イタリア旅行 その4 | 令和に残したい昭和生まれのゲイライフ

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地方都市に住んでいるアラフィフのゲイの生態です。
カミングアウトはしてないけど自由な生活送っています。

念願のイタリア旅行の話。

観光メインで動くが、裏テーマはローマのゲイスポット巡り。

その1はこちらから

 

 

「危険に立ち止まる本能に、試練に立ち向かう煩悩」という韻を踏みながら、即席ラッパーは吸い込まれるような暗闇に向かって足を進め、無理矢理自分を鼓舞して異国の夜道を歩いて行った。

 

 

田舎道なので車道と歩道の区別も無く、アスファルトの舗装すらされていない道を歩いていると、暗闇なので感覚も研ぎ澄まされてしまい、10分歩いたと思ったら5分も経過していなかった。

 

 

周囲に気を紛らわす光景も無かったのも有り、思考は徐々に内に内へと向かっていき、ネガティブな考えが心の中のオセロを全て裏返して黒に染めていくのが認知出来た。

 

 

その時後方から音が聞こえてきたので振り替えると、ライトを照らした車が暗闇の中を猛スピードでこちらの方向に走っているが分かり、咄嗟に道路の端のギリギリまで避けたのだ。

 

 

あっという間に車は遥か向こうまで通り過ぎたのだが、慣用句の「心臓が口から飛び出そう」が正にジャストフィットする状況で、改めて自分が非常に危険な状態である事を理解した。

 

 

仮にさっきのような車にはねられて轢き逃げされてしまった場合、きっと遺体はしばらく欝蒼と茂った草むらの中でなかなか見つからないだろうし、証拠隠滅されてしまう事だってあるのだ。

 

 

それに運よく遺体が見つかる事になったとしても、日本の観光客がこんな田舎道を歩いている理由を徹底的に調査され、持ち物の中のゲイマップでナイトに行こうとしていた事がバレるだろう。

 

 

その瞬間、新興宗教に嵌っていた信者が信仰への矛盾に気付いて洗脳が解けたが如く、何の迷いも無く踵を返し、元来た道をひたすら駅に向かって歩く事にしたのだ。

 

 

イタリアのゲイナイトという甘美な魅力を放つ魔物の呪縛から解き放たれ、その夜は泊っているホテルでぐっすり寝ることも出来、イタリア滞在の最終日を迎える事になった。

 

 

その日の昼前にはローマを出るので、それまでの時間を市内を徘徊していたのであるが、どうやら観光客向けにローマの剣闘士の見世物をしていたので、時間つぶしに見る事にした。

 

 

剣闘士を演じていた男は半裸で鍛え抜かれた体をしていたので、芝居自体はそんなに迫力も無く中途半端な見世物であったのだが、個人的には唯一イタリア男を堪能出来た瞬間であった。

 

 

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本日のイケメンは、最近話題のホワイトハッカーの田中悠斗。

ホリエモンやひろゆきと同じ匂いがして苦手な部分があっても、防衛大学出勤という肩書のお陰で一気に好感度が高まる不思議。