【簗大臣問題で国交省記者会見10/6】予算調整プロセス資料を要求/那須烏山市長:疑念深まった | ☆Dancing the Dream ☆

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お詫びだけでは済まされないだろう。

これは「もりかけ桜問題」以来かもしれない。記者たちが徹底追及体制をとっているようだ。

国交省も記者会見を開く

 

衆院選で簗大臣を支持の有無によって、自治体への交付金増減が左右されたのではないかという疑惑。

 

「大幅にカットした」「自民党支持のところに回すのが当たり前」などという本人の発言の音声データが流出。

国会議員への選挙での支持・非支持で国の予算・交付金の配分が左右されることは、行政の公平性が損なわれる。

 

2市町の道路予算(社会資本整備総合交付金)の配分状況

自治体名 2025(令和7)年度予算額 2026(令和8)年度予算額 前年度比の変動率(単独事業分)
那須烏山市 約 6,535 万円 約 2,426 万円 約 63%減(国交省算出の市単独事業ベースでは26.2%減)
那珂川町 約 4,934 万円 約 2,262 万円 約 54%減(国交省算出の町単独事業ベースでは54.1%減)

 

 

簗大臣の「予算カット」音声報道を受けて国交省が記者会見

 

国交省記者会見(10/6)

左から

・国土交通省道路局企画課長の西川昌宏

(2026年7月31日付の人事異動で就任/前職は道路局国道・技術課長)

 

・国交省・道路局総務課長 鈴木章一郎氏

(2026年8月17日付の人事異動で就任/

 道路局次長兼官房審議官=国際園芸博覧会担当を兼務)

 

・国交省・大臣官房総務課長 岩下泰善氏

(28年6月30日まで茨城県副知事)

 

・国土交通省大臣官房会計課の企画官 木元茂樹氏

 

 

階級・序列(偉い順)

  1. 鈴木 章一郎(すずき しょういちろう)氏
    • 役職: 道路局次長(兼 大臣官房審議官)
    • 序列: 【局次長クラス(指定職4号相当)】
    • 解説: 会見関係者の中で最上位の階級です。本省の局長(道路局長など)に次ぐナンバー2のポストであり、官房の審議官も兼務する高官。
  2. 岩下 泰善(いわした ひろよし)氏
    • 役職: 大臣官房総務課長
    • 序列: 【本省主要課長(指定職1号〜5級相当)】
    • 解説: 本省の「課長」職ですが、なかでも「官房総務課長」は省内の人事や国会対応を取り仕切る“筆頭課長”と呼ばれる極めて重要なポストであり、一般的な局の課長よりも格上・出世コースの要職。
  3. 西川 昌宏(にしかわ まさひろ)氏
    • 役職: 道路局企画課長
    • 序列: 【本省課長(5級相当)】
    • 解説: 岩下氏と同じ「本省課長」の階級ですが、こちらは政策局(道路局)の予算方針などを司る実務線の課長ポスト。
  4. 木元 茂樹(きもと しげき)氏
    • 役職: 大臣官房会計課企画官
    • 序列: 【本省企画官(4級相当)】
    • 解説: 課長職を補佐・代行、あるいは特定プロジェクトを統括する「企画官」というポストであり、上記の3名(課長・次長クラス)の下の階級。

 

国交省が記者会見で説明した「経緯」

国交省 大臣官房総務課長 岩下泰善氏が「経緯」説明

(10/6) 

 

・R8年10月20日、国道293号整備促進規制同盟会の会長である中川町長から国道293号大和など県事業も含めて要望を受けた。

・R8年1月20日、那須烏山市長からも国道294号などの県事業も含めて要望を受けた。

・R8年度の2月ごろ、簗議員から国交省の国会担当等(黒田昌義官房長、佐々木紀副大臣)に対し、那須烏山市と那珂川町で令和8年度に実施する事業への予算配分についての問い合わせを受けた。これに対し、「この場では分からない」と答えた。R8年度事業については予算成立前であったため、R6年度、R7年度の那須烏山市と那珂川町の配分実績額について整理することとした。

