【恫喝者は何人⁉️】セットされた10月20日全員協議会〜石丸側控訴の自ら撚った頼みの綱 | ☆Dancing the Dream ☆

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なぜ石丸は山根議員をターゲットにしたのだろう。
 
山根議員が自身のHPで公開した2020年10月1日号の「温ちゃん通信」には、若き新市長への温かい歓迎と期待一杯の思いが綴られている。
おそらく実際には、この通信は同年9月25日議会の一般質問以前にまとめられたものだろう。

若き新市長を歓迎した山根議員

https://yamaneatsuko.net/?page_id=1380


石丸「居眠り議員」ツイートで大混乱
 なぜなら、この9月25日は同僚の武岡議員が議場で「居眠り」をしてしまった件を石丸市長がTwitterで指摘した日。
この日から安芸高田の議会は大混乱に陥ってしまったのだから。

 その5日後の9月30日、議会は市長を招き、この問題について話し合う場として非公開の全員協議会を開く。

 この年、11月には市議選を控えていた。
武岡議員の居眠りは、病的なもので軽い脳梗塞によって呼吸中枢が障害されると発症する睡眠時無呼吸症候群という診断だった。慎重を乞う議員、選挙も近いなか、議員を落とすために市長がツイッターをやるのだとしたら「たまらんですよ」と言う議員に、市長は「やるかもしれないですよ。そこは私の政治活動ですよ」と応じた。
 この市長発言に対し、山根議員「今、是々非々で議員をやるものだと私も思いますが、是々非々以上にやると、今までの議会って私から見ると(市長の)追認機関というようなところを強く感じます、多数決ですから。それをされた場合、議会を牛耳ることも可能となる。そんなことをされるつもりなのかと思ってしまいますが」と。
すると、石丸は「私が申し上げるのも大変恐縮なんですけど政治ってそういうところじゃないですか」と述べた。Twitterを選挙戦、政治闘争の武器として用いることを宣言したのだ。

呼び出されて”数名から”「恫喝?」ツイート
 そして、翌10月1日、石丸は、”数名から議会に批判をするな、選挙前に騒ぐな、事情を補足してやれ。敵にまわすなら政策に反対するぞ ” と恫喝を受けたとツイート。
10月3日には、”呼び出されて「夜道には気をつけろよ」と言われて気遣いとは受け取れない。” などとTweetした。
 市議から恫喝を受けたとして石丸がTwitter上に並べた言葉は、とても女性議員が発するようなものには思えない。

「恫喝犯人」”数名”から”1名”に変化 
ところが、10月下旬に入って、突如、奇妙なことが起こる。
時系列に沿って石丸の主張を追っていけば分かることだが、ここで、明らかに前後が矛盾する一行両舌の「作戦変更」が行われている。

 なぜか突然、恫喝の犯人は、複数名から、1名に絞られたのだ。

全員協議会(20.10.20)で山根議員を名指し
 同年10月20日。
奇異なほど多数のメディアが参集するなか、全員協議会が開かれる。
 石丸は、「議会から恫喝を受けた…そうした皆の発言があったのは事実だ」と述べ、「議会と対立すると敵に回すと、あなたの政策通らないよ」「市長、あなたを評価して政策を評価する」と言われたと主張。
 そして、いきなり、山根議員に斬りかかる。
「何よりもあの場で私にご忠告をくださった山根議員には改めてその真意、その理由、狙い、意図、目的、是非、私であり、広く市民の皆さんに説明をしていただけると良いfのかなと思っている次第です」と。
突如、市長は山根議員を恫喝した張本人として名指し、説明を求めたのだ。
 しかし、”市長を恫喝した”などという事実も自覚もない山根議員は、市長の言う”忠告”とは、ついぞ前の9月25日の議会での自分の発言の内容を指すものと思い違いをして答弁する。
”職員もジェンダーギャップをなくし女性が活躍できるようにしてほしい”と訴えた自分の一般質問について改めて説明し、「もし、私の言葉を、恫喝と受け止められたのであれば、大変残念でございます。私は優しい言葉で、これまでの現状を私から見た議会の状況をお話ししたつもりでございます。以上です」と締め括ったのだ。

メディアの罪・提灯持ち広島ホームテレビ
 中国新聞以外のメディアは、山根議員の言葉を切り取って、あたかも恫喝を認めたかのように報じた。
2021年5月2日放送の広島ホームテレビは、「※掲載された情報は、取材当時のものです。予めご了承ください。」と予防線を張りつつ、石丸を追うドキュメンタリーで、どう報じたか。


【居眠り論争・恫喝?】新人市長の武器はTwitter~“つぶやき”が生んだ混乱~|安芸高田市議会
広島ホームテレビ 2021年5月2日放送

ナレーション
「山根議員の恫喝発言をしたとする議員に説明を求めた」
石丸伸二市長
「きわめて危険な発想です。危険な状態です」
「私にご忠告をくださった山根議員には改めてその真意…(を伺いたい)」
山根温子議員
「アドバイス。”こういう状況もありますよ”という思いでお伝えしたところでございます。言葉足らず、誤解を生んだようなことがあったように今のお話で感じます。」

※広島ホームテレビ 2022年3月27日放送 
【安芸高田市議会】どちらも市政を良くする思いはありながらも…/ドキュメント広島
(同映像はこのドキュメンタリーのなかにも使用)
  

証拠がなければ、新たに作る?作戦?
石丸がターゲットを複数から一名に変更した理由とは?
10月3日から10月20日に間に何があったのか?

9月30日の全員協議会で石丸が議員に恫喝されたと主張する具体的な恫喝者の言葉は二転三転する。
恫喝の言葉とはどういう言葉なのかが明確ではない。
状況が、訴訟の場に移った場合、耐えられるのか?
石丸側は、策を案じていたのではないか。
例えば…
”公衆の面前で恫喝者を特定し、威嚇する。
動揺した相手はどう出るか?
明確に否定できないかもしれない。
女性を権謀術数、権力闘争、攻撃に脆いと甘くみたのか?
そして、その場面の映像をTVが流せば?”


