イランのマスード・ペゼシュキアン大統領(Masoud Pezeshkian)が
2026年4月1日頃に米国民に向けて発表したオープンレター(公開書簡)です。
To the people of the United States of America pic.twitter.com/3uAL4FZgY7
— Masoud Pezeshkian (@drpezeshkian) April 1, 2026
慈悲深く慈愛に満ちた神の名において、アメリカ合衆国の人々、そして歪曲と捏造された物語の洪水の中で真実を求め、より良い生活を切望し続けるすべての人々へ。
イランは、その名、性格、そしてアイデンティティにおいて、人類史上最も古くから続く文明の一つです。歴史的、地理的に様々な優位性を有してきたにもかかわらず、イランは近代史において、侵略、拡張、植民地主義、支配の道を選んだことは一度もありません。占領、侵略、そして世界の列強からの絶え間ない圧力に耐え、多くの近隣諸国に対して軍事的優位性を有してきたにもかかわらず、イランは戦争を始めたことは一度もありません。それにもかかわらず、イランは攻撃してきた者たちを断固として勇敢に撃退してきました。イラン国民は、アメリカ、ヨーロッパ、そして近隣諸国の人々を含め、他の国々に対して敵意を抱いていません。イランは、その輝かしい歴史を通じて度重なる外国の介入と圧力に直面しながらも、政府と国民との間に明確な区別を一貫して維持してきました。これはイランの文化と国民意識に深く根付いた原則であり、一時的な政治的立場ではありません。
そのため、イランを脅威とみなすことは、歴史的事実にも、今日の観察可能な事実にも合致しません。このような認識は、権力者の政治的・経済的気まぐれ、すなわち、圧力を正当化し、軍事的優位性を維持し、軍需産業を維持し、戦略的市場を支配するために敵を作り出す必要性から生じるものなのです。このような環境では、脅威が存在しない場合、それは捏造されるのです。
こうした枠組みの中で、米国はイラン周辺に最大の兵力、基地、軍事力を集中させてきました。イランは、少なくとも米国建国以来、戦争を始めたことのない国です。これらの基地から発動された最近の米国の侵略行為は、こうした軍事プレゼンスがいかに脅威的であるかを如実に示しています。当然ながら、このような状況に直面した国は、防衛力の強化を放棄することはないでしょう。イランが行ってきたこと、そして現在も行っていることは、正当な自衛に基づく慎重な対応であり、決して戦争や侵略の開始ではありません。
イランと米国の関係は当初敵対的ではなく、イラン人とアメリカ人の初期の交流は、敵意やクーデター(1953年の米国による違法な介入)によって損なわれることはありませんでした。しかし、転換点となったのは、イランの資源の国有化を阻止することを目的とした介入でした。そのクーデターはイランの民主化プロセスを阻害し、独裁政権を復活させ、イラン国民の間にアメリカの政策に対する深い不信感を植え付けました。この不信感は、アメリカがシャー政権を支援し、1980年代の戦争中にサダム・フセインを支援し、近代史上最長かつ最も包括的な制裁を課し、そして最終的には、交渉の最中に二度もイランに対して挑発のない軍事侵略を行ったことで、さらに深まりました。
しかし、こうした圧力にもかかわらず、イランは弱体化することはありませんでした。それどころか、イランはイスラム革命以前よりも多くの分野で強くなりました。識字率は約3倍に増加し、高等教育は劇的に拡大し、現代技術は著しく進歩し、医療サービスは改善され、インフラは過去に例を見ないペースと規模で発展しました。これらは、捏造された物語とは無関係に存在する、測定可能で観察可能な現実です。
同時に、制裁、戦争、侵略の破壊的で非人道的な影響が
不屈の精神を持つイラン国民の生活への影響を決して軽視してはなりません。軍事的な侵略の継続や最近の爆撃は、人々の生活や態度、そして世界観に深刻な影響を及ぼしています。これは、人間に関する根本的な真実を反映しています。戦争が人々の生活、家、都市、そして未来に修復不可能な損害を与えるとき、人々は責任者に対して無関心ではいられません。これは根本的な疑問を提起し。この戦争は、アメリカ国民の利益のなにを真に守っているのか?このような行為を正当化する客観的な脅威はイランから存在したのか?罪のない子供たちの虐殺、癌治療薬製造施設の破壊、あるいは「石器時代に逆戻りさせた」と自慢する爆撃はアメリカの国際的地位をさらに損なうこと以外に、何か目的があるのだろうか?