・R8年度予算が、R8年4月7日に成立した後に、国交省から財務省に対し、社会保障の整備 総合交付金を含めた公共事業等の予算の箇所等の詳細を定める実施計画の承認の申請を行い、財務省の承認を受けた。これを踏まえ、当日、国交省より各地方公共団体へ具体的な箇所ごとに、補助される国費額を知らせる内定通知を発出し、その後、国交省HP上で、各都道府県ごとの事業実施箇所を公表した。

・その後に、正確な日時は不明だが、令和8年2月に簗議員から令和8年度分の配分額について問い合わせがあったことを踏まえ、2月に整理したR6年度、R7年度の那須烏山市と那珂川町の実施事業について、R8年度の配分額を整理の上、国交省から簗議員に対し説明をした。

 

 

『自分(簗)が取って来た予算』とは何を指すのか?

 

「簗議員がR8年2月に配分額について問い合わせがあったが、(担当は)議員とのやり取りについては細かいメモがないためはっきり覚えてないけれども、その後の行動からすると、決定後の配分額を伝えたので、そう考えると、R8年度の配分額の増減のお話をしたと聞いている。」(国交省木元氏)

「本人(担当)も、”はっきりと覚えていないくらいであるから、”働きかけ” や ”圧力”を受けたことはなかったと思います”という風に言われております。ですから我々としても、そうか、ということで受け取っております。」(国交省木元氏)

「本年度の予算配分額が決まったあとに、簗議員とご一緒になる予定があった佐々木副大臣からご説明をした。」(国交省木元氏)

「簗議員から2月に問い合わせをうけた国交省の国会担当というのは、黒田昌義官房長、佐々木紀副大臣。佐々木副大臣は官房長に伝えた。官房長の方は時を同じくして(前後して)同じ内容の話を受けた。官房長は問い合わせがあった旨を上司に報告したけれども、上司は聞き置くに留め、内部の事業部局への指示や情報共有などはしなかった。佐々木副大臣が官房長以外の職員に、簗議員がR8年の予算額について関心があるということを伝えることはなかったが、6年度、7年度の那須烏山市と那珂川町の予算配分実績を事業部局(道路局)を通じて把握した。簗議員からの問い合わせであるということを言ったかどうかは、分からない。」

 

 

国交省は、道路予算の働きかけや圧力を”否定”しているが、

精査をして公表しているのであれば、疑義がかかっている「予算配分の最終的な数字が出るまでの検討過程の資料(予算の調整のプロセス)」を出せとメディアに詰め寄られている。

 

 

 

 

 

【ライブ】国交省「働きかけや圧力なかった」 簗農水大臣「予算カット」発言|週刊誌報道受けた精査結果について説明【LIVE】(2026年10月6日) ANN/テレ朝

国交省によりますと、簗大臣を支持しなかった那須烏山市と那珂川町の予算配分は、市や町が単独で実施する事業については前年と比べて減額しているものの、それぞれの自治体内で行われる県の事業と合わせた配分額は2割程度増額しているということです。
 

 

東京新聞 2026年10月6日 21時23分

 

 簗和生農相による地元自治体の道路予算「大幅カット」発言を受け、国土交通省は6日、調査結果を公表した。2026年度の予算配分決定前の2月中旬に照会があったことを認めた。

 一方、具体的な問い合わせ内容は記録がなく、当事者の記憶もないとして、言及しなかった。2月の衆院選で首長が対立候補を応援した那須烏山市と那珂川町の事業を減額するよう要求するといった「働きかけや圧力はないと思われる」という見解を示した。

◆予算配分が決まる前に問い合わせ、対象は2市のみ

 国交省の説明によると、簗氏が照会したのは佐々木紀副大臣と黒田昌義官房長(いずれも当時)。それに対して、国交省側は「分からない」と回答した。予算が成立して道路予算の配分が決まった4月7日以降、佐々木氏が2024、2025両年度からの減少率なども含めて伝えた。2市町以外に関する問い合わせは確認されてい...