安芸高田市長定例記者会見(令和2年10月26日)

 10月20日の全員協議会のやりとりをメディアにアピールする石丸
  石丸 「 議会関連で今の状況としては10月20日の全員協議会が最後の接点に
      なっています。
      その後ですね。協議会の”議事録”というものを請求すれば公開されると
      いうものらしいので、それを請求していますが、請求して後悔するんで
      あれば、言われる前に自分たちの方から公表したらいいんじゃないでし
      ょうか。という提案を議会にしている状態です。
      今日、集まられているのは、今週の金曜日には議会として見解を整理し
      て私のところにご報告が頂けるという話までは伺ってます。
      議会関連では以上です。
      本題にいきます、2期目なんですけども、副市長の人事案件です。
      二人目の副市長なんですけど、公募することにしました。
      安芸高田市内だけに限らず、市外県外、全国、広く募りたいと思ってお
      ります。(後略)」


こうして、石丸が受けたと主張する恫喝の言葉は、10月1日の男言葉の「敵にまわすなら政策に反対するぞ」、10月3日「夜道に気をつけろ」が、10月20日全協会での”山根議員名指し”を経て、同年11月8日の石丸ツイートでは、女性が発してもおかしくない「議会を敵に回すと政策が通らなくなりますよ」に変化する。
11月8日は選挙の告示日だ。

音声データが見つかった‼︎
翌年21年3月末、石丸が山根議員から「恫喝を受けた」と主張する20年9月30日全協会の話し合いの音声データが存在していたことが発覚する。山根議員はHP上に音声データと反訳文を公開し、県庁で記者会見を開き報告した。
その音声データの中には、議員の「恫喝発言」はなかった。
むしろ石丸の方が好戦的な発言をしていた。
実は、20年12月8日には、山根議員の元に石丸側の弁護士から「自らの恫喝した台詞を示せ」等との内容証明が届いていた。その要求に対処するなかで、山根議員はこの音声データを入手。石丸側はその音声データと反訳文の全てを送付させてている。

21年6月、山根議員は名誉を毀損されたとして、石丸個人と市を提訴。
裁判を傍聴した市民団体「市政刷新ネットワーク」によると、石丸側の弁護士は、”10月20日の全員協議会で、「山根議員は、なぜ恫喝発言を否定しないで、『弁明』をしたのか」を追及することで、「山根議員は恫喝発言を認めていた」ことを示そうとした”と記している。
https://ameblo.jp/akitakata-shiseinet/entry-12823180022.html

それもそのはず。
Twitterでは饒舌に受けたとする言葉を発信し「恫喝された」と主張する側が、裁判では山根議員の具体的な恫喝の言葉を何一つ示せないのだ。
無論、そのような恫喝はなかったのだから。
https://ameblo.jp/akitakata-shiseinet/entry-12823181796.html

石丸側は訴訟リスクを見越して、その場合の構図を考えただろう。
石丸個人vs複数議員、市組織vs複数議員、石丸個人vs一議員、市組織vs一議員。石丸のTwitter”石丸伸二(安芸高田市長)”での発信は石丸個人ではなく市長の行為であるとすれば、相手方のターゲットを一人に絞り、市組織vs一議員の構図に持ち込む方が優位だと計算したのではないか。

そして、一人をターゲットとして、現段階で恫喝発言が「無い」なら、新たに「有る」と見える場面を作れば良い。テレビ朝日系列24社の最高の賞、PROGRESS賞を狙うツーカーのメディアがいるではないか。本当のような嘘、祭り上げるのも貶めるのも、虚像を作り出すのはお手のものだろう。

こうして、”恫喝議員”として山根議員を名指しする 10月20日の全体協議会がセットされたのではないか。


専決処分で控訴!しかも血税で😱

石丸市長「どう喝」裁判 「一審判決は恣意的にどう喝発言の存在を認めず」控訴理由を明らかに 安芸高田市 広島ニュース TSS 2024/01/22

控訴した理由について
石丸「(’20年10月20日の)全員協議会の場で、
   異論反論があるのか、違うなら違うと言って下さいとったのに、
   山根議員は否定しなかった」



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石丸問題DATA


【恫喝でっち上げ事件 時系列】

2020年
・8月9日  石丸が安芸高田市市長に就任。
・9月25日 市議会で山根議員、一般質問。
・ 〃    議会で市議の「居眠り」があったことを石丸がツイート。
・9月30日 非公開で全員協議会を開催(居眠りツイート等について話し合い)。
・10月1日  上記の全員協議会で「恫喝をうけた」と石丸がツイート。
・10月20日 多数のメディアが囲む中、全員協議会を開催。
       石丸が恫喝の張本人は山根議員だと名指し。
・11月8~15日 安芸高田市議会議員選挙。
・12月7日  山根議員は山田延広弁護士に相談。
・12月8日  山根議員に石丸側弁護士から2週間以内に「自らの恫喝した台詞を
      示せ」等との内容証明が届く。4回やりとりする間、音声データを入手。
      (石丸側から要請され、当データと反訳文も送付)

2021年
・3月29日 山根議員がHP上で、20年9月29日の非公開の全員協議会の
      音声データ(反訳文あり)を公開。
・3月31日 山根議員がHP上で、恫喝でっちあげ問題の時系列とともに、
      上記の音声データと反訳文を再公開。
・3月末  山根議員 県庁で会見。
      上記の音声データが見つかったことを報告。
・6月9日  山根議員が石丸個人と市を名誉毀損で提訴。

2023年
・10月3日 恫喝でっち上げ裁判、証人尋問。
      https://ameblo.jp/akitakata-shiseinet/entry-12823077617.html
・12月26日 山根議員の勝訴。山根議員が記者会見。
      市に33万円の賠償命令。職務上の行為として市長個人への請求棄却。

2024年
・1月9日  石丸側(市が)専決処分で控訴。
・   〃   山根側も石丸個人への請求棄却等を不服として控訴。
・2月14日 臨時会で控訴否決。



市議を落とすためにツイッターを使う
「そこは私の政治活動」by石丸
(20.9.29全員協議会にて発言)

●安芸高田市議会議員選挙
(2020年11月15日投票)

