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Okinawa通信 ⇒ 伊都国つうしん

2010年1月。30年以上住んだ東京から引越し、沖縄生活をスタート。
その沖縄に10年暮らし、『Okinawa通信』を書きました。
が、さらに、2019年10月末に、ここ、福岡市西区・糸島近くの
「伊都国(いとこく)」の地に。

伊都国つうしん 61


● 今回も、伊都国とは関係のない話です。

   とはいえ最初に、この頃の伊都国での日々を。


   8月の長い雨と曇りの日々はおわり、今日(27日) からずっと晴れマーク。
   真夏に気温が上がらなかった分、残暑は身体に応えるでしょうね。


 
 

                    8月27日の週間予報。
                    9月に入るとまた曇りのようだ。



 
しかし新型コロナのほうは、福岡はずっと 1日の感染者数が 1,000人前後と
危険な状況がつづいています。


なので8月に入っての日々は、というと、
出かけるのは、スーパーやロコ市場や酒屋への買い物くらい。

あとは気をつけながら、ジム (プールも)。


その、通っているジム、

   最初の緊急事態宣言では、完全休業でした。
   2度めのときは、どうだっただろう? 憶えてない ……
   3度めのときは、土日だけ休業でほかは夜間時短営業。

   そして4度目の今回は、夜間だけ時短休業で、ほかは通常どおり。

ワクチン普及もあり、少しずつゆるくなっているよう。いいのか悪いのか ……。

頻繁に行っていた図書館は、緊急事態宣言のたびに完全休業なので、行けない。

ウィンドサーフィンは、
  夏は風はないし、なぜか風が吹いている日はタイミングあわず、
  そんなわけで8月はたった 1 … いや行ってない!
  これからもどうも風は弱しで行けそうもない。


というわけで、相変わらずの巣ごもりな毎日 ………。
なので、読んだ本からの話題です、恐縮です。



● 「自立」 と 「自前」。


評論家の佐高信氏 (以下敬称略) と前法政大学総長の田中優子氏 (以下敬称略) の対談本に、

『池波正太郎  「自前」の思想』 があります。




 

            池波正太郎 「自前」 の思想 
            佐高信 ・ 田中優子  集英社新書




佐高信も 田中優子も、彼らの言動や書いたものが好きで、
彼らの本も割合読んでいるほうです。

その二人が、これも私が好きな池波正太郎を語っているわけなので、
図書館経由ではなく、即、買い求めて読んだのでした。


二人は池波正太郎の魅力がどこにあるのかを語っていくうちに、
書かれている主人公たちに強く惹かれる底には、
その主人公たち、そして執筆者の池波正太郎自身が 「自前の人」 だから、だ、
という点に気づき、 「自前の思想」 について語り合います。


その中で。

「自前」 は、最近あまり言われなくなったけれど、それと対象的に、
最近よく目にしたり使われる言葉として 「自立」 がある。

「自前」 と 「自立」 は、似ているようで実は大きく異なる。
「自前」 を明らかにしていくときに、「自立」 との違いを明確にしていくことで
その思想や考え方の大きな差を語ります。



● 以下は、二人の対談を、私なりに抜粋しまとめたものです。

二人のどちらから出た言葉か、も明記していません。
読み手によって抜粋の仕方が異なるだろうと思いますので、
以下の文責はもちろん私にあります。


  その前に。

  私はもうずいぶん以前から、「自立していますね」 と、いろんな人から言われてました。
  おそらく、ほめ言葉として言われているのだろう、と思いましたが、
  私自身はそう言われるたびに、

  妙な違和感というか、正直、あまりうれしい感情にはなりませんでした。

どうしてなのか、漠然とは頭にありましたが、
この本の二人の言葉を読み、その違和感の意味がよく理解できました。



● 本からの抜粋

「自立して生きる」 と 「自前で生きる」 は違う


  自立というと、経済的に自立、精神的に自立の使われ方がある。
  ここでは、精神的な自立について語る。
  経済的に自立していない場合でも、自前で生きている人はいるからだ。


  精神的に自立したい、と言う人はとても多いようだ。

  自立している …… そこには実は、自分のことが中心で、

  周囲の環境や人間との関係はあまりない。 むしろ、まわりを切り捨てて考えがちである。

  極端なことを言うと、自立のためには、愛をも切り捨てる。


  誤解を恐れずにいうと、
  その裏返しには 「自己責任」 という言葉に通じるものがある気がする。

  自己責任とは、自分の責任についての言葉のようでいて、
  実は、相手を突き飛ばす、相手を切り捨てるときに使う言葉だ。

  本来、責任を負うはずの人間が、それを逃れるために責任を押し付ける言葉だ。

  「自立」 という言葉には、いわば、そんな危うさが感じられる。



  一方で、「自前」 は、
  自分の環境や周りの状況を、自分に引き取って生きる生き方だ。


  例えばの話、悪の道に落ちかかってギリギリ踏みとどまるか、向こうへ行ってしまうか、
  自分が決めたこと、と引き取れる。
  あるいは自分以外の要因であったとしも、それを宿命と考える。

