今回から金融トレードに必要であるであろう
実際の売買の基本について、確認していくっす。
今回も長期トレードについてお話します。
今回は資金管理について書きます。
あまり丁寧に書き過ぎようとすると、
先延ばしする癖があるので
細かい話はおいおいって感じで書いていこうと思います。
その前にいつものようにおさらいから。
私の場合、通貨は正貨(Gold)のように
それ自体価値のあるものではなく
単なる価値の媒介であると解釈しておりますので、
通貨価値はその国の生産する価値そのもの(GDP)と
外貨準備高(他国の価値媒介のストック)に対して、
どれくらい政府通貨が流通しているか(通貨供給量)と
国債(政府債務=返済時に流通する政府通貨)が
割合で通貨価値の参考にしています。
(どれくらい安全か)
しかしながら、最近はどの国もGDPに対して、通貨がだぶついており、
また民衆は通貨そのものに本質価値以上の価値を感じ、
なおかつ相場の上下を基準に(儲かりそう、損しそうという思惑で)取引するため
必ずしも理論上の価値相応の価格がついているとは考えにくいです。
ですので、予想がはずれた時のために、資金管理をする必要があります。
つまり大切な手持ち資金を溶かさないためにするには
一回当たりの取引で許される損失額をあらかじめ決めておいて、
その範囲内の金額で取引する必要があるということです。
通貨に限らず、株式や債券についても同様です。
資金管理とは、
見込の利益(Return)に対して、
許容損失(Investment)をいくらに設定するかです。
リスクを1/10にしたければ
見込利益に対して、許容損失額を1/10にすればいいだけです。
こうしておけば、10回負けたとしても1回勝てば、とんとんです。
見込利益はボラティリティで決定されているわけですから、
シンプルに考えれば、トレンドラインと補助線を引けば
見込のボラティリティ=見込利益を算出できます。
それに対して、許容損失額を設定します。
損失を2%にとどめたければ2%の損失が出た時点でロスカット(損切り)すればいいし、
損失を3%にとどめたければ3%の損失が出た時点でロスカットすれば、
それ以上の損失は出ません。
ロスカットができない理由はいくつか考えられますが、
その一つとして、利益が少ない、または既に損失が出ているから
少しでも損したくないという感情によってロスカットができない場合は、
そもそも見込利益が少ないことが考えられます。
その場合は、月足を参考に取引するとか、
(ローソク足が長ければ長いほどボラティリティ=見込利益が大きい)
GDP(本質価値が増えるかどうか=キャピタルゲイン)や
金利(お金のレンタル料=インカムゲイン)に直結するような
相場だけ参戦すれば良いのではないでしょうか。
投資家の作業は、
投資対象の価値を評価して、
美味しい相場(チャンス)=価格を待って、
モニターするだけです。
「焦る乞食はもらいが少ない。」
「休むも相場」です。
のんびり待ちましょう。
次回はトレードシナリオについて書く予定です。
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こちらをクリックしてもらえれば、尋常なく上がるっす。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様のお役に立てれば、幸いです。