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白神岳縦走
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山岳ガイド 佐藤勇介の山日記 『白神岳縦走』
二日目は白神岳を縦走しました。
一般的には往復か二俣から直登するコースをたどり
マテ山を経て周回する人が多いようです。
今回はお客様の強い要望によりロングコースですが、縦走しました。
事前に付近の民宿を予約しようとしたところ、
「縦走の方は宿泊をお断りしています!
登山道は整備されていませんし、ヤブが深くて遭難者が出ています。
遭難しても探しにいけませんよ!!」とのこと。
そこまで言われると用心しますが、いろいろ調べた結果、
みんなが遭難しているわけではないし(当然だが)、
そこそこ歩いている人もいるようなので、
ヤブ道に慣れている我々には問題ないだろうと判断し決行しました。
通常、山頂の避難小屋に一泊して縦走するようですが、
連休で混雑が予想されるのと、
一日でいけないことはないコースタイムということで日帰りとしました。
朝、4時暗いうちに登山口を出発。
ところどころ紅葉の美しい尾根道を登り8時40分くらいに白神岳山頂に到着。
日本海を見下ろす大展望…の予定が、真っ白な世界。
ここから十二湖への縦走路へ入るが、のっけから背丈ほどのヤブ。
これは前途多難!!と思いきや、30分ほど歩くと易しめのヤブとなる。
これは相当易しいヤブである。
紅葉もところどころに現れ気分も安らいでくる。
コースタイムも厳しめかと思いきや、易しめであった。
ところどころ厳しめのヤブが出てくるが、
だんだんヤブも易しくなっていくようだった。
色ずく葉っぱが疲れを癒してくれる。あるいは疲れを紛らわしてくれる。
ずいぶん易しいヤブだ。
紅葉に見とれる余裕もでてきた。
順調な行程に殺伐とした気分も和んできたぞ。
みなも心なしか笑顔が増えてきたようだ。
大崩から眼下に十二湖を望む。
5~6湖くらいしか見えないが、気分の良いところだ。
ここからはもうヤブとはおさらばの快適な道。
これを登山道と呼ぶのだろう。
無事、青池へと下山すると、きゃぴきゃぴした若者や、
にぎやかなおじさんおばさんたちがうろうろしていましたよ。
人けのない縦走路とは別天地でありました。
4時出発で15時下山。賞味11時間の行動でした。
白神山地の原生林を肌で感じることのできる山歩きとなりました。
ただ、すこしだけ腕や顔に細かい傷がついただけです。
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山岳ガイド 佐藤勇介の山日記 『白神岳縦走』
山岳ガイド 佐藤勇介の山日記 『白神岳縦走』
二日目は白神岳を縦走しました。
一般的には往復か二俣から直登するコースをたどり
マテ山を経て周回する人が多いようです。
今回はお客様の強い要望によりロングコースですが、縦走しました。
事前に付近の民宿を予約しようとしたところ、
「縦走の方は宿泊をお断りしています!
登山道は整備されていませんし、ヤブが深くて遭難者が出ています。
遭難しても探しにいけませんよ!!」とのこと。
そこまで言われると用心しますが、いろいろ調べた結果、
みんなが遭難しているわけではないし(当然だが)、
そこそこ歩いている人もいるようなので、
ヤブ道に慣れている我々には問題ないだろうと判断し決行しました。
通常、山頂の避難小屋に一泊して縦走するようですが、
連休で混雑が予想されるのと、
一日でいけないことはないコースタイムということで日帰りとしました。
朝、4時暗いうちに登山口を出発。
ところどころ紅葉の美しい尾根道を登り8時40分くらいに白神岳山頂に到着。
日本海を見下ろす大展望…の予定が、真っ白な世界。
ここから十二湖への縦走路へ入るが、のっけから背丈ほどのヤブ。
これは前途多難!!と思いきや、30分ほど歩くと易しめのヤブとなる。
これは相当易しいヤブである。
紅葉もところどころに現れ気分も安らいでくる。
コースタイムも厳しめかと思いきや、易しめであった。
