【フォーゲル先生11/4】日本の間違ったパンデミック対策「高山義浩のカルト的死生観」を読み解く | ☆Dancing the Dream ☆

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今回のあかたキャスに初登壇された静岡で診療所を経営している医師のフォーゲル先生による "日本のパンデミック対策" の最深部に隠された異常な思想のお話は、衝撃的だった。
なぜPCR検査拡充ができなかったのか?
なぜ病床が増やせなかったのか?
何度も医療崩壊し、多くの命が失われ、後遺症に苦しむ人は増え続ける。
コロナはまだ終わっていない。
この冬もうすぐ到来する第10波は最大の感染爆発となると言われる。
それでも粛々と揺ぎない「集団免疫」戦略を進め、その絵図を観察している者たちがいる。
顕密を使い分ける彼らの裏経典は、
厚労省・医系技官の高山義浩のカルト的死生観が編み込まれた「プライマリーケア学会のガイドライン」だった。
この高山経典とも言えるガイドラインこそが、日本のコロナ対策の裏プランだった。
そして、これこそが多くの国民の健康と生命を奪い、これからも奪い続ける間違ったプランなのだ。
恐ろしいことに、間違いを正すこともなく反省することもなく、そのプランは今後も押し通される。
まさに、ホラーだ。


※高山の異常性についての過去記事
【「沖縄県そろそろ医療崩壊します」高山義浩】その数日前に酒宴の異常〜高山、玉木、友利、下地、小林
2023年06月27日(火)
https://ameblo.jp/et-eo/entry-12809634595.html




ツイデモ連動放課後キャス!2023/11/04①

①31:57〜
⚫︎フォーゲル先生
「風邪は医療機関に行くのはやめましょう。薬局で薬を買って済ませましょう」ということになると「37.5度4日間」の話。「うちで治そう」という話。
「セルフケア疾患を医療から切り離そう」という発想が一部に根強くある。
欧米は医療機関にかかりにくい。救急外来に人が集まって救急外来がパンクしてしまう。
逆に日本は医療にフリーアクセスで非常に優れた皆保険制度がある。
しかし、欧米のようにアクセスが悪い方が「合理的だ」「効率的だ」
「医療費を無駄に使わない」「患者が賢く自分でセルフケアで対処できるのだ」と。
そういう賢い市民と無駄な医療をやらない医療体制に持って行くべきだというのが、エビデンスが大好きな先生たちの中に根強くある。
これを「EBM:Evidence Based Medicine」という。
EBMは元々、欧米の保険会社が「エビデンスのない治療を無駄にするな」と、一方で「お金をケチるため」に始めた部分もある。「無駄なお金を使わせるな」という保険会社の後押しもあってEBMが欧米で強く推進され、日本にも輸入された。
それが、厚労省、財務省の「医療費を削減したい」という論調と合致する。
結局は、金をケチりたい。
そういう発想があって「地域医療構想」というのが推進されている。

⚫︎川上先生
どこも同じだが「選択と集中」まんまですね。
そんなにお金がないのか、日本は!

⚫︎あかた先生
「そこに使う金はない」という発想ではないか。
よく分からへん飛行機とかいっぱい買うてはる。
(中略)

44:45〜
⚫︎フォーゲル先生
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療所・病院のプライマリ・ケア」に、
https://www.pc-covid19.jp/files/guidance/guidance-2-0.pdf?_fsi=17QY5vCr
 ”開業医の役割は、新型コロナ感染症によって重症化の恐れのある患者を適切なタイミングで高次医療機関に転送することである。軽症も含めたすべての患者に対して新型コロナウイルス感染症の有無を明らかにすることは、プライマリーケアの主たる役割ではありません。”とある。


⚫︎あかた先生
「検査をするな」ということですな。

⚫︎フォーゲル先生
そういうことです。(中略)
「4日以上の症状があって、軽症なら自宅で治そう」「大抵の人はこれで治っちゃう」
「中等症以上(酸素状態が悪くなる)になり、肺炎をかかりつけ医が疑った場合に、大きい病院に紹介」
「大きい病院に行ってから、pcr検査」と。

⚫︎川上先生
うわっ!

