小田原のお寺で学ぶ磁器上絵付けとポーセラーツ教室 -126ページ目

小田原のお寺で学ぶ磁器上絵付けとポーセラーツ教室

城下町小田原。緑豊かなお寺の一室で、磁器上絵付け、ポーセラーツの教室を開いています。
少人数のサロン形式ですので、それぞれの方のペースに合わせて、丁寧にご指導いたします。


あすなろペインター日記


今年のJPPAのピラミッド展示は、蓋物です。

といっても、実際は小さなピルケースを複数個出すかたがほとんどで、その一つ一つがそれぞれ意匠を凝らしたデザインと、緻密な丁寧な仕事です。ポットの昨年よりも、見ごたえがあったと思います。




あすなろペインター日記


そんな素晴らしい芸術品のような中にあって、図体ばかり大きなうちのコです。

ドット盛りをたくさんしているので、金彩部分が光っています。

白磁が廉価なので、カットワークがそろっていないのが残念です。




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アールデコふうエジプトセット。

やっぱりアイテムが足りないのと、言いたいことが伝わりきらない感じです。


来年もチャンスをいただけたら、改善します。




うれしかったのは、他に素晴らしい作品がたくさんあったのに、エジプトセットの写真を撮っていたかたがいらしたこと。

もう~、話しかけちゃおうかな?と思いました。(会場当番という立場を考えて、思いとどまりました)

私の贔屓目から見ても、???な作品なのに、ありがとうございます!




今日は3時間あまり会場に立っていて、ふと「あ~、絵付けをやっていてよかった・・・」という思いがこみ上げてきました。

やはり綺麗なものはいいなぁ・・・。

たくさんのかたが、笑顔で見ていらっしゃいました。



私は20年近く絵付けを習ってきて、歩みはかなり遅いほうだとは思いますが、まだまだ道の先が長いこと、でも続けていれば、自分なりに少しずつでも良いものが出来るようになっていくことを、みなさんの作品を見ていて実感しました。


私が仰ぎ見るような先生たちが、次々に新しいことに挑戦されて、昨年よりも素晴らしい作品を生み出していらっしゃいます。


どのかたも、先生と呼ばれてはいますが、家庭の主婦で、日常のお仕事もしっかりこなされているのです。

限りある時間、限りある人生です。



私もがんばろう・・・・。

テーブルウェアフェスティバルも、もう始まってから1週間経ちます。


私は、やっと明日(もう今日?土曜日のことです)行きます。


明日は、「至高の技」ブースの会場当番なのです。

午後1時から4時まで、展示作品のまわりをウロウロしております。


早めに行って、いろいろ見て、お買い物もする予定。


最近アンティークに凝っていて、模写用に買っています。

見たらまた、買いたくなっちゃうかな?


アンティークはとうてい手が出ないお値段のものもたくさんあるので、

そういう意味では迷わずにすむかも・・・。


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今日は、下から2番目の「中プレート(ケーキプレートよりは大きめ)」と「チョコレートカップ」について。


両方とも、古代エジプトの壁画にもよく見られる「パピルス」を図案化しました。

本当のパピルスは、草なので青々をしていますが、私は穂みたいになっている葉の部分を朱色にしたいと思いました。





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やっぱり見本だけではわからないものだなぁ・・・と今回実感したことがあります。


タイルで実験したとき、下段の小豆っぽい赤(絵の具名:ポンパドールなど)でほぼ決まりだったのですが・・・後ろ髪を引かれる思いで、当初希望の鉄系朱色(マイセンレッド)を実際のお皿にのせてみたら、これが驚くくらい綺麗だったのです。見本は一つしか描かないこと、タイルと白磁の色や質感の違いでしょうか。





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これは第一焼成(ペン描き)のあと、色をのせて焼いた第二焼成。

白磁が真っ白なので、さわやかで本当に綺麗でした。

確かフランスの磁器メーカー「ベルナルド」にこんな色合いシリーズがありましたね。


これに、もう一度マイセンレッドのグラデーションを入れて第三焼成、穂先に金下盛りを入れて第四焼成、金の線描きの第五焼成で出来上がりました。朱色の上に金のラインを入れるかどうか、ずいぶん迷いました。それくらい、綺麗に発色したのです。今回は作品展ということで金ラインを入れましたが、実際にセットで作って使うなら、金なしも素敵だと思います。