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簗氏が発言したとされる会合の音声データ

下野新聞 10/2 19:45

 

 衆院栃木3区を地盤とする簗和生農相(比例代表北関東ブロック、6期)が就任前の5月、地元での自民党関係者らとの懇親会で発言したとされる音声データの要約は以下の通り。

 選挙の総括ということで、自民党の流れをお話します。まず、那須烏山市、那珂川町の令和8年度の道路予算については大幅にカットしました。これは当たり前なんですね。二つの要件があります。一つは、首長が自民党の国会議員はいらないという行動を取ったわけですから、それが要因1。二つ目の要件は「票数」。多くの市民町民がそのような判断をしたということですから。自民の議員に頼ってインフラ整備が必要だというところに多く回すのが、当たり前の話ですから、それをやりました。

 この話は一般の方の前ではやりません。いろんな見方されますから。ただこういう役員レベルの皆様や自民支部の皆様の前では包み隠さずお話しします。那須烏山市については前年度の64%減、約3分の1にしました。そして那珂川町は54%減にしています。

 私もちゃんと命を守らなければいけませんから、市民町民の。河川の関係は触っていません。道路の命に支障がないところについてです。これくらいのことはやらないと、真面目にやっている人たちが浮かばれないんですよ。党の組織の統制が取れなくなるんですよ。こういうことをやっていては。

 昨日実は、那須町の自民党支部の総会がありました。その後でも同じ話をしまして、建設業協会のメンバー、党員、市会議員といろいろな話しをしました。「私に頼らない、私がいらないということで無所属の議員を応援するのであれば、私が取ってきた予算をなんで受注するのか」とはっきり言ってやりました。

 人として、人間の普通の常識的な話ではないかと話した。こういうことはしっかりとやります。私は今、筆頭副幹事長という役職なんですね。ひけらかすような話しではない。やる必要も無いと思う。市民町民にとってはこんなことはあってはいけないんです。

 普通にちゃんと予算がついて、インフラ頼まれて整備する方が第一。そのために私がやっています。ただそういう行動を取るといろんなところに支障がでるんですよ。今度、私が当選せずいなくなったら、完全に予算が切られます。それを守るためにもこういうことやって正しい方向にしていかなくてはいけないと思って、やっていますのでそれだけは理解してほしい。

 

 

 

北海道新聞 2026年10月3日 20:00

 

 簗和生農水相が就任前の5月、地元の栃木県内で開かれた自民党支部の会合で、衆院選で自身を支援しなかった首長がいる自治体の道路予算を大幅に削減したと発言していた。

 週刊誌が報じ、簗氏は「そういう発言をしたのだと思う」と認めた。あからさまな圧力であり、働きかけが事実であればなおさら許されない。閣僚として以前に政治家としての資質を著しく欠くと言うほかない。

 しかも報道された当初は「一議員としての活動に関する事柄についてはコメントは控えたい」と説明を拒否し続けた。社会への説明責任を負う閣僚としてあるまじき対応である。

 転換期を迎えている農水行政のかじ取り役を担えるとは思えない。進退を判断すべきだ。

 簗氏は派閥裏金事件にも関与していた。にもかかわらず閣僚に抜てきした高市早苗首相の任命責任は免れない。

 簗氏は衆院選の小選挙区で敗れ、比例代表で復活当選した。

 会合では選挙区内の本年度の道路予算について「那須烏山市は64%、那珂川町は54%減らした」と述べたという。「私がこの選挙区からいなくなったら予算が完全に切られる」とも語ったとされる。

 「表現ぶりが一部誤解を招いた」と釈明したが、自治体へのどう喝にほかならず、誤解の余地などない。道路予算は税金が原資であり、国会議員の私物ではない。発言は虚偽なのか、どういう意図があったのか説明を尽くさねばならない。

 国土交通省は簗氏の道路予算への働きかけを否定している。だが2市町の社会資本整備総合交付金の道路部分は簗氏の言葉通り大幅に減っているという。

 公共事業の箇所付けは優先度を客観的に判断すべきで、議員や与党の力で左右されれば行政の公平性をゆがめる。第三者による調査が必要だ。

 農林水産省はコメの需給のあり方や米国の生食用ジャガイモの輸入解禁などの重要案件を抱える。行政の推進に疑問を持たれることがあってはならない。

 簗氏は旧安倍派からの還付金計1746万円の不記載があり、党から役職停止6カ月の処分を受けていた。「政治とカネ」への不信に背を向ける政権の姿勢が改めて問われる。

 また簗氏は2021年の党会合でLGBTなどの性的少数者に関し「生物学上、種の保存に背く」と差別的な発言をした。

 首相は応援演説で「私の知恵袋の簗ちゃん」と呼び、数々の問題を抱える簗氏を要職に起用した。責任は重い。

 

