伊都国つうしん 216
● 最近、面白いなと思ったこと2つ
週末はもう20日です、ひと月が一年が、速いですね、まったく。
この年末は、なにやら10年に一度くらいの割合らしい
平均より2~3度以上気温が高い日がつづくとのこと。
たしかに朝晩は冷えますが、日中は例年よりも寒くないですね。
そんな師走の中で、面白いなと思ったことなど。
一つは、私の記憶の話で、一つは新聞コラム記事の話です。
▼ 印象に強く残った記憶と写真
少し前のブログで久しぶりで、伊勢神宮を訪れたという話をしました。
たぶん20年以上前に、初めて伊勢神宮に行って以来なのですが、
前回は、内宮の近くにある神宮会館というところに宿泊しました。
なので外宮、内宮、倭姫宮、月読宮などを参拝しただけではなく、
なにしろ宿が内宮すぐそばでしたので、早朝、人がほとんどいない境内を巡り、
白い神馬と出会ったり、その馬が首を上下してまるでお辞儀の様子をしたり、
また初めてのおかげ横丁の食べ歩きなど、印象に残っている場面がたくさんあります。
で、つい、そのときの写真もたくさんあるだろう ………と探したのですが、
まったくない。
当時はまだ、たぶんスマホなどなく、当然いまのように簡単に写真など撮れません。
私は小さいデジカメを持っていたのでは ……と思うけれど(記憶あいまい)
プリントにもパソコンにもその時の写真はありませんでした。
つまり、いまのように持ち歩いているスマホで簡単にすぐ撮れる状況に慣れて、
当時も、たくさん撮っただろう ……と思い込んだわけです。
強く印象に残っている場面がたくさんあるから、
きっと写真に撮ったにちがいない、と。
これ、とっても不思議な感覚でした。
もしかすると(逆に言うと)、いまあまりに簡単に写真に撮れるから、
その場その場での状況や出来事などが、実は、印象に残りにくいのではないか。
巷間、コメンテーターやら評論家たちが言うような、
そんな、格言めいたことがらを、なにか、すごく実感したような気がしました。
(あぁそうか、あれは撮った写真を見てのことではなく、実際の記憶だったんだ)
…… そんな、不思議な面白い感覚でした。

伊勢神宮・内宮の境内に入る
宇治橋から撮った五十鈴川。
この清らかな川も、
強く印象に残っている。
川端で手をすすぐ場所も。
▼ もうひとつは、日経新聞夕刊で週一連載しているコラムの記事です。
確か、12月15日の夕刊だったと思う。
『令和なコトバ』というコラムで、ライターの福光恵さんという方が書いています。
令和のいま流行っている言葉ということで、毎週、よく集めるなぁと感心します。
と言っても、まもなく七十うん歳となる私には、
(へぇ、そんな言葉が流行っているの、知らなんだぁ)が多いのですが。
で、今回のお題は「出羽守(でわのかみ)」
戦国時代、筑前守とよばれた秀吉の話から始まり、「守(かみ)」とは、
その土地組織のトップとして任命された人のこと ……などの説明がまずあり、
それを使った流行り言葉として ……「出羽守」が始まります。
これは、90年代後半から企業の海外赴任帰国者や外資系企業からの転職者などが、
「アメリカでは…」とか「ヨーロッパでは…」とか、「〇〇では…」を多用し、
上から目線で話すやからのことを「出羽守(ではのかみ)」と呼んでいたとこのこと。
(知らなんだ…(笑))。
それを現在では、
グローバル出羽守に代わって、I T出羽守や D X出羽守が台頭しているという。
そのほか代表されるスラングの〇〇守は、ほかにもたくさん。
「アメリカなら」「前職のI T企業なら」を連発する「奈良守(ならのかみ)」。
なんでも悲観的にとらえて「もう終わり」と嘆くくせがある「尾張守(おわりのかみ)」
自分の予測が見事当たったことを自慢する「備後守(ビンゴのかみ)」。
これ、おかしい! 黙読していて思わず笑い声を出してしまいました。
それで思い出した、沖縄時代、同年代だった友人(私と同じナイチャー)から
もらった「肥後守(ひごのかみ)」という文房具。
鉛筆削りなどに使ったらしいが、指をひっかけると、
ぴゅっつと刃が飛び出す、けっこう切れ者。
彼は東京出身だったですが、北海道小樽出身の私には、そんな文房具、見たことない。
肥後守を貰いながら、ほぼ同年代とはいえ、
東京と北海道の地方都市のちがい、田舎具合を改めて感じたのでした、その時(笑)。

貰った「肥後守」
しばらくぶりで出してみたが、
刃はやはり、いわゆるナイフとは
まったく違って、ちょっとヤバい。
ま、そんなどうでもいいことですが面白かったこと2つでした。
今日、ジムに行く途中にある糸島の八坂神社に、また大きなノボリバタが。
以前はたしか夏だったと思ってブログを見返してみたら、やはり夏。
調べてみたら、八坂神社の12月18日は、新穀感謝祭とあった。

前回もそうだったが、
この高い大きなノボリバタ、
立派な字だけど、
私には読み取れない。

前の写真から少し後ろに引いた所に
一の鳥居があり、こちらにも旗が。
やはり読み取れない。
とはいえ、鳥居の扁額には、
なんと「八阪神社」とある。
「坂」ではなく「阪」なんだ。
これネットで調べてもわからない。

わが家の小さな庭の
小さな寒椿の木。
例年だともう開花しているのに、
ことしはやっと赤くなった蕾ひとつ。
やはり10年に1度の高温の冬の
影響なのだろう。