品はとても参考になります。
なぜ高く売れると思いますか?
化粧品が高く売れるのは価値が高く感じるだけではなく、
悩みからのベネフィットに期待感があるからです。
実は、化粧品の原価率は、10%から20%以下です。
大手通販の場合は、10%以下です。
しかしながら価値を伝えることにより
1万円近くの高額で売れることができます。
価値が高いと感じてもらえるのは
1.自分にメリットがある
2.感性(世界観)に刺さるもの
3.情緒的な価値を感じるもの
4.共感・共創するもの
に分けられます。
今もし売れていないのはもしかしたら
価値が伝わっていないのかもしれません。
しかし、悩み×価値提供のみではやはり、
物の販売からは脱却はできずブランド化は
難しいので1万円近くの単価になるものの
LTVが上がってこないのです。
追伸