あすなろペインター日記


チョコレートカップの第一焼成前。

今回ふたつきのチョコレートカップを使ったのは(たまたま手持ちであったということもありますが)、このセットがなかなかスグレモノで、写真左のソーサーにカップの蓋がぴったりおさまるのです。カップ&ソーサーとしてだけでなく、コースの途中で、ソーサーと蓋の組み合わせて、何か小さいお料理をいれて使ったら素敵だと思います。デザートもいいかも。


このソーサーは、第一焼成はリム部分、第二焼成はラスター、第三焼成は三角のとんがりにドットの盛り、リムの金色は位置皿と同じ製法、第四焼成は金彩の順で作りました。




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おまけ画像。


この朱色だけの状態が美しくて、つい写真に撮ってしまいました。


この感じ、好きです。






お知らせ・・・・・



今日午後10時より、NHKBSプレミアムで、先日ブログに書いたポアロ新シリーズ始まります。

いつものとおりなら、タイトルのロゴが、アールデコしています。


アールヌーボーとか、アールデコは、直接知っているわけではないのに、どうして懐かしい、親しみやすい感じがするのでしょうね。資生堂など昔の化粧品のパッケージを、母の化粧台で見ていたからでしょうか。


あすなろペインター日記


一番下の、ディナープレート。位置皿としても使えるデザインにしました。


イメージとしては、金色の中に古代エジプトの文字「ヒエログリフ」が浮かび上がるようにしたかったのですが、盛りや下地処理の後、金液を塗る方法は、思ったような出来上がりになりません。


結局、金色の絵の具を使いました。

(この面積!に金を使うよりは、材料費がかからなくて、助かりましたが・・・)




あすなろペインター日記


ラスターの「マザーオブパール」をリムに塗って、第一焼成。

その後、マスキングリキッドで、文字を囲む枠を描きます。





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こんなふうに塗っていきます。

筆のあと、パディング。





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マスキングを剥がします。






あすなろペインター日記


資料を参考にしながら、フリーハンドで文字を抜いていきます。

(下書きをする方法がなかったので・・・)




あすなろペインター日記


出来上がり~。


メタリック絵の具は800度以上のほうが、よく定着するようです。


遅乾性の油性メディウムを使ったので、焼成前はくっきりしていた模様が、絵の具がよってきて、ラインがあいまいになってしまいました。


この絵の具は、焼成前はキラキラとラメが見えて絵の具もツヤツヤしていますが、焼きあがるとくすみます。

この場合は、合っているかもしれません。



明日は、パピルスです~。











今日から始まったテーブルウェアフェスティバル。


今回私が出品したものを、ご紹介したいと思います。

(手元に参考程度の写真しかないので、不鮮明でごめんなさい)



あすなろペインター日記


一人分のディナーセット。(家で急いで撮った写真)


‘全員共通の黒い折敷きに、大小のワイングラスと一緒にのせられるアイテムで手描き‘

という以外には、会からの決まりはありません。


私のイメージは「クリスティのエジプト」。


 英国ミステリーの女王アガサクリスティは、学者であるご主人と一緒に、何度もエジプトへ

 発掘調査の旅に出かけています。

 イギリス国内の暮らしより楽しかったようで、エジプトを舞台にしたミステリーも

たくさん書いています。

 (何度も映画化された「ナイル殺人事件」は有名ですね。)


 いろいろな俳優が演じたエルキュールポアルですが、私はディビッド・スーシェ主演の

 TVシリーズが、好きです。

 

 クリスティといえば上流階級、ですがこのシリーズは番組タイトルからもう、アールデコ~。

 (タイトルのロゴとか、かなり好き)

 建物やファッションなども道具立ても、俳優の身のこなしも、デコしてます。ラブラブ!


 



       ・・・・あら~・・・・。べーっだ!あまり関係ないことばかり書いてしまいました。



 まあ、そんな欧米人から見たおしゃれなエジプトのイメージでデザインしました。

 アールデコを意識しましたが、ヌーボーもちょっと入っています。




 古代エジプト関連の本もいろいろ読んで、あれこれ考えている時間は楽しかったです。



あすなろペインター日記


参考図書の一部。

古代エジプトの文字「ヒエログリフ」については明日書きます。



作品紹介というより、おしゃべりになってしまいました・・・。


テーブルウェアフェスティバルにいらっしゃるかたは、楽しんでいらしてくださいね。



では、またあした。べーっだ!