投票日 2020年11月15日
投票率 63.19% ( ↑ )
定数/候補者数 16 / 18
告示日 2020年11月08日

当選
・南沢 克彦 ミナミザワ カツヒコ
無所属44歳 (男) 新人 飲食業経営 1,587 票

・山本 かずひろ ヤマモト カズヒロ
無所属 71歳 (男) 新人 農業 1,246.557 票

・新田 かずあき ニッタ カズアキ
公明党 56歳 (男) 現職 政党役員 1,160 票

・大下 正幸 オオシモ マサユキ
無所属
69歳 (男) 現職 農業 1,116 票

・たけおか 隆文 タケオカ タカフミ
無所属 65歳 (男) 現職 市議会議員 1,002 票

・たなべ 介三 タナベ カイソウ
無所属 44歳 (男) 新人 農業 876 票

・こだま ふみのり コダマ フミノリ
無所属 64歳 (男) 現職 自営業(三田新聞販売店経営)845 票

・やまね 温子 ヤマネ アツコ
無所属 64歳 (女) 現職 市議会議員 798 票

・秋田 雅朝 アキタ マサトモ
無所属 64歳 (男) 現職 農業 733 票

・先川 和幸 サキカワ カズユキ
無所属 73歳 (男) 元職 農業 725 票

・芦田 宏治 アシダ コウジ
無所属 68歳 (男) 現職 安芸高田市議会議員 714 票

・石飛 慶久 イシトビ ヨシヒサ
無所属 63歳 (男) 現職 株式会社北屋代表取締役 709 票



●石丸伸二(安芸高田市長)@shinji_ishimaruツイート
 居眠り事件勃発
 石丸が議会での市議の「居眠り」をツイッターで公表(20.9.25)
 ➡︎武岡市議は市長に謝罪メール送付(20.9.27) 
 ➡︎武岡市議 軽い脳梗塞(睡眠時無呼吸症候群)との診断(20.9.29)
 ➡︎黒塗りなし診断書コピーを議長に提出。
  議長から秘書室・市長に手渡るもシュレッダーで破棄(20.9.30)
 ➡︎武岡議員は記者会見で事情説明(22.6.30)
 ➡︎武岡議員 死去(24.1.30)


   

   


 恫喝でっちあげ事件勃発
 石丸が非公開の全体協議会で「恫喝をうけた」とツイート(20.10.1)
 ➡︎山根議員録音テープ公開(21.3.29)
 ➡︎石丸と市を提訴(21.6.9 )
 ➡︎市長の名誉毀損で山根の勝訴(23.12.26)
  市に33万円の賠償命令。
  職務上の行為として市長個人への請求棄却。
 ➡︎石丸側(市) 専決処分で控訴(24.1.9)
 ➡︎山根側も石丸個人への請求棄却等を不服として控訴(24.1.9)
 ➡︎臨時会で控訴否決(24.2.14)


   


   


   


   


   

   


   

   

   
   


   


   


   

   
   


   



恫喝でっち上げ裁判 山根議員 勝訴
「ご自分の非を認めない」「嘘をずっと言い続ける」
「言い続ければ、それが本当になる」という考えの持ち主


「恫喝はなかった」石丸市長側に賠償命じる判決
【公式】HOME広島ニュース 2023/12/26に公開



山根温子 安芸高田市議 記者会見での発言
 山根議員
 「ここまで来れたのは、山田延広先生がいらっしゃったからここまでやって来れたんだと思います。本当にありがとうございます。
 今回、判決が出ました。これについて先ほどもご説明いただきました。私も先生から一つ一つ(判決文)を読みながら説明いただきました。
 ”選挙妨害”ということは認められませんでしたけれども、原告の、私のですね、”社会的評価を落とすもの、市長の発言はそういうものだ” ということが認められたということでございます。
"私の発言が、そういう恫喝発言はなかった”ということがやっと認められたということです。
これまでの流れは大変長いものでありました。
(この流れについては)3段階あります。

 1つ目は、この9月30日(令和2年9月30日全員協議会/*音声録音公開)に起こったことから、(恫喝)発言もなかったものを、10月20日(令和2年10月20日全員協議会/*議事録あり市長がその嘘の発言を作り上げて…メディアの方々がなんで10月20日にあれだけのたくさんのメディアの方々が来られたのかも私不思議なんですけれども。メディアの方々の前で忠告をされた山根議員に問うという形で。

その忠告っていうのは9月25日の一般質問(令和2年9月25日市議会/ *議事録あり)でかなり市長に対して、若い市長となったばかりの市長に対して、期待を持ってこう色々ま厳しいことも入ったかもしれませんけど、こうあってほしいという思いで申し上げたことを、私、忠告させていただきますけどという形で言ったことを取り上げて。私に言われてきたんだと思って、それの説明をずっとしたことでございます。

そんな中で、恫喝された山根議員というような評価をメディアがするような形に話を持っていかれたように思います。
私としては一切認めてはございません。本件発言についてはですね。
それがメディアによって、全国に広げられて11月の市議戦では、さらにそれを11月の8日告示日に市長がTwitterでそういうことを言ったのは山根だと名前をあげて言われたことによって、大変厳しい選挙戦を戦うことになりました。それにおいてもでも支援者の方からお力いただいてやっと議員としては、付託を受けることができました。
ただ、ここでもう本当に500票近くの票を失うことになってなりましたけれども。

