●今日は冬至ですね。
冬至の日は、太陽の昇る高さが一年でもっとも低くなるので、日没が早くなります。
冬至は、一年でもっとも太陽の力が弱まる日。
ですが、以後は再び太陽の力が強くなる事から「一陽来復」と言って、この日を境に運が上向くと云われています。
太陽の誕生日とも云われている日です。
「一陽来復」(いちようらいふく)とは、『易経』から来た言葉で
“悪いことが続いたあと、物事が良い方へ向かう”という意味です。
今年の運勢がいまひとつだった方も、ここから気持ちよくスタートしてみてはいかがでしょう^^
一年で最も昼が短く、陰のパワーがピークを迎える時季です。
同時に、この日を境に少しずつ陽(ひ)が長くなることから、「甦りの日」とも言われ、新しいエネルギーを取り入れる大切な節目とされています。
今夜は南瓜(かぼちゃ)料理と柚子湯で一日を終えましょうね。
何故かというと、今日は「太陽の誕生日」だからです^^
南瓜や柚子は、昔、太陽になぞらえられていたので、それが習慣になっているようです。
更に運がよくなるように、と「ん」がつく物を食べていたのです。
これを「運盛り」と言うのですが、特に運盛りに食べられていたものは、「れんこん、だいこん、にんじん、ぎんなん、きんかん、かんてん、うんどん(うどん)」です。
これらは「ん」が2つ入る物として好んで食べられてきました。
では、かぼちゃは?
漢字で書くと南瓜、かな読みは「なんきん」。2文字「ん」が入っていますね^^
そのまま、南の瓜と書くし、ベータカロチン(ビタミンA)たっぷりなので、夏野菜な南瓜。
これが冬至に食べられるのは、まさに「不足」を足す為です。「無い」を「ある」にする!
ふっふっふ。ここでも宇宙の法則、見っけ^^
理に適っていますね。
さあ!そして「柚子」!!
香りの強い柚子を入れる事によって、邪気を払うといった意味もあるようです。
また、融通が効く湯治=柚子が効く冬至またという語呂合わせもあったようですよ^^
もしゆず精油をもっていらしたら、ぜひ、お塩(沖縄のお塩がおすすめ)に、ゆず精油をキャリアオイル5ml程で稀釈、そのブレンドオイルを2、3滴垂らして即効バスソルト作ってみて下さい^^
お砂糖にするとお肌保湿にもなります。即効バスシュガーですね。
(ユズ精油はお顔にはお薦めできません。何故なら柑橘系は沁みやすいからです)^^
そのままお風呂に直接精油を垂らすと原液が肌に付くので、お肌の弱い方、赤ちゃん、お子様には、お気をつけ下さい。
同じゆず精油でも、上記の画像の様な透明の精油もあります。これは水蒸気蒸留法で精油を抽出しているからです。
濃い色の方は、圧搾法といって、みかんや柑橘系の皮を剥いた時に、ベタッとオイルみたいなのが手に付くでしょう?それが実は精油の素なんです。
直接圧搾するので、圧搾法でとった方が、より濃く色が出るし、かなり香りが芳しいです。
精油の世界でもメリット、デメリットがあるんですね。
色の濃い圧搾法は、香り高く、精油成分も濃厚です。が、酸化劣化もその分早いです。
透明に近い色の水蒸気蒸留法は、酸化劣化も遅く、通常、半年の圧搾法精油使用期限が一年の使用期限となり、倍もちます。が、香りは圧搾法ほど濃厚ではありません。
産地も色々あれど、たくさんのゆず精油を使ってきましたが、やはり高知産のゆず精油をお薦めしますよ^^
今日の冬至、世界中いや、宇宙中がハッピーになります様に^^
師匠も今日の冬至の過ごし方について書かれてあります。