本気の英会話日記 -19ページ目

出すってサイコー!

初心者の頃は、英語で会話している人の輪の中に

入っていくのがむずかしかったりすんですよね。


入っていっても、言っている意味がわからないし、

こっちからしゃべることも怖かったりで、

1対1のマンツーマンなら、なんとかできそうでも、


3人以上になると、二の足を踏んでしまうことも

わかります。



でもそこへしゃべれなくても、ドカドカ輪の中に入り込んでいく

勇気って、上達を早めたければ、ほしいところですね。


空気を読んで、自分だけ発言しないでいるなんて、

もったいないですよ。

恥をかくなんてこともぜんぜん気にしなくていい。


今の自分がどれだけ英会話ができるか、

限界をためす意味でも、

どんどん会話に参加したほうがいいんです。


一生懸命しゃべったけど、自分の英語が通じなかったり、

相手の言うことが聴き取れなかったり、

そういう“壁”に自分から体当たりしていったほうが、

うまくいかなくても、だんぜん、すっきりするんです。ニコニコ


見てよ、このオレの積極性!(英語しゃべれないけど)」

のほうが、意外と海外の人たちには好印象で、

こっちのレベルに合わせてしゃべってくれたりするんです。


その際に、聞き取れた断片的な会話の一部を

メモに書き込んでおいて、あとで意味を調べたり、

(会話中になぜか自分だけ、メモ帳を持参)


「この人はこういう話題に興味がある」

って言う事柄をメモしておいて、

次に会ったときにこういうことを聞いてみようという英語の文を

自分で作成して、実際に会ったときに質問してみる。


またくつろいでいるときは、近くから聞こえてくる英語の言葉を

そのままマネしてボソボソ自分で言ってみる(意味わからなくても)。


気分的には“隣の番ごはん”に出てくるヨネスケさんが乗り移った感じです。

見てくださいよ。

あのすばらしい「ずうずうしさ」

今の日本人はあの人のずうずうしさを見習わないといけません。


日本人の「謙虚」な美徳?

そんなのうそですよ。


かつての豊かさの上に築かれた、虚構の日本人像です。

むしろ、空気を読みながら、なおかつ随所でずうずうしさを発揮する。

これがものすごく高次元な人との付き合い方じゃないですか!


引く(謙虚)だけじゃなく、押す(厚顔無恥)こと両方が

自在にこなせればいいんです。日本人はかたよりすぎ。


うまくきれいにしゃべれなくたっていいんです。

まずは相手に積極的に話しかければ、

相手の印象にのこります。

そうすれば次会ったときに、またしゃべる機会がうまれる。


だまっていてはそれはうまれません。

完璧さを求めるのは、もう少し先において、

今は持っている武器で果敢に攻めてみましょうよ。


自分自身の翻訳機

ボーッとしていて、楽しいことを考えていても、
常に日本語でいろんなことを想像しているわけで、


“英語で考える”っていうのは、ちょっと自分に負荷を
与えることなのかもしれないですね。


フンッ」と気合を入れないと、できないものでしょうか?


いやいや、クセにしてしまうと、意外とできちゃうものですよ。


私もNHKの英会話テキストを使って、あわよくば
「英会話ができるんじゃねえか」って淡い期待を抱いたものの、
ものの見事にそんな期待も粉砕され、
自分でやり方考えねばと、思い立ったんです。