⚫︎フォーゲル先生
開業医は診断をつけるのが役割ではない。「門番になる」のが役目です。

⚫︎あかた先生
感じわるっ!とにかく来さすなということでしょ。

⚫︎川上先生
これ、僕見たことないけど、これかい!

⚫︎フォーゲル先生
高山(高山義浩)という人は、厚労省の医系技官で、「地域医療構想」を練っている人。
高山のブログやFacebookやTweetに出てくるが、「コロナ対応」について、武漢の状況を見てコロナは強毒株ではないので、地域医療構想の通り「開業医がゲートキーパーになって、大きい病院のベッドを溢れさせないように役割をしっかり果たせば対応できる」という発想。
「(検査せず)風邪とコロナを区別せず、お家で治してもらおう」という考え。
ということは、街中にコロナ患者は溢れるが、強毒株ではないから、それは容認しよう。
重症の人だけ拾い上げて大きい病院に紹介する。そういう発想。
これが、2020年3月(*1版は2月ではなく3月)に出されたガイドライン。
この発想は、「地域医療構想」に合致していて、もう「ベッドを増やさなくていい」「ベッドを減らして行く趨勢に沿って対処していこう」ということ。
この発想は今でも彼らの中に生きていて、厚労省はずっと腹の中で持っている考えだと思う。
      
      消失:https://www.primary-care.or.jp/404.html

⚫︎川上先生
これが今でも生きているのがよく解る。
すべてのことがこれに沿って行われている。

⚫︎フォーゲル先生
そう。
彼らからしてみれば、「(コロナ対策/感染症対策も)やっぱりこれで合っていたでしょ。」
多少の医療体制の増強をしつつも「全体としてはこれでやれるでしょ」というような考えだと思う。

⚫︎川上先生
どこが合ってるんだい⁉︎
(厚労省は)何人感染して、何人亡くなって、何人後遺症になったのか知っているのか⁈😡

⚫︎フォーゲル先生
「プライマリーケア学会のこのガイドライン」というのが、彼ら財務省、厚労省、そして、EBMの好きな専門家の医師たち。
こういう人たちの発想、思想をよく表しているガイドラインなので、思想を研究するガイドラインとして非常に重要だと思っている。

⚫︎川上先生
この思想はどこで発展したのか?日本特有のもの?

⚫︎フォーゲル先生
「検査を抑制する」というのは日本特有のものだと思う。欧米では幅広く検査をしたのだから。

⚫︎川上先生
検査を抑えるのが先にありきではなくて、このガイドラインが先にあったから検査が抑えられたのか?

⚫︎フォーゲル先生
ゲートキープというのが根本にある。ゲートから余分な人を締め出さなければいけないと。セルフケアでなんとかなる人たちはゲートから入れないように。(開業医をゲートキーパーにする)

⚫︎川上先生
検査を排除する思想が僕には理解できない。

⚫︎フォーゲル先生
「欧米の医療にアクセスし辛い医療」が彼らの理想で、その理想的状態というのが、コロナのようなパンデミックの非常時でもブレずにそれで対応できるのだという考え方。

⚫︎川上先生
検査を無料で開放し、パキロビッド(治療薬)を無料で開放すればよかった。それなら構わないけれども。

⚫︎フォーゲル先生
パンデミックの時の対応として、元々日本は準備をしていた。「行動計画」を。
新型インフルエンザ等対策 政府行動計画の概要
 https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/keikaku/pdf/gaiyou.pdf
すぐに対策本部を設置して、水際対策をやって、ちょっとでも中に入ったらクラスター対策をやって、サーベーランスをやって、色々な大掛かりな社会対応をやっていく…。という行動計画を立てている。
自治体に訓練もさせていた。
岡田晴恵さんの上司の方(田代眞人)が作られた。
国家総動員体制みたいな感じで、大規模支出をして、できる限りなんとかして封じ込めて、できるだけ患者数を小さくして、その間にワクチンを準備して…というような、初動で大規模に動いて対応しようというような計画が「表向き」にはある。

