読書雑記 -19ページ目

読書雑記

読書日記。

ほとんど自分のためのものです。



☆☆☆★★

東野圭吾の作品は、文庫本を1年に1冊くらい読んでいる。

ガリレオシリーズもいいけれど、『マスカレード・ナイト』の文庫化を心待ちにしている。


☆☆☆★★

Google、Apple、Facebook、Amazon、このテクノロジー界の4強をそれぞれの頭文字を取ってGAFAという。

本書の主題は、
「彼らはなぜ、これほどの力を得たのか」
「彼らは世界をどう支配し、どう創り変えたのか」
「彼らが創り変えた世界で、僕たちはどう生きるのか」

ただ、3つ目の主題についての「第10章 GAFA『以後』の世界で生きるための武器」の内容は、前章までの分析とのつながりがわかりにくく、少し取ってつけた感がある。

四騎士(ヨハネの黙示録の四騎士になぞらえて、筆者はGAFAのことをこう呼ぶ)によって私達の生活は快適になっているものの、四騎士に世界の富が集中し、その恩恵を受ける人が極めて少ない状況を筆者は憂慮している。

ただ、いずれにせよ、「これら四騎士を理解することは絶対に必要だ。それはいまのデジタル時代の先行きを予測し、あなたとあなたの家族のための経済的安定を築くための、より大きな力となる。」


☆☆☆☆★

本書の冒頭、とある著名医師の次の言葉が紹介される。
「ムーギーさん、若いうちは同窓会で、どこで働いてるとか、いくらもらってるとか、そんなことで同級生と自分を比べがちでしょう?これが長期的にはね、まったく関係ない。健康かどうか、それで幸福度が決まってきます」
当たり前のようだけれど、改めてそうなんだろうなと思う。

病気に関する知識や病気にならないための極意、なってしまった時の対処法・医者へのかかり方がコンパクトにまとめられている。

充実した仕事やプライベートが送れるよう実践していきたい。

新たな知見や治療法が出てくるのにあわせて、改訂していってほしい。





☆☆☆★★

正社員になって結婚して子供作ってっていう現代社会に求められる「普通の人間」になることよりもコンビニの「店員」として生きることを選んだ主人公。
企業にいいように使われ不安定な地位に置かれながら、とても輝いている。
その生き方を肯定的に捉えるか、否定的に捉えるかは難しい。

中村文則の解説もわかりやすい。






☆☆☆☆★

大きな歴史の流れの中で現在をみると、今当然と思っていることが、当たり前でなく相対化される。

現代の新たな教養書というのもうなずける。

最後のまとめに差し掛かったところの「第19章 文明は人間を幸福にしたのか」という問題提起もおもしろい。


☆☆☆☆★

主人公に共感しながら読んでいたら、最後に共感してた自分の価値観をひっくり返される。あまり味わったことのない読後感。