ところどころ厳しめのヤブが出てくるが、
だんだんヤブも易しくなっていくようだった。
色ずく葉っぱが疲れを癒してくれる。あるいは疲れを紛らわしてくれる。
ずいぶん易しいヤブだ。
紅葉に見とれる余裕もでてきた。
順調な行程に殺伐とした気分も和んできたぞ。
みなも心なしか笑顔が増えてきたようだ。
大崩から眼下に十二湖を望む。
5~6湖くらいしか見えないが、気分の良いところだ。
ここからはもうヤブとはおさらばの快適な道。
これを登山道と呼ぶのだろう。
無事、青池へと下山すると、きゃぴきゃぴした若者や、
にぎやかなおじさんおばさんたちがうろうろしていましたよ。
人けのない縦走路とは別天地でありました。
4時出発で15時下山。賞味11時間の行動でした。
白神山地の原生林を肌で感じることのできる山歩きとなりました。
ただ、すこしだけ腕や顔に細かい傷がついただけです。
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白神山地・田代山
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山岳ガイド 佐藤勇介の山日記 『白神山地・田代山』
北東北の紅葉を求めて白神山地と岩木山を訪れました。
初日は羽田から大館能代空港へと飛び、田代山。
二日目は白神岳~十二湖への縦走。
三日目に白神の核心地にあたる天狗岳。
四日目は津軽富士・岩木山と巡りました。
初日の田代山は秋田と青森の県境に近い白神山地東部の山です。
山麓は深いブナの林に覆われています。
ブナ林を抜けると…。
高層湿原の広がる田代山の山頂台地へと飛び出します。
深い森から一気に視界が開け爽快です。
越後の苗場山と比べると広さは比較になりませんが、
山頂はそこからひと登りしたところにあるので
上から湿原を見下ろすことができます。
大小にちりばめられた池塘は草紅葉に彩られていました。
田代山は往復4日~5時間ほどで巡れるコンパクトな山でした。
烏帽子岳からの縦走コースもいつか歩いてみたいと思いました。
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山岳ガイド 佐藤勇介の山日記 『白神山地・田代山』
山岳ガイド 佐藤勇介の山日記 『白神山地・田代山』
北東北の紅葉を求めて白神山地と岩木山を訪れました。
初日は羽田から大館能代空港へと飛び、田代山。
二日目は白神岳~十二湖への縦走。
三日目に白神の核心地にあたる天狗岳。
四日目は津軽富士・岩木山と巡りました。
初日の田代山は秋田と青森の県境に近い白神山地東部の山です。
山麓は深いブナの林に覆われています。
ブナ林を抜けると…。
高層湿原の広がる田代山の山頂台地へと飛び出します。
深い森から一気に視界が開け爽快です。
越後の苗場山と比べると広さは比較になりませんが、
山頂はそこからひと登りしたところにあるので
上から湿原を見下ろすことができます。
大小にちりばめられた池塘は草紅葉に彩られていました。
田代山は往復4日~5時間ほどで巡れるコンパクトな山でした。
烏帽子岳からの縦走コースもいつか歩いてみたいと思いました。
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餓鬼岳・唐沢岳
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山岳ガイド 佐藤勇介の山日記 『餓鬼岳・唐沢岳』
燕~餓鬼~唐沢岳と秋晴れの下歩いてきました。
人気の燕岳と訪れる人の少ない餓鬼・唐沢岳の両面を味わうことができました。
合戦の頭に出ると視界が開け、明日向かう餓鬼岳への稜線が望めました。
ちなみに中央が剣吊岩。左が唐沢岳。右が餓鬼岳です。
今日の宿の燕山荘も見えました。
山は秋色になっていました。ダケカンバの白さがひときわはっきりと浮かびます。
燕山荘では雑誌やテレビの影響からか若い人がたくさん泊まっていました。
若者とそれ以外の人の割合は6:4くらいで若い人が多いようでした。
これまでの山小屋ではありえない光景でした。
翌朝は早朝3:30に出発。気温はマイナス7℃ほど…寒い!
