おはようございます、歯科専門 接遇講師の久保 佳世子です。
まだ雪が残っていますが、滑らないよう気を付けましょう。
私は性格がせっかちなのと、日々忙しくしている事もあって、買い物の時間は極力掛けたく無いと思っています。
なので尋ねた事にも早く答えて欲しいという要望が強いです。
例えば、洋服の裾上げの修理に関して1時間以内に仕上げて欲しいと要望を言ったとします。
「通常は2時間でお受けしてますが、1時間で可能かすぐにお調べします」
とサクッと答えてくれると実に嬉しいです。
それでダメでも良いのです。
ところが「通常は2時間お時間を頂いていますんで~」と言われるとまずは調べてよ!と言いたくなります。
あと急いでいる空気をプンプンに匂わせているにも関わらず、マイペースな人も居ます。
接客業の時は、時間に余裕があるのか急いでいるのかなど、お客さまの態度や動きをつぶさにチェックしました。
時計を見るなど、キョロキョロして落ち着きが無いなどの様子があれば「お急ぎでいらっしゃいますか」と尋ねます。
YESの場合は「急いで入金して参ります」などと伝え、動きもスピーディーにします。
百貨店時代に、待つことが大嫌いな〇クザの方と北新地のホステスさんが来店した時の事を書きます。
〇クザの方は有名な組の方で、リピーターだったのですが、前回の接客から待つのが大嫌いというのを承知しておりました。
約数十万のお買い上げでしたが、スタッフ三人かかりで接客をしました。
入金する人、修理伝票を書く人、送り状を準備する人と手分けしました。
山ほどの商品券でのお買い上げなので、枚数確認に時間を要しました。
また北新地のホステスの方は、明らかに出勤前にお買い物に来たという雰囲気でした。
恐らくこれから同伴でもするのでしょう。
ネクタイのプレゼントを手際よくお包みし、早急に入金を済ませました。
時間を掛ける=丁寧
と勘違いしている人も多いです。
要はお客さまの欲している事を掴むのが大事なのです。