 2つ目はですね。だからこそ選挙でまた皆さんに付託を受けたからこそ頑張っていこうと思ったら、*11月8日(おそらく言い間違え。正しくは12月8日)にですね、先ほどもいらっしゃった石丸市長の弁護士個人弁護士の方ですけれども、その方から「恫喝したセリフを示すように」という、そして、私ホームページに「選挙妨害と受け止めますよ」と書いたんで、それを「削除しろ」という通知文が送り付けられました。
12月8日にそれが私の元に来た。その次の日からは初めての新しい議会の定例会が始まる12月9日から議会が開催される直前の8日に、それが送りつけられた。
で、それには「2週間後に回答を求める」というように書いてありました。その2週間後、本当に議会が開会されて2週間、大変忙しい時で、どうしようかと迷うこと、本当に悩んだところでございましたけれども。
石丸市長は、12月2日にですね、Twitterで「弁護士に頼む」というようなことを言われてましたので、家族が「ひょっとしたら、(裁判を)される方かもしれないよ」と言って、知人を介して山田先生を紹介していただきました。
山田先生はその時には「そんなことはないだろうけど、何かあったら言いなさい。聞いてあげるから」と言ってくださったので、先生にお電話したところ、「じゃあすぐに来なさい」と言っていただきました。
先生に言ったのは7日だったんですけれども、7日にお願いをして、8日に通知が来ると。
で、その通知を受け取って、すぐに先生にご相談し、「じゃあ、これまでの資料をまた持ってきてください」と言われて。本当に徹夜が続きました。
今までの資料を集め、そして、先生に持っていき、それこそ、先生は「僕は聖徳大使じゃないんだから、そんなにたくさん持ってきてもなかなか対応できないじゃないか」と、怒られながらも、なんとか2週間以内、2週間を目処に回答することができました。
そんなやり取りをしながら、4回、市長との通知文のやり取りをする中で、「音声データ」が見つかりました。その音声データを元に反訳文を反訳し、そして、それも通知文の中で送りました。
私に通知文が来ましたけれども、石丸市長側からは一切の資料も何も「あなたはこう言ったから、こうでしょう」ではなくって、「あなたが言ったセリフを書いてよしなさい」ということから始まっております。
それと「選挙妨害と書いたことを削除しなさい」とその2点が来ました。
その4回のやり取りの中でも、それ以上のことは、市長側からは何も来ておりません。
ただただ、「あなたが言ったことをちゃんと証明しなさい」というようなことで。
そんな中ですので、データが見つかり、それを反訳し反訳文を送りました。
部分的にです。私が言ったところを送ったんです。
それは初めに頂いた時に、「あなたの言ったセリフを書いてよしなさい」と言われてたからです。
ですが、私が言ったところの反訳文を送りましたら。「それは一部分だから、もっと全体を見なければ分からないじゃないですか」ということで、どんどんとこう、総括されたという方が、自分からは何も証拠も出さず、こちらからの証拠ばかりを求めるような状況が続いて、最終的にはもう全体の私が用ち得るデータの反訳文、そしてデータ自体をCDで送りました。
それ以上のことは、もうあのこちらからもできませんので、相手の対応を待ってましたが、そのまま動かなくなって。

 またその時に今後どうするかという時に、第3段階ですが、山田先生が「次に行くんだったら協力するよ」と言っていただきました。
私自身、もうこれ以上やって、解決するというか、進まないだろうともう感じておりましたし。
ですが、「私が言ってないことをちゃんと認められなければ、ここまで来た甲斐もないし」という思いでございましたので、先生にお願いして、提訴を、現在の提訴を行ったわけです。

繰り返しますが、もう石丸市長自身がですね、こちらから何を出しても、ご自分の非を認めない。
そういう嘘をずっと言い続ける。
「言い続ければ、それが本当になる」というそういうお考えをお持ちの方であるとしか私には思いません。そんな中で、やっととやっと、今日のこの日を迎えることができました。


なんでこんなに大きな問題になったのか。
メディアの方方には失礼かもしれませんけど、「石丸市長自らが盛り上げた嘘のセリフ」がこれほどに広まったのは、何によるのか。
メディアの皆様方が一番お分かりになるのではないかと思っております。
たくさんの方々から色んな誹謗中傷や暴言を頂いたなかに、「市長さんが間違ったことを言うわけはない」また「テレビや新聞が嘘を言うわけはない」という言葉をいただきました。

首長という立場からの発言。
そして、全国に張り巡らされたメディアの放送がどんなに信頼されているものか改めて感じています。
あの10月20日(令和2年10月20日全員協議会/*議事録あり)、私が、市長から「忠告くださった山根議員」と名前を挙げられて以降、この全員協議会におけるやり取りによって、「恫喝議員」というレッテルを貼られました。

この日の全協を最後まで聞かれて、誠実に事実に基づく報道をされたのは、中国新聞のみです。
中国新聞は、最後までその全協を見届け、聞かれ、記事を書かれました。
皆さん、見返してください。中国新聞の記事。

その内容は皆さんが報道したのとは全く違うものです。
他の新聞社、メディアは、10月20日、早く帰られたようですが、その方々は誰一人として私に確認をされた方はいらっしゃいません。
報道というものが、小さい市の議員と市長のことかもしれませんが、確認もせずに報道される。
本当に私は信じられませんでした。
その結果が今に至っていると思います。」
  
      



石丸側が(血税で)控訴する理由は?

安芸高田市定例記者会見(2024年1月) 2024/01/22

会見全文 文字起こしあり⬇︎
https://ameblo.jp/et-eo/entry-12839869682.html

山根議員名誉毀損裁判敗訴  控訴する理由は❓
テレビ新広島・毛利記者:
TSSの毛利と申します。よろしくお 願いします。
すいませんちょっと、市政の動きに関連してということになるんですけれども、先ほどの”政治団体からの要求”の部分で、”今回その裁判(山根議員への名誉毀損裁判で市長敗訴)を受けて”といっところも少なからずあったかなと思うんですが、今回、控訴をされたという ことで伺っていまして、その控訴の理由というのは改めて教えいただけますでしょうか?
    
石丸市長:
控訴の理由というのは判決に不服があるからだと思うんですが、一般的にそういう意味ではなくてですか?