⚫︎川上先生
涙が出ちゃうよね。作ってたんだ。厚労省が持っていたんだ、これ。
涙が出るような道理が通った方策で、僕らがずっと言っているようなことだと思う。

⚫︎フォーゲル先生
この「行動計画」を厚労省は練りに練って、高山さんも「行動計画はこういう仕組みです」と説明する役割で、講演会で説明したりもしている。
これは「表向きのプランA」なのだ。
新型インフルエンザ2009年の頃の、高山さんとかを含めて厚労省の若手の人たちは「大掛かりにやりすぎて、から騒ぎだったじゃないか」と。

⚫︎あかた先生
それでよかったやん。
⚫︎川上先生
そうだよ。それでよかったんだよ。

⚫︎フォーゲルさん
「強毒株じゃない弱毒株に対しては、行動計画なんか動かさなくていい」と。
「行動計画は発動しなくていい。そ〜っと日常の対応をしていけばいいのだ」と。つまり、先ほどの「プライマリーケア学会のガイドライン」なのだ。
それ(プライマリーケア学会のガイドライン)が、表向きにはあまり大っぴらには言わない「裏のプランB」なのである。

⚫︎川上先生
その両プランを並べて、日本のコロナ対策批判を論じた人はいるのか?公に。

⚫︎フォーゲル先生
まるで「行動計画(プランA)」というのがなかったかのように、進んだ。
2009年、「政府による新型インフルエンザ対策の見直しに関する提言
(森兼、森澤提言)」などで、「新型インフルエンザ対策は非常にから騒ぎをして、飛行機でやってきた人たちを留め置いた。それは人権侵害になるのではないか」と。「措置入院も人権侵害ではないか」と。
「重症で医療が必要な人だけ入院させればいい」「”医療が必要な人”という基準で入院させるべきで、感染を拡大させないための入院などというものはしなくて良かったんじゃないか」
そういう提言をしている。
    

⚫︎川上先生
そういう人たちがいるのか。
久住英二とか入ってんじゃん。

⚫︎フォーゲル先生
そうそう。この人(上昌広)とかね。
だから「新型インフルエンザで大規模に大掛かりにやりすぎて、返って色んな措置を行われた患者さんは人権侵害を受けた」と。
「医療の側も無駄に負荷を受けた」と。
「今後は医療的な基準で重症の人だけ入院を受け入れれば良いのだ」と。
「人権侵害には敏感になりましょう」と。「医療的な理由で入院にならない人を入院させるのは人権侵害だ」と。
…という論調が出てきて、こういう人たちが提言を行った。
これが、「専門家たちの本音の部分のプラン」なのである。

⚫︎川上先生
いつ出たのか。

⚫︎フォーゲル先生
2009年9月。

⚫︎川上先生
そんなに前から出ていたのか。
久住英二とか上昌広などが入っているではないか。2009年からこんなことを言っていたのか!

⚫︎フォーゲル先生
まあ、こんな人(長尾和宏)たちもいる。
こういう人(堀成美)とか。

⚫︎フォーゲル先生
だから、「表向きのプランA」は「行動計画」で、初動で大掛かりに動く。
今後もこれを練って行くと思う。
ただ、他方で「プランB」がある。こっち(上記、専門家の提言のようなこと)が本音でやりたいことなのだ。
今回コロナの方では武漢の様子を見て、「あれは強毒株ではない」として、「プランB」を発動したのである。
それが「プライマリーケア学会のガイドライン」。
「地域医療構想」に沿った役割分担をしっかりやって、ゲートキーパー(開業医)がちゃんと門から軽症の人を締め出せば、医療がキャパオーバーにならず対応できる。という発想。
この発想は、今後の対応にもつながって行く。



ツイデモ連動放課後キャス!2023/11/04②


⚫︎フォーゲル先生
一般の人はご存知ないだろうが、今、「医療措置協定」というのを準備中なのだ。
”日頃有事のために準備しておいて、有事の際には、医療機関が協力する”という協定を結びましょうね、というようなことが今、準備されている。
 これは、「地域医療構想」に沿って準備されているので、”既存のベッドは、基本的に増やさない。”

⚫︎川上先生
これじゃ日本で野戦病院ができなかったはずだ!

