昨日、久しぶりに映画を観てきた歯科専門 接遇講師の久保 佳世子です。
阿部 サダヲさんが好きなので観てきました。
笑えましたが、私としてはストーリーが少し幼稚というかコメディタッチの度が過ぎるように感じました。
ところで、お辞儀の角度ってご存知ですか?
15度・30度・45度が基本です。
映画の中では60度90度が出てきました。
百貨店に入社した時に、徹底してこのお辞儀の仕方を叩き込まれました。
今でも体に染みついています。
では歯科医院でもお辞儀が必要か?
答えはYESです。
しかし医療従事者であって販売員ではありませんし、実際の診療現場で優雅にお辞儀をする時間は殆どありません。
私が考える歯科医院に最も必要なお辞儀とは、15度と45度です。
15度は会釈です。
お辞儀をして目が合う角度です。
朝、患者に挨拶をする時、患者さんをユニットにご案内する時、治療が終わり「お大事になさって下さい」と言う時に使います。
45度は、主に謝罪する時に使います。
例えば、患者さんを長時間待たせてしまいかなりご立腹の時、治療中に患者さんのお洋服を汚してしまい気分を害されている時など、主にクレーム応対時に使います。
現場を理解されていない講師はこのお辞儀の練習を長時間かけてスタッフ教育をしてしまう傾向があるようです。
実際そんな事出来ない!なんて声を聞きました。
お辞儀の形は大事ですが、心が伴っていれば角度は自ずとついてくるのです。
現場に即した歯科医院のスタッフ向けの接遇セミナーを11月に開催致します。
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