テレビ新広島・毛利記者:
はい、その判決の不服がある部分、具体的にあれば、ご教示ただけたらと思います。

石丸市長:
具体的にと言えば、こちらの主張がなぜか認められていない点です。
これは他の有識者に、いま問い合わせもしていますが、判決の方がおかしいという意見を多数もらっています。 「かなり私的に何か落とし所を探ったかのような判断になっている」その辺りを不服として います。

さら問い 控訴する理由は❓
共同通信・曽我部記者:
あの共同通信の曽我部と言います。
さら問いになるんですけど、先ほどの「控訴の理由」なんですが、承服できない点があるということなんですけれども。
市長、少し話しかけたように思うんですけども、どういった点なのかもう少しこう具体的に あの説明していただければという風に思います。


石丸市長:
具体的にというと。全部を読みよこす形になってしまうわけなんですが、全面的に不服とし てますので、はい。
特に、おかしいという評価を…これは私に限らずです。法曹の方が言っているのは「判決における”真実相当性”の扱い」です。
今まさにダウンタウンの松本人志さんの事案で話題になってますよね。”真実相当性”です。
その扱いです。
これはホームテレビの動画 なんかにしっかり残ってますが、えっと10月20日だったかな?全員協議会の場で、私は 山根議員に名指しで問うてます。
「こうこう、こういう話をしましたよね?」「あれを恫喝だと言っていましたよね?」「何か異論反論があるんだったら違うというなら違うと言ってください」と言って、山根議員に振りました。にも関わらず山議議員は否定されませんでした。否定しないどころか 「そんなつもりで言ったんじゃないんです」と弁解をされてます。
それを持って”真実相当性”、要は「言ったと信じるにたる根拠」として、こちらはそれを意識して私はあの場で問うています。
”真実相当性”というものを頭に置いてあれを言ってます。でこれは裁判の場でも、そのように主張してます。
にも関わらず「裁判官がそれを認めなかった」ここがおかしいんではないかというのが 1番大きな問題として捉えてます。ちなみに動画とか音声、議事録もあるんですが見ていただければ読んでいただければ明らかです。本人、その場で否定 していません。簡単に否定して否てできた、「言ってない」ということができたにも関わらず、それをしなかったから、「ああ、認めたな」と思ったからこそ、私はあの場で矛を納めるような言い方を最終的にしたんです。一連の文脈で読めば明らかなので、その点について裁判所の判断がどうなんだという意義申し立てをこれからしていきます。よろしいでしょうか。





令和2年9月25日 安芸高田市議会一般質問 会議録 
http://202.218.35.202/akitakata-media/filer_public/c9/e2/c9e21e93-f7cd-4729-82bd-b9de445dfa43/aki-takadashi-rei-wa-2nen-daisankai-teireikai-r020925.pdf
(抜粋)
P123~124
○山根議員
市長に企業のことをお聞きしましたのは、大企業は国から言われても
それに対して引き続いて国の方針に沿って行きやすい。ただ、こういう 地方都市になりますと、まずは国や県が言って、その方針に沿って動け るのは自治体なんです。自治体は人事院勧告でその身分も保証され、環 境的にもいろんな保証をさせていただいてます。
そんな中で、しっかりと市役所の中にも女性職員おります。その彼女 たちがしっかりと自分の力を生かせる環境で、自分の考え、発言ができ る。そして地位的にもガラスのシーリングじゃないですけれども、ガラスの天井でもうここまできたら何も言っても届かないというような状況 ではない環境をつくっていただきたい。
そうすることで、しっかりと、人口の半分以上は女性ですから、その 声も一緒に届いていく可能性が出てくるんではないかと思い、企業の経 験も聞かせていただきました。カルビーやライザップの取締役としてダ イバーシティへの取組を推し進められてきた松本晃さんの話を聞くこと がありました。改革はトップの覚悟からだと。経営戦略として、またダ イバーシティマネジメントを進めるNPO法人の内永ゆか子さんの話も 聞きました。キャリアアップを阻害する要因は3つあると。これは前に も申し上げたんですけれども、社内に目指すべきロールモデル、今はも うパーツモデルでもいいから、そういう方がいらっしゃれば、その人を 目指して頑張ろうという気になる女性職員が出てくる。また、ワークラ イフバランス、仕事と家事、育児のバランス、これについては公務員は まだ民間企業に比べたら、本当に環境を整わせていただいていると思い ます。
さらに3つ目、これが一番、私もある意味その存在が一番問題だと思ってるんですけれども、オールドボーイズネットワーク、男性中心 社会のネットワークの存在がございます。
こういう3つの阻害する要因を何とか軽くしていくことが今後につい て安芸高田市の職員、女性職員についてもプラスになるのかなと思います。
職員は女性だからというのではなく、能力のある人が男女を問わず、 その持てる力をしっかりとこの町のために生かしてほしいと思いますの で、今後について頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いい たします。



令和2年 9月30日 安芸高田市 全体協議会 
音声データ反訳文(該当箇所)

https://www.yamaneatsuko.net/onsei20200930/
〇A 議員
変わる必要があるところは変わらんといけんと、私も思います。でも事実は事実かもわからんけども、背景にはいつもそういうことがない〇〇さんがそういう状況になる、 下手をすると無呼吸でというようなこともあるんで、そういう意味も含めて、議場を整 理する立場の人はきちっとそういう状況を見たら、ちょっと休憩をとってでも、あるい は眠たくなるような状況が続けば休憩でもとってね。

〇石丸市長
それこそ質問と答弁の形が良くないですよね。同じ、あっ、さっきも聞いたなこの質 問みたいな、ごめんなさいね、言ってしまいますけども。何回もやってしまうわけじゃ ないですか、皆が。それは皆さんのお立場として、個々の議員の人は主張しないといけ ない。魅せ場ですし。事情は重々承知しているんですが、それじゃあ皆辛いんですよ。 市民が辛いと思います。

〇A 議員
議会基本条例に基づいてもね、議員同士のアンケート、これは市長は見られておらんのですけども、回答せないけんことが一杯あるという、議会というのは今 18 人の 15 人 ですけども、一人一人が全て一人一人の主張というのは認められとるわけなので、市長 と一対一になれば、選挙で選ばれた一対一の政治家なので、そこは尊重しないといけん ので。それが議会というのは非常に難しいんですよ。一本化したら意味がないし、ある 程度一本化しないといけないという議会という有り様があるんでね。そのせめぎ合いの 中で色んなことがうまれているということがあるんで。市長が辛いことばっかしじゃ 中々できにくいというのが現状、それを議会基本条例を付加していったもので政策議論 きちんとできるようにしようとか、市民にわかりやすくしようとか、それこそ改革をし ようということで議運の委員長を中心にやってきたんで。そこらも一回見とってくださ い。
そういう状況の中で、今市長のおっしゃるように改革というのは当然すべきことが一 緒にしないといけんということもある。

