国交省は、10/6の記者会見で次のように述べている。
木元茂樹・国交省大臣官房会計課企画官
「簗議員がR8年2月に配分額について問い合わせがあったが、(官房長は)議員とのやり取りについては細かいメモがないためはっきり覚えてないけれども、その後の行動からすると、決定後の配分額を伝えたので、そう考えると、R8年度の配分額の増減のお話をしたと聞いている。」
「簗議員から2月に問い合わせをうけた国交省の国会担当というのは、黒田昌義官房長、佐々木紀副大臣。佐々木副大臣が聞き、官房長に伝えた。官房長の方は時を同じくして(前後して)同じ内容の話を受けた。官房長は問い合わせがあった旨を上司(事務方トップの水嶋智(当時)事務次官とナンバー2の廣瀬昌由技監)に報告したけれども、上司は聞き置くに留め、内部の事業部局への指示や情報共有などはしなかった。佐々木副大臣が官房長以外の職員に、簗議員がR8年の予算額について関心があるということを伝えることはなかったが、6年度、7年度の那須烏山市と那珂川町の予算配分実績を事業部局(道路局)を通じて把握した。簗議員からの問い合わせであるということを言ったかどうかは、分からない。」
「R8年4月7日に成立した後に、正確な日時は不明だが、令和8年2月に簗議員から令和8年度分の配分額について問い合わせがあったことを踏まえ、2月に整理したR6年度、R7年度の那須烏山市と那珂川町の実施事業について、R8年度の配分額を整理の上、国交省から簗議員に対し説明をした。」
しかし、メモを取らないということはあり得ないと、官僚経験者は声を揃えて断言する。
黒田官房長(当時)は、メモをとっている。そうでなければ公文書管理法に抵触する可能性がある。
黒田官房長は、きちんとメモをとって、事務方トップの水嶋智(当時)事務次官と、ナンバー2の廣瀬昌由技監に報告しているはずだ。
当時の国交副大臣・佐々木総理補佐官は、10/7 記者会見で、簗大臣から「圧力も働きかけもなかった」と述べた。
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藪中三十二教授(元外務事務次官)の解説(サンデーモーニング)
膳場 貴子Q:
簗大臣は2月の予算調整期間中に、国交相の幹部を議員会館に呼び出しています。
これは官僚にとって大きなことなんじゃないかなと思うんですけど、
外務事務次官まで務められた藪中さんに伺います。
「与党議員からの働きかけで省庁が予算を減らす」ということって、あるんでしょうか?
元外務事務次官・薮中三十二教授:
これは本当に信じられないことですね。
簗議員の言動というのは、全く信じられないどころか許されないこと。
これが許され、しかも大臣としてやっていくとなれば、国民の政治不信ですよね。
それが非常に強まると思います。
はっきりしているのは、「自分を応援しなかった二つの市町村については道路予算を大幅にカットしたんだ」と、明言しているわけですよね。
「それは自民党の支部の話で」とか、いうことは言ってるんですけど、基本的に政治家の発言というのは大きいですからね。
ただそう言ったと、その一点だけで、これはもう許されないと。
大臣としてとどまることは許されないと思うんですよね。
もう一つの不信というのは、国土交通省に向かっているんですよね。
国土交通省の聞き取りで、「いやぁ、ノートもあんまりなかったし、多分それほどのことは言われてないんじゃないか」とか言ってるんですけど、あんなことはあり得ないです。
Q:あり得ないですか?
薮中三十二教授:
あり得ないです。
だってですね。その当時、自民党の筆頭副幹事長なんですね。簗さん。
且つ、総理が、「簗さん、簗さん」と言ってやってると。
そんなのは、もう役人であれば、全部分かっているわけですよ。
その人に、官房長が呼ばれたと。
で、「この二つに市町村、どうなってるんだ?」と聞かれたわけですよね。
それがね、「覚えてない」っていうのは、あり得ない。
あり得なくてですよ、且つ、戻ったら次官に報告しているんですよ。
それだけのことであれば、下にも当然、「それはどうなってるんだ?」と聞くわけですよね。しかも念の入ったことに、ちょうどその二つの市町村について大幅な事実、予算がカットされてると。
これほど因果関係がはっきりしたことはないもんですからね。
だから、総理は無理なんですよ。「ちゃんと説明しないさい」と言われても、
説明する内容がないですよね。
放っとけば、むしろ高市内閣にとっても非常に大きなダメージになりますしね。
それから、国会が、本当はもっとちゃんとしたことを議論しなきゃいけないのに、
これがあるとですね、なかなか進まないと。
一刻も早く、お辞めになるのがいいと思いますですね。
「道路予算カット」の簗農水大臣
— あらかわ (@kazu10233147) October 11, 2026
薮中三十二さん
⇒簗議員の言動は、信じられないどころか許されないこと。これが許され、しかも大臣としてやっていくとなれば、国民の政治不信が強まる。… pic.twitter.com/fT8KKfSHEE
簗農水大臣“予算カット発言” 国交省への働きかけ否定も… 「人としての矜恃が問われる」与党議員も苦言【サンデーモーニング】2026/10/11 #ニュース #news #TBS
— 玉木雄一郎(国民民主党) (@tamakiyuichiro) October 9, 2026
これは、国土交通省の黒田前官房長がかわいそうだ。
— 玉木雄一郎(国民民主党) (@tamakiyuichiro) October 6, 2026
「働きかけがあった」を「問い合わせがあった」と言い換えざるを得ず、内心忸怩たる思いではないか。
「細かいメモもなく、はっきり覚えていない。」「はっきりと覚えていないくらいだから、働きかけや圧力はなかったと思う」と答えたという。… pic.twitter.com/SLrb5RnNUV
今日の国交省記者会見。
— 石垣のりこ 【参議院議員/宮城県】 (@norinotes) October 6, 2026
>簗議員の問い合わせに対応した担当者が「受けたことはなかったと思う」と説明
「問い合わせに対応した担当者」(国交省の資料では「国会担当者等」)とは、佐々木紀国交副大臣であり、黒田昌義国交大臣官房長です。予算額の事務的な確認レベルのやりとりだけとは考え難い。 https://t.co/YQoGLVM6kL
https://fknews.jp/news/detail.php?id=80504
黒田昌義
国土交通省大臣官房長 2025年7月1日 - 2026年8月7日
国土交通審議官 2026年8月7日- (現職)
佐々木紀
2025年10月22日、第1次高市内閣にて、国土交通副大臣に就任。
2026年2月8日、第51回衆議院議員総選挙で6選。
同年2月19日、第2次高市内閣で国土交通副大臣に再任。
【ノーカット】「圧力なかった」簗農水大臣から予算配分の問い合わせ受けた当時の国交副大臣・佐々木総理補佐官が経緯説明(2026年10月7日)|TBS NEWS DIG