⚫︎フォーゲル先生
非公式の「プランB」として動いているのだ。
厚労省も、「行動計画」みたいな、”初期に大規模資源投入”という「プランA」を持ちながら、実際に動かして行くのは、「医療措置協定」に沿って、診療所や病院にパンデミックに対応できる備えをしていって、パンデミックの時には協定の「契約」を履行するという形で、「発熱外来等を開設しなさい」と、「ベッドを提供しなさい」と。
その代わり、「診療所や病院がパンデミックで患者数が減ったりして収入が減少した場合は、その前年度の収入額に準じて補填します」と。
そういう「契約」なのだ。
上手いこと考えた、「ケチケチ作戦」だと思う。

⚫︎川上先生
ゲートキーパーというけれども、実質的に発熱外来というのは開設されて、発熱外来をやっていたような心ある開業医さんたちは、フォーゲルさんも含めて、”検査”から入っている。
発熱外来で、”検査しない”という話も聞かなくはない。
でも、フォーゲルさんとか倉持さんとか、「プランB」に則しないで、ご自身の考えでやられている。
それは、異端なのだろうか?

⚫︎フォーゲル先生
高山などが進めている「地域医療構想」に沿った役割分担。
それは専門家の中では根強いと思う。

⚫︎川上先生
でも開業医が、実際に患者を診ている。
現場に近い開業医さんたちが、それに従わない部分もあったのね?

⚫︎フォーゲル先生
そうですね。

⚫︎川上先生
それは僕はいい事だと思う。フォーゲルさんはどうか?

⚫︎フォーゲル先生
患者さんをきちんと診断をして治療に結びつけたいと。
やはり、「検査は基本」だと思う。
”開業医は検査をするな”と、そういう「プライマリーケア学会のガイドライン」の思想、これが専門家の中枢部分に強くある。
感染症学会は、”軽症者は1週間はうちで様子を見て”と言っている。

⚫︎川上先生
それ20年4月ですね。軽症者には検査を進めないと。
それを見て、僕は「検査抑制の正体」が分かったと思った。
でも、プライマリーケア学会のそれが最初にあるらしいというのは、知らなかった。
「検査抑制は、いったいどのレベルでしているのかというのが、分からなかったけれど、2020年4月の感染症学会のそれを見て、そこが元凶だっていうのは分かった。

⚫︎フォーゲル先生
専門家の中、特に厚労省とか、中枢部分、主流派の中に、”「検査抑制」「受診抑制」「入院抑制」、そしてゲートキーパーが軽症者をしっかり閉め出して、医療資源を効率よく使えば、パンデミックだって対応できる”…そういう思想。
「地域医療構想」で役割分担を、平時でも非常時でもどちらでも貫く”と。
そういうある種、教条的な姿勢がある。
欧米の場合は、非常時には非常時の体制をとった。test to treat で。
それを(日本では)「地域医療構想」の「役割分担」「ベッド数削減」、これを教条的に推し進める日本というのが、「独特の検査抑制」「pcrに対するデマ」などをやって行くことになった。
で、表向きは「プランA」の「行動計画」というので、「初期大規模資源投入」というのを持ちながら、実際に行われるのは「非公式のプランB」で「受診抑制、検査抑制」というのが行われた。
そして、今後もこれは行われる。

⚫︎川上先生
オミクロンで、これだけ失敗して、死者が出て、後遺症が増えて、軽傷者でも亡くなって。
これ、反省させなきゃいかんね。

⚫︎フォーゲル先生
そうですね。

⚫︎あかた先生
でも、「これは今後も行われる」と言い切られましたよ。

⚫︎フォーゲル先生
そう。
(彼らは)「プランB」でずっと押し通して行くつもりです。
厚労省、財務省は。

⚫︎川上先生
政権を変えてもダメか。

⚫︎フォーゲル先生
政権の中にも色んな動きがあって、官邸の方は「もっと幅広くpcrをやったらどうだ」と…

⚫︎あかた先生
えええ〜〜〜〜〜⁈

⚫︎フォーゲル先生
…と言っていたのに、厚労省の方が「pcrは特異度99%、偽陰性が偽陽性が‥」と言って跳ね除けて、pcr拡大を妨害したという…。

⚫︎川上先生
岸田さんが、2022年1月くらいに「感度70%」って言っていたから、誰かがレクしたのだろう。

⚫︎フォーゲル先生
そうです。
ということで、厚労省が頑として「pcr検査拡大に抵抗」した。
感染研がデータを独占したいというのも欲求としてあったとは思う。

⚫︎あかた先生
えええ〜〜〜〜〜!

