QueenⅡSide Black『The March Of The Black Queen』和訳 | ☆Dancing the Dream ☆

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The Joy of life ♡
with ☆Michael Jackson☆

まるで軍備拡張競争と同じようなことが、
進化において、捕食者と被食者、寄主と寄生者のように異なる種でも、
同種間でも起きるという説…

この同種間で起きる軍拡競争のような生存競争が、
「赤の女王仮説」と呼ばれているものだ。


「赤の女王」は、
ルイス・キャロルの小説『鏡の国のアリス』に登場するキャラクターである。

キャロルは、赤の女王にこう言わせた。
「その場にとどまるためには、全力で走り続けなければならない。
 It takes all the running you can do, to keep in the same place.」と。

この台詞が、
種・個体・遺伝子が生き残るためには、
進化し続けなければならないことの比喩として用いられている。
これが「赤の女王仮説」である。

生物も、国家間の軍拡競争と同じように、
より有効な攻撃方法を身に付けることで、
多くの資源を獲得し、生存競争に勝ち残る。
捕食者と被食者の間の軍拡競走をしている、というのだ。

ルイス・キャロルは、「鏡の国のアリス」の序文で、
チェスの棋譜と指し手の解説を掲載し、
「鏡の国」のアリスをチェス盤の上で
概ねチェスのルールに沿って行動させていることについて解説していた。
ポーン(歩)のアリスが、赤(黒)の女王を取って勝利し、
最後には白の女王になるというストーリーになっている。
http://www.hp-alice.com/lcj/chess.html

今から112年前のクリスマスに
ルイス・キャロルは、アリス・リデルにこの物語を贈ったのだ。

赤の女王は、チェスの駒を基にしたキャラクターで、
一般的なチェスでは「Black Queen 」にあたる。



さて、今夜は、QueenⅡSide Black 収録曲、
フレディ・マーキュリーが書いた
『The March Of The Black Queen』を
解釈しながら訳してみたい。

狂気じみた超音波のような強烈なコーラスと共に、
先手、白。白の駒の動きに、
黒の女王は、初めから圧力をかける。
Do you mean it? Do you mean it? Do you mean it?
本当にそれでいいのか?いいのか?いいんだな?と。

この世(チェスの盤上)の黒の女王のやり方は、
淫らで残酷で下劣…

Water babies…powder monkeys…
貧しい子供たちを捕らえて酷使して殺し、
彼女の国教会のあの世の聖母の池に蓄えて、
聖水で清められ自らの使命を心に刻ませる。
従順な良い仔になったら、
盤上に戻し黒の聖戦の駒に復帰させられる。

A little nigger sugar…
異人種 異教徒の子供にも黒の女王の魔手が伸びる。
身体の隅々まで油が注がれ、黒い教えに染め替えられる。
そして、彼女の淫らな欲望の慰み者にされる。

黒の女王の哀れな奴隷たちは、
家畜のように焼印を押されて、
魂まで占領され、洗脳され、
自ら黒の女王の意のままに黒の兵士として行進するのだ。

19世紀のイギリスでは、
労働者階級の貧困から多くの孤児が生み出され、
子供が奴隷のように扱われ、
炭坑や工場など多くの危険な現場で長時間労働を強いられていた。
中でも体の小さな子どもを便利に使役したのが、
煙突掃除、炭鉱労働、軍艦の砲弾の火薬運びなどだった。
それらの過酷な労働は健康被害も大きく、事故も絶えず、
彼らの多くは短命だったが、
はじめから労働要員としては使い捨てであった。

Black Queen とは、
グレートブリテン、及び北アイルランド連合王国(イギリス)を含む
16カ国のイギリス連邦王国の君主であり、
王室属領と海外領土の元首、エリザベス女王…

そして、同時に、Black Queen は、
世界中でアルバム2億枚以上を売り上げたと言われる
音楽界の女王バンド Queen…

彼らは、世界中の音楽ファンの子供の魂を捕らえ、
虜にしたのである。
Queenのヴォーカリスト、Queenの中のQueen、
フレディ・マーキュリーは、世界中で大観衆を支配した。
Queen結成ちょうど20年目の年、1991年11月24日、
ケンジントンの自宅でフレディ死去。享年45歳。
黒の女王の肉体はHIVウイルスに感染しAIDSによって滅びたが、
Queenの音楽は、永遠の命を授かった。

Spread out your wings. You are an angel…
精霊のお告げに誑かされた一人の男、フレディ・マーキュリー、
彼の使命は A little bit of love and joy を齎らすことだ。