イランは交渉を続け、合意に達し、すべての約束を果たしました。合意からの離脱、対立へのエスカレーション、そして交渉の最中に二度の侵略行為に及んだことは、米国政府による破壊的な選択であり、外国の侵略者の妄想を助長する選択でした。
イランの重要なインフラ、すなわちエネルギー施設や産業施設への攻撃は、イラン国民を直接的に標的とする行為です。こうした行為は戦争犯罪に当たるだけでなく、イランの国境をはるかに超えた影響を及ぼす。不安定化を招き、人的・経済的損失を増大させ、緊張の連鎖を永続させ、何年も続く恨みの種を蒔くことになります。これは力の誇示ではなく、戦略的な混乱と持続可能な解決策を見出す能力の欠如を示すものです。米国はイスラエル政権の影響と操作を受け、イスラエルの代理としてこの侵略に介入したのではないでしょうか?イスラエルはイランの脅威を捏造することで、パレスチナ人に対する犯罪から世界の目をそらそうとしているのではないでしょうか?イスラエルが今やイランと戦うことを目指していることは明らかではないでしょうか?
最後のアメリカ兵と最後のアメリカ納税者の資金を投入して
イラン、地域、そして米国自身に、その妄想の重荷を負わせている不当な利益の追求
「アメリカ・ファースト」は本当に今日の米国政府の優先事項なのでしょうか?この侵略の不可欠な要素である誤情報のメカニズムを超えて、イランを訪れた人々と話をしてみてください。イランで教育を受けた多くの優秀なイラン人移民が、現在、世界で最も権威のある大学で教鞭を執り、研究を行い、あるいは西側で最も先進的なテクノロジー企業に貢献しているのを見てください。これらの現実は、あなたが聞かされているイランとその国民についての歪んだ情報と一致しているでしょうか?
今日、世界は岐路に立っています。対立の道を歩み続けることは、これまで以上にコストがかかり、無益です。対立と関与の選択は、現実的かつ重大なものであり、その結果は今後何世代にもわたる未来を形作ります。イランは、数千年にわたる誇り高い歴史の中で、多くの侵略者を退けてきました。侵略者たちの痕跡は歴史の汚名として残るのみであり、イランは不屈の精神と威厳、誇りを保ち続けています。
トランプ完全敗北!ホルムズ海峡再封鎖。石油危機終わらず。京都大学教授・池亀彩。安冨歩東京大学名誉教授。一月万冊清水 2026/04/09
池亀:
「文明が終わる」とかね。
でもね、やっぱりイランは小さい国じゃないですから。
しかもかなり賢い方達が沢山いて。
元々文明ですけどね。だから文明って呼んでるとこはすごいと思うんです、やっぱり。
安冨:
うん。そうね。
池亀:
やっぱりイランはペルシャ文明ですから。
安冨
そうね。うん。中国とか、ペルシャとか、インドとか、そういう単位ですよね。
池亀:
インドだって私は実はかなり「ペルシャ文明の一部」だと思ってるので。
安冨:
ああ、そうですよね。
すごい深い影響を受けてますよね。
池亀:
はい。はい。やっぱりイスラム化しなかったとしても、やっぱりペルシャの影響っていうんですかね。例えば、国家とか行政の単位であるとか。で、19 世紀ぐらいまでペルシャ語ですから、行政の用語は。
安冨:
ああ、そっか。そっか。 はい。 そうだった。そうだ。
池亀:
そうなんですよ。
だからそうやって考えるとペルシャの影響ってすごく大きいんですよね。
安冨:
ま、でもそれを言うなら、例えばだから世界最古の組織的宗を生み出したのはペルシャですよね。
あのパールシーって、あれペルシャっていう意味ですけど。
あれは「拝火教」…
池亀:
はい。ゾロアスター教ですね。
安冨:
ゾロアスター教。
ゾロアスター教がおそらく世界最古の「組織神学」を作った宗教だと思うんですけど。
で、その中から色々こう取り去ったものが、ユダヤ教とかキリスト教を生み出したと。
その原型なんじゃないかっていう風に。
これ宗教学者にそんなこと言ったらぶち切れられるかもしんないですけど。
構造的にはそうじゃないかと思うんですけどね。
池亀:
まあ、少なくともキリスト教以前の文明…辺りのっていうのはやっぱり、ペルシャだし。
安冨:
ペルシャですよね。
池亀:
はい。で、その影響がずっと19世紀ぐらいまではあって。
そのコアがイランですし。
で、やっぱりエリート層をずっと出してるじゃないですか。20世紀も。
で、イラン「革命防衛軍」とか、まぁクレイジーですけど…政権はクレイジーではあるけれども、
やっぱりその高官の言葉遣いとかね。
やっぱりトランプと比べた時に、はるかに学がある感じがしますよね。
安冨:
だってさ、あの、アラグチ外相!