〇石丸市長
議会の運営、それこそ一般質問のやり取りについては、私なりに勉強させていただい てまして、それこそ各個別の人数か、事業ごとにまとめるか、色んなやり方があると思います。それこそ世界中ですね、あると承知しております。その上で、今この形になっ ているのは、それなりの各議員さんの質問する権利ですね。これを重視しているという ことなんですが、はたしてこれが、今もこれからも、一番大事なのか。皆で必死に眠た さをこらえる我慢大会を続けていいのかというのは、改めてちょっとこの機会にですね、 ご検討いただければなと思っているところです。

〇A 議員
まあねえ、選挙が近いからねぇ。だから、石丸さんは石丸市長としてのアピールをしながら選挙に関わって、議員というのはそれぞれのやり方で選挙に関わっていくという ことなんで、それはあんまり縛ることはできんのですよ、逆に言うたら。なんで政治活 動を縛らんかということになると、そこが非常に難しいんですよ。議会の、議員を議会 という形で機関としてまとめるというのは本当に難しい。その辺のことを承知の上で、 まあ、今のような課題をどう整理するかということなんですけども。今回のツイッター の問題を紐解くと、事実は事実なんだけれども、そのことは〇〇さんが自分で手に取っ て、あの、話をされたというのは聞きましたけども。まあそれはそれとしてまた明らか になりよる、その背景に何があったかというところを、市長と話を直接されたのなら、 そのことも含めてね、まあここで、なんか謝罪に来られたとかいうのを若い人から次の ツイッター、3 段ぐらいのツイッターだったかな?その分で、その分は見てないけど聞き ましたけども。そういったことも含めて、きちっと事実をさらに積み重ねていかれると いうのも、その人を尊重するということになるんでね。

〇石丸市長
ちなみに、その辺で申し上げますと、謝罪をいただきましたというのも、これまたツ イートにあがっています。まあ顛末じゃないですけど、こういうことでしたというのは、 はい。ただ、あまりにも細部のところは、個人の状況に関わるものですので、私からは 言及を当然控えます。

〇A 議員
だからその辺のね、表現の仕方が難しいんですよね。ある程度事実を伝えるにはそこまで掘り下げんといけんし、そこまですると今度はプライバシーの問題になる。だから 最初の発信というのは非常に慎重にやらざるをえんという、私は気がするんです。だか ら最後までどうなるかというのを見極めて、特に一般傍聴者がやられたんだからしょう がないという見方もできるけども、市長という立場であったら、やっぱり皆さんの見る 目というのは、公的な人がそういう話をしたんだから、そうだろうなと、全部、それこ そマスコミが言葉とか武器にするんと一緒でね、それだけの影響力があるということな んでね。そういうツイッターの出し方というのは非常に慎重にやるべきだろうというの を私は感じました。そのところを確認をしておいてほしいということです。で、議場で の問題というのは議場として、議会が整理をしなければいけんということも今回ありま したという、問題提起をしたということなんですよ。それをお互いにきちっと整理しあっておかないと、今後証拠があるということで、まあ、我々の議会、議員の生命として は一旦終わりますけども。そういうところをやっておかないと、次にもあると思います し。ずーっとこんな時に時間もあるかもわからんし。なおかつ、選挙が今から始まるん でね。そこに影響を、市長が〇〇を落とすためにこういうツイッターを出しとるんかっ てやられたら、たまらんですよ。

〇石丸市長
でもやるかもしれないですよ。そこは私の政治活動ですよ。ただ、ごめんなさい。今 ちょっと極端な例を出しましたけども、市長にのるのらない、あいつは良い悪い、あっ て自然だと思います。誹謗中傷の合戦になっては意味がないですね。見てても気分が悪 いですし。市民は喜ばない。ただ、私は批判というものは必要だと思ってます。これが ないと、健全な発展はないです。これは、個人においてもそうですし、組織においては なおさらです。批判がなければ政治は絶対ないので、その点に関しては私が生きてる限 りにおいては、そのようにしていこうと思います。

〇A 議員 まあ私もどっちかというと批判的なことを言うて…

〇石丸市長
それほどではないと、私もないと…

〇A 議員
うわをいくような感じはするけどね。まあそれはお互い様で。

〇副議長
皆さん、他に…はい、山根議員

やまね温子
今のお話聞いてて一番最後の方で、最後の方になったんですけど。ツイッターを、まず初めの方に入らせていただきますけども、(ツイッターを)見せて頂いて一番初めのい びきをかいた 30 分。その後にですね、「市民の関心により生まれる政治の緊張感がまだ まだまだ足りないという証左なのか?」という。その後に付ける自分というのは、それ でまた、ツイッターを見る方に考えさせる。今この一文を読むと、「ああ、緊張感のない 議会なのか。緊張感のない議員がいるのか」と。そういう風にもう受け止められるのは わかります。だから、それは後から謝罪に行かれた。その中で、病気というか体調が悪 かったというのはわかられたと思います。私は見える化は良いと思うんですけど、あえて見せる化を、現状はそのとおりを出されていると思いますけど、それがどういうこと で起こったかということも、人間ですから色んなことがあるので、そこまで思いをはせ てやることも必要ではないかと。
で、今、是々非々で議員をやるものだと私も思いますが、どう言うんですかね、是々非々以上にやると、今までの議会って私から見ると(市長の)追認機関というようなところを強く感じます、多数決ですから。そこでもって、今一番最後の方で言われた、市長が、今まさに言われた(市長が議員を落とすために批判のツイッターを出す)ことが、 はっきりと覚えてらっしゃると思いますけども、それをされた場合、議会を牛耳ること も可能となる。そんなこともされるつもりなのか?というように思ってしまいますが。



〇石丸市長
え?私が申し上げるのも大変恐縮なんですけど。政治ってそういうところじゃないで すか?国会も、県議会も、東京都議会も。そうですよね?いやいや、私がどうこうする じゃなくて、一般論ですよ。え?そうですよね?小池さんがいて、何とかチルドレンが いたり、まあいなかったりしますけど。だから会派がたって、ここはないですけど、あ ったりする。え?そういうものなんじゃないかと逆に聞いてしまう。そうですよね?