さあ、英国女王と世界的人気を誇るバンドQueen…
2者のBlack Queenが、
交戦する事態とも言える事件が起きたのは、
1984年10月5日のこと。

Queenは、南アフリカのサンシティでコンサートを開催した。
当時の南アフリカ政府は、
君主エリザベス女王イギリスの自治領、
南アフリカ連邦時代(1931-1961 成立1910)の
白人中心主義をそのままに残すアパルトヘイト人種隔離政策を敷いていた。
これに対して、イギリスの音楽家ユニオン
Musicians' Union United Kingdomは、自国のミュージシャンが
同地でコンサートを行わない事を宣言していたが、
Queenはコンサートを強行。
帰国後、国内外からの避難の嵐を受け、
国連は、Queenを危険思想のブラック・リストに入れ、
英・音楽家ユニオンは制裁金を課した。
Queenは、事実上イギリスの音楽業界から干され孤立したのである。
しかし、1985年7月13日「アフリカ難民救済」を目的とした、
20世紀最大のチャリティーコンサート「LIVE AID」の
ウェンブリー・スタジアムで、全出演陣中、最多の6曲、
「ボヘミアン・ラプソディー」から「伝説のチャンピオン」まで、
ヒット曲の怒濤のメドレーで圧巻のパフォーマンスを見せつけ、
この日を境に環境は劇的に変化し、Queenは大復活。
以降1991年にフレディが亡くなるまでバンドは盤石の結束で、
音楽の女王として君臨した。

儚く死んだ子供たちの魂と共に彼の魂が、
蛍となって光り舞う世界中のあの街、この街で、
不滅のQueenの音楽を聞く 今現代の子供たちも また、
彼らの魔術的コーラスの音波に感電して痺れ、
新たな捕虜として捕らえられる。
Like going up to heaven
And then coming back alive…
Black Queenはあの世に逝って再び還ってくるのだ。
そして、さらに多くのファンが『The March Of The Black Queen』の
大隊列に加わえられること間違いなしだろう。



本名 Farrokh Bulsara…
イラン系インド人のゾロアスター教徒のパールシー。
フレディの家族は、新興のイスラム教徒に追われてインドに逃れ、
グジャラート州海岸部に移住したパールシーの末裔だ。
パールシーとは、3世紀前半から400年以上、
西アジアの大半を支配したササン朝ペルシャが、
8世紀にイスラムのカリフの元に形成されたウンマに敗北し、
ムスリム化の圧力を逃れたペルシャ人ゾロアスター教徒である。
パールシーは、パールサ地方から5つの船に乗って、
インドのグジャラート州南部に辿り着いた難民であり、
ゾロアスター教の布教は行わないことを条件に
インドのヒンドゥー教徒の王の保護を得て新天地に定住した。
フレディのBulsaraという苗字は、
フレディ一族の第2の故郷となった
グジャラート州の最南部の町の名 Valsadバルサードに由来する。

フレディの父は、インドの英植民地政府の職員で会計係をしていたが、
同じくイギリス領であった東アフリカの
ザンジバル島(現在はタンザニアの一部)の
British Colonial Office植民地国務長官オフィスの出納係となった。

フレディは、1946年9月5日、
アフリカ東部の美しいサンゴ礁島 ザンジバルのストーンタウンで生まれ、
幼少期を過ごした。
8歳から親元を離れ、インド ムンバイの
全寮制英国式寄宿校(St Peter's, a boarding school)で育ち、
ここでフレディというニックネームを与えられた。
16歳でザンジバルに帰ると、
イギリスから独立したばかりで民族間対立による情勢不安定な
ザンジバルで革命が発生した。

アフリカ分割により、ザンジバルを保護領にしていたイギリスは、
16世紀にザンジバルに入植しスルタン(王家)を名乗っていた
奴隷商人のアラブのオマーン人の末裔をわざわざ王として保護し、
先住民族のアフリカ人にストレスを掛ける形で
ザンビア王国としていたのである。
さらにイギリスは、ザンジバルの住民を分割統治する政策を打ち出し、
住民をアラブ人、インド人、アフリカ人に分類した後、
官吏にアラブ人を、商業、金融業にインド人を、
肉体労働にアフリカ人を割り当てた。
こうしてアラブ系住民とアフリカ系住民の対立が作り出され、
1964年1月12日にアフリカ系住民の主導でザンジバル革命が勃発。
王族や富裕インド系商人は亡命を選び、
5,000人から8,000人に及ぶアラブ系の人々をはじめとする
支配層民族に対する虐殺が発生し、
その後、ザンジバル人民共和国が成立した。
虐殺から生き残った人々は財産の半分を没収されながらも出国したが、
この混乱の最中、フレディの家族は脱出に成功し、
イギリスに渡ることができたのである。