そうこうしているうちに、仕事で英語が必要になってきて、
追い立てられるように学ぶことになってしまいまして。


そこで必要だなと思ったのは、
いつも自分が、相手に発している日本語を、

はたして英語に変換できるか」って
ことなんですよ。


テキストに載っている言葉は、「使えそうな英文」だけど、

結局、自分の言葉ではなくて、
どこまでいってもあくまで“例題”なんですよ。


それよりも自分が思いたったまま、相手にぶつける

“生きた言葉”をどれだけ
英語で表現できるかってことが、けっこう重要だったりして。


今日1日の自分の会話を振り返ってみましょうよ。


どんなことを相手にしゃべってたのか。
たわいのないことも多いかもしれませんが、
それが、相手に聞きたいこと、しゃべりたいことなんですよ。


相手が日本人から、外国人に代わったとしても、しゃべることって
そんなに変わらないんじゃないですか。

今日、自分がしゃべったことをメモしておいて、

あとで英語に翻訳してみる。


私はそれを、日課にしていました(今でもそうです)。
あと、こんなことを聞けばよかったなと思うことや、
相手のよくわからない言葉も、無印良品のメモ帳片手に、

メモしておいて、あとで復習していました。


日本語って、もう無意識に出てくるものだから、何をしゃべったのか
あんまり良く覚えてないんですよね(私だけか?)。


英語の例文をたくさん覚えるのもいいけれど、
自分の使う言葉って、人とは違う、よく使う言葉がけっこうあって、
それを記録に残していくと、けっこうおもしろい発見があったりします。


「あのときああ言えばよかった」

なんてことを間違ってもいいから英語になおして
日記に書いておくのもいいですね。
そうすることで、英語をしゃべる枝葉がどんどん広がっていくと

思います。
おためしあれ。


NHKの英会話テキストって毎月買うもの?

なんで英語が身につかないんだろうか。


NHKの英会話テキストを1年間やってみたけど、
英会話が上達したようにすら思えなかったし。
簡単な言い回しすら、口から出てこない。


あの頃は、そんな風に考えて、
そのうちにあきらめて、やめてしまったんですねしょぼん



それから月日が流れて、部屋を掃除しているときに、
あの時、勉強していたNHKの英会話テキストを見つけたんです。


掃除する手をいったん止めて、久しぶりにテキストをパラパラと
めくってみると、
「あれ、こんな内容だったっけ?」
と、中身をど忘れしてしていました。


そりゃ、英語も出来ないわけだ。


月日がたって、はじめて気づくこともあるんです。


昔は、日本語をおぼえる時だって、かんたんな絵本を
親に何度も読んでもらっておぼえたはずなんです。


何度も繰り返し読んで、あたまの中にしみこんでから、
次のステップに移るという、そういう地道なことを、
なぜか大人になると忘れてしまう。

結果を急いで求めすぎるんでしょうか。


英語がしゃべれるように、聞き取れるようになりたいなら、
1冊のテキストを何度でも何十回でも、すりきれるほど頭に叩き込む
必要があるんですよ。


子供のころの、世の中に対する好奇心は、大人になってすり減って
変化してしまって、いまさら新しい言葉を覚えるなんて、
退屈な作業かもしれませんが、


また、あたらしい言語が身につけば、
それまでとは違った世界を堪能できるってもんです。


テキストって、毎月毎月新しいものがでてくるので、
それを十分に消化吸収できていなかったのです、

当時の私は。


しかも終わりなく毎月出るものだから、
いつの間にか消化不良のテキストが積み重なっていってしまい、
ただ流れ作業のように、そのつきのテキストをこなしていく。


でもそれは、自分のペースではなく、あくまで出版社のペースです。


テキストの内容自体はいいんだけど、追い立てられるように、
毎月新しいテキストを勉強していくのは、効率は悪いです。

せっかくお金を払ってテキストを買って、
時間をかけて勉強したんですから、それを無駄にしちゃいけない。


一度勉強したんだから、二度三度、と繰り返して勉強するんです。

そのほうが記憶に残る、時間がたっても使える英語の財産になります。


できれば30回ぐらい繰り返して勉強しましょうよ。
そうすれば忘れたくても忘れられない、英語の言い回しが身につきます。
そういう地道な積み重ねが必要なんですよ。


急がば回れじゃないけど、そうそう身につかないものだから、

逆に価値があるってモノじゃないですか。

これだけ英語が氾濫している昨今、

毎日少しでも積み重ねれば、


「お!私もチカラついてきたじゃんニコニコ

って、うれしい体験に、きっとたどりつけますよ。