〇B 議員
そういうもんだと思いますよ。

〇石丸市長
はい。だと思います。

〇B 議員
政治の世界っていうのはそういうもんです。

〇A 議員
やられたらやり返すゆうぶんですね。

〇石丸市長
というのが私の一般的な理解でいます。で、その上で、山根議員がおっしゃる是々非々 じゃなくて、私は石丸は許さんとおっしゃるんなら、そのようにビラに書いていかれた らいいのかと。例えですよ?凄く意地悪言ってますよ、例えたんですよ?そんなことに はなっちゃいけないんですけど。というふうに主張されたら、市民がそうだそうだとな ったら、それが是ですよね?うん、あんな、人間的に失格だ、みたいな市長を倒せとな ったら、それは民意だと思うんですけど。それをやるかどうかは皆さんの判断だと思い ます。それがはたして議員として必要なのか、ふさわしいのかというのは私が申し上げ るものではない、それこそ選挙活動、政治活動の個々の判断だと思います。で、その前 のところに話を戻して恐縮ですけども、私がどこまで慮るかについては、この前のとこ ろで申し上げたかぎりなんですが、全ては承知、把握できませんので、それは個々人が 主張していくものだと思っています。根拠のない誹謗中傷は駄目ですよ。根拠がない誹 謗中傷は。なので根拠を持ってこう思う、こうだああだ、っていう情報発信をしていく ような時代になっているんじゃないかなという、私の理解です。あの人が可哀そうだな、 これを言ったら怒られるかな?と思ったら、ものはどんどん言いにくくなりますが、言 いにくい方は表に出られない方が良いんじゃないかなと。また棘のあることを言いまし たけど。それぐらい敵もあって攻撃を受ける立場だと思います、政治家というのは。そ れはみんながみんな、よーし頑張れーなんて、そんな高校の部活の代表みたいにはなら ないですよ。それこそ私も今回選挙とおりましたけど、8076 人の方は応援してくださったらしいんですけど、無投票も含めたら残りは敵対勢力かもしれないですよ。でもこう だと決めた以上、こうだと認められた以上やるしかないのが政治家なのかなと。ちょっと段々語尾が弱くなるんですけど。

〇B 議員
いやいや、おっしゃるとおりですよ。

〇副議長
皆さん、時間もきとるんですけど、時間が許すならずーっと三日間ぐらいやりたいん ですが、今日こういうことは短い時間ではありますが、これは言っとかんといけんいう のがありましたら…。

〇B 議員
あの、色々発信されるのは、私は今の批判っているのは、我々もどんどんどんどん市長に対して批判をしながら当然選挙活動をやってくわけですから、変えていこうという 思いは大いに必要で、それは当然あるんだと思います。ただ、一つ心配するのはやはり 発信は人権問題にはくれぐれも気を付けて発信していただきたい。

〇石丸市長
承知しました。

〇B 議員
そのことだけと。もう一つ、おそらく東京三菱なんかでも社章があったと思います。

〇石丸市長
無いんですよ、これが。すみません、話の腰を折っちゃって。無いんです。そういう 会社がある、いや、多いです。

〇B 議員
そうですか。

〇石丸市長
すみません。民間の話をしてしまって。

〇B 議員
それだと、今おっしゃるような質問があるのは仕方がないことかもしらんですね。そこだったら理解しました。

〇副議長
他にございますか?
まああの、時間もございますので、次選挙もございますが、もっともっとこういうの は発信して、我々も市長もどんどんどんどん言うていかにゃいけませんし。

〇A 議員
こういう議論っていうのは、考え方わかったんで、確かにそうだし、自分もそういう
立場でずっとやってきたんで。批判というか考えをしっかり出していくっていうのは政 治家として大事で。それで撃たれれば自分が打たれ強くなるとか、そういうのが政治の世界なんですよね。生き残りをかければそうなる。だからそういう考えでやられとるこ となんで、議員がおっしゃったように、それでも気を付けんといけんところは人権問題 も含めてありますし、ということを認識していただいて。市民の皆様に、正しく伝える という市長という立場は認識していただきたいということを私は申し上げます。

〇副議長
はい、ではそういうことで。最後議長…。




   


令和2年10月20日 全員協議会 議事録
https://drive.google.com/file/d/1BFqjxSbakQgIjwMEogzp3wDxXAAxiAU3/view


安芸高田市 全員協議会(2020年10月20日) 「マスココミ報道等の市民からの電話・メールの状況について」議事録 


(抜粋)
該当部分の文字起こし

○石丸市長
(前略)
そして、2つ目です。
こちらの方がより深刻、より重要なんですけれども、私が議会から恫喝を受けたという点ですこの 恫喝という表現については受け取り方の問題というのはあると思います。
ただそうし た皆の発言があった事実は、一連の流れで議会の反応を見ていると認められているんだろうなという認識です。もし、「いやいや認めてない。そんな発言はなかった」とおっしゃるんであれば、それもまた意思表示をしていただきたいと思ってます。なぜこれが問題かという話なんですけれども。すいません。
こんなことをやってしまって大人気ないん ですが、議会の基本条例第2章第2条(2)です。「議会は議事機関であることを自覚し 市長及び執行機関の政策決定または事務に対して監視及び評価機能を果たすこと」と あります。政策決定または事務に対してチェックするのが議会の役割なんです。にも関わらず、先日の全員協議会の場で、「議会と対立すると敵に回すと、あなたの政策通らないよ」というのはもう完全に主従が逆転していますよね。「市長、あなたを評価して政策を評価する」逆です。政策あで全てを判断していただくのが議会の役割です。もちろん悪気 なしにそういう発言をされたのかもしれません。脅す意味なくですね。ただ、だとしたら余計に事態はまずいです。なぜか。議会を敵に回すと通らない、逆を言うと、議会を敵に回さなければ何でも通してあげるよという意識が当たり前になっていたと。全員の共通認識に なっていたという事実を浮き彫りにするからです。
極めて危険な発想です。危険な状態です。その意味では、あの場で全員協議会の時にいらっしゃった皆さんには、この2点に ついて是非ご見解をお伺いしたいと思いますし、何よりもあの場で私にご忠告をくださった山根議員には改めてその真意、その理由、狙い、意図、目的、是非、私であり、広く市民の皆さんに説明をしていただけると良いのかなと思っている次第です。