1964年フレディ一家は、
イングランドのミドルセックス州フェルサムにある小さな家へ移り住み、
両親は郊外二軒連続住宅の召使いとして働いた。
フレディは、アイズルワースのウェスト・テムズ大学
Isleworth Polytechnicでグラフィックデザインを学びながら、
7歳の頃から習い始めたピアノで作曲をするなど、音楽を続けていた。
ブライアン・メイとロジャー・テイラーの在籍していた
バンドSmail にフレディが参加し、ジョン・ディーコンが加わり、
1970年7月12日のライブで 初めて Queen を名乗った。
公式には、1971年を正式なバンド結成の年とした。
そして、1973年デビューアルバム『Queen(戦慄の王女)』をリリースした。



ルイス・キャロルは、『鏡の国のアリス』の物語の中で、
アリスと赤(黒)の女王とのチェスで、
白のポーンの分際のアリスを勝たせた。
アリス女王を誕生させ、三人の女王を並んで座らせる。
そして、赤の女王も白の女王も、実はアリスの飼い猫の
子猫の黒猫(キティ)と白猫(スノードロップ)だったのでは?
という余韻を残している。

強い者と思われている者が、
本当は、それほど恐るに足る者ではなく、
こちらが飼っている子猫のようなものなのかもしれないよ…と。

日本にもキャロルに似たようなことを教えてくれている
生物学者がいる。

『強い者は生き残れない 環境から考える新しい進化論』という
新たな進化論の学説だ。
「素数ゼミ」の生態調査で有名な生物学の吉村仁さんの説である。

億という大群で世代交代しながら越冬し、
正確に行くべき場所に辿り付くモナルカ蝶の不思議な生態の観察が示され、
このか弱い蝶は、協力行動によって生き残る。
強いものは生き残れないという仮説は、生物進化においてだけではなく、
人間社会にまで当てはまる普遍的な法則ではないか?という話だ。

約40億年という生物史を振り返ると、
生き残っているのは「強い者」ではないのだという。
変動し続ける環境に適応して、
弱いものは、「協力行動」という生命の生き残り戦略をとる。
これはダーウィンの進化論の盲点である。
さらに、この理論に基づき、
現代人間社会の自由市場主義の欠陥が言及されている。




煙突掃除(児童労働者)      The Water-Babies(短命な児童労働の子供・聖母の池)
英国海軍 軍艦の火薬運び パウダーモンキー


因みにマイケルジャクソンの
1997年Blood on the Dance Floor: HIStory in the Mixのジャケ写にも
チェス盤のモチーフが使われている。

マイケルとフレディは、
1977年、NYの「スタジオ54」で出会って以来の仲良し。
マイケル、19才。エンシノを離れ、映画『ウィズ』の撮影に入り、
NYでラト姉と暮らしていた時期のこと。

State of Shock(J5のアルバム「Victory」1984年)
There Must Be More To Life Than This(フレディのソロアルバム「Mr BAD GUY」1985年)
Victory(未収録)


マイケルとフレディは、これらの3曲を一緒に作ったが、
There Must Be More To Life Than This は、
事によっては、
あの『Thriller 』に収録されていたかもしれない曲だったのだ。

"I think one of the tracks would have been on the Thriller album
 if I had finished it, but I missed out." By Michael Jackson


Blood on the Dance Floor: HIStory in the Mix (1997)
このアルバムの楽曲は、1991–1997の間、主にHIStory World Tour中に、スエーデン、スイス(97/1/12、モントルー、ジュネーブの海岸のパレスホテルにて、Blood On The Dance Floor
レコーディング)、ドイツなどで制作され、1997年5月リリースされた。
一切の告知、宣伝も無くいきなり店頭に並ぶという挑戦的な販売手法がとられた
謎のアルバムである。
NYの高層ビルの向こうに爆雲が立ち登り、鏡面のようなチェス盤の下には、
エジプトのピラミッドのような建造物が沈んでいる。
全身 赤の衣装を纏ったマイケルの手旗信号セマフォア信号 =『H』=『HELP?』
Blood on the Dance Floor: HIStory in the Mixの解読詳細はコチラ↓
**Blood on the Dance Floor・まとめ ~ 2015年10月14日(水)




