◉人生を導く大いなるもの
「今の自分」があるのは、
嬉しいことも悲しいことも含めて
これまで出会った数多の体験があるから、と思います。
様々な人との一期一会の出会い。
生まれ育った故郷の環境。
学び、働く場。
周りにある全ての美しい大自然。生き物。
光や空気、水、大地。
また、目に見えなくても、私たちに日々生きる力を与え、
励ましてくれる、大いなるもの。
ガッカリ落ち込んだり、心にトゲが刺さったり、
悲しみに暮れ、
身も心も疲れ果て、ボロボロになって眠り、目覚めた朝に、
なぜか再び、やる気がムクムク湧いてきたりすることがありますね・・・。
ひょっとしたら、目に見えない大いなる存在が、
励ましてくれているのかもしれません。
そして、大切な人や出来事との出会いを、
絶妙なタイミングでもたらしてくれる不思議な力は、
一体どこからやってくるのでしょう。
わたしの場合、たまたま買い物に行った八百屋で、
たまたまオイリュトミー公演のチラシを見つけ、
その公演会場が、たまたま勤務先の学校の近くで、
会場に行ってみたら、そこに人生を変えるきっかけがありました!
(興味を持たれた方は、プロフィールをご覧くださいね)
それらは一体どこからやってくるのでしょうか?
それは・・・
ガイスト(霊的)界=大きな宇宙から!!
そう、目に見える地上世界と見えない精神世界(宇宙)は、繋がっています。
(ただ、気がつかないだけ!)
より良い結びつきをつくることで、
より自分の人生の、本来の目的に近づいていける!
シュタイナーの学びが、それを教えてくれました。
そして実人生の様々な場面で、実感させられています。
かつて創っていた木彫像 1996年ごろ?
「蘇るイシス」
木彫と出会ったのも、不思議な縁によります。
また、天使や女神像の木彫制作をしていたからこそ、
オイリュトミーに惹かれたのではと思うのです。
◉大いなるものとの出会いの踊り「 Evoe」
見える世界と見えない世界の両極を、
「確かに結びつける芸術」の一つとして
オイリュトミーがあり、
オイリュトミーの中でも、さらに、
大いなるものとの出会いをテーマにしたのが、
神殿舞踏Evoeなのです。
奏身舎での EVOEの練習。
四つの綴りの母音子音の響きを、オイリュトミーで動きます。
E エー・・・大きな世界と今ここで出会い、
V ファオ・・畏怖の念で触れ
O オー・・・大いなるものとひとつになり
E エー・・・畏敬の念を抱く
◉ミクロコスモスとマクロコスモスの照応
🌃オイリュトミーを考案したシュタイナーは、
小さな宇宙「ミクロコスモス」である人間と、
大きな宇宙存在「マクロコスモス」は、
互いに照応し合っている!!と考え、
その知恵を、芸術や教育、医療、農業などに具体的に降ろして実践し、生かした人です。
同時代に、マクロビオティックの創始者、桜沢如一が活躍しています。
マクロビも「陰陽両極の調和を図る」という思想が、シュタイナーと共通していますね。
オイリュトミー芸術もその一つ。
調和を創り出す運動芸術です。
単なる「心地よい良い踊り」、というよりも、
シュタイナーの思想が、秋の美味しい果物のように、
ギュ〜ッと結実している芸術ではないでしょうか♪🎵
言葉と音楽を、オイリュトミーを通して「食べる」ことで、
見えない心に栄養が与えられ、
その結果、体、頭も連携して働くことができるようになるのです。
◉万人に開かれた身体芸術
オイリュトミーの癒す力
幼児からお年寄り、またハンディある人にも
みんなに開かれた身体芸術であるのも、特徴です。
間口が広くて、底が深くて、限りなく高〜い、大きな可能性を秘めている。
何よりも、美しくて楽しい! 体が喜ぶのがいいですね。
だから幼い子はみんなオイリュトミーが大好きです。
言葉をうまく語れない障害を持つ方も、
不思議と和歌のオイリュトミーでは、声が出たり、
音楽を使うと、普段麻痺している方の手が高々と上がったりと、
奇跡のような場面をたくさん見てきました。
◉自我に働きかけ、
内なる治癒力を引き出す芸術
言葉は「人間の自我」を支え、
言葉、音楽で体を動かすオイリュトミーは、一人一人の自我に働きかけ、
内なる治癒力を引き出すのだと思います。
(奏身舎は、子どもから大人、ハンディある方、あらゆる方にオイリュトミーを味わってもらいたいと考え、09年に建てた「オイリュトミーのホール」なのです)
オイリュトミーの癒す力を最大限に生かせるように、
熟練した大工さんによって、自然素材で作られ、
壁は、オイリュトミーを学ぶ子どもから大人まで、
延べ人数40名の方によって漆喰塗装され、響きの良い空間となりました!
共同体のEVOE 。八人の手と手を重ね、人と人が結びつながる。
◉神殿舞踏としてのEVOE
🌞EVOEは、荘厳な美しい音楽で動く祝祭のオイリュトミーです。
なので「神殿舞踏」と呼ばれています。
人体は、本来、「神殿」なのだとか。
見えない高次の精神が宿るのですから、
カラダは聖なるうつわなのですね。
大宇宙の大いなる存在、小宇宙である人間、
地水火風の四大、そして同胞である仲間たち。
それらと、心の中心で、ほんとうに出会えたら
・・・きっと言葉にならないほど感動するでしょう!
speachless「言葉にはならない」
・・だからこそ、その気持ちを全身で
「踊る」んですよね、きっと。
祝祭の仕草でのフィナーレ。
太陽の光を無垢な気持ちで受けとる、
「エジプト式畏敬」には、
不思議な魅力があります。
光のEVOE・・光を放射するようなイメージ。心も広がります!
写真は、2015年11月「奏身舎5周年記念公演」のリハーサル光景です。
evoeのリハーサル動画はこちらをご覧ください。
↓
オイリュトミーEVOE / 奏身舎5周年記念公演リハーサル
https://youtu.be/1Qyzzdm6X7Y?si=SAS_y7gLzAlXc5hH
合宿では、初心者にもできるやさしいフォルムや動きで練習します。
⭐️2023年オイリュトミー冬至合宿
17日⑥⑦にevoeを体験します。ピアノは生演奏です。
↓
【告知】オイリュトミー冬至合宿✨魂の花✨天の果実 12/16~17
https://ameblo.jp/eurytmie-sousinsya/entry-12829517401.html
イベント欄
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