  自前で生きる、とは、勝ち負けではない。
  相手の生き方を侵食しないし、比較もしない、という生き方だ。

  だから自前で生きている人は、当然、自立している。



………なぜ、「自前」 という言葉が消えていきつつあるのか。

戦後、日本人の多くは会社生活者になったから ……… だろうと、示唆しているようです。


なんだか、説教くさいブログになりましたが、
この 「自前で生きる」 考え方が、私は好きなんだ、と思います。


 

伊都国つうしん 60


● ずっと続いた大雨もようやく ……

   前回のブログからずっと大雨でした。
   福岡大雨災害のニュースに、
   家族や友人たちからも 「大丈夫?」 の連絡をもらいました。

   以前ブログでも書きましたように、やはり筑豊・筑後地方が大きな被害を受け、
   筑後の大牟田市ではこの一週間に、半年分の雨が降ったのでした。

   福岡市は、やはり南側の背振山地と東側の三郡山地が守ってくれたのか、
   これまで大きな被害は出ていないようです。
   私ら周辺もまったく被害なし。


それもようやくおさまり、ここ数日は穏やかになりました。

とはいえ、その大雨と同時進行するように、新型コロナウイルス感染者数が、
まさにこれまでと桁違いに、爆発的に増大しました。
福岡県も4回めの緊急事態宣言。 まったく先が見えなくなりましたねぇ。


大雨とコロナで、またも巣ごもり状態。

そんな時に、ユーチューブで忌野清志郎が歌う 「イマジン」 を聴き、
酒が入っていい気持ちになっていたこともあり、これはすごい素晴らしいカバーだ!
……… と、みんなに知らせたい気持ちになったのでした (笑)。


なので今回は、伊都国とはまったく関係ありません。


● ジョン・レノンの 「イマジン」 はきっと誰でも知っていると思います。




 

                                                   (画像ソフトより)


ウィキペディアによると

    「英国史上最高のシングル曲は?」 というアンケートの結果、

    「ボヘミアン・ラプソディ」 に次ぐ第2位を獲得し、…………………
    ジョンは完成当時 「やっと (ポール・マッカートニー作の)イエスタデイ

         みたいないい曲ができた」  と喜んだという。


とのこと。

多くのミュージシャンがカバーしています。
そしてその一人、忌野清志郎が、日本語で、自分の訳詞で歌っているのですが、
それが素晴らしい。

 

もちろん彼の歌も素晴らしいのですが、
彼の書いた訳詞が、これはかなり意訳なのですが、もう最高の出来なのです。

何のネット情報だったか不明ですが、
オノ・ヨーコも 「これはいい」 と認めたらしい。


ちょっと長くなりますが、

ジョン・レノンのイマジンの詩と、忌野清志郎の訳詞を比較してみます。
 

ジョン・レノンの詩(翻訳)は、

LyricList(りりっくりすと)というサイトから引いています。



ジョン・レノン 「イマジン」

   想像してごらん、天国なんか無いって
   その気になれば簡単さ
   地面の下に地獄なんか無くて
   頭の上にあるのは、空だけ
   想像してごらんよ、みんなが今日を生きている

   想像してごらん、国なんか無いって
   難しい事じゃないさ
   殺したり、殺されたりすることもなく
   宗教だって無い
   想像してごらんよ、みんなが平和に暮らしている

   想像してごらん、国なんか無いって
   難しい事じゃないさ
   殺したり、殺されたりすることもなく
   宗教だって無い
   想像してごらんよ、みんなが平和に暮らしている



忌野清志郎 「イマジン」

   『天国は無い ただ空があるだけ
     国境も無い ただ地球があるだけ
     みんながそう思えば
     簡単なこと さぁ
 
     社会主義も 資本主義も
     偉い人も 貧しい人も
     みんなが同じならば
     簡単なことさぁ
 
     誰かを憎んでも 派閥を作っても
     頭の上には ただ空があるだけ
     みんながそう思うさ
     簡単なこと言う

    夢かもしれない
     でも その夢を見てるのは
     きみ一人じゃない
     夢かもしれない
     でも一人じゃない
    (ぼくらは薄着で笑っちゃう)
     夢かもしれない(ああ笑っちゃう) 
     かもしれない
    (僕らは薄着で笑っちゃう)
    (ああ笑っちゃう)
    (僕らは薄着で笑っちゃう)