【関連資料 イギリスの児童労働/イギリスの植民地支配 金融支配】
**パウダーモンキーThe 5 Most Terrifying Jobs in the History of War
**水の子供The Water-Babies, A Fairy Tale for a Land Baby
**イギリス産業資本主義段階における児童労働の実態とその教育学的考察
**産業革命期の児童労働者~ The White Slaves of England ~
**「19世紀の英文学と少年法」
**チムチムチェリー ~児童労働
**映画「オレンジと太陽」児童移民① ~The Lost Children
**①タックス・イーター ~GREEDY魑魅魍魎が跋扈する
**②タックス・イーター ~強欲病者の「譎詐百端・残酷大芝居





The March Of The Black Queen
QUEEN II Side Black
Released:8 March 1974
composed:Freddie Mercury
The lead vocals cover two and a half octaves (G2 - C5)


Ahーーーーーーー
Do you mean it?
Do you mean it?
Do you mean it?
Why don't you mean it?
Why do I follow you and where do you go?

あぁーーーーーーー
どういう意味だ?  
お前は本当にそれでよいのだな?
本気なのかい?
なぜ そんな ことをする?
なぜ 私はお前を追うのだろうな?お前はどこに行こうとしている?

Ah ーーーーーah ah ah ah ah ah ah ah ah
You've never seen nothing like it
No, never in your life
Like going up to heaven
And then coming back alive

あぁーーーーーあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁ〜
お前は そのようなものをかつて見たことはないだろう
いいや お前は一度も見たことはないはずだ
まるで あの世へいき
生きて帰ってくるようなものを

Let me tell you all about it
(And the world will so allow it)
Ooh, give me a little time to choose

それでは 私にそれについてお話させて頂きたい
(世界中がそれを許すだろう)
おお しばし どの子にするか選ぶ時間を賜りたい

**Water babies singing in a lily-pool delight
Blue **powder monkeys praying in the dead of night

死んだ煙突掃除のウォーターベビー達が
聖母の百合の歓喜の溜り場で歌い  
蒼いパウダーモンキー達が 草木も眠る真夜中に祈りを捧げる

Here comes the Black Queen, poking in the pile
**Fie-fo the Black Queen, marching single file

黒の女王がやってくる 沢山の子供奴隷を駆り立てて
ファイフォー 黒の女王の一列縦隊のお通りだ

Take this, take that
Bring them down to size
(March to the Black Queen)

これを捕まえよ あれも連れてお行き
身の程を思い知らせておやり
(黒の女王のお通りだ)

Put them in the cellar with the naughty boys
A little nigger sugar then **a rub-a dub-a baby oil
Black on, black on every finger nail and toe
We've only begun, begun

奴らを悪ガキ共と一緒に地下室に放りこんでおおき
チビの黒ん坊の可愛こちゃんにベビーオイルをゴシゴシ塗り込め
黒を塗れ 指の爪もつま先も全部 黒を塗るのだ 
まだ始まったばかりだ 始まったばかり  

Make this, make that
Keep making all that noise
(March to the Black Queen)

これをせよ あれをおし
あらゆる奇声をあげ続けよ
(黒の女王のお通りだ) 

Now I've got a belly full
You can be my sugar baby
You can be my honey chile, yes

さあ 私も満腹になった
お前は私の可愛子ちゃんになれるぞ
私の可愛い恋人になれる そうとも

La la la la la la la la la la la la
La la la la la La la la
ララララララララララララララララ〜
ララ〜ララ〜ララ〜ララ〜ララ〜ララ〜

A voice from behind me reminds me
"Spread out your wings. You are an angel
Remember to deliver with the speed of light
A little bit of love and joy
Everything you do bears a will and a why and a wherefore
A little bit of love and joy."

背後からの声が 私に思い出させる 
「その翼を広げなさい。 お前は天使なのだよ。
 ほんの少しの愛と喜びを光の速さで届けるのを忘れないようにしなさい。
 お前がすることすべては 意志と理由と目的を支えているのだよ。
 ほんの少しの愛と悦びだ。」
  
In each and every soul lies a man
And very soon he'll deceive and discover
But even 'til the end of his life
He'll bring a little love

ありとあらゆる霊的指導者は 一人の男を騙し
そして すぐに彼は思い違いをし そして悟るだろう
しかし 人生の最後の時になって
僅かな愛をもたらすであろう

Ah ah ah ah La la la la Ah ah ah ah La la la la
I reign with my left hand
I rule with my right
I'm lord of all darkness
I'm queen of the night
I've got the power
Now do the march of the Black Queen

あぁあぁあぁあぁ〜ララララ〜あぁあぁあぁあぁ〜ララララ〜
私は右手で統治し 左手で支配する  
私は闇の支配者
私は夜の女王  
力は我にあり
さあ 黒の女王の行進をせよ 

