スローフラメンコワークショップ体験③ ためて放つ | イテルギター教室~人生DIY~

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飯塚真紀さん
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のスローフラメンコワークショップでは、
繰り返し「ぞうさん」の歌を歌った。

♪ぞうさん
ぞうさん
お鼻が長いのね
そうよ 母さんも 長いのよ♪

この短い曲の中に、
教材化できるたくさんの観点があることを
教えて頂いた。

一つの曲の中で
力をためてためて
そして一氣に解き放つということ。

♪ぞうさん
ぞうさん
お鼻が長いのね♪

ここまではいわばヒラウタで
ここまではあえておさえめに歌い、
次への伏線にする。

これはワークショップでの話ではなく
僕が今考えたことなんだけど
水を出すときホースの先を手で
キュっと閉じておくような感じ。

そして

♪そうよ 母さんも 長いのよ♪

のサビ
でためた力を開放する。
ホースの先で閉じていた手を離し
勢いよく水を飛ばすような感じ。

ためたからこそ、出る力がある。
「かめはめ波!」

「かめはめ」
までがヒラウタで
「波!」
がサビ。

ため方で
サビの質が変わってくる。

これは、歌うとか踊るとか
いろんな表現に応用できる。

考え方はそんな感じで、
実践が肝心だ。

今年に入ってから、
1月29日に僕がバンドで歌った自作の曲
「アド・リビトゥム」

♪君は忘れちゃうんだろうな
から
♪聞いていた♪

までは力をためる段階。

おぼえー
   ↑のところで、そのためた力を開放する。

控えめだったギターのストロークを、
ここで全開にする。

真紀さんのスローフラメンコワークショップで教わった。

「ためて放つ」

というセンスを自作の歌で使ってる。
同じ歌でも、その時々の体調や氣分や環境で
ため方が変わり、放った時の質も変わる。
ワークショップ内で歌う
短い「ぞうさん」の歌ひとつでも、
何回も歌ってると都度、放つ力の色彩が変わっていった。
真紀さんが繰り返し 丁寧に教えてくれた。
続きは、自分の歌でやってる。
繰り返し素振りするみたいに。

続く。