興味がある方は。

 

 



● まるで話は変わり。

   以前、わが家周辺はノラ猫が多く、まぁ家の周りで昼寝するのはいいのだが、
   ウンチをされるので非常に困る、という話を書いたことがあります。

   ノラ猫対策ように、イガイガネットから猫よけ粉末など、
   ホームセンターからモロモロ買ってきてやっているのですが、ウンチは止まず ……。



何度かネットでも対策を探していたのですが、この巣ごもり中に、

   猫は縄張り意識が強く、一度自分の縄張りを作ったら、
   ちょっとやそっとの事では、そこから出ていこうとしない、諦めない、と。

   なので、
   とこかく嫌がることをずっと続けること、
   ここに来ると嫌がることがある、やられると、猫が学習するまで続ける。
   猫がここはダメだと学習したら、ようやく諦める、と。


で。
猫よけ粉末などを、嫌がるまで続けるには、相当に金がかかります。
何かないか ……… と考えたところ、
猫が嫌がるものの一つに、水、があることに気づきました。



そして思いついたのが、これ。




 

              水鉄砲。
              とりあえず使い勝手を知るために
              3種類を買った。
              100円ショップで、330円。



大雨のときはさすがに姿を見せなかったが、
止んだとたんにまた、あちこちで昼寝や日向ぼっこする姿が ……。

これからは、
ノラ猫がわが家近くを通るたびに、ピュッと、水鉄砲やるつもり。

ナミさんもさっそく試射しています (笑)。

さて、効果はいかに。
いずれまたご報告を。



 

伊都国つうしん 59


● ご覧のように、ずっと雨予想です。



 

                    8月13日からの一週間は雨。
                    この一日中の雨は、
                    10日から続いている。

                    すでに北部九州には大雨、
                    土砂災害などの注意報が ……。

                    前回ブログに書いたように、
                    背振山地が福岡市を守ってくれる
                    だろうか ……。




沖縄は旧暦の7月13日からをお盆としていました。
今年は8月20日からの3日間が、沖縄お盆です。

が、沖縄以外では、新暦の一月遅れの8月13日からの3日間がお盆。
残念ながら、福岡の今年のお盆はずっと雨ですね。

もっとも、また爆発的に感染者が増えている中ですから、
実家でお盆を過ごすことができる人は少ないでしょう。 気の毒です。




● 大した話題もないので、近頃の出来事などとりとめなく、の羅列です。


  ▼ネットニュースで 「ええっ!」 と思ってしまうこと、2つ。


   頻繁にではないですが、PCで一日何回かネットニュースを拾い読みします。
   そんなとき、さすがに大手新聞のネットニュースではあまり見かけませんが、
   スポーツ新聞系や、いわゆるネット専門ニュースサイトなんかでは、よく見かけます。

   誤植、つまり字の間違いです。



 

              男子五輪マラソン、大迫選手のニュース。
              スポニチ8月8日。



記事の2段落目。
レース後、大迫は 「最後はきつくて、追ってみたんですけど、知事まらなかったので………」

「知事まらなかった」 ……… もちろん 「縮まらなかった」 でしょうけど、、、
 
呆れるというより、笑っちゃいますよね。
いったいどうやって入力すれば 「知事まらなかった」 って、出るんでしょう??

それより何より、エントリーする前にちゃんと推敲してるんですか? って思いますよね。

ちなみに後日、
スポニチアネックスの8月8日付けのこの記事を確認してみたところ (私も意地が悪い(笑))
ちゃんと 「縮まらなかった」 に修正されていました (笑)。



 2つ目。 これって、ニュースの価値があるの???



 

                    THE ANSWER 8月8日より


ニュースサイトのスレッド、15字くらいの見出しで惹きつけなければいけないから、
だいたい大げさになりがちですよね。

これ、確か 「2ショットに反響 「日本の宝です」」  のような感じだった。
それで何だろう …… とクリックしてみた。

どうやら見出しにあるように、北島康介と野村忠宏の2ショット写真に、
ふたりあわせてメダル10個! などと、大反響を呼んでいる ……… というニュースです。

ところが、記事を読んでいっても、その肝心の2ショット写真が載ってない!!
「ええっ、どういうこと??」

メインディッシュの良さげで気を惹いていて、そのお待ちかねのものが出てこないって、、。


実はこういう、写真の話題で惹いておいて、肝心の写真や動画が載ってない ………という記事、
これまでもけっこう出会っています。

そんな経験、ありません?