あれはイギリスで博士取ってんだね。政治学の。
ああいう感じの人が普通にいっぱいいますよね。あっちはね。政治家。
池亀:
はい。そうなんですよ。
安冨:
日本もそのぐらいの人を外務大臣にしといた方が良かったじゃねえかなとかいう感じの人ですね。
すごい立派な感じの。
大統領がアメリカ国民に向かって書いていたオープンレターと、
トランプのアホな投稿とを比べるとですね… これダメじゃない?っていう。
池亀:
うん。ちょっと核の違いがね。
安冨:
凄まじいよね。
それを、「悪の帝国が核兵器で破壊しようとしている」という構造にもうなっちゃってますよね。
池亀:
うん。そうなんですよ。
それでね、本当にね、例えば、法皇だって、ちょっとどうなの?っていうぐらい批判的です。
安冨:
アメリカですから。 アメリカ人なんですよ、今ね。
史上初ローマカソリックの法皇は。あ、違う、教皇はアメリカ人です。
それでトランプに批判的です。当然ですけど。ま、 当然でもないけど。
で、トランプ大好きなちょっとアレな大司教もアメリカにいたんだけど。
それでその方が 怒ってますね。 ストレートには怒らないけど怒ってますね。
で、カソリックのなんか儀式をするはずだったんですかね?
池亀:
そうなんですよ。エルサレムに教会があるんですけど、
そこがカトリックにとっても聖地なわけですよね。
そこにある教会に入って、 色々その危険な状態だから沢山人が集まることはしないと。
で、なんかね、7人までならOKとかね。なんかこう人数制限があるんですよ。
何人か集まるのに。で、そこにも入ってるし、
で、そもそもその司宰たちはそこに住んでる人たちだし。
なので自分のところから、聖墳墓教会って言うんですかね。そこに行くっていうことをして、
そこからそこで儀礼をやってるのを全国に中継する、世界に中継するって予定だったのに、
そこのその教会に入るのが警察によって阻止されたんです。 29日。
安冨:
なんで、わざわざそんなことするんですか?
池亀:
なんですかね?
安冨:
平和を祈られたりしたら嫌だからなんですかね?
はっきり はっきり申しましょう。
もうイスラエルは、あっちが「悪の枢軸」です。
池亀:
そういう風にね、見えてしまうんですよ。
安冨:
見えてます。もうね。 うん。
「イランが悪の枢軸だ」とかいうのは、もうなんか、ちょっともう成り立たなくなっちゃいましたね。
池亀:
ちょっとやり方がね…。
安冨:
そういうストーリーを一生懸命作ってきたわけですよ。アメリカの歴代大統領が。
でも、なんかもう完全に崩れて。「イスラエルがヤベーんじゃね?」っていう意識が…
少なくてもひょっとしたらそのヨーロッパではさ、まだこの反ユダヤ主義っていうレッテルを恐れてる人々がいるので、そんなにはできないかもしれないけれども、そういうレッテルが効果を持たない地域…つまり世界の大半ですけれども。
「では、どっちがやばいんですか?」って言ったら、「いや、イスラエルがやばいよね」っていう認識がもう成立したんじゃないのか。
池亀:
はい。あと、ヨーロッパでも、やっぱりカトリックの多いイタリアとか、どうもかなり怒ってますね。
「もう、やっぱりこれできない」って。本当に。
こうちょっと日本人にはちょっとピンとこないかもしれないんですけど。
ものすごく大きなことで。だからメローニも。メローニもですね、なんかイスラエルの駐イタリア大使を呼び出して怒ったりしましたね。
「信者だけでなく宗教の自由を認めるあらゆるコミュニティに対する冒涜だ」って言って。
大体ね、そもそもメローニさんがまともに見えてきている世界戦っていうのもね。
安冨:
ちょっと怖いですね。笑
池亀:
ちょっと怖いんですけど。あの人、極右ですからね。
安冨:
極右ですからね。
池亀:
なんか極右が怒るぐらいひどい状況って、いうもう…いやあ…
安冨:
で、ま、一瞬 平和が来るのかもしれないなっていうことで、原油が暴落したり株が上がったりしておりましたが…… 終わりました…。
また上がるんだ。あ、いやいや、でもこんな時よく株とか買う人いますね。この乱高下を。
フレディー・マーキュリーはペルシャ系
ソロアスター教徒「パールシー」