⚫︎川上先生
初期にはそう言われていたけどね。
さすがにこれだけ人が亡くなって、感染が広がって途中ではそれは亡くなったんじゃないかと信じたいけどね。
でも(感染研は)データを独占しても碌なことをしてない。
一番仕事をしているのは、東大医科研の佐藤さんだし。

⚫︎フォーゲル先生
今後「医療措置協定」という形で、「地域医療構想」の「ベッド数削減」の流れの枠内での対応というのが準備されていく。
「医療費削減」という大枠があっての「パンデミック対応」という柱は、まだブレていない。

⚫︎川上先生
後遺症でどれくらい保険が使われているかは、分からないけれども、経済的に考えても、どっちが安かである。
罹るのを防止する方が安いか、感染させて重症化したり後遺症になる人を増やす方が安いのか?
決して感染を防ぐ方がお金がかかるということは、ないと思うけどね。

⚫︎あかた先生
いやいや、感染を防ぐのが、一番安いですよ。

⚫︎川上先生
そうだよね!もちろんね!
だって社会が衰退していきますよ。

⚫︎フォーゲル先生
「医療措置協定」のこの計画では、”パンデミックに備えて平時から検査体制を準備しましょう”と。
”自分のところは何件の検査ができるというのを申告してください”と。いうような話がありますが。

⚫︎川上先生
文科省だって、僕が(pcr検査機を)何台持っているか調べられましたよ。
2020年3月に。
調べただけ!

⚫︎あかた先生
調べて、「そっか、いっぱい持ってるね」で終わったん?最悪やな。

⚫︎川上先生
そうなんですよ。
調べられた時には、これから稼働させられるんだろうなと思いましたよ。(中略)

13:55〜
⚫︎フォーゲル先生
大きい病院の検査体制はそれなりに作ってきている。
うちのような診療所は、小型の操作の簡便なpcr機で、うちが使っているのは「ミズホのスマートジーン」。
(中略)院内でできるというのは静岡県のような田舎ではそんなにないと思う。
コロナに対応した検査キッドをメーカーが提供してくれて、新しいパンデミックがやってきた時には、メーカーが専用の検査キッドを作ってくれないとできない。汎用性のあるものではない。(中略)

19:49〜
⚫︎フォーゲル先生
次のパンデミックもこれで乗り切るつもりでいる。
「行動計画」として大掛かりのものは「プランA」として厚労省は準備するけれども実際には実行に移されない。
この「医療阻止協定」で 「医療側が体制を組んで乗り切ろう」ということ。
「経済を止めるな」ということだ。
行動制限は、今後はやる気はないと思う。
「医療が、がんばれ!」と。

⚫︎川上先生
行動制限はしなくても良いけど、そうしたらやっぱり、「検査、治療薬、ワクチン」だよね。
これ必須ですよね。

⚫︎あかた先生
あと、ええマスクを配るくらいのことはやった方がいいんじゃないかと。

⚫︎フォーゲル先生
pcr検査を本気でやろうと思ったら、各自治体で検査センターみたいなところを設置して、集配する体制をとれば対応できたはず。

⚫︎川上先生
民間が出てきましたよね。日本でああいう動きがあるとは想像できなかったけど。
木下、ソフトバンクみたいな。

⚫︎フォーゲル先生
民間任せでなく、本来なら、「大規模初期投資」で市の市立病院とか、市役所でも良いが、そこに検査センターを設置して、そこに検体を集配して、結果をラインでもメールででも発表するみたいな体制を組めばいいのにと思うが、民間の民間会社の努力でコロナの場合、検査を賄ってきた。
(今後も)「それを、再現しましょう」と。「今回のコロナの3年間を早回しで再現しましょう」という感じだ。
(今後は)「医療(だけ)が、がんばれ」ということになっていくと思う。