 
  ▼ いったいどこから来て、どこに行ったのだろう ………

    ちょっと前のブログで、セミの抜け殻がしがみついていたすぐそばに、今度は。



 

 

                   ブロックの上に黒い小さい物体 ……
                   いったい何だろう? と近づくと。

                   微かに動いている。
                   よく見ると、、コウモリの赤ちゃんか。



沖縄の家の近くでは、夜よくときどき見かけたコウモリですが、
ここ福岡市の家ではこれまでコウモリが飛んでいるのを見たことがない。

まぁ、きっと居るのでしょうが、見たことはありませんでした。
それが真っ昼間、
それも赤ちゃんというか子どもというか、まだ小さい。

動きもわずかだ。
近くに巣があって落ちたのだろうか、猫にいたずらされたのだろうか。
1時間ほどして見に行ったら、居なくなっていた。

飛んで逃げたのならいいが、猫にくわえられたりしないだろうか ……
なんせここらはノラ猫が多いから。


それにしても、コウモリの子どもを間近に見たのは初めてでした。



  ▼ いっとき生産中止になっていた 「コロナビール」 が再開か。

   よく酒を買いに行く近くの 「やまや」 に、コロナビールが置いてありました。
   また入ってきています、と店の人が言ってました。
   新型コロナの影響を受けたビールですよね。

 



 

           これは、コロナビールの小瓶、
           「コロニータ」。
           ちょうどコップ1杯の量。
           もちろんそこにライムを入れて。

           福岡の暑い暑い夏には合う。





 

伊都国つうしん 58


● 北を海、南を山で 挟まれた 福岡平野の福岡市。


   その南側の山が、背振 (せぶり )山地です。

   福岡県も九州北部の他のエリア同様に、出水期などは特に、
   大雨や台風による水害が多い土地柄です。

   福岡市に来て2年に満たないのですが、その間にも県内で災害がありました。
   しかしその大きな災害は、同じ福岡県内でも、
   中南部の筑豊地方や、有明海に面した広い筑後地方に集中しています。

  
   2年未満の福岡市民ですが、
   福岡市じたいは実は昔からそれほど災害が多くはない、と知りました。

   そしてそれは南側にある背振山地の存在が大きいのでは、と推測できます。
   風水害を、福岡市の後ろにそびえる背振山地が盾となって守っているのでは、と。

  

  実は、ジムのプール知り合いの男性にそんな話を向けたところ、
  確信的に、背振山地があるからだ、と言ってましたから、
  生粋の福岡市民たちも、おそらくそう考えているのだろうと、思いますね。




 

                海に突き出ているのが糸島半島。
                その右が博多湾で、
                湾沿いに広がるのが福岡平野。

                そして南にある大きな塊が背振山地。
                その東側の平地あたりが筑豊地方。
                南に広がるのが筑後平野。

                他の地図で見てみると ……。




 

 

 

                 福岡市のある福岡平野は
                 南西の背振山地 (佐賀県側の塊は表示されてない)
                 南東の三郡 (さんぐん) 山地に挟まれ、
                 両方から守られていることが分かる。

                 対して筑豊地方や筑後地方は、
                 西の海からの強い暴風雨が広い平野を過ぎ、

                 東の大きな山地帯が壁となってぶつかり、
                 平野部に、長く、風雨雲を停滞させる ……
                 そんなふうに推測できるのでは。





● 少し話は変わり。

   なぜ今回、「背振山地」 の話をしようと思ったのか、というと。

   気になったこと気に入ったことを書き抜いているノートが、たくさんありますが、
   その一冊を見返していたら、ずい分前に記したメモに

   「背振山地」 を見つけたかからです。
  

1934年生まれの精神病理学者 ・ 中井久夫氏。
たいへんな博覧強記の人で、私はおそらくエッセイを数冊読んだだけ、だと思いますが、
彼の本の中の言葉でした。
 

  メモを見ると、抜粋のさらに抜粋のよう。 しかも軽率なことに出典が書いていない(バカ)。



    佐賀県には 「里 (り)」 という地名が多い ……… (吉野ケ里 伊万里) ……
   
    「里」 は韓国では 「村」 の意味である。

    「背振」 の名も
     ニニギノミコトが天から降り立った 「ソホリ」 と似ており、
     これは 「都」 の意味の 「ソウル」 である。
 
    「セブリ」 はそのままサンカの宿営地でもある。


背振の名が、天孫降臨の 「ソホリ」 と似ていて、しかも
ソホリは、韓国の 「ソウル」 である ……… という話も、改めて面白いのですが、
今回は最後の一行。


「サンカ」 とは、「山窩」 という難しい漢字で書かれたりしますが、
江戸時代のいわゆる士農工商などの身分制度にとらわれない、というか、
その対象外の、山々を移動しながら生活した人々です。

