危険な夏 …… 再び の日々 | Okinawa通信 ⇒ 伊都国つうしん

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2010年1月。30年以上住んだ東京から引越し、沖縄生活をスタート。
その沖縄に10年暮らし、『Okinawa通信』を書きました。
が、さらに、2019年10月末に、ここ、福岡市西区・糸島近くの
「伊都国(いとこく)」の地に。

伊都国つうしん 57

 

● 昨年、初めて福岡の夏を体験しました。

    その初体験の福岡の夏の暑さを、「危険な暑さ熱さ」 と書きました。
    今年また、その危険な夏を過ごしています。


以前のブログで何度も書いていますが、
沖縄の夏は、長く過ごした東京の夏よりもうんと過ごしやすいのです。

ここ数年の夏は最高気温33度もそれほど珍しくなくなったようですが、
10年過ごした沖縄の夏は、高くても最高気温は32度止まりでした。
それもそんなに多くはないのです。

日射しは強い、これは半端なし。 紫外線が痛い、と感じます。
それでも日陰に入ると、それもそよ風など吹いていると、気持ちいい。

私は、沖縄で毎日クルマに乗りましたが、
真夏でも実はクルマの窓を開けて走り、エアコンは入れませんでした。

ただし、沖縄の夏は長い。
梅雨明けの6月下旬から10月半ばまで、最高気温30度の日があります。


それが、夏が大好きな私にはとても魅力でした。

寒い北海道生まれの私は、小学校の頃から、夏が近づいてくるともうワクワクしてました。
そのワクワク感は、現在の年齢になっても変わりません、
今年も、梅雨が明けると、うれしくなってきたのでした。


その、夏大好きな私でも、この福岡の夏の暑さにはちょっとぐったり ……。

35度は当たり前、さらにビルからクルマからエアコン室外機の熱風が出まくっている東京は、
きっともっともっと暑いのでしょうね。




 

                    7月29日からの週間天気。
                    最高気温35度はまだないだけ、マシかも。




 

            7月28日正午頃。
            わが家2階から東側の日射し。
            目がクラクラするコントラストだ。




井上陽水の初期の歌に 「かんかん照り」 という歌がありますが、ご存知ですか。

   やけついた屋根がゆらいで見える
   お日様は空であぐらをかいて
   スズメ達はやけどをするのが恐いのか
   どこかに隠れてる
   …………………
   いやな夏が UhAh
   夏が走る UhAh


陽水もたしか福岡県出身でしたよね。
この歌は1970年代初めの頃だから、その頃から強烈な夏だったようですね。


夏好きの私は、「いやな夏が」 とは思いませんが、しかしぐったり気味ではあります。



 

                    同じ日2階から西側の日射し。
                    クルマの上も中もアツアツ。



沖縄ではクルマのエアコンは入れなかったと書きました。
がしかし、
ここ福岡ではダメ。 ほとんど必ずエアコンを入れます。
軽自動車ですからエアコンを入れた途端にパワーが落ちますが、仕方ない ……。



 

            わが家の夏恒例の風物詩。
            ナミさんが漬ける梅干しの
            梅の天日干し。3~4日干す。
            左の瓶は、
            梅漬けで出た梅汁。



 

             同じ日だったと思う。
             梅を干していたテラスのすぐそばに
             セミの抜け殻。
             セミは梅雨明けと同時に
             騒々しくはないが、よく鳴く。