My life is in your hands
I'll fo and I'll fie
I'll be what you make me
I'll do what you like
I'll be your bad boy
I'll be your bad boy
I'll do the march of the Black Queen
Ah ah ah ah ah

私の命は あなたの手の中
喜んでお供します 
あなたのお望みのままの私になりましょう
あなたのお好み通りしましょう
あなたの 悪い子になりましょう
あなたの 悪い子になります
黒の女王の行進をいたしましょう
あぁ あぁ あぁ あぁ

Walking true to style
she's vulgar abuse and vile
Fie-fo the black queen tattoos all her pies
She boils, and she bakes, and she never dots her "is"
She's our leader
La la la la la la la la la la la la

例のごとき歩き方 
彼女は淫らで残酷で下劣だ
ファイフォー 黒い女王は彼女のパイの全てに焼き印を押し
煮て焼いて だけど彼女は一点の責めも負いはしない
彼女こそ我らのリーダー
ララララララララララララララ〜

Forget your sing-alongs and your lullabies
Surrender to the city of the fireflies
Dance with the devil, beat with the band
To hell with all of you hand-in-hand
But now it's time to be gone
La la la la forever, forever
Ah ah ah ah ah

皆で歌った歌も子守唄も忘れ
死者の魂が舞う蛍の街に囚われて
バンドに合わせてビートを刻み 悪魔と踊れ
君らみんなと手を取り合って地獄へと
だけど 今 立ち去る時が来た
ララララ 永遠に 永遠に
あぁあぁあぁあぁ〜

**『水の子どもたち』The Water-Babies, A Fairy Tale for a Land Baby
ヴィクトリア時代のチャールズ・キングズリーCharles Kingsleyの教訓的な道徳寓話である。
「煙突掃除の少年トムは教会にいったこともないしいつもススでまっ黒げ。
仕事にいったお屋敷で盗みの疑いをかけられ遠くへ遠くへ逃げていく。
川の中にはいっていったトムは水の子に生まれかわった。
妖精にみちびかれていろいろな冒険や体験をしたトムはやがて立派な
人となって陸にかえってくる。
(トムは溺死するが、同じく溺死したかつての雇い主が悪行により処罰を受けるのを救い、
罪の贖いを助けたことにより、陸の世界の人間に復帰する。)」
キングズリーは、貧しい煙突掃除の児童労働者のトムが、
水の子供から陸の子供になっていくストーリーを描いたが、
これは、水生の下等生物から陸生の高等生物に進化することの比喩でもあり、
友人のダーウィンの『種の起源』を支持する風刺が込められていると考えられている。
また、「水」による清めは、キリスト教の洗礼を暗示しており、
キリストの贖い、キリスト教への入信を意味する。
さらに、疫病予防として、公衆衛生のために不潔な子供は、
「冷たい水」で洗い鍛えあげる必要があると考えられていた。
アメリカ人、ユダヤ人、黒人、アイリッシュなど異人種、異教徒に対する
差別的な言葉が散りばめられている。

**パウダーモンキー
イギリス海軍の船上の砲弾に貨物倉庫から火薬を運び充填する役目の少年を
「パウダーモンキー」と呼んだ。
小柄ですばしこく限られたスペースで動き回れる12〜14歳の少年が、
英国王立海軍によって募集された。
衣服、寝具、初歩的な教育を提供することにより、1790年代半ばには
海兵隊が1年に5〜6百人の貧しい家庭の少年を艦隊に送り込んでいたと推定される。
彼らは非戦闘時は士官の給仕、水兵の雑用にこき使われた。

**Fie-fo
イギリスの童話ジョセフ・ジェイコブスの『ジャックと豆の木』 Jack and the Beanstalkの
有名な四行連、4行で構成されるスタンザの最初の行 Fee-fi-fo-fumから。
この文句は、古くは『リア王』King Lear や
アーサー王物語の『ジャックと天空の巨人』Jack the Giant Killerに出てくる。
Fee-fi-fo-fum,
I smell the blood of an Englishman,
Be he alive, or be he dead
I'll grind his bones to make my bread. "Jack and the Beanstalk"

**rub-a-dub
rub-a-dubは、どんどんという太鼓の音。隠語として、慌ただしいセックス。お尻。浮浪者などの意。
Rub-A-Dub-Dubとは、現代のpeep show(覗きショー)のような18cのアトラクションとして
"tub 浴槽" のメイド、裸の女性に関連する卑猥なリズムなどを暗喩したナンセンスな言葉。