⚫︎あかた先生
「医療が、がんばれ」って…最悪やん、それ。

⚫︎フォーゲル先生
そう。
「プライマリー学会のガイドライン」でも、「ゲートキーパー(開業医)がしっかりゲートキープしてれば医療は負荷を受け止められる」と。
「その役割分担をしっかりしましょう」と。
「そうすれば少ないベッド数でも大丈夫」。
そういう発想ですね。

⚫︎川上先生
コロナで多く亡くなったのは、高齢者施設とか介護施設とかですよね。
そういう人たちは医療に繋がれてないですよね。

⚫︎フォーゲル先生
そうですよね。
「ベッド数削減」の「地域医療構想」、「医療費削減」の構想というのが、大枠。
その枠内でのパンデミック対応。
これは、ずーーっと、厚労省の根深いところで堅持されているということですね。

⚫︎川上先生
でも、コロナはやっぱりまだ終わってないから、「ワクチンと治療薬」はアクセス持ってないと。
ワクチンをどこまでやるのか分からないけど「ワクチンと治療薬」はアクセスを良くしないと、人が死にますよね。
死んでしまう。それと後遺症になっちゃうよね。

⚫︎フォーゲル先生
受診難民、発熱難民、そういうものが出て当たり前の構想ですね。

⚫︎川上先生
ベッド数とか、ここはいいから、「治療薬をタダで配れ」というところだよな。

⚫︎フォーゲル先生
今までのコロナ対応をどういうふうに反省するのか?ですね。
結局、この「医療措置協定」では、「取り組みがもたついたから、それが早回しでスムースに再現できるように」という反省の仕方だった。
たくさんの犠牲者が出たわけですけど…

⚫︎川上先生
今でも、出つつあるわけですけど。

⚫︎フォーゲル先生
…それについては、「目を向けない」と。

⚫︎あかた先生
?&%$〜’ !!! 変な声が出た!

⚫︎川上先生
あかたさん、変な声が出た!笑


29:54〜
⚫︎フォーゲル先生
「検査抑制、受診抑制」のこの考え方。
医療資源を何のために守るか?という。そこですね。
今回のコロナ対応の反省をちゃんとしないといけないんですが、
そもそもの「プライマリーケア学会 ガイドライン」という思想を標的にして、反省させないといけないかなと思ってます。

⚫︎川上先生
それで、政府の要人は、「プライマリーケア学会」の指針に従わなかったですからね。

⚫︎フォーゲル先生
あ、(政府要人は)「すぐに検査を受けた」ってことですね。

⚫︎川上先生
うん、そう。
やっぱり、不公平はダメだよね。許せないですよ。ね。

⚫︎フォーゲル先生
うん。

⚫︎あかた先生
でも、その反省する要素を静かに闇に葬った感じがするんですけど。
反省せんでええように、ものすごい先手を打ってはりません?

⚫︎フォーゲル先生
そうですね。都合の悪いところは、本当に見ないんですね。

⚫︎あかた先生
能力高いんじゃないかと。「目塞ぎ能力」高いんちゃうかという。

⚫︎川上先生
なんで、プライマリケア学会って、そんなに偉いんだろう⁉️
そんな学会なんて聞いたことないですよ。
開業医さんが全員入っているとか?

⚫︎フォーゲル先生
全然そんなことない。ちっちゃな学会ですけどね。
でもEBM大好きな影響力のあるインフルエンサーの医師が入っているわけですね。
特に、ポイントは、「高山義浩」ですね。

⚫︎川上先生
そんなにポイントなんだ。あの人。

⚫︎フォーゲル先生
彼がやっぱり舞台を回していると思います。

⚫︎あかた 川上先生
すげえな。すごい政治力だ。

⚫︎フォーゲル先生
すごい大物だと思います。彼は。

⚫︎あかた先生
彼の提唱する医療、あるいは医療体制に対して、ちょっと夢を見てしまう人が、特にしんどい現場の方は、彼の提唱するのに夢を見る方が多いのはちょっと解るんですけど。
政府に対して影響力があるってことでしょ?