 

 

下野新聞 10/5

 

 簗和生(やなかずお)農相が5日、那須烏山市と那珂川町の国の道路予算を「大幅にカットした」との自身の発言を撤回し、謝罪した。

「反省しているか疑問」「謝罪より辞任を」。あいまいな回答を連発し、謝罪しなかった2日の記者会見から一転、手のひらを返したともとれる態度に、県内有権者は痛烈な批判の声を98うcv上げた。大臣就任から日が浅いだけに「今後の仕事で責任を取って」と求める声も上がった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 簗和生農相の予算カット発言に関し、2月の衆院選で、栃木3区に出馬した簗氏を首長が応援した2市町は2026年度の交付金が増額されていたことが6日、各自治体への取材で分かった。

首長が対立候補を支援した3市町は減額された。

 

 

 

時事通信 配信

 

2月の衆院選で首長が簗和生農林水産相の対立候補を支援した栃木県内2市町に対する今年度の道路関連予算が、前年度比最大54%減額されていたことが6日、分かった。国土交通省が同日公表した。ただ、同省は簗氏による道路予算減額の働き掛けや圧力はなかったとの考えを示した。

 

国交省への確認時期「記憶ない」 簗農水相、予算カット発言巡り

 

 同省によると、減額したのは各自治体が道路整備に充てる交付金の配分額。那須烏山市が前年度比26.2%減、那珂川町が同54.1%減だった。

 

 

東京新聞 2026年10月6日

https://www.tokyo-np.co.jp/article/519920

 

簗和生農相が、衆院選で自身を支援しなかった首長がいる自治体の道路予算を大幅に削減した、との発言を認めた。首長を恫喝(どうかつ)し、一部支援者への利益誘導を是認する発言にほかならない。閣僚はもちろんのこと、憲法で全国民を代表すると定められた国会議員の資質を欠くと断じるほかない。

 簗氏は自民党所属の当選6回。2月の衆院選で栃木3区で無所属候補に敗れて比例で復活当選し、9月の内閣改造で初入閣した。

 週刊新潮によれば、簗氏は党筆頭副幹事長だった5月、地元党支部会合で、那須烏山市と那珂川町の2026年度の道路予算を「大幅にカットした」と発言した。両自治体は栃木3区にあり、両首長は簗氏の対立候補を支援した。

 両市町によると、国土交通省が示した26年度の社会資本整備総合交付金(道路部分)は那須烏山市が約2426万円、那珂川町が約2262万円で、前年度比でそれぞれ63%、54%減った。

 簗氏は2日の記者会見で国交省に予算配分を問い合わせた経過は認めたが、予算削減の働きかけは否定した。国交省も「報道されているような形で予算が削減された事実はない」としている。

 しかし、両市町の予算は実際に簗氏の発言通り削減されており、説明がつかない。行政の公平性が脅かされる深刻な事態であり、国交省はなぜ予算を削減したのか、そこに簗氏の圧力や官僚の忖度(そんたく)がなかったのか、厳正に調査し、詳細を公表すべきだ。

 仮に予算削減に簗氏の関与がなかったとしても、発言を不問にはできない。憲法は国会議員に関し「全国民を代表する」と定める。選挙で自身を支援しなかった首長に報復し、国の予算を私物化する発言は、憲法の精神に反する。農相だけでなく、国会議員としての進退も明確にすべきだ。

 問題は一議員の醜聞にとどまらず、長く政権を担う自民党のおごりが背景にあるのではないか。国の予算配分が、与党議員の意向や圧力で左右されているのではないかとの疑念を禁じ得ない。

 予算執行という国政の根幹に関わる問題であり、野党には5日に開会した臨時国会で徹底追及するよう求める。簗氏は旧安倍派の裏金事件で1700万円超の不記載があり、党の処分も受けていた。閣僚に登用した高市早苗首相が任命責任を免れないのは当然だ。