スキーマー-FOMC- | The wonder of neeton

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FX、株式投資、先物取引、投資信託などで、
チャートや経済指標に騙される人向けです。

主に陰謀家達のトレード手法、
政府や金融当局による経済政策、
市場そのものの構造について、

究極の怠け者neetonが、
読者達の明るい未来のために、
たまに調査しています。

今回も銀行のスキームを確認していくっす。

FOMCについて、説明するっす。

FRBはアメリカの中央銀行ですが、
FOMC(連邦準備制度理事会)とは、
アメリカ合衆国の金融政策の方針を決定する委員会のことっす。

FOMCの構成は、12名が投票権を持っており、
内訳は、7名のFRB理事全員と
全米にある12の連邦準備銀行の総裁のうち5名っす。

FOMCは、約6週間ごとに開催される定例会議で、
FRBが設定する政策金利である
FF金利(翌日物金利)の誘導目標などを決めるっす。

声明文は、FOMC開催最終日に公表、
議事要旨は政策決定日(FOMC開催最終日)の
3週間後に公表されるす。

FOMCでの決定事項は、
市場関係者にとって、景況感を把握し、
今後の経済政策、金融市場の動向などを
予想する上で、非常に大きな影響を与えるっす。
(・∀・) ニチギントハ チガウノヨ


例として、サブプライムローン問題を取り上げますと、
サブプライムローン問題によって、
ドル価格が急落していた2007年8月、
FRBバーナンキ議長は、緊急のFOMCを開催し、
まず公定歩合(市場金利の上限値)を引き下げたっす。

いきなりFF金利ではなく、
まず公定歩合を下げたのは、
さらなるドルの下落に備えるためっす。

つまり、サブプライムローン問題が騒がれ始めた時は、
まだFRBは、ドル下落が底を打っていないと
判断していたっす。

その後、連続でFF金利を下げたり、
市場公開操作による短期金融市場への資金注入、
市場に出回っている民間債務の購入など実施し、

それらの金融政策によって、
FRBの資産劣化の懸念が報じられるようになった
2008年12月頃には、

FRBが持っている信用リスクの多くの部分は、
アメリカ財務省によって保証されていることを
たびたび強調(=トーク)していたっす。

このような大胆な金融政策の方針を
決定する会議がFOMCっす。
∑(゚Д゚) シカシ ドルノゲラクハ フセゲナイミタイデス


次回は、ブラックマンデーについて確認するっす。
neetonのスピリチュアルポイントを上げてくれる方は
こちらをクリックしてもらえれば、尋常なく上がるっす。



最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様のお役に立てれば、幸いです。