英会話上達のキーポイントは「自主学習」
英会話学校にさえ行っていれば、英会話ができるようになると、思い違いをしている人がけっこういらっしゃるかもしれませんが、それは・・・
学校側にとって「いいカモ」になっているにすぎませんよ。
英会話が上達しなければ、いつまでも学校の生徒でいてくれる、授業料も払ってくれる「お得意様」として、重宝されるだけで、肝心の英語の力は、ほとんどつかないでしょう。
英会話習得で、何より一番必要なのは、自分で勉強する「自主学習」です。
授業に出ただけで英会話ができるのなら、日本人全体の英会話力も相当上がっているはずですから。
でも、現実はそうでもなくて、英語であれなんであれ、技術は本人自身が自分の力で身につけるものなんです。
他の人は、あくまでもサポート的なことしかしてあげられないんですよ。お金を払ってくれたら、英会話ができる人と場所と時間を提供してくれるだけで、それを生かすも殺すも自分しだい。
ただ学校の講師の言いなりで、いわれた事だけをやっている生徒は、学校側にとってただの「いい生徒」なんです。いつまでもいてくれそうですからね。
何かを身につけたいのなら、ひとり自分自身と向き合って、己を鍛え上げるしかないんです。
やる気がみなぎっているときも、気乗りしないときでも、英語の本をめくって読んで、CDを聞いて、繰り返すことを基本に、地道にやりとげるんですよ。
粘り強く、1冊の本を徹底的に頭に叩き込んで、そういう習慣が身についてから英会話学校に通えば、相乗効果で上達が見込めるのです。
誰かをあてにする前に、まずは自分から変わっていこうとしないと、何も変わりませんから。いつかペラペラになっている自分を夢見て、やる気の炎を燃やしていきましょう。
英語のシャワーに心地よさなんていらない
英語でしゃべったことが相手に通じたり、相手の言っていることが聞き取れたりすると、俄然やる気になってきますよね。
テレビや映画を見ていて「あれ?今の英語、聞き取れた?」なんてことが増えてくるとうれしいものです。
でも、そこまでいくには、それなりの蓄積が必要なんですよね。
しかもリスニングは、学習時間にあまり比例してこなくて、上達している感じがなかなか得られない低空飛行の末に、突然急上昇するように、聞き取れるようになったりするんですよね。
だから、途中でやめてしまう人も少なくないと思うのですが。でも、途中でやめたからといっても、過去に訓練した記憶が頭の中で熟成されているものなんですよ。
英語のリスニングをやめたのに「あれ!聞き取れる!」なんてこともけっこうあったりして、いや、続ければいいことあるものです。
原因は、そのあたまに残る「何か」を詰め込んでおくことが、よかったりするんです。
ワインのようにしばらく寝かしておくと味がよくなるように、英語のリスニングもある程度訓練してしばらく寝かしておいたほうが、聞き取りの精度が増しているなんてことも、私の経験上よくありましたから。
一度やめてしまったとしても、前に聞いた英語のCDなどをもう一度引っ張り出してきて、繰り返し聞くのが一番、上達が早いですよ。
すでに積み上げたものが、頭の奥底に眠っていますからね。
何度も同じ英語のCDを聞きまくって、しばらく休んで熟成させて、また同じCDを聞きまくる。
そうやって英語に慣れていけば、いやでも聞き取れるようになりますよ。手元にあるリスニング教材は、宝物だと思って、すりきれるほど使い切りましょう。
地道な作業ってつまらないですか?
新年明けましておめでとうございます(もう10日ですが)。
なんだか正月気分でいつまでもダラダラしていると、ブログ書くにも「よいしょ」っていう感じで、なかなか腰が上がらなかったりしてつらいですね。
普段仕事しながらこのブログを書いているのですが、その忙しさもあってか、更新頻度があまり上がりませんが、自分にムチ打ってがんばります。
「もうネタ切れですか?」って、
ブログを3つか4つぐらい更新すれば、だいたい言いたいことって、終わっちゃうんですよ。このテーマだと。
後は言い方を変えて、ブログを更新するぐらいのもので。少ないネタでどれだけやりくりしようか、考えている次第です。
このブログのテーマでもある英会話も、そんなにむずかしいことじゃないんです。
そりゃ、やればやるだけ奥深くて、ゴールがわからなくなっちゃうときもありますが。それはさておき、基本は本人の、英語に対する情熱がなによりの力の源なんですよ。
英語学校に通うとか、留学するとか、そういうところはお互いに刺激しあう場所で、それ以上のことは何もやってはくれないのです。
自分ひとりで、または協力してくれる人と二人三脚で、地道に英語の知識を増やしていくしかないんです。
「英会話学校に通えば何とかなる」わけじゃない。
「自分でコツコツと英語の勉強をする習慣を持って、その上で、自分の英語力のテストする場として英会話学校を利用する」ことで実力がついていくのです。
あくまでも本人のやる気が、英会話を上達させるわけで、誰かがあなたの力を引き出してくれるわけじゃない。
もし、英語に触れる習慣を持たずに、英会話学校へ行って英語を学んでも、すぐに忘れてしまって役に立たないでしょう。
断片的な英語の知識を頭に入れても、それだけでは使いようがないんですよね。
言葉は毎日毎日、連続的に新しい知識を吸収していって、はじめて古い知識と結びついて使えるようになるのですから、毎日の積み重ねは忘れちゃいけないんです。
あくまで主人公は自分ですから。その肉体をうまく乗りこなして、英語がしゃべれる能力を身につけてみましょうよ。