銀行のスキームの確認を再開するっす。
本日は、アメリカ金融市場最大の大暴落である
ブラック・マンデーについて、記事を書いていきますが、
その前にアメリカの金融当局について
忘れた方は復習をお願いするっす。
FRBを忘れた方は、こちらをクリック。
FOMCを忘れた方は、こちらをクリック。
このブラック・マンデー発生のメカニズムについては、
若干相違点もありますが基本的には、
サブプライム・ローン問題からの
リーマンショックなどと同様に、
市場の根拠無き熱狂から、何かをきっかけとして、
クレジット・クランチ(信用不安)へと発展、
その後、株価暴落が発生したのと同じケースですので、
また十年後とかに同じことが起こるんだろうな
という感じで読んで頂ければ、
今後のトレードのお役にたてるかと思うっす。
歴史は繰り返すってことっす。
(/TДT)/ リーマンショックマエニ シットキタカッタ・・・
前置きが長くなりましたが、
本題に入っていくっす。
1980年代アメリカ・・・
レーガン政権下では、日本経済の台頭による巨額の貿易赤字、
そして、減税、軍事費や社会保障費などの増大による巨額の財政赤字、
いわゆる双子の赤字に悩まされていたっす。
加えて、アメリカの輸出産業活性化を目的とした
1985年のG5による協調ドル安政策であるプラザ合意によって、
ドル安、つまりインフレ(お金が余っている状態)へと
急速に進んでいたっす。
インフレになるとモノやサービスに対して、
お金が余っている状態ですから、
企業や個人の所得が増えるっす。
景気で一番いい状態は、
モノやサービスとお金のバランスが取れている状態ですが、
モノやサービスに対してお金が余ると、
金融市場にお金が流れていくっす。
金融市場とはつまり、
為替市場、株式市場、債券市場、先物市場、
商品市場、不動産市場などのことっす。
つまり金融市場に対して、
お金が過剰に流れているから、
バブル状態になっているってことっす。
ヘ(゚∀゚*)ノ イケイケドンドン
さらにこの頃は、
ブラックショールズ方程式などに代表とされる
金融工学の発達や、
コンピューターの普及による
自動売買のインフラ整備などにより、
金融市場全体が投機熱に浮かれる
土壌が整っていたっす。
加えて、インフレなどの影響により、
金融商品なら何でも
買えば上がる状態だったので、
金融商品で売買によって利益を上げることを
目的とした投資銀行や一般の民間銀行などは
特に活発な取引を行っていたかと
推測されるっす。
(´・ω・`) コイツラハ クセモンダ
このような状態になると、
実体経済に対して膨張した金融経済=バブル状態に
ブレーキをかけるのが、中央銀行の仕事、
つまりアメリカにおいては、FRB、
そしてFRBの方向性を決定するFOMCが
一刻も早く加速化するインフレを
抑制する政策を実行しなければならなかったっす。
(°д°;) ダレカガ ヤラネバ
しかし、過熱化してしまった金融市場に対して、
金融当局がインフレ圧力を抑えるために、
一旦政策金利を上げると、
市場がどこまで反応するかは予測がつかないっす。
例えると、爆発寸前の時限爆弾を
処理するようなものっす。
ほんの些細な対応が、
後々、どのような連鎖反応を起こすか
やってみないとわからないっす。
ことは慎重を要するっす。
そのような、いつバブルが弾けるか
わからない状況下において、
ブラック・マンデーの約2か月前である1987年8月11日、
ロナルド・レーガン大統領の指名により、
FRB議長は、ポール・ボルカー議長から
アラン・グリーンスパン議長へと
引き継がれたっす。
ヽ(;´Д`)ノ ココデ パスカヨ
長くなったので、続きは明日っす。
neetonのスピリチュアルポイントを上げてくれる方は
こちらをクリックしてもらえれば、尋常なく上がるっす。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様のお役に立てれば、幸いです。