○金行副議長
只今の報告について様からの質疑が ございますか。

(中略)

○金行副議長
他に皆さんの方からありませんか。

○山根議員
名指して言ってくださいましたので、お答えしなければなりません。
私も一般質問で、市長のこと「ようこそ、政治の世界へ」と 申し上げました。
私も20年の補欠選挙で入り、さらには24年には落選し、28年にまた入らせていただいたという経緯がございます。
そんな中で女性議員1人の時には、「慣例はルールだ」という形で一就されたり、こういう言葉は、ある意味、石丸市長が「恫喝」いう言葉に匹敵するように、私は受け止めることもありました。そんな議会の中の状況、あの全員協議会で来られた時に、私がまず、記憶しておりますのは、「Twitterを使われること、これについては皆様に見える化はしっかりとしていただきたい。けれども そこまで見せるかというところ。個人情報、また傷つかれる方もいらっしゃるということでお気をつけいただきたいと思う」ような発言をまずはいたしました。
その後、「議会というものは合議体です。多数決で動きます」そんな中でこれまで既に、この場で述べるとメディアの方々いろんな使い方をされると思いますけれども、「やはり市長与党というものが形成されたり、そういう中で動くこともございます」そんなところを、あの公開されてない全員協議会の中で、アドバイス。「こういう状況もありますよ」という思いでお伝えしたところでございます。
一般質問でも 申し上げていますように、「女性がなかなかガラスのシーリングで自分の能力を発揮 できない。そこにはオールドボイスネットワークというところが大きく要因としてある。3つの要因がございます。一つは、女性がしっかりと活躍できるモデルが いらっしゃらない。さらにはライフワークバランス、介護、子育て、等々で女性がなかなか仕事ができない。最後にやはり失礼ながら、経験の多い男性方がしっかりとされる中で、女性が活躍をできない状況がある、というそんな中で、議会においても全ての議会においてジェンダーギャップ指数でも表されておりますように、日本はなかなか女性が出ていけない」そういう意味で、私もそういうのを常々感じておりましたので、あの場で 申し上げた現状でございますが、それを、もし、私の言葉を、恫喝と受け止められたのであれ ば、大変残念でございます。私は優しい言葉で、これまでの現状を私から見た議会の状況をお話ししたつもりでございます。以上です。

○金行副議長
他に皆様からございますか。

○石丸市長
只今、熊高議員と山根議員からご意見を伺いましたので、それについて私の見解をご説明します。
(中略)
二つ目の山根議員の発言の方に主に移っていくんですけれども、お話の中で議会というものの、この潮流ですね。体質の中に、女性のジェンダーギャップというものを混ぜてお話しされたんですが、これは全く別物だと、今回の事例では考えてます。ガラスの天井という言葉ですねシーリングというのは、天井です。ヒラリークリントンなんかが言ったので有名になったんですけれども。要は男性ばかりの場、男社会で女性は、どうしても、こう、見えない天井に当たってしまうんだ。これはあると思います。日本の政治にも世界の政治にもありますし、他の企業やいろんなフィールドにあります。ありますが、それとは全く違う話ですよね。もちろん似てるところはありますが、今回は、政策云々の議論ではなく、市長そのものをターゲットにしてる。
これで、私が女性だったりしたら、余計に話がややこしくなっ たんですが、そうではないので、一旦、切り分けることが可能です。その意味で、議会として本来どうあるべきか。
仮にです、山根議員がそのような問題意識、その、議員の経験であったり、女性という観点での問題意識もお持ちであるんであれば、なおさら、「ダメなものはダメだ」と、そして「正しいことをやるべきなんだ」とこっちを言わないといけないと思うんですね。「正しいことをやろうとすると苦労するよ」っていうのは、本当に有用なアドバイスですか。私は今までの経験で、短いたった38年間ですけれども、そのような助言をしてくださる方は多々いらっしゃいました。「無茶するな」と。「角を立てるな」と。ただそのアドバイスが真に有用だったことは、ほぼ記憶にありません。なぜか。長いものに巻かれようとする発想が、その背景にあるからなんですね。長いものに巻かれるのは、簡単なんです。安きに流れます。でも、それでは「本当に大事なものを見失ってしまうんじゃないか」というのが、今回の私が行った問題意識の提示というものの背景に なっています。この辺りは是非改めて、ちょっとお手間かと思うんですが、私のこの Twitterの全文なんかを、ちょっと見ていただいて、認識を新たにしていただければ幸いです。

○山根議員
私があの全員協でお話した中に、「言葉足らず。誤解を産んだようなことがあった」ように、今のお話で感じます。
私があの時に本当に言いたかったのは、私は長いものに巻かれてきてはいません。
そういうように考えて、議員として、是々非々で、1人になっても頑張ってきたつもりではおります。
そんな中で、残念ながら、そういう風に「長いものにはまかれろ」と言われたように受け止められたのは、大変、私としては侵害ですし、残念な ところでございますが、「そういう場所に、あなたは来られたのよ」という。
そんな中で、これからどのような対応というか、議会と対峙していく中で、毎回、申し上げます。
失礼ながら覚悟をしてきておられる中で「さらなる覚悟が必要となりますよ」という思いで現状説明をさせていただいたところです。私も覚悟を持って議会の中で頑張って きたところもございますので、そういう意味では、同じ思いでいていただきたいと考えて おります。以上です。

○石丸市長
今、山根議員からご説明をいただきまして、ということであれば、「長いものにまかれず、政策ファーストで議会を運営していこう」と。「政策をしっかりと見ていこう」という同志が、そちらにいらっしゃると認識を改めさせていただきました。今後ともご指導のほど、どうぞよろしくお願いいたします。