明後日は天気が崩れそうなので、
唐沢岳を今日登ってしまおうという算段です。
コースタイム11時間に挑みます。
夜が明けて遠くの山々が見え始めると…。
白銀に輝く剣・立山連峰。昨夜、降雪があったらしく
青空とのコントラストが印象的です。
東川岳を過ぎると岩峰が林立する中を抜けていきます。
さらに剣吊岩を巻いていきます。
花崗岩の巨岩が白く輝き圧倒されます。
いつかこのロケーションでクライミングがしてみたいと思いました。
餓鬼岳までにすれ違った登山者は二人だけでした。
唐沢岳が次第に近づいてきました。
バックには剱岳が雪をまとい君臨しています。
唐沢岳の左は針の木岳。こちらから見ると剱岳と似ています。
激しいアップダウンを経てようやくたどり着いた唐沢岳の山頂。
ここから先は行き止まり。訪れる人が極めて少ない不遇のピーク。
しかし岬のように突き出した岩峰で北アルプス屈指の展望台。
剱岳・立山が目前に見えます。
北アルプスの名だたるピークが周囲を囲んでいます。
ところで前の写真より山が黒くなっていますが、
前の写真は午前中の早い時間のもの。
この写真は午後に撮ったものです。
陽射しを受けて新雪はあっという間に消えていくのでした。
唐沢岳での憩。いつまでもここに居たい心地。
この日は一年でも数日あるかという最高の晴天。
終日、富士山が見えていました。
再び激しいアップダウンを経て餓鬼岳小屋へ戻ります。
餓鬼岳小屋は小さいながら昔ながらの山小屋の趣を残す北アルプスでも数少ない小屋。
本日の宿泊者は我々の他は2名のみ。
食事は手作り感まんてんで、おいしくいただけました。
炊き込みご飯や肉じゃがが特においしかった。
グレープフルーツが一人につき半分も出たのには驚きました。
最終日は下り坂の空模様。
白沢登山口への下りはザレていて急峻。
厳しい試練が待ち受けていました…。
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山岳ガイド 佐藤勇介の山日記 『餓鬼岳・唐沢岳』
山岳ガイド 佐藤勇介の山日記 『餓鬼岳・唐沢岳』
燕~餓鬼~唐沢岳と秋晴れの下歩いてきました。
人気の燕岳と訪れる人の少ない餓鬼・唐沢岳の両面を味わうことができました。
合戦の頭に出ると視界が開け、明日向かう餓鬼岳への稜線が望めました。
ちなみに中央が剣吊岩。左が唐沢岳。右が餓鬼岳です。
今日の宿の燕山荘も見えました。
山は秋色になっていました。ダケカンバの白さがひときわはっきりと浮かびます。
燕山荘では雑誌やテレビの影響からか若い人がたくさん泊まっていました。
若者とそれ以外の人の割合は6:4くらいで若い人が多いようでした。
これまでの山小屋ではありえない光景でした。
翌朝は早朝3:30に出発。気温はマイナス7℃ほど…寒い!
明後日は天気が崩れそうなので、
唐沢岳を今日登ってしまおうという算段です。
コースタイム11時間に挑みます。
夜が明けて遠くの山々が見え始めると…。
白銀に輝く剣・立山連峰。昨夜、降雪があったらしく
青空とのコントラストが印象的です。
東川岳を過ぎると岩峰が林立する中を抜けていきます。
さらに剣吊岩を巻いていきます。
花崗岩の巨岩が白く輝き圧倒されます。
いつかこのロケーションでクライミングがしてみたいと思いました。
餓鬼岳までにすれ違った登山者は二人だけでした。
唐沢岳が次第に近づいてきました。
バックには剱岳が雪をまとい君臨しています。
唐沢岳の左は針の木岳。こちらから見ると剱岳と似ています。
激しいアップダウンを経てようやくたどり着いた唐沢岳の山頂。
ここから先は行き止まり。訪れる人が極めて少ない不遇のピーク。
しかし岬のように突き出した岩峰で北アルプス屈指の展望台。
剱岳・立山が目前に見えます。
北アルプスの名だたるピークが周囲を囲んでいます。
ところで前の写真より山が黒くなっていますが、
前の写真は午前中の早い時間のもの。
この写真は午後に撮ったものです。
陽射しを受けて新雪はあっという間に消えていくのでした。
唐沢岳での憩。いつまでもここに居たい心地。
この日は一年でも数日あるかという最高の晴天。
終日、富士山が見えていました。
再び激しいアップダウンを経て餓鬼岳小屋へ戻ります。
餓鬼岳小屋は小さいながら昔ながらの山小屋の趣を残す北アルプスでも数少ない小屋。
本日の宿泊者は我々の他は2名のみ。
食事は手作り感まんてんで、おいしくいただけました。
炊き込みご飯や肉じゃがが特においしかった。
グレープフルーツが一人につき半分も出たのには驚きました。
最終日は下り坂の空模様。
白沢登山口への下りはザレていて急峻。
厳しい試練が待ち受けていました…。
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