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飯塚真紀さん
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のスローフラメンコワークショップでは、
繰り返し「ぞうさん」の歌を歌った。
♪ぞうさん
ぞうさん
お鼻が長いのね
そうよ 母さんも 長いのよ♪
この短い曲の中に、
教材化できるたくさんの観点があることを
教えて頂いた。
一つの曲の中で
力をためてためて
そして一氣に解き放つということ。
♪ぞうさん
ぞうさん
お鼻が長いのね♪
ここまではいわばヒラウタで
ここまではあえておさえめに歌い、
次への伏線にする。
これはワークショップでの話ではなく
僕が今考えたことなんだけど
水を出すときホースの先を手で
キュっと閉じておくような感じ。
そして
♪そうよ 母さんも 長いのよ♪
のサビ
でためた力を開放する。
ホースの先で閉じていた手を離し
勢いよく水を飛ばすような感じ。
ためたからこそ、出る力がある。
「かめはめ波!」
の
「かめはめ」
までがヒラウタで
「波!」
がサビ。
ため方で
サビの質が変わってくる。
これは、歌うとか踊るとか
いろんな表現に応用できる。
考え方はそんな感じで、
実践が肝心だ。
今年に入ってから、
1月29日に僕がバンドで歌った自作の曲
「アド・リビトゥム」。
♪君は忘れちゃうんだろうな
から
♪聞いていた♪
までは力をためる段階。
おぼえー
↑のところで、そのためた力を開放する。
控えめだったギターのストロークを、
ここで全開にする。
真紀さんのスローフラメンコワークショップで教わった。
「ためて放つ」
というセンスを自作の歌で使ってる。
同じ歌でも、その時々の体調や氣分や環境で
ため方が変わり、放った時の質も変わる。
ワークショップ内で歌う
短い「ぞうさん」の歌ひとつでも、
何回も歌ってると都度、放つ力の色彩が変わっていった。
真紀さんが繰り返し 丁寧に教えてくれた。
続きは、自分の歌でやってる。
繰り返し素振りするみたいに。
続く。