⚫︎フォーゲル先生
厚労省、医系技官ですからね。(中略 医系技官の説明)
そういう人が手綱を握っていると。で、その手綱に近いところに高山がいると。
「地域医療構想」は、地方のベッド数を決める構想ですから、高山っていう人は沖縄にいながら、沖縄県のベッド数を決めるような話し合いに、耳打ちできるんですよ。
影響力があるんです。
だから、あの人は、表向きは「沖縄県立中部病院」の所属の医師でありながら、いろんな立場を使いこなし、あの人は名刺を何枚持っているんだろう?っていう感じですね。
 だから、官僚として、医系技官として、「地域医療構想」のような構想の文言を作る影響力を持ちながら、かつ、現場で診療もし、そして、往診をして地域医療の現場で患者さんに接すると。
いや、良くやるなと思いますよ。
だけど、それが推進するのが、「ベッド数削減」。
まあ、「医療によって、人は不幸になっているんじゃないか」という発想ですよね。
「現代医療、テクノロジーで人が不幸になっている部分もあるから、病院に頼らずに、地域で老いて病と付き合っていく」という、そういう絵を描くわけですね。

⚫︎あかた先生
いやあ。高山さんはエイズの時からご活躍でしたので、私、Facebookをフォローしてるんですね。
そうしたら、すごい綺麗な物語を描かれるんですよ、彼。

⚫︎フォーゲル先生
うん!そう!

⚫︎あかた先生
なんか「病院でずっと熱が下がらないで苦しんでいたお爺が、体制をどうにか整えて家に帰ったらすごい穏やかな顔になった」みたいなね。
そういう何か美しい物語をいつも紡いでおられて。

⚫︎フォーゲル先生
そうです!

⚫︎あかた先生
だから、それに憧れるというか。
まあ医療の現場で苦しんでいるお医者さんたちは「そうか。そういう方法もあるかも〜」ポワワ〜ってなるんかなって、Facebookをしみじみと読んでるんですけど。

⚫︎フォーゲル先生
そうそう!そういうね、美しい心温まる物語を彼は語るんですよね。
「地域医療構想」の地域と診療所と大規模病院、それから介護施設等等の役割分担、連携。
これとその物語が、合致するように語るわけなんですよ。

⚫︎あかた先生
いやそうそう。そうなんです。

⚫︎フォーゲル先生
で、パンデミック対応も、これを上手く使いこなせば、ベッド数を増やさずに済むと。

⚫︎あかた先生
そこになんかすごい段差があるように思うんですけどね、私は。笑
確かに沖縄の地域医療ということを考えた時に沖縄はまだコミュニティーというものが生き残ってる社会が、こちらよりはマシというか。のように見えるので。ムリクリ帰ってきたお爺の面倒を見れる人もおるかもしれんけども。本州はだいぶ事情が違うぞとも思うし。
院内感染の難しい感染症とコロナはやっぱりちょっと違うじゃないですか。そこを一緒にしたらあかんのんちゃうかなと思うんですけど、まあ、あの人(の話は)綺麗なんですよね。

⚫︎フォーゲル先生
で、彼の指揮棒に沿って動いた沖縄県。
これが一体何度医療崩壊を起こして、酷い目に遭ったか!
それを彼は全く直視しないんです。

⚫︎あかた先生
そうですね。だから、どこまでわざとなんかな?っていつも思うんですよ。高山さんを見てて。
わざとっていうか。あのポエムな感じと、あのコロナのことはあんまり現実に即してない感じと、どこまで…

⚫︎フォーゲル先生
まあ、この問題はね、かなり思想的な問題なってくるんですね。
死生観とか。「人の生き方、死に方の考え方、発想を変えましょう!」と。
ちょっとまあ、カルトみたいなところもあるわけですよ。

⚫︎あかた先生
あ、分かります、分かります!

⚫︎フォーゲル先生
このコロナで医療にかかれなかったことを、上手く物語に、いい話にしてしまうような。
「病や死を受け入れよう」みたいな。

⚫︎あかた先生
「それが自然なのだから」みたいなヤツね。

⚫︎フォーゲル先生
そうです!
そういう死生観の思想的な物語というのを携えて、「地域医療構想」がやって来ると!