時代小説が好きなので、以前からその存在は知識として知っていました。

穢多非人と同じように差別された人々なのですが、
彼らは山々を移動して暮らす放浪民、いわば制度外の自由人として
小説内では描かれたりもしています。

日本各地の山々に暮らし、放浪しながら生活する。
ひと頃には20万人近くいたのでは、などと推測されています。

  いま思い出したのですが、宮沢賢治の 「祭りの晩」 という童話に出てくる

  山男も、きっとサンカの人だったのでは、と。


福岡の背振山地にも、当然のように、サンカの人々の暮らしはあったようです。

それどころか 「セブリ」 という言葉は、そもそも 「サンカ」 の宿営地を
意味しているのでは ……… という話なのです。


どういうつもりで、この中井久夫の言葉を書き抜いたのか全く記憶はないですが、
その背振山地に守られている福岡市に越してきた私は、

ノートを見返しているとき、改めて、突然なんか不思議な出会いをしたように、
感じたのでした。




 

         今回ネット検索などしていて
         初めて知った
         映画 「瀬降り物語」。1985年。

         萩原健一(ショーケン)が
         主演してるんだね、知らなかった。
         まさにサンカの人々の映画だ。







  

 

伊都国つうしん 57

 

● 昨年、初めて福岡の夏を体験しました。

    その初体験の福岡の夏の暑さを、「危険な暑さ熱さ」 と書きました。
    今年また、その危険な夏を過ごしています。


以前のブログで何度も書いていますが、
沖縄の夏は、長く過ごした東京の夏よりもうんと過ごしやすいのです。

ここ数年の夏は最高気温33度もそれほど珍しくなくなったようですが、
10年過ごした沖縄の夏は、高くても最高気温は32度止まりでした。
それもそんなに多くはないのです。

日射しは強い、これは半端なし。 紫外線が痛い、と感じます。
それでも日陰に入ると、それもそよ風など吹いていると、気持ちいい。

私は、沖縄で毎日クルマに乗りましたが、
真夏でも実はクルマの窓を開けて走り、エアコンは入れませんでした。

ただし、沖縄の夏は長い。
梅雨明けの6月下旬から10月半ばまで、最高気温30度の日があります。


それが、夏が大好きな私にはとても魅力でした。

寒い北海道生まれの私は、小学校の頃から、夏が近づいてくるともうワクワクしてました。
そのワクワク感は、現在の年齢になっても変わりません、
今年も、梅雨が明けると、うれしくなってきたのでした。


その、夏大好きな私でも、この福岡の夏の暑さにはちょっとぐったり ……。

35度は当たり前、さらにビルからクルマからエアコン室外機の熱風が出まくっている東京は、
きっともっともっと暑いのでしょうね。




 

                    7月29日からの週間天気。
                    最高気温35度はまだないだけ、マシかも。




 

            7月28日正午頃。
            わが家2階から東側の日射し。
            目がクラクラするコントラストだ。




井上陽水の初期の歌に 「かんかん照り」 という歌がありますが、ご存知ですか。

   やけついた屋根がゆらいで見える
   お日様は空であぐらをかいて
   スズメ達はやけどをするのが恐いのか
   どこかに隠れてる
   …………………
   いやな夏が UhAh
   夏が走る UhAh


陽水もたしか福岡県出身でしたよね。
この歌は1970年代初めの頃だから、その頃から強烈な夏だったようですね。


夏好きの私は、「いやな夏が」 とは思いませんが、しかしぐったり気味ではあります。



 

                    同じ日2階から西側の日射し。
                    クルマの上も中もアツアツ。



沖縄ではクルマのエアコンは入れなかったと書きました。
がしかし、
ここ福岡ではダメ。 ほとんど必ずエアコンを入れます。
軽自動車ですからエアコンを入れた途端にパワーが落ちますが、仕方ない ……。



 

            わが家の夏恒例の風物詩。
            ナミさんが漬ける梅干しの
            梅の天日干し。3~4日干す。
            左の瓶は、
            梅漬けで出た梅汁。



 

             同じ日だったと思う。
             梅を干していたテラスのすぐそばに
             セミの抜け殻。
             セミは梅雨明けと同時に
             騒々しくはないが、よく鳴く。