⚫︎あかた先生
う〜〜〜〜!怖い〜〜

⚫︎川上先生
怖い〜 怖いね。

⚫︎フォーゲル先生
だから、コロナの対応についても、「コロナがある程度なる〜く感染が広がっていけば、みんな抗体が、免疫がついて、で、収束するよ」というような発想が、ああいう専門家たちの間であるわけなんです。
一番典型的だったのが、北海道の岸田(岸田直樹)さんですね。

⚫︎あかた先生
ちなみにコメント欄で「全部わざとでしょ」っていうてる人が何人もいるけど、私は全部わざととは思えないんですよ。

⚫︎川上先生
本当に信じてるってことね。

⚫︎あかた先生
うん。絶対「良かれ」と思ってやってるし、社会ってズレ切った「良かれ」で構成されてませんか。
わざとやったら多分持たないですよ。本気やと思うな。だからめんどくさいんですよ。

⚫︎川上先生
強力な理論武装してカウンターを当てないといけないんだ。

⚫︎フォーゲル先生
そうです!そうです!
死生観に踏み込んだ思想的な問題になって来ると思います。
ただ分かり易いところは、「医療崩壊」した時の現実を直視しなきゃいけないということですね。
(後略)


ツイデモ連動放課後キャス!2023/11/04③

38:08〜
⚫︎フォーゲル先生
だから、特に重要な文献ってのが、高山の作った「プライマリー学会のガイドライン」だと思いますね。
(中略)ということで、日本のパンデミック対策は、ずっと間違い続ける。
根本思想が間違っているので。

38:27〜
⚫︎フォーゲル先生
研究テーマがたくさんありすぎて。
今日もお話しした「高山らが考えている集団免疫戦略」のコアグループと、それから、上辺を形成してきた「押谷・クラスター対策、西浦・人流抑制」の専門家会議、それを尾身さんがボンヤリとそれをまとめていたわけですね。
そういう上辺を作ったグループと、それから、「pcrもうちょっと大規模にやった方がいいんじゃない」と官邸は行っていたわけですよね。それぞれの動きがあって。
で、結局、押し通しているのは、「高山らのコアグループ」なんですよ。
というような、群像ですね。群像劇ですね。
こういうのを日本のパンデミックの思想史として「思想群像」みたいな。そんなものが読み取れるんじゃないかなと。(後略)


ツイデモ連動放課後キャス!2023/11/04④




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資料集



✔️社会保障と税の一体改革
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/syakaihosyou/index.html


社会保障制度改革国民会議 報告書
~確かな社会保障を将来世代に伝えるための道筋~
平成25年8月6日 社会保障制度改革国民会議会長 清 家 篤
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000014937.pdf

✔️医療介護総合確保推進法
 ↪︎地域医療構想
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12600000-Seisakutoukatsukan/0000038005_1_2.pdf



✔️地域医療構想策定 ガイドライン
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000196935.pdf
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000196935.pdf



✔️まち・ひと・しごと創生総合戦略 (平成29年12月22日閣議決定)
 ↪︎地域医療構想
https://ja.wikisource.org/wiki/まち・ひと・しごと創生総合戦略_(平成29年12月22日閣議決定)




✔️日本プライマリ・ケア連合学会
https://www.primarycare-japan.com/assoc/about/ab_officer/
✔️新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
診療所・病院のプライマリ・ケア初期診療の手引き

http://www.kure.hiroshima.med.or.jp/img/file45.pdf



地域医療構想を練っているのが厚労省医系技官の高山❗️
開業医がゴールキーパーになって大病院のベッドを溢れさせないようにせよという発想❗️


検査をするな⁉️


軽症なら自宅で治そう⁉️ 
開業医は診断をするな(PCRをするな)⁉️
大病院に行ってからPCR⁉️



✔️「新型インフルエンザ等対策 政府行動計画の概要」
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/keikaku/pdf/gaiyou.pdf






✔️政府による新型インフルエンザ対策の見直しに関する提言
(森兼、森澤提言)

https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/opinion/mric/200909/512465_7.html



感染症法に基づく「医療措置協定」締結等のガイドライン
令和5年5月 26 日(初版)
https